【お墓 値段】アイキャッチ

記事監修
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子


この記事では「お墓の値段」に関する、以下のような疑問にお答えします

  • お墓って高い印象、一体いくら?
  • お墓の値段は不透明、内訳までわかりやすく知りたい
  • お墓の値段、ぼったくられないか心配
  • 高額なお墓は慎重に決めたい

お墓は決して安いものではありません。誰しもが後悔なく、納得してお墓を選びたい、と思いますよね。

 ライフドットが行った「2018年 お墓購入に関する実態調査」によると、お墓にかけた費用は以下のような割合になっています。

アンケート結果

見ていただくと、150万円未満割合が多く、約50%を占めています。また250万円以上の割合は少なく、約15%ほどです。

お墓の値段は、エリアや墓地の広さ、墓石の大きさなど、さまざまな要因で変化します。しかしだからといって、相場がわからない不透明な状態でお墓を決めることは絶対に避けたいことでしょう。

この記事では、

  • お墓の値段の4つの内訳と相場
  • 【予算別】お墓のモデルケース
  • お墓の値段を安く抑える方法

などについて紹介しています。 記事を読んでいただけると、お墓の値段の不透明な部分がクリアになることでしょう。

お墓のお金を理解して、納得した状態でお墓選びをしてください。

ライフドット推奨
後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • お墓を建てるのにかかる費用・相場が知りたい
  • 自分の希望するお墓を建てられるかどうか知りたい
  • お墓を建てるまでの流れを知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

当サイトには全国8,700件以上の霊園・墓地情報が掲載されています。
費用やアクセス、口コミの紹介もしていますので、お墓をお探しの方はぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

お墓の値段、調査によると150万円~200万円前後

ライフドットが行った「2018年 お墓購入に関する実態調査」によると、お墓購入にかけた値段は以下のとおりです。

アンケート結果

「100万円未満」が25.0%で一番多く「250万円以上」は17.8%と少ないことがわかります。

しかし、本アンケートでは「一般墓」だけでなく、「納骨堂」や「樹木葬」といった墓石を使わない新しいタイプ購入者も含まれています。よって、墓石のお墓を購入する方は、円グラフのオレンジのボリュームゾーン(100万円~200万円)が相場であると考えていただきたいです。

また別の「全優石(社団法人全国優良石材店の会)」が行った調査によると、墓地代を除いた墓石代の全国平均が170.4万円という結果が出ています。

参考:「2016年版 お墓購入者アンケート調査」

2つの結果を踏まえると、お墓を購入するにはおおよそ200万円ほどの予算が必要と想定しておきましょう。

では次の章では、お墓の値段の内訳とその相場を紹介していきます。

お墓の値段4つの内訳と相場

お金のことを考える老人

お墓の値段は、初期費用として3項目、維持費用として1項目存在します。

内訳と相場は以下の表の通りです。

費用 内訳 値段の相場
初期費用 ①墓地代 35万~130万円
②墓石代 60万円~200万円
③墓石以外の付属品 基本的にオプションなので別途必要
維持費用 ④年間管理費 年間5000~1万5000円
初期費用とは、お墓を購入するその時に必要となる費用です。また維持費用とは、お墓を維持・管理するために毎年支払わなければいけない費用です。
4つの内訳項目について、詳しく紹介します。

【①墓地代】相場は35万円~130万円

墓石が建っていない区画

墓地代とは、お墓を建てる土地にかかる費用のことです。

墓地にかかる値段は35万~130万円が相場といわれますが、地域によって異なります。

地域別の墓地代の相場は以下の通りです。

 地域 墓地代の相場
北海道・東北 35.3万円
関東 68.7万円
東海 40.6万円
北陸・甲信越 36.1万円
関西 74.2万円
中国・四国 45.9万円
九州・沖縄 47.8万円

関西・関東エリアの墓地代が70万円ほどと、高い傾向にありますね。墓地代は地価に比例して決まります。そのため、都心部では高く、地方では値段が抑えられる傾向にあるのです。

