【実例付き】永代供養の費用はいくら?お墓の種類別に料金・相場を解説

【永代供養 費用】アイキャッチ

先読み!この記事の要点

  • 永代供養とはお墓の供養を、遺族に代わり霊園や寺院がしてくれること
  • 永代供養の一般的な費用相場は5万〜30万円
  • 永代供養がついたお墓の費用相場は5万〜150万円で、種類によって価格が異なる

この記事では、永代供養についてわかりやすく解説した後、永代供養がついたお墓を3種類に分けて、それぞれの費用を解説します。

実例も踏まえて解説しますから、「永代供養ってイマイチよくわからない」「結局費用っていくらなの?」という疑問が、スッキリ解消されるしょう。

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この記事の目次

  1. 永代供養とは「霊園や寺院が遺骨を供養・管理してくれること」
  2. 【3つの種類別】永代供養の費用相場
  3. 永代供養のメリットとデメリット
  4. 「地域」や「宗教」による永代供養料の傾向
  5. お墓の費用を抑えたい人へ 永代供養以外の選択肢
  6. 【既にお墓がある方へ】永代供養に変える場合の費用
  7. まとめ
  8. 監修者コメント

永代供養とは「霊園や寺院が遺骨を供養・管理してくれること」

お墓マンション(迦楼塔 東京)で手厚く供養をしている様子

永代供養とは、様々な事情でお墓参りができない人に代わり、寺院や霊園が遺骨を供養してくれることを言います。

例えば、将来お墓を継ぐ人がいない…と困っている人は、先祖代々の遺骨を「永代供養」がついたお墓に納骨すれば、将来、誰からも供養されない状態は避けられます。

永代供養はこんな人に選ばれています

  • 子供にお墓を管理する手間をかけさせたくない人
  • 承継者がいなくなる心配がある人
  • お墓にお金をかけたくない人

【注意】 「永代供養」と「永代使用」は違う

永代供養と似ている言葉で、永代使用というものがあります。言葉は似ていますが、意味は異なるものです。

  • 「永代供養」… 霊園・寺院が続く限り遺骨の供養をしてくれること
  • 「永代使用」… 霊園・寺院が続く限り墓地の区画を使用することができること

永代使用は「永代使用料」として使われることが多く、一般墓を購入する人がよく目にする言葉でしょう。永代使用料について詳しくは「お墓の永代使用料についてわかる!お墓に必要な管理費・納骨の費用を解説」をご覧ください。


永代供養の意味を抑えたところで、本題である「永代供養の費用」について見ていきましょう。

【3つの種類別】永代供養の費用相場

永代供養にかかる費用は永代供養料と呼ばれ、1遺骨あたり5万円~30万円程度が一般的です。
永代供養料は墓守に代わり寺院や霊園が遺骨を供養してくれる仕組みにかかる料金です。

