お墓の費用は墓石代・永代使用料・管理料の3つ!地域別の相場を公開

お墓の費用に関する記事のアイキャッチ

お墓を建てるためにかかる費用の相場は、総額で100万~350万円程度です。お墓の購入費用の内訳

お墓にかかる費用

  • お墓の購入費用の内訳は、主に墓石代墓地代の2つ
  • お墓購入後に管理料がかかる
  • お墓を購入した46%の人が、墓石に100万〜200万円かけてる

お墓の購入費用のひとつ「墓地代(永代使用料)」は、お墓を建てるエリアや立地によって値段が大きく異なります。
ご自宅近くのお墓がどのくらいの墓地代なのか、まずは確認してみましょう。

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地域別の費用相場や、詳しいお墓の費用を確認することができます。

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この記事の目次

  1. お墓の費用相場は100万〜350万円
  2. お墓の費用を決める「墓石代」と「墓地代」
  3. 墓地の維持・管理に必要な「年間管理費」
  4. お墓購入後にかかる費用
  5. 墓石の値段が適正か判断する4つの方法
  6. お墓の購入費用を節約するためのポイント
  7. 費用を軽減する方法〜墓石を建てない選択肢〜
  8. お墓の費用の支払い方法
  9. お墓の費用はローンで支払うこともできる
  10. 【コラム】なぜ石材店は墓石の値段を明記していないのか?
  11. まとめ
  12. 監修者コメント

お墓の費用相場は100万〜350万円

墓石を用いたお墓の費用は、総額で100万円~350万円ほどです。

この中には、墓石の彫刻や工事などを含んだ墓石代、墓地代(永代使用料)が含まれています。

金額に開きがある理由としてお墓を建てる地域や面積、使用する石材の種類や産地、墓石の形状やデザインなどの違いが挙げられます。

実際によくあるモデルケースを4つご紹介します。※あくまでも一例となります。

費用を最小限に抑えた例:総額94.8万円

洋型墓石で費用を最小限に抑えた例
  • 墓石は中国産のものを最安価格で入手
  • 区画面積は0.8㎡と小さめ
  • 墓地は関東エリア郊外の平均的な価格
  • 特別な加工・彫刻は無し
墓地利用料(永代使用料)450,000円
墓石工事代498,000円

総額:94.8万円
/ 年間管理費:5,000円

外国産の墓石を用いたスタンダードな例:総額200万円

スタンダードな一般墓のイラスト
  • 墓石は安価な中国産のものを使用
  • 区画面積は2.0㎡と標準的なサイズ
  • 墓地は関東エリア郊外の平均的な価格
  • 特別な加工・彫刻は無し
墓地利用料(永代使用料)700,000円
墓石工事代1,300,000円

総額:200万円
/ 年間管理費:8,000円

国産の墓石を用いた比較的価格を抑えた例:総額210万円

スタンダードな洋型墓石のイラスト
  • 墓石は国産の中でも比較的安価なものを使用
  • 区画面積は1.0㎡と小さめ
  • 墓地は関東エリア郊外の平均的な価格
  • 特別な加工・彫刻は無し
墓地利用料(永代使用料)600,000円
墓石工事代1,500,000円

総額:210万円
/ 年間管理費:6,000円

国産和型墓石で立派なお墓を建てる例:総額520万円

豪華な和形墓石
  • 墓石は国産のものを使用
  • 区画面積は4.0㎡と広め
  • 墓地は関東エリアの平均より少し高い価格
  • 外柵・墓誌を設置
  • 彫刻など一部特殊加工あり
墓地利用料(永代使用料)2,000,000円
墓石工事代1,200,000円
外柵・墓誌1,700,000円
特殊加工300,000円

総額:520万円
/ 年間管理費:1万円

お墓を建てるエリアにもよりますが、墓石を外国産のものにして費用を安くおさえると、100万円以下(別途、年間管理費は必要)で購入できることもあります。

墓石を国産のものにすると、墓石代だけで100万円以上かかるケースが一般的であり、最低でも200万円はかかるでしょう。

例をいくつか見ていただき、金額に開きがでてしまうことはお分かりいただけたのではないでしょうか。墓石の産地や大きさ、また地域によっても、購入にかかる金額は変わるのです。