また、各主要都市の墓地代の相場は以下の通りです。

 主要都市 墓地代の相場
東京都 134万円
大阪府 92万円
神奈川県 102万円
愛知県 55万円
福岡県 56万円

東京都は全都道府県の中でも一番高くなっています。想定はつくかと思いますが、墓地代は地域によってかなり差があります。

参照:ライフドットに掲載のある計2681件の霊園

「墓地代」=「永代使用料」と呼ばれる

墓地の費用は「永代使用料」と呼ばれます。永代にわたってその土地を使用できるという意味で「永代使用料」なのです。そこでよく勘違いされがちなのが、この「永代使用料」とは、利用者が「墓地」を買うのではなく、「墓地の永代使用権」を買うということです。よって、万が一墓地が不要となった場合に、誰かに貸したり、転売したりなどはできません。管理者に返還しなければならないのです。

次に、墓石代について紹介します。

【②墓石代】相場は60万円~200万円

心と刻まれている墓石

墓石代とは、その名の通りお墓の石に必要なお金になります。

費用は60万円~200万円ほどでしょう。墓石代は更に以下の項目に分けられます。

 墓石代の項目 値段の相場
墓石の本体の値段 50万円~200万円
墓石に文字を彫刻する値段 墓石本体費用に含まれることが多い
墓石の工事に必要な値段 墓石本体費用に含まれることが多い

項目別にご紹介します。

墓石本体の値段

以下は全て、産地・種類別の和型墓石の相場です。しかしあくまでも例です。石材店によっては実際の金額とは異なることがあります。

墓石の大きさ 石材の産地/種類 値段の相場
1.5㎡に建てるお墓 中国産/G623 50万円
中国産/新天光石 90万円
国産/浮金石 150万円
3㎡に建てるお墓 中国産/G623 70万円
中国産/新天光石 120万円
国産/浮金石 210万円

上記の表を見てもわかる通り、石材の種類によって値段の相場は大きく上下します。一般的には、墓石が外国産から国産になると墓石代が3~4割増しになると言われています。

墓石に文字を彫刻する値段

墓石に文字を彫刻する料金は、基本的なものはプランに含まれていることが多いです。

※正面・裏面文字・家紋・戒名1名分など。しかし石材店によって基本プランに含まれているものは異なります。

プラスで以下のようなことをすると、追加料金が発生します

  • 戒名彫刻人数を追加
  • 柄・模様を入れる
  • 書体をオリジナルやデザイン性あるものに変更する
  • 立体彫刻をする

例えば、戒名彫刻を1名追加すると、彫刻料は3万円~4万円ほどかかるでしょう。

墓石の工事に必要な値段

墓石を建てる基礎工事の値段は、基本的には墓石代に含まれていることが多いです。追加料金が発生することはまずないでしょう。

しかし、場合によっては工事費が別のケースもありうるので、事前の確認は必須です。

また、あまりにも立地が悪いところにお墓を建てる時は、追加料金が必要になることもあります。

では次に、墓石以外の付属品にかかる費用についてご紹介します。

【③墓石以外の付属品】は別途費用が必要になる

墓石以外の付属品は、和型墓石や洋型墓石によって・地域や宗教や宗派によって異なります。一般的には、付属品を注文すると別途費用がかかります

付属品とは、具体的には以下のようなものが該当します。

一般的に墓誌に彫る内容は4つ

墓誌(墓標)

4万円~25万円

卒塔婆立てのイラスト

卒塔婆立て

1万円~10万円

墓石の灯篭

灯篭

4万円~20万円

供花が備えられている地蔵

お地蔵様

5万円~15万円

物置代

物置代

3万円~6万円


これがが付属品に該当します。

墓石の付属品について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

では次に、年間管理費について見ていきましょう。

【④年間管理費】相場は毎年5000円~1万5000円

親子3人で霊園を歩いている様子

墓所を利用するには、管理料というものが必要になってきます。墓所において、管理費用やメンテナンス費用という意味合いのものです。定期的に管理者に支払うもので、一般的には一年に一度支払います

