お墓の値段はどのくらい?今だから考えたい「お墓のこと」

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一風変わったデザインのお墓

ゴールデンウィーク最終日の今日。実家から帰る途中、この記事を読んでいる人も多いのではないでしょうか。

次に多くの人が帰省するとしたら、お盆ですよね。帰り際に両親から「お盆は帰ってくるの?」と、筆者はいつも尋ねられます。

お盆期間の帰省では、久しぶりにお墓参りに行く人もいるでしょう。お墓の掃除をしたり、仏壇にお供えをしたり、いつも以上に先祖の存在を感じる期間になります。

お墓については、「親も自分も元気だから、心配するのはまだまだ先・・・」と思っていても、突然何が起こるかわからないのが人生です。

実は、軽自動車1台買うよりも高くなるケースがあるお墓。

「お墓を買う」ということは、人生に一度あるかないかの経験です。だからこそ、慎重すぎて無駄になることはありません。

この記事では「お墓」に関するこのような不安を解消!

  • お墓の値段って、どうやって決まっているのかが分からない
  • 高額商品のお墓と聞くが、どれくらいのお金を準備しなければならないのだろうか
  • ひどい石材店に出会ってしまって、ぼったくられないかが心配

この記事では、お墓の費用がどのくらいかかり、金額がどのように決まるかを紹介します。

ちなみに、お墓を建てるのにかかる費用の全国平均は約200万円だと言われています。でも、その中身は一体どのような内訳になっているのでしょうか。また、何によって金額は変わるのでしょうか。こうしたお墓の値段のギモンに、徹底的にお答えします!

正確な情報をお届けすることで、将来的に素晴らしいお墓つくりのお手伝いができれば幸いです。

お墓の値段、全国平均は約200万円!

計算機と壱万円札

全優石(社団法人全国優良石材店の会)が行った「2016年版 お墓購入者アンケート調査」では、墓地の永代使用料を除いた墓石代のみの購入金額の全国平均が170.4万円という結果が出ています。
(引用元URL: http://www.info-ginza.com/zenyuseki/2017/07user/user.pdf

よって、墓地の使用料も加味すると、お墓を購入するにはおおよそ200万円くらいは計算しておいた方がいいです。

しかしこの金額というのも、「どの墓地がどのようなところでどれくらいの面積か。」「墓石がどのようなデザインで、どの種類の石材なのか。」によって、金額は大きく変動します。


こうした細かい内容をこれからひとつひとつ紐解いてみましょう。

お墓を建てるには「墓地」と「墓石」の費用がいる

区画がわかるお墓

お墓の費用がどれくらい必要なのか、とっても気になりますよね。ひとことに「お墓を建てる」と言っても、ただ石材店に出向いて墓石を購入すれば終わり、という単純なものではありません。

墓地の費用

墓地は主に4つにわかれており、「公営墓地」「民営墓地」「寺院墓地」「共同墓地」があります。
よって、まずはこれらを巡って自分の気に入った墓地を取得しなければなりません。墓地の支払先は、当然これらの管理先になります。

墓地の管理者について

  • 公営墓地・・・自治体
  • 民営墓地・・・管理業者
  • 寺院墓地・・・お寺
  • 共同墓地・・・その地域の管理組合や自治会

費用の傾向や管理体制もそれぞれ異なるので、またのちほど詳しく紹介します。

墓石の費用

お墓の核となる墓石は、石材店に依頼することになります。墓石の費用は、単に石材だけの費用ではなく、それらの加工賃、そして現場での工賃なども含まれるので、見積もりをしてみて、内訳から金額を算出する形になります。
主な内訳としては以下のようになります。

  • 石碑の費用(石材費、加工費含む)
  • 外柵の費用(石材費、加工費含む)
  • その他付属品の費用(霊標、門柱、塔婆立てなど)
  • 工事の費用(現場での基礎工事〜石材据付工事)

こちらも、のちほど詳しく紹介しますので確認してください。

墓地の費用とは永代使用料のこと

一般的に墓地の費用として考えられるのは、永代使用料のことです。

「永代使用料」…墓地を買うのではなく、使用権を買う

墓地の費用は「永代使用料」と呼ばれます。よく勘違いされがちなのですが、利用者は「墓地」を買うのではなく、「墓地の永代使用権」を買うのです。ですから墓地を取得したとしても、登記の必要もなければ、固定資産税を支払う必要もありません。そのかわり、万が一墓地が不要となった場合に、誰かに貸したり、転売したりなどはできません。管理者に返還しなければならないのです。

4つの墓地…それぞれの特色

では、さきほど挙げた4つの墓地のそれぞれの特色を見てみましょう。

公営墓地

地方自治体が管理運営する墓地です。宗旨を問わず、石材店の指定もありません。また、共益部分の管理も安心ができるでしょう。費用は比較的安価ではありますが、高騰しているところもあります。都心部、あるいは市街地の中心部であればあるほど高くなるでしょう。