希望エリアから霊園を探してみる

実際に希望エリアの霊園を見てみたい、という人は以下から検索できます。

霊園探しを始めると「気になる霊園でお墓を建てる時の費用はいくら?」と疑問に思うこともあるでしょう。

霊園ごとの費用相場については、当サイトでもご覧いただけます。さらに正確な金額が知りたい場合は、霊園のパンフレットを請求し、見積もりをとることをおすすめします。


お墓の値段相場について理解していただいたところで、次の章では、お墓の値段の内訳を見ていきましょう。

お墓の費用を決める「墓石代」と「墓地代」

お墓の値段は主に以下の2つで構成されています。

お墓購入費用の内訳と相場

    1. 墓石代(60万円~200万円)
    2. 墓地代(35万円~130万円)

お墓を契約する際も墓石代・墓地代を初期費用として支払う必要があります。

お墓の相場を100万円~350万円とした時、内訳の金額比率は以下を目安としてください。
お墓の購入費用の内訳

お墓を建てるにあたり、墓石代が一番高く、墓地代の2倍ほどすることが一般的です。

では、「墓石代」「墓地代」についてそれぞれ説明していきます。

【1】墓石代|費用相場は60万円~200万円

墓石代とは、その名の通り墓石を建てるのに必要なお金になります。

ここで墓石代の実例を見てみましょう。

和型墓石/G663(中国産)
1.5
洋型墓石/新天光石(中国産)
2.0
和型墓石/浮金石(国産)
2.0㎡
先祖代々のお墓大きな墓石和型墓石のお墓
墓石代:69.8万円~墓石代:89.5万円~墓石代:162.4万円~
【含まれているもの】
工事費・各種彫刻費・花立一対
香炉皿・カロート(納骨室)
※参考:メモリアル石材の金宝堂
【含まれているもの】
工事費・各種彫刻費・花立一対
香炉皿・カロート(納骨室)
※参考:関東の石材店価格
【含まれているもの】
工事費・各種彫刻費・花立一対
香炉皿・カロート(納骨室)
※参考:関東の石材店価格

墓石代を見ると60万円代のものから200万円近いものと差があることがわかりますね。

同じ2.0㎡の墓石だとしても、中国産の洋型墓石は89.5万円、国産の和型墓石は162.4万円で、石の産地(中国産 or 日本産)や墓石の形(洋型墓石 or 和型墓石)によって金額が変わることが伺えます。

46%の人は墓石を100万〜200万円で購入している

2017年に全優石が行った調査によると、墓石代+その他付属品の購入(墓地代は除く)に使った金額は以下の結果となりました。

墓石の購入に使った金額

参考:全優石の「2017年版:お墓購入者アンケート調査」

100万円以上200万円未満が最も多く全体の46.6%を占めています。
お墓の購入金額を検討する時に、1つの指標にしてみるとよいでしょう。

付属品によってはオプション費用がかかる

一般的には、付属品を注文すると別途費用がかかります。

付属品とは、具体的には以下のようなものが該当しますが、和型墓石・洋型墓石、地域、宗教・宗派によって異なります。

一般的に墓誌に彫る内容は4つ

墓誌(墓標)
4万円~25万円

卒塔婆立てのイラスト

卒塔婆立て
1万円~10万円

墓石の灯篭

灯籠
4万円~20万円

供花が備えられている地蔵

お地蔵様
5万円~15万円

物置代

物置台
3万円~6万円

「墓石代」に関する豆知識

墓石代と呼ばれるものの中には、墓石本体の値段だけでなく、墓石に文字を彫刻する費用や、墓石の工事に必要な費用も含まれている場合が多いです。
よって実際に墓石を購入する石材店からの請求に関しても、墓石と墓石の加工を合わせた金額「墓石工事代」という形で提示されます。
しかし、場合によっては工事費が墓石代に含まれていないケースもあるので、事前の確認は必須です。