管理費は、例えば寺院や霊園の共有スペースの清掃や共有設備の改修などに使用されます。

誤解しがちな点は、管理費を支払っていても自分の墓地の敷地内や墓石などは自分で管理をするということです。

管理費の平均相場は、寺院墓地が年間1万円前後、民営墓地が5,000円~1万5,000円程度、公営墓地は4,000円~1万円程度が目安といえます。

また管理費は区画面積によって変わるところもあります。

むさしの聖地 永久の郷(埼玉県さいたま市)の例

区画の広さ 年間管理費
一般墓所 1.00㎡(1.0×1.0m) 6,000円(税込) 
一般墓所 1.50㎡(1.2×1.25m) 9,000円(税込)
一般墓所 1.80㎡(1.2×1.5m) 10,800円(税込) 
一般墓所 2.25㎡(1.5×1.5m) 13,800円(税込) 
一般墓所 3.00㎡(1.5×2.0m) 15,000円(税込) 

お墓の管理費については、以下の記事で詳しく紹介しています。

以上、お墓の値段について、費用とその内訳をご説明しました。


ライフドット担当者

お墓の値段は不透明な部分が多く、購入するのに不安を感じてしまうかもしれません。今ご紹介したお墓の値段・内訳・相場をしっかりと把握して、納得したお墓選びをして頂きたいです。不安がある方は、「ライフドットお墓の相談窓口」にお気軽にご相談ください。

次の章では、実際のお墓のモデルケースを予算別に紹介します。

【予算別】お墓のモデルケース3つ

予算別に3つのモデルケースを紹介します。それぞれのお墓のイメージ図がどれほどの値段か、参考にしてみてください。

イメージ画像 お墓の値段 特徴

カラフルな洋型墓石が並ぶ霊園

合計金額:89.6万円
墓地代 30万円
墓石代 59.6万
地域:神奈川県
区画面積:1.5
石種類:新天光石(外国産)
墓石タイプ:洋型墓石

墓石イメージ

合計金額:164万円
墓地代:45万円
墓石代:119万
地域:大阪府
区画面積:85×95
石種類:白御影
墓石タイプ:和型墓石

大きな墓石

合計金額:279万円
墓地代:96.7万円
墓石代:182万円
地域:東京都(23区外)
区画面積:3
石種類:浮金石(国産)
墓石タイプ:和型墓石

より詳しく、自分の地域の霊園とお墓の値段について知りたい方は、以下から探してみてはいかがでしょうか。

自分の地域の霊園・お墓の値段を検索

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墓地代(永代使用料)・年間管理料は、霊園ごとに詳しく紹介しています。費用に加えて、実際のその霊園にお墓を持っている方の口コミや、石材店の思いも紹介もしています。
お墓をお探しの方は、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

次の章では、墓石の値段を判断する時の注意点についてご紹介します。

墓石は安ければいい!という訳ではないのです・・・

墓石の値段を判断する時の注意点

人差し指を立てて注意しましょうと言っている女性

墓石の値段を判断する時は、石材店の言いなりで墓地を購入しないようにしましょう。

筆者はこれまで実際お墓を購入した人の声を数々聞いてきました。その中で最も多い意見が、「石材店の言いなりでお墓を決めてしまった・・・納得できない・・・」というものです。

これからお墓を購入する方には、ぜひ納得して決めていただきたいものです。では、石材店の言いなりにならないためにはどうすればいいのでしょうか?その策として以下の2点を上げます。