お墓の種類によっては永代供養料に付随して別途費用がかかる場合があります。

永代供養がついたお墓の種類別に、費用相場を見てみましょう

【種類①】合祀墓の費用は5万円~30万円

シンボル共有・骨壺なしの樹木葬

合祀墓とは、遺骨を他の人と分けることなく、全て一緒の場所に埋葬するお墓です。

永代供養料は1人当たり5万円~30万円ほどで、永代供養のお墓の中では最も費用が安いタイプといえます。なお基本的に費用の内訳は「永代供養料」のみとなります。

安さの理由は、個別に納骨するスペースが不要であること、また他の遺骨と一緒に埋葬されるため、管理する側としても手間がかからないことです。

注意点として、一度合祀墓に遺骨を納骨すると、その後取り出すことができなくなります。

合祀墓に向いている人

  • 供養方法にこだわりはないので、とにかく安く納骨したい人
  • 先祖代々のお墓を墓じまいして、その後の遺骨の納骨先を探している人

合祀墓に向いていない人

  • 故人の遺骨に向かって手を合わせたい人
  • 知らない人と一緒に眠るのに抵抗がある人
  • 数年後に遺骨を移す可能性がある人

【合祀墓】実際に販売されている区画の例

実際に販売されている合祀墓の区画の例を紹介します。

5万円】ふれあいの杜 天空 ふれあい(合祀永代供養)
ふれあいの杜 天空の合葬タイプの樹木葬

総額:5万円 

5.9万円】都立小平霊園 合葬埋蔵施設(直接共同埋葬)
都立 小平霊園 正門を入って左側にある管理事務所

総額:5.9万円 

3万円~】送骨という選択肢

合祀墓の中には、「送骨」と称される、遺骨をゆうパックなどでお寺へ送るサービスがあります。送骨は一体当たり3万円程度と、かなり割安なのが特徴です。

詳しくは「送骨の方法と6つの流れを解説!」をご覧ください

ご希望エリアの 合葬墓(合祀墓)を探してみる

【種類②】集合墓の費用は20万円~60万円

シンボル共通骨壺ありの樹木葬

集合墓とは、礼拝の対象となるシンボルは共有しますが、納骨スペースは個々に分かれているタイプのお墓です。

ただし個別安置は決められた一定期間だけで、その期間を過ぎると合祀されます。

相場は20万円~60万円ほどでしょう。

集合墓の場合、合祀墓とは違い、個別に遺骨を保管するスペースが必要ですから、その分費用は少し高くなります。

また霊園の中には、合祀されるまでの期間に年間管理費がかかる場合もあります。

集合墓の場合は後々遺骨を取り出せることが多いですが、場合によっては取り出せないこともあるので、注意しましょう。

集合墓に向いている人

  • なるべく費用は抑えたいが、最初から合祀には抵抗がある人

集合墓に向いていない人

  • 一般墓のように家族に1つ礼拝の対象が欲しい人
  • 家族だけで同じ空間で眠りたい人

【集合墓】実際に販売されている区画の例

実際販売されている集合墓の区画を見てみましょう。

43万円】鎌倉やすらぎの杜 永代供養墓 集 TSUDOI
鎌倉やすらぎの杜 「ふれあいの碑」の合葬タイプの樹木葬
永代使用料 350,000円~
彫刻料 50,000円~
埋葬料 30,000円~

総額:43万円

65万円】練馬ねむの木ガーデン 樹木葬 ビーハラ
練馬ねむの木ガーデンの樹木葬ビーハラ

総額:65万円

【種類③】個別墓の費用は50万円~150万円

1家族1シンボルのタイプの樹木葬

個別墓とは、形式としては従来の一般墓と近いタイプです。家族ごとに1つのシンボルがあり、その下に遺骨を埋葬します。

一般墓と違う点は、個別で安置できる期間が決まっており、その一定期間を過ぎると、合祀される点です。

夫婦一代限りのお墓や、子供と二世代のお墓として、検討される方が多いでしょう。

相場は50万円~150万円ほどです。
礼拝の対象となる「墓石」や「樹木」にお金がかかりますから、合祀墓や集合墓と比較して金額は上がります。

また、個別墓の場合は、合祀されるまでの間、年間管理費がかかるケースがあります。
「永代供養のお墓=管理費が不要」ではないので、注意しましょう。

個別墓に向いている人

  • 夫婦1代、子供と2世代のお墓として使いたい人
  • 家族だけで個別に納骨する空間が欲しい人

個別墓に向いていない人

  • 年間の管理費は一切支払いたくない人
  • できる限り費用負担を減らしたい人

【個別墓】実際に販売されている区画の例

永代供養がついた個別墓の区画の実例を紹介します。

60万円】弥生台墓園 横浜つどいの森
弥生台墓園 横浜つどいの森 樹木葬永代供養墓

総額:60万円 

85万円】ひかり陵苑
ひかり陵苑の広々とした空間の参拝スペース
  • 家族スタンダードタイプ(最大8体収蔵可)
  •  50年後(又は墓守が不在になった時)合祀
  • 永代供養/ご戒名授与/遺骨収蔵厨子/銘板・彫刻
  • 参考:安養院 ひかり陵苑(東京都)