ここまで記事を読んでいただき、

「墓石の価格が想定以上に高い…」
「できれば安めの墓石を探したい…」

といった感想を持たれる人もいらっしゃるのではないでしょうか。

墓石の価格をなるべく安く抑えたい場合におすすめなのが「定額墓石」です。50万円、80万円、120万円から選べるプランで、工事代や彫刻代といった経費も全て込みの安心価格となっています。

【2】墓地代(永代使用料)|費用相場は35万円~130万円

墓石が建っていない区画

墓地代とは、お墓を建てる土地にかかる費用のことで35万~130万円が相場と言われています。

墓地代を支払うということは、利用者が「墓地を買う」のではなく、「墓地の永代使用権を買う」ということになります。

よって、万が一墓地が不要となった場合は管理者に返還しなければならず、誰かに貸したり、転売したりすることはできません

この「墓地を買う」ではなく「墓地を使用する権利買う」という意味から、墓地代は永代使用料ともいわれます。

墓地の維持・管理に必要な「年間管理費」

お墓の建立後、霊園が墓地の管理・メンテナンスを行うために「年間管理費」を支払う必要があります。

定期的に管理者に支払うもので、一般的には年に一度支払いが発生します。

年間管理費霊園の共有スペースの清掃や共有設備の改修などに使用されます。

ただしご自身のお墓の区画内・墓石は、ご自身で管理する必要があるので注意が必要です。

年間管理費の相場は以下の通りです。

年間管理費の費用相場(経営主体別)

  • 寺院墓地…年間1万円前後
  • 民間墓地…年間5,000円~1万5,000円程度
  • 公営墓地…年間4,000円~1万円程度

    また管理費は区画面積によって変わるところもあります。

    区画面積が広くなればなるほど、管理費も高くなる傾向にあります。

    区画面積年間管理費
    1㎡6,600円(税込)
    1.5㎡9,900円(税込)
    1.8㎡11,880円(税込)
    2.25㎡15,180円(税込)
    3㎡16,500円(税込)

    参考:「むさしの聖地 永久の郷」料金表

    生前購入の場合、納骨前から年間管理費が必要なケースがある

    近年では生前にご自身のお墓を契約する人が増えています。
    生前購入の場合、遺骨を納骨する前から年間費用が必要となる霊園もあります。
    納骨前の年間管理費が必要な霊園とそうでない霊園が存在しますので生前墓を検討している人は確認しましょう。

    お墓購入後にかかる費用

    年間管理費以外にもお墓の購入後、以下の費用が必要になる場合があります。

    • 納骨する時の開眼供養のお布施
    • 入檀料(寺院墓地で檀家になる場合)

    納骨する時の「開眼供養」のお布施

    「開眼供養」とは、新しい墓石に魂を入れる儀式のことです。

    僧侶に依頼し、お布施を渡すことになります。お布施の相場は3万円~5万円ほどです。

    入檀料(寺院墓地で檀家になる場合)

    入檀料とは、お寺の檀家になる場合に必要な費用のことです。

    寺院墓地でお墓を建てる際、お寺の檀家になることが条件となっている場合に支払います。

    入檀料はお気持ち代なので相場はありませんが、一般的には10万円~30万円ほどと言われています。


    以上、お墓の値段と、購入後に必要な費用について説明しました。

    お墓の購入費用を調べる

    ライフドットでは全国8,700件以上の霊園・墓地情報を掲載しております。 実際にお墓の購入を検討されている方は以下より希望エリアの霊園・墓地を検索してみてください。