  1. 複数の霊園に見学に行く
  2. 中立な立場の人から意見を仰ぐ

それでは詳しくお話します。

策①:複数の霊園に見学に行く

まず、石材店の言いなりにならないためには複数の霊園の見学に行くことをおすすめします。

なぜならば、各霊園には「提携石材店」というものが存在し、一つの霊園だけでは複数石材店の比較ができないからです。

石材店の比較ができないことはすなわち、一つの石材店の言いなりになって墓石を決めることになります。

必ず2つ以上の霊園を見学し、石材店の比較をしましょう。複数の石材店を見ることで、各段に納得感が上がるでしょう。

しかし例外として、霊園でも地方自治体が運営する公営霊園は、指定石材店は存在しません。自由に墓石を決めたいならば、公営霊園を選択することも一つの手でしょう。 

策②:中立な立場の人から意見を仰ぐ

もう一つの策として、中立な立場の人から意見を仰ぐというのも有効です。

霊園に見学に行くと、どうしても石材店の営業を受けているという印象を持つ方が多いです。営業されていると思うと、信頼が薄れてしまうこともあるでしょう。

そこで、中立な立場の人に相談してみるとよいでしょう。

当サイトを運営している「ライフドット」では、お墓に精通したスタッフがお墓の相談を承っています。

「石材店にこの値段を提示されたけど、これって高い?妥当?」

「大体予算150万円のお墓を建てたいけど、どんな大きさ・質になる?」

「安い墓石がいいけど、安すぎるのはちょっと不安、相談したい」

このようなお悩みがある方は、「ライフドットお墓の相談窓口」にお気軽にご相談ください。

【Q&A】石材店ってお墓の値段を明記していないことが多いけど、なんでですか?

理由は大きく2点あります。

1点目は、基本的に見積もり対応であるため、値段を明記してもその通りにならないことが多いからです。お墓は一生モノなのでサンプル通りにそのまま買う方は多くありません。お客様の墓地サイズ、石材、加工、オプションパーツ、彫刻の仕様、どれか一つでも変われば販売価格が変わります。

2点目は、石材店同士で値引き合戦になりたくないからです。特に公営霊園では、お客様は石材店を自由に選ぶことができます。値段をオープンにすると、他の石材店と比較して費用を安く・安くという動きになってしまうのです。 

以上、墓石の値段を判断する時の注意点についてお話しました。これからお墓を購入する皆さまは、ぜひ納得して墓石をえらんでください。

次の章では、墓石の値段を抑えるポイントについてご紹介します。

お墓の値段を抑える6つのポイント

費用

お墓の値段を抑えるには、大まかに「墓地代を抑える」又は「墓石代を抑える」ということになります。

6つのポイントは以下の通りです。

  1. 区画の広さをおさえる
  2. 立地を都心ではなく郊外にする
  3. 管理主体が公営を選ぶ
  4. 墓石の大きさを抑える
  5. 墓石の種類にこだわらない
  6. 墓石の形やデザインにこだわらない

それぞれ紹介します。

墓地代を抑えるポイント3つ

墓地の費用全体像

墓地代を抑えるポイントは以下の3つです。 

  1. 区画の広さをおさえる
  2. 立地を都心ではなく郊外にする
  3. 管理主体が公営を選ぶ

詳しく見ていきましょう。

ポイント1:区画の広さをおさえる

墓地代は、区画の広さに比例します。価格を抑えたい、という方はなるべく面積の小さい区画を選ぶとよいでしょう。

むさしの聖地 永久の郷(埼玉県さいたま市)の例

区画の広さ 墓地代(永代使用料)
一般墓所 1.00㎡(1.0×1.0m) 38万円~
一般墓所 1.50㎡(1.2×1.25m) 57万円~
一般墓所 1.80㎡(1.2×1.5m) 68.4万円~
一般墓所 2.25㎡(1.5×1.5m) 85.5万円~
一般墓所 3.00㎡(1.5×2.0m) 114万円~

上記の表をみてもわかるとおり、区画の広さが広くなればなるほど墓地代は高くなりますね。

ポイント2:立地を都心ではなく郊外にする

二つ目のポイントは、立地を都心ではく郊外にするということです。墓地代は、地価に比例します。

実際関東エリアだけでも、都道府県別で墓地の価格相場には以下のような差があります。

都道府県 墓地代(永代使用料)
東京都 134.2万円
神奈川県 101.7万円
千葉県 68.6万円
埼玉県 61.9万円
群馬県 37.1万円
栃木県 31.9万円