総額:85万円 / 年間管理費:1.5万円

樹木葬や納骨堂も「永代供養のお墓」の1つ

「樹木葬」「納骨堂」というお墓の名前を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

実はこれらも「永代供養がついたお墓」で、集合墓や個別墓に該当します。

  • 「樹木葬」… 石ではなく樹木を墓標としたお墓のこと
  • 「納骨堂」… 屋内に設けられた納骨施設のこと

そのため、永代供養がついた集合墓や個別墓がいいな、と感じられている人は、「樹木葬」や「納骨堂」に該当するお墓を探すと、希望に沿ったお墓を見つけられるでしょう。

樹木葬の費用について詳しくは「樹木葬の費用は安価?人気の理由と思わぬ落とし穴を解説」をご覧ください。

納骨堂の費用について詳しくは「お墓のプロが教える!納骨堂の費用相場とコスパを抑えた選び方」をご覧ください。

希望エリアの「永代供養ができるお墓」を見てみる

「永代供養ができる近隣のお墓を調べたい」と気になった人は、一度希望エリアの永代供養のお墓(承継者不要のお墓)を見てみてはいかがでしょうか。

樹木葬や納骨堂も、こちらから探してみることができます。


次の章では、永代供養のメリットとデメリットを紹介します。

金額は何となくわかったけど、まだ永代供養が自分に合ったものなのかわからない…という人は参考にしてください。

永代供養のメリットとデメリット

まずはメリットから紹介します。

永代供養のメリット

  • お墓の維持・管理の手間がかからない
  • 一般的なお墓と比べて費用が安い

【メリット1】お墓の維持・管理の手間がかからない

永代供養の一番のメリットは、お墓の維持・管理の手間がかからないことです。

一般的なお墓の場合、年に数回はお墓参りに行き、お墓を綺麗に保つための掃除・メンテナンスが必要となります。

家族以外でお墓を管理する人はいませんから、家族で誰もお墓参りをしなければ、お墓は荒れていく一方です。なおかつ、墓じまいをしない限り、墓地に支払う「年間管理費」は発生し続けます

それに対して、永代供養がついたお墓であれば、これらの負担が軽減できます。

合祀墓の場合、お墓のメンテナンスや、年間管理費といった負担は一切かかりません。

また集合墓・個別墓の場合であっても、一定期間を過ぎたら合祀され、合祀されたら管理費もかかりません。永代供養は、精神的にも金銭的にも負担を減らせる供養方法と言えるでしょう。

【メリット2】一般的なお墓と比べて費用が安い

永代供養がついたお墓は、一般墓と比べて費用を安く抑えられる点もメリットと言えます。

お墓を契約するときに必要となる「初期費用」もそうですし、お墓を維持するための「維持費用」にも言えることです。

費用が安く済む一番の理由は、礼拝のシンボルとなる墓石を購入する必要がないからです。一般墓を購入する場合、費用の約6割が「墓石」にかかるお金だと言われています。

永代供養のお墓の中でも、種類によって料金は異なりますから、一概に安いとは言えません。ただし「合祀墓」「集合墓」であれば、一般墓より安く抑えられるでしょう。

永代供養のデメリット・購入前の注意点

  • 一度合祀すると遺骨が取り出せなくなる
  • お墓を継承することができない
  • 人数や個別安置期間によっては高額になることも

【デメリット1】一度合祀すると遺骨を取り出せない

デメリットの一つ目は、一度合祀すると遺骨を取り出せないことです。

合祀とは他の人の遺骨も一緒に供養することですから、遺骨の区別をつけられなくなってしまうからです。

永代供養のお墓の中でも、遺骨を個別安置してくれるものであれば問題ありませんが、もし一定期間をすぎて合祀されるタイミングになった時は、「本当に合祀してよいのか?」をしっかりと考えましょう。