    さらに霊園のパンフレットをご請求いただくと、より正確な価格情報を知ることができますので、ぜひご活用ください。



    墓石の値段が適正か判断する4つの方法

    非常に残念なことですが、お墓・墓石の金額を巡ってトラブルになることはあります。

    墓石購入前は、「質が良く長年に渡って使用できる」と説明を受けた。それにもかかわらず、数年で壊れてしまい、修理代に高額請求をされた。というケースも存在します。

    適正な価格を判断する方法は、以下の4つがあります。

    適正価格の判断方法

    1. 原産地証明書を発行してもらう
    2. 加工の工程について説明してもらう
    3. 同じ種類・同じデザインの墓石の見積もりを複数社からとる
    4. 中立な立場の人から意見を仰ぐ

    正直なところ、素人が「これは高級な墓石だ」「これは安い墓石だ」と判断をすることは非常に難しいです。

    だからといって言いなりになる訳にもいきません。不安があれば、次の方法を実践してみましょう。

    【方法①】原産地証明書を発行してもらう

    原産地証明書とは、取引の対象となっている物品が、特定国・特定地域において生産、製造、又は加工されていることを証明する書類のことです。

    石材店に「原産地証明書」を依頼するのは1つの手でしょう。

    【方法②】加工の工程について説明してもらう

    原産地証明があるからといって、100%安心していいとは限りません。国産でも加工が海外の場合もあるからです。その際は、購入する墓石はどのような加工の工程を辿るのかを、聞いてみるといいでしょう。

    【方法③】同じ種類、同じデザインの墓石の見積もりを複数社からとる

    複数社から見積もりをとるのも1つの方法です。最終的に墓石を決める上での納得感も高めることができるでしょう。

    希望する霊園の名前をインターネットで検索してみて、「○○石材」といった石材店のホームページが複数出てきた場合、それぞれに問合せをしてみるとよいでしょう。

    また霊園には「提携石材店(指定石材店)」という制度が存在します。1つの霊園に対して、墓石の購入先(石材店)が決まっていることを言います。指定石材店について詳しくは以下の記事をご覧ください。

    【方法④】中立な立場の人から意見を仰ぐ

    中立な立場の人から意見を仰ぐというのも有効です。

    霊園に見学に行くと、どうしても石材店の営業を受けているという印象を持つ方が多いです。営業されていると思うと、信頼が薄れてしまうことがあるかもしれません。

    そこで、中立な立場の人に相談してみるとよいでしょう。

    当サイトを運営している「ライフドット」でも、お墓に精通したスタッフがお墓の相談を承っています。

    「石材店にこの値段を提示されたけど、これって高い?妥当?」
    「大体150万円くらいの予算でお墓を建てたいけど、どんな大きさ・質になる?」
    「安い墓石がいいけど、安すぎるのはちょっと不安、相談したい」

    このようなお悩みがある方は、「ライフドットお墓の相談窓口」にお気軽にご相談ください。

    お墓の購入費用を節約するためのポイント

    お墓の購入費用を抑えたい方は、それぞれ以下の項目に着目すると良いでしょう。

    購入費用を抑える上で見直すと良いポイント

    • 墓石代
      • 石の産地・種類
      • 墓石の大きさ
      • 墓石のデザイン
    • 墓地代
      • 墓地のある地域
      • 墓地の面積
      • 経営主体

    墓石代を抑える3つのポイント

    墓石の値段に幅がでる理由は、以下の3つです。

    1. 石の産地・種類
    2. 墓石の大きさ
    3. 墓石のデザイン

    費用を安く抑えたい方は、これらの項目を見直しましょう。

    【1】石の産地・種類

    費用の変動幅に一番大きく影響するのが、墓石の産地・種類です。

    石材の使用量が同じで、産地・種類が異なる墓石の価格を比較すると、その差がわかりやすいでしょう。

    産地石種価格
    国産庵治石(香川県)500万円
    国産浮金石(福島県)
    本小松石(神奈川県)
    300万円
    国産羽黒青糠目石(茨城県)
    大島石(愛媛県)
    200万円
    インド産インペリアルレッド100万円~150万円
    国産稲田石・真壁石(茨城県)100万円
    中国産黒龍石(k-12や1704)80万円前後
    中国産青御影石(AG-98やG654)50万円前後