基本的には、都心部で地価が高いところは墓地代も高い傾向にあります。

しかし例外として、地方でもお墓を建てるのが大変な土地、丘の上の霊園などは、たとえ都心でなくても墓地代が高くなることもあります。

  • 土地や区画が整備されており、墓石が運びやすい霊園
  • 森の中で道が整備されておらず、墓石を運ぶのが一苦労な霊園

上記2つを比較すると、2つ目の方が値段が高くなることは想像しやすいですよね。

よって一概に、都心だから高い、地方だから安い、という訳ではありませんが、基本的には地価に比例した墓地代になると言えるでしょう。

ポイント3:管理主体が“公営”を選ぶ

3つ目は、“公営霊園“を選ぶことです。

墓地の管理主体は大きく3つ、

  • 公営霊園
  • 民営霊園
  • 寺院墓地

とあります。その中で比較的安いのが、公営霊園です。

公営霊園は地方自治体が管理・運営しているため、費用も高くなく、安心してお墓を建てることができます。

また、費用を抑えたい方は「寺院墓地」を選ぶのは控えましょう。“墓地“の話ではないですが、寺院墓地だとそのお寺の「檀家」になり、毎年お寺にお金を支払うケースがあります。

これまで「墓地代」を抑える3つのポイントについてご紹介しました。次は「墓石代」を抑えるポイントについてです。

墓石代を抑えるポイント3つ

和型墓石のお墓

墓石代を抑えるポイントは以下の3つです。

  1. 墓石の大きさを抑える
  2. 墓石の種類にこだわらない
  3. 墓石の形やデザインにこだわらない

ポイント1:墓石の大きさを抑える

墓石の使用量が多ければ多いほど、値段が高くなることは想像つくのではないでしょうか。

ただここで注意したいのは、墓石の価格は、加工前の石材の大きさで価格が決まることです。

そのため、ユニークな円形のお墓を建てたいと思った場合、加工後の石材量は多くなくても加工前の石材量が多ければ、その分値段は高くなるでしょう。

ポイント2:墓石の種類にこだわらない

墓石の費用を安く抑えたい場合、国産の墓石ではなく外国産の墓石を選びましょう。

例えば以下のような石種は、値段を安く抑えられます。

  • 北大青:中国産
  • G623:中国産
  • AG-98:中国産

詳しくは、「墓石の種類は300種類以上!定番墓石やおすすめ石材をピックアップ」の記事をご覧ください。

石の種類は300を超え、国内産・外国産、天然石などによって、値段に大きな幅があります。

日本国内で採石される天然の御影石は希少価値も高く、品質も最高級品となるため、高額になります。

運搬費を踏まえても海外産の方が安いのは、単純に人件費の違い、供給量の違いなどによるものです。

また「墓石の選び方」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ポイント3:墓石の形やデザインにこだわらない 

墓石の費用を安く抑えたい方はなるべくシンプルなデザインの墓石を選びましょう。

墓石を加工するのにももちろん費用がかかります。

石碑の主なデザインは、和型墓石洋型墓石、最近注目されているデザイン墓石などがあります。

最近は石だけでなく、好みに応じてガラス素材のものや、鉄や銅などの鉱物を使われることもあります。

デザイン墓石の場合は、注文に応じて制作することになりますので、通常に比べると値段は高くなります。

また墓石に彫る文字彫刻についても、パターン化されたもの以外のものを注文すると、値段は上がります。

デザイン墓石とその価格について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

以上、お墓の値段を抑えるポイント6点を紹介しました。


ライフドット担当者

「どうしたらお墓の値段を抑えられるか」という知識を知っているだけで、お墓選びはグンとしやすくなるのではないでしょうか。次の章では、お墓にお金をかけたくない・・・という方に向けて、墓石を建てない選択肢をご紹介します。候補を広げるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

お墓にお金をかけたくない人におススメの供養法

お墓にお金をかけたくない人におススメの供養法は、以下の3つです。

仏壇式の納骨堂

納骨堂
(相場:50万~150万円)

納骨堂とは、骨壺や遺骨の一部を専用スペース内に安置する供養方法のこと。

樹木葬の霊園内

樹木葬
(相場:20万~100万円)

樹木葬とは、樹木や花などの植物を目印とし、遺骨をその下に埋葬する供養方法のこと。

慰霊塔に合祀をする合祀墓

合葬墓
(相場:10万円前後)