【デメリット2】お墓を継承することができない

お墓の継承ができないこともデメリットになる場合があります。

永代供養のお墓は「個別墓」であっても納骨できる人数はほとんど決まっています。子供たちと2世代のお墓の場合、4人~6人ぐらいが一般的です。

そのため、もしも先祖代々の遺骨を同じ場所に埋葬していきたいと考えると、人数オーバーになりかねません。その場合、1つの場所に埋葬できませんから、別の区画を探す必要がでてきます。

先祖代々同じ場所に納骨したい(今後その可能性はある)、と考える人にとっては、お墓を承継できないことはデメリットとなるでしょう。

【デメリット3】人数や個別安置期間によっては、金額が一般墓と同等になる

永代供養のお墓は「安い」と言われていますが、条件によっては一般墓と同等・又はそれ以上の金額になる場合があります。

特に「永代供養付き一般墓」といった、見た目は墓石を用いたお墓で永代供養がついているものは、墓石の金額がかかりますから費用は高くなります。

また個別安置期間を長くすると、その期間の年間管理費がかかってくるため、費用がかさみます。


以上、永代供養のメリットとデメリットを紹介しました。自分には永代供養が合っていそうか、イメージが湧きやすくなりましたでしょうか。

次の章では、永代供養料についてさらに詳しく知りたい人に向けて、永代供養料は「地域」や「宗旨・宗派」によって金額差があるか?を解説します。

「地域」や「宗教」による永代供養料の傾向

結論から申しますと、永代供養料の傾向は以下の通りです。

  • 「地域」による差:少しある
  • 「宗旨・宗派」による差:ほとんどない
  • 「霊園・お寺」ごとの差:ある

まず「宗旨・宗派」による費用の差はほとんどありません。また「地域」による差は少しありますが、それよりも「霊園やお寺ごとの差」が大きいと言えます。

【地域別】永代供養の平均費用

永代供養の費用の差は、地域ごとに傾向があります。

関東の都心部、東京都や神奈川県は比較的費用が高く、地方になればなるほど金額は安い傾向にあります。

参考までに、一部の都道府県の永代供養墓の平均費用を紹介します。

  • 東京都:73万円
  • 神奈川県:61万円
  • 大阪府:57万円
  • 福岡県:49万円

※参考:ライフドットに掲載している各都道府県の「永代供養墓」の費用の平均

しかし、地域による費用の差よりも、各霊園・お寺ごとの費用の差の方が大きいでしょう。

そのため、東京都でも10万円以下で納骨できる永代供養墓は存在しますし、地方だからといってどこでも安い訳ではありません。

宗旨・宗派の違いによる永代供養料の差はない

永代供養の金額が宗旨・宗派によって大幅に変わることはありません。

お寺ごとに、永代供養の費用に差はありますが、宗派による費用の傾向は見られないと言ってよいでしょう。

参考までに、各宗旨における総本山の永代供養(合葬タイプ)の料金をご紹介します。

  • 浄土宗(知恩院) 5万円~
  • 浄土真宗(大谷本廟) 5万円~
  • 曹洞宗(永平寺) 3万円~(永平寺の場合、分骨のみ受け付け)
  • 日蓮宗(身延山久遠寺)5万円~
  • 臨済宗(建仁寺)10万円~

各宗派の総本山への納骨方法・費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【浄土真宗】永代供養の費用はいくら?浄土真宗でも永代供養ができるのか解説

【曹洞宗】曹洞宗で永代供養をすると費用はいくら?種類やメリット・デメリットを解説

【日蓮宗】日蓮宗の本山に納骨する方法は?手順や費用をわかりやすく解説!

【臨済宗】臨済宗の本山に納骨する方法とは?臨済