    ※同じ石材量で比較した場合の金額の目安であり、必ずしもこの金額が相場にはなりません。

    傾向としては国産墓石が比較的高価で、外国産のものが比較的安価となります。

    このような値段の違いは、石材の希少性によるものです。そのため、外国産の安い石材だからといって強度が弱い、さびなどが付きやすい、という訳ではありません。

    費用をなるべく安く抑えたい人は、外国産の石材を選ぶことをおすすめします。

    中でも中国産の石材は手の届きやすい価格帯のものが多く、選ばれる方が多くいらっしゃいます。

    「セット価格で49.8万円均一の墓石もある

    今では「格安墓石」とよばれる、セットで49.8万円、69.8万円といった墓石もでています。
    使われている石材の大半は中国産で、希少性が高い石種は見られません。
    また同じ形の墓石を量産しているため、低価格が実現できていると言えます。

    1つ注意点として、このような安い墓石を購入する場合は、石材店の実績や、使われている石材の利用実績を確認しましょう。安い墓石の中には、今まで「墓石」として使われた実績がない石材が売られているケースがあります。

    過去に利用実績がないと、30年・50年先にお墓がどのような状態になるかがわかりません。もしかしたら、お墓には適さない石材である場合もあります。そのため安い墓石を購入する場合は、その石種がお墓として使われることが多いか?を確認しましょう。

    高級墓石~格安墓石まで、墓石の種類について更に詳しく知りたい方は、「【墓石の基礎知識】価格・種類・選び方から見積もり方法まで徹底解説」をご覧ください。

    【2】墓石の大きさ

    墓石の値段を抑えるために着目すべき2つ目の項目は墓石の大きさです。 

    費用を安く抑えたい人は、なるべく小さい区画を選ぶとよいでしょう。
    小さい区画面積でよく見られるのは0.8㎡、1.0㎡などです。

    参考として、同じ石種を用いて作られた大中小3つのお墓を比較した時の金額を紹介します。

    ※和型墓石 / 浮金石(国産)の大きさごとの価格例

    1.5㎡2.0㎡3.0㎡
    1,445,000円1,624,000円2,171,000円

    ここで注意したいのは、墓石の価格は、加工前の石材の大きさで価格が決まることです。

    ユニークな球体型のお墓を建てたいと思った場合、加工後の石材量は多くなくても加工前の石材量が多ければ、その分値段は高くなります。

    【3】墓石のデザイン

    墓石の値段を安くするために見直すべき項目の3つ目は、墓石のデザインです。

    「量産されているデザインの墓石」と「特注品として作られるデザインの墓石」
    この2つを比較すると、特注品の後者の方が高い費用になるのも納得ですね。

    よって、なるべく費用を抑えたいという方は、セットで売られているようなスタンダードな形を選ぶと良いでしょう。

    また最近は石だけでなく、好みに応じてガラス素材のものや、鉄や銅などの鉱物が使われることもあります。その場合も、一般的な「和型墓石」「洋型墓石」と比べると費用が高くなる傾向にあります。

    墓石の形に限らず、墓石に彫る文字彫刻についても同様です。パターン化されたもの以外のものを注文すると、値段は上がります。

    墓石についてもっとたくさんの種類を知りたい・墓石のカタログを見たい、という方は、以下の記事をご覧ください。

    【番外編】「定額墓石」を検討する

    50万円、80万円、120万円の定額墓石

    墓石の値段を安くしたい人は「定額墓石」を検討してみてはいかがでしょうか。

    定額墓石とは、50万円、80万円、120万円とあらかじめ決まった価格プランの中から選べる墓石のことです。

    工事費や彫刻費も全て込みの価格ですから、一般的な墓石と比較するとかなり費用をおさえられます。

    定額墓石について詳しくは「ライフドットで建てるお墓つくり」にて紹介しています。

    墓地代を抑える3つのポイント

    墓地の費用全体像

    墓地の値段に幅がでる理由は、以下の3つです。

    1. 墓地のある地域
    2. 区画面積の大きさ
    3. 霊園種別(公営/民間/寺院)