合葬墓とは、初めから供養塔などへ納骨し、他の遺骨と一緒に供養すること。

それぞれのお墓の特徴と、費用相場を見ていきましょう。

屋内に遺骨を収蔵する納骨堂

ロッカー式の納骨堂

納骨堂は、実際に墓石を建てずに屋内の施設に設けられたロッカーや棚などに骨壺を設置します。

納骨堂の相場はタイプによって異なり、以下の表が目安といえるでしょう。

納骨堂のタイプ 費用の相場
ロッカー型 約20万円
仏壇型 約30万円
自動搬送型 約50~100万円
位牌型 約5~10万円 

墓石を建てない分費用は安く抑えられます。

しかし一方で近年納骨堂は人々のニーズに合わせて、豊富な種類が誕生し、グレードもかなり上がってきています。高級なタイプの施設では100万円を超えるようなタイプのものもあります。

納骨堂の値段が上下する要因6点

納骨堂の値段が変化する要因は、主に以下の6点でしょう。

  • 納骨堂の【タイプ】
  • 遺骨を収蔵できる【数】
  • 遺骨を個別で収蔵する【期間】
  • 納骨堂の【立地】
  • 納骨堂の【設備】
  • 納骨堂の【経営母体】

これらについてより詳しく知りたい方は、納骨堂の費用に関する以下の記事をご覧ください。

希望エリアの納骨堂が見つかる!

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まずは希望の都道府県を選んでどんな納骨堂があるかチェックしてみましょう。

納骨堂を探す

樹木を目印とする樹木葬

樹木葬

樹木葬は、墓石を建てる代わりに樹木を植えて墓標とします。

樹木葬の費用の相場は、50万円程度からとなっています。墓石代は必要ありませんので、随分と安く抑えることができます。

しかし樹木葬だとしても、墓石を使用する場合があります。墓石を使用する場合は100万円~200万円前後は必要となると思っておきましょう。

また樹木葬も、アクセスの良し悪しや、施設の新しさによって価格が異なります。最近では花がたくさん植えられているガーデニング墓なるものも登場し、人気も高く費用も高い傾向にあります。樹木葬は個性豊かなものも多いので、色々と探してみることをおすすめします。

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まずは希望の都道府県を選んでどんな樹木葬があるかチェックしてみましょう。

樹木葬を探す

他の人と一緒に眠る合葬墓

合葬墓・合祀墓

合同墓・共同墓というのは、遺骨を他の人のもと一緒に埋葬する方法のことをいいます。寺院などで永代的に供養をしてくれることから永代供養墓とも言われています。

合同墓・共同墓の場合は、墓石や納骨堂のような個別のスペースも必要ありません。よって埋葬の方法としてはかなり安く抑えることができます。

金額の相場は地域や宗教や寺院や霊園などによってさまざまですが、基本的には10万円程度からの取り扱いが一般的となっています。

また管理料など不要なところが多いですが、必要な場合もありますので、事前に確認は必要です。

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まずは希望の都道府県を選んでどんな永代供養墓があるかチェックしてみましょう。

永代供養墓を探す

お墓の費用はいつ・誰が・どのように支払うの?

家族会議をする3人

いつ・誰が・どのようにお墓の値段を支払うのか?について、要点をまとめました。

要点をチェック

  • 支払うタイミングは「契約時」
  • 負担する人は「継承者」
  • 支払い方法は「銀行口座からの振り込み」

それぞれ詳しく以下に解説していきます。

支払うタイミングは「契約時」

 お墓にかかる初期費用(墓地代・墓石代・その他付属品)は、契約時に支払う場合がほとんどです。

石材店によっては分割払いができる場合もあります。

 加えて継続費として「年間管理費」は、毎年支払う必要があります。

 しかし、初期費用を契約時に支払えない場合は、お墓のローンを組む場合もあります。お墓のローンについては次章で紹介します。

負担する人は「継承者」

お墓の支払いを負担する人は、そのお墓の継承者にあたる人が一般的です。なぜならば、将来的に自分もそのお墓に入ることになるためです。

とはいえ、自分の親のお墓を購入する時、兄弟でお墓の費用を分割して支払うことは、もちろんかまいません。

しかし兄は将来そのお墓に入るが、弟は将来そのお墓に入らない、となった場合、後々トラブルにならないように、しっかりと話し合いをした末、誰が支払うかを決めるとよいでしょう。