公営墓地について詳しく知りたい人は、「自治体が運営する公営墓地についてわかる!費用や募集について解説」の記事をご覧ください。

民営墓地

民営墓地は、開発業者や石材店などが管理運営する墓地です。原則的に営利目的の民間企業は墓地の運営ができないために、どこかのお寺などの宗教法人と組んで墓地運営をしているところがほとんどです。宗旨宗派は問わないのですが、石材店の指定があることが多いので、その場合、相見積もりをとることができません。
費用は地価に比例していると言えるでしょう。市街地ほど高く、郊外ほど安い。また、墓地と墓石のセット販売をしていることもあります。

寺院墓地

寺院墓地は、檀家向けの墓地と、一般に売り出す墓地とがあります。墓地の費用はさまざまで、寺院の意向が反映されます。また、一般向けの墓地も、宗旨を問わないケースと、そのお寺の檀信徒になることを義務づけられるケースとがあり、その場合は年間行事などお寺との関わりが増えることになります。また、寺院によっては石材店が指定の所もあります。

共同墓地

共同墓地とは、その地域の住民や、自治会で管理されている墓地のことです。住民向けの墓地であるために、費用は安価であることが多いようです。自宅からも近く、お参りしやすい反面、運営が地域の自治体なので、管理がきちんとできているところとできていないところの差が激しい傾向にあります。

墓地の永代使用権利について知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。

墓石の費用は石の量と種類で決まる!?

積み上げられたさまざまな石

墓石の値段は、石の量と種類で変わります。この章では、墓石の値段を決める要素について解説します。

墓石の値段は石材の「使用量」と「種類」で大きく変わる

墓石の費用は、石材の「使用量」と「種類」で決まります。使用量が多ければ金額も上がります。また、石材も300種類を超えるものが流通しており、海外産から国内産まで単価もさまざまです。この組み合わせで、金額は大きく増減します。

墓石の費用は4つに大別できる。

先ほど述べたように、墓石の費用は次の4つに分けることができます。

石碑の費用

石碑とは、礼拝の対象となるお墓のことです。どのようなデザインにするかで、石材の使用量が変わります。また選ぶ種類によって、単価も異なります。

外柵の費用

外柵とは、墓地を囲む石材のことです。石塔の下の盛り土を囲み、隣の墓地との境界の役割を果たします。外柵では延石(長尺ものの石)を使用することになります。墓地の幅や奥行きなどによって用意する延石の寸法も変わり、金額も増減します。

その他付属品の費用

ご先祖様の名前を刻むための「霊標」、墓地全面に据え付けする「門柱」や「灯籠」、塔婆を立てるための「塔婆立て」など、付属品を注文することで別途費用がかかります。

工事の費用

事費用とは、現場での工事費です。石材を据え付けする工事だけではなく、地盤の基礎工事、カロートの設置工事なども含まれます。墓地の面積や状況によって、金額が変動します。

墓石にかかる費用について詳しく知りたい人は、下記記事も参考にしてください。

国産石材と海外石材

噴火口の転がる石

石の種類は300を超えますが、海外産と国内産では、総体的に国内の方が費用は高めです。運搬費を踏まえても海外産の方が安いのは、単純に人件費の違い、供給量の違いなどによります。

また、海外とひとことに言っても、石材は、中国、韓国、インドなどを筆頭に、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、南米などと世界各地で産出されますが、流通しているもののほとんどが中国産出の石材です。

なお、世界中で産出された石材も、いったん中国の工場に集められ、そこで加工するケースがほとんどです。そして現在は、中国の経済発展に伴い海外産の石材全体が高騰している状況にあります。

墓石の種類について、より詳しく知りたい人は「墓石の種類は300種類以上!定番やおすすめの墓石をピックアップ紹介」の記事を参考にしてください。

まとめ

家族とお墓のイラスト

お墓の費用相場や内訳が少しでもお分かりいただけましたでしょうか?

ちなみに、「全優石」のアンケート調査では、平均金額約200万円の根拠として、どの石種でどれくらいの墓地の面積だったのかが明記されていません。しかし、おそらく海外産石材を使用した場合の金額だと思われます。

国産の石材を使用した墓石ですと、もう少し金額は高くなるでしょう。

お墓は、一度建てたら代々引き継がれていきます。長持ちするものを納得する金額で買いたいですよね。

お金を貯めるのはもちろんですが、比較検討を十分に行うために、今から少しずつ情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ

  • お墓の平均金額は約200万円(墓石+墓地)
  • お墓を建てるには「墓地」と「墓石」を買わなければならない
  • 墓地には、公営墓地、民営墓地、寺院墓地、共同墓地の4種類ある
  • 「墓地」を買うのではなく、「永代の使用権」を買う
  • 墓石の費用は、石碑の石材、外柵の石材、付属品、工事費に分けられる
  • 国内産出の石材よりも海外産出の石材の方が安い

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