    【1】墓地のある地域

    墓地代を抑えたい場合、まずは墓地のあるエリア・地域を見直しましょう。

    以下の図は地域別の墓地代の相場です。

    墓地代の相場をグラフで表したもの

    関西・関東エリアの墓地代が70万円ほどと、高い傾向にありますね。
    墓地代は地価に比例して決まります。そのため、都心部では高く、地方では値段が抑えられる傾向にあるのです。

    費用をなるべく安くしたい人は、都心の一等地にある墓地だけでなく、郊外にある墓地も見積もりを出し、比較をしてみるとよいでしょう。

    また、各主要都市の墓地代の相場は以下の通りです。

     主要都市墓地代の相場
    東京都134万円
    大阪府92万円
    神奈川県102万円
    愛知県55万円
    福岡県56万円

    参照:ライフドットに掲載のある計2681件の霊園

    【2】墓地の大きさ

    墓地を安くしたい場合に着目すべき2つ目の項目は、墓地の区画面積の大きさです。

    墓地代は、区画の広さに比例します。面積が大きければ大きいほど、墓地代が高くなることは容易に想像できますね。

    よって、費用を安く抑えたい方は、0.8㎡や1.0㎡といった小さな区画を選ぶことをおすすめします。

    区画の広さ墓地代(永代使用料)
    一般墓所 1.00㎡(1.0×1.0m)38万円~
    一般墓所 1.50㎡(1.2×1.25m)57万円~
    一般墓所 1.80㎡(1.2×1.5m)68.4万円~
    一般墓所 2.25㎡(1.5×1.5m)85.5万円~
    一般墓所 3.00㎡(1.5×2.0m)114万円~

    参考:「むさしの聖地 永久の郷」料金表

    【3】霊園の経営主体(公営/民間/寺院)

    墓地の費用を安くするために着目すべき3つ目の項目は、霊園の経営主体です。

    管理主体によって霊園は以下3種類に分けられます。

    • 公営霊園
    • 民間霊園
    • 寺院墓地

    この中では、「公営霊園」の墓地代が一番安くなる傾向にあります。

    よって墓地にかける費用を削減したい方は、公営霊園、民間霊園両方の見積もりをもらい、検討することをおすすめします。

    例として神奈川県横浜市内の「公営霊園」「民間霊園」の墓地代をご紹介します。

    【種別】霊園名(区画面積)墓地代・永代使用料
    【公営】久保山墓地(1.4㎡~1.9㎡)203,000円~275,500円
    【公営】日野公園墓地(1.9㎡~2.3㎡)273,500円~333,500円
    【民間】都筑まどか霊園(1.2㎡)1,020,000円
    【民間】公園墓地 川井聖苑(1.2㎡)670,000円~750,000円(税込み)

    なお例外として、東京都の「都立霊園」については、霊園によっては墓地代(永代使用料)が民間霊園よりも高額になる場合があります。特に「都立青山霊園」は立地が良く、地価が高い場所にあるため、墓地代は全国トップレベルです。

    寺院墓地・民間墓地・公営墓地の違いは何?

    墓地には経営主体が3つあり、その違いによるものです。

    • 寺院墓地・・・宗教法人である寺院などが管理・運営する墓地のこと。
    • 民間墓地・・・民間の公益法人が管理・運営する墓地のこと。
    • 公営墓地・・・市区町村などの地方公共団体が管理・運営する墓地のこと。

    お墓の購入費用を調べる

    ライフドットでは全国8,700件以上の霊園・墓地情報を掲載しております。 実際にお墓の購入を検討されている方は以下より希望エリアの霊園・墓地を検索してみてください。

    さらに霊園のパンフレットをご請求いただくと、より正確な価格情報を知ることができますので、ぜひご活用ください。


    これまでは、墓石を用いたお墓を建てる場合の費用について紹介してきました。

    ただ、100万円の出費はちょっと厳しい…ということもあるでしょうし、お墓にそこまでお金をかけたくない、という考えの方もいらっしゃるでしょう。

    そこで次の章では「墓石を建てない選択肢」をご紹介します。候補を広げるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