支払い方法は「銀行口座から振り込み」

支払い方法は、銀行口座からの振り込みが一番多いです。

支払う金額が大きいため、現金での支払いやクレジットカードよりも、銀行口座から振り込むことが多いようです。

しかし中には、クレジットカードで支払いできる石材店もあります。近年、政府がキャッシュレスの取り組みをしていることもあり、クレジットカードは皆さんにとってなじみ深いものでしょう。

【コラム】一部の石材店は「キャッシュレス還元事業」の加盟店である

201910月~20206月までの期間。政府が行っている「キャッシュレス還元事業」により、中小企業の消費税が2%~5%還元される取り組みがあります。 石材店も例外なく対象店舗があります。クレジットカードで税率をお得にしたい方は、加盟石材店を探してみると良いでしょう。 

以上、お墓の支払い方法についてご紹介しました。最期にお墓のローンについてお話します。

お墓の費用をローンで支払うことはできる

お金と電卓 

お墓は100万円を超える高い買い物です。そのため、ローンで購入する方も中にはいらっしゃいます。

具体的には以下2点の方法をとります。

  • 金融機関でお墓のローンを組む
  • 墓石ローンがある石材店でローンを組む

各機関やローンの種類によって特徴はことなります。お墓のローンについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

まとめ

家族とお墓のイラスト

お墓の費用相場や内訳が少しでもお分かりいただけましたでしょうか?

ちなみに、「全優石」のアンケート調査では、平均金額約200万円の根拠として、どの石種でどれくらいの墓地の面積だったのかが明記されていません。しかし、おそらく海外産石材を使用した場合の金額だと思われます。

国産の石材を使用した墓石ですと、もう少し金額は高くなるでしょう。

お墓は、一度建てたら代々引き継がれていきます。長持ちするものを納得する金額で買いたいですよね。

そしてお金と一緒に考えたいのが、お墓を守り続けることができるかどうかです。
ご先祖様との繋がりを大切にするために建てたお墓も、守っていく人がいなければ維持することができません

自分の世代だけではなく、子供の世代とも話し合いをして何を大切にするかを考えるのが大事でしょう。

お金を貯めるのはもちろんですが、比較検討を十分に行うために、今から少しずつ情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

今すぐに、霊園情報を調べたい!という人は「墓地・霊園について」ページから検索してみてください。

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

お墓はだいたい200万円くらいを予算として検討する人が多いのですが、この予算内で購入できる広さは場所によって異なります。

例えば東京23区内でトータル200万円以内を検討するなら、0.16㎡~0.36㎡くらいが妥当。しかし0.5㎡以上となると探すのはかなり難しくなります。

一方で地方に行けば、数㎡もある区画がリーズナブルに手に入りますが、その分、石材の量が増え、工事費も加算されますので石種にこだわると大幅に予算オーバーということも。

限られた予算内で、立地、区画の大きさ、墓石のデザイン、墓石の種類など、どこにこだわって何を重要視したいか、家族間で共有しながら考えていくことが大切です。

お墓の準備はできていますか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分に適切なお墓を探したいが、そのお墓をどう探したらよいかわからない。
  • まだ両親や自分が入るお墓が決まっていないが、お墓を探す手順がわからない。

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。

お墓の購入に関しては、全員が初めての経験になることが多いため、不安を持つことは仕方のないことでしょう。

しかし、お墓購入後に後悔はしたくはないですよね。
そのためにも、複数の墓地・霊園を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集をしてから決めることをオススメします。

当サイトには全国8,700件以上の墓地・霊園情報が掲載されています
費用やアクセス、口コミの紹介もしていますので、
お墓をお探しの方は、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。