    費用を軽減する方法〜墓石を建てない選択肢〜

    仏壇式の納骨堂

    納骨堂
    (相場:40万~100万円)

    納骨堂とは、骨壺や遺骨の一部を専用スペース内に安置する供養方法のこと。

    樹木葬の霊園内

    樹木葬
    (相場:20万~80万円)

    樹木葬とは、樹木や花などの植物を目印とし、遺骨をその下に埋葬する供養方法のこと。

    慰霊塔に合祀をする合祀墓

    合葬墓
    (相場:10万円前後)

    合葬墓とは、初めから供養塔などへ納骨し、他の遺骨と一緒に供養すること。

    それぞれのお墓の特徴と、費用相場を見ていきましょう。

    屋内に遺骨を収蔵する納骨堂

    ロッカー式の納骨堂

    納骨堂は、実際に墓石を建てずに屋内の施設に設けられたロッカーや棚などに骨壺を設置します。

    納骨堂の相場はタイプによって異なり、以下の表が目安といえるでしょう。

    納骨堂のタイプ費用の相場
    ロッカー型20万~80万円
    仏壇型50万~150万円
    自動搬送型80万~150万円
    位牌型10~20万円 

    墓石を建てない分費用は安く抑えられます。

    しかし一方で、近年納骨堂は人々のニーズに合わせて、豊富な種類が誕生し、グレードもかなり上がってきています。高級なタイプの施設では100万円を超えるようなタイプのものもあります。

    納骨堂ついてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    樹木を目印とする樹木葬

    樹木葬

    樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を用いたり、納骨場所の周りに草花が植えられたりするお墓のことです。

    樹木葬の費用の相場は、20万~80万円程度となっています。納骨できる人数が制限されている点、墓石代が不要な点から、比較的費用を安く抑えられることができます。

    他の人と一緒に眠る永代供養墓・合葬墓

    合葬墓・合祀墓

    遺骨を他の人のものと一緒に埋葬する方法のことを合葬(合祀)と言います。またこのような方法をとるお墓を、合葬墓・共同墓と言います。

    永代供養墓という呼ばれ方をすることもあり、これは寺院などで永代に渡り遺骨を供養をしてくれることから名前がつけられました。

    合葬墓・共同墓は全て永代供養墓である、と解釈していただいて構いません。

    合同墓・共同墓の場合は、墓石や納骨堂のような個別のスペースも必要ありません。よって埋葬の方法としてはかなり安く抑えることができます。

    金額の相場は地域や宗教や寺院や霊園などによってさまざまですが、基本的には10万円程度からの取り扱いが一般的となっています。

    また管理料など不要なところが多いですが、必要な場合もありますので、事前に確認は必要です。

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    さらに霊園のパンフレットをご請求いただくと、より正確な価格情報を知ることができますので、ぜひご活用ください。

    お墓の費用の支払い方法

    家族会議をする3人

    お墓の費用について理解を深めたところで、次は「いつ」「誰が」「どのように」お金を支
    払うのか?について気になるところですね。以下に要点をまとめました。

    要点をチェック

    • 支払うタイミングは「契約時」と「完成時」が多い
    • 負担する人は「承継者」が多い
    • 支払い方法は「銀行口座からの振り込み」が多い

    それぞれ詳しく以下に解説していきます。

    支払うタイミングは「契約時」と「完成時」が多い

    お墓にかかる初期費用(墓地代・墓石代・その他付属品)は、「契約時」と「完成時」二回に支払いが分かれている場合が多いです。

    石材店によっては分割払いができる場合もあります。加えて継続費として「年間管理費」は、毎年支払う必要があります。

    もし初期費用を契約時に支払えない場合は、お墓のローンを組む場合もあります。お墓のローンについては次章で紹介します。

    負担する人は「承継者」が多い

    お墓の支払いを負担する人は、そのお墓の承継者にあたる人が一般的です。なぜならば、将来的に自分もそのお墓に入ることになるためです。

    とはいえ、自分の親のお墓を購入する時、兄弟でお墓の費用を分割して支払うことは、もちろん構いません。

    しかし兄は将来そのお墓に入るが、弟は将来そのお墓に入らない、となった場合、後々トラブルにならないように、しっかりと話し合いをした末、誰が支払うかを決めるとよいでしょう。

    支払い方法は「銀行口座から振り込み」が多い

    支払い方法は、銀行口座からの振り込みが一番多いです。

    支払う金額が大きいため、現金での支払いやクレジットカードよりも、銀行口座から振り込むことが多いようです。

    以上、お墓の支払い方法についてご紹介しました。最期にお墓のローンについてお話します。

    お墓の費用はローンで支払うこともできる

    お金と電卓

    お墓は100万円を超えることも多い高い買い物です。そのため、ローンで購入する人も中にはいらっしゃいます。

    具体的には以下2点の方法をとります。

    • 金融機関でお墓のローンを組む
    • 墓石ローンがある石材店でローンを組む

    各機関やローンの種類によって特徴は異なります。お墓のローンについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    【コラム】なぜ石材店は墓石の値段を明記していないのか?

    墓石の値段にまつわるトラブルが起きる一つの要因として、多くの石材店が石材の値段を明記していない、というものがあります。

    しかし、石材の値段が明記されていないことは仕方がないことでもあるのです。

    それがなぜかというと、墓石は基本的には契約してから発注をかけるオーダーメイド型で、見積もり対応になっているからです。お墓は一生モノなので、サンプル通りにそのまま買う方が少なく、値段を明記してもその通りの価格にはほとんどなりません。

    お客様の墓地サイズ、石種、加工、オプションパーツ、彫刻の仕様、どれか一つでも変われば販売価格が変わります。

    そのため、値段を明記して、お客様を混乱させてしまうことを防ぐためでもあるのです。

    またもう一つの理由に、他社石材店とどこまで利益を削るかの争いになりたくない、というものもあります。

    ただし公営霊園と民営霊園では事情が少し違ってきます。特に公営では自由競争で値引き合戦になりがちです。激安店以外はより値段をオープンにしたがらない傾向にあるでしょう。

    民営霊園の場合は、最安墓石は定価が決められています。そのため最安墓石だけはどこの石材店も同じ価格を明記します。また石材店の指定がある霊園は、墓地によって異なる見積もりになることがあるため、明記しないこともあります。

    まとめ

    家族とお墓のイラスト

    お墓の費用相場や内訳について、少しでもお分かりいただけたでしょうか?

    お墓は一度建てたら代々引き継がれていきます。長持ちするものを納得する金額で買いたいですよね。

    そしてお金と一緒に考えたいのが、お墓を守り続けることができるかどうかです。
    ご先祖様との繋がりを大切にするために建てたお墓も、守っていく人がいなければ維持することができません

    自分の世代だけではなく、子供の世代とも話し合いをして何を大切にするかを考えるのが大事でしょう。

    お金を貯めるのはもちろんですが、比較検討を十分に行うために、今から少しずつ情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

    今すぐに、霊園情報を調べたい!という人は「ライフドットのお墓探し」ページから検索してみてください。

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    監修者コメント

    監修者
    終活・葬送ソーシャルワーカー
    吉川美津子

    お墓はだいたい200万円くらいを予算として検討する人が多いのですが、この予算内で購入できる広さは場所によって異なります。

    例えば東京23区内でトータル200万円以内を検討するなら、0.16㎡~0.36㎡くらいが妥当。しかし0.5㎡以上となると探すのはかなり難しくなります。

    一方で地方に行けば、数㎡もある区画がリーズナブルに手に入りますが、その分、石材の量が増え、工事費も加算されますので石種にこだわると大幅に予算オーバーということも。

    限られた予算内で、立地、区画の大きさ、墓石のデザイン、墓石の種類など、どこにこだわって何を重要視したいか、家族間で共有しながら考えていくことが大切です。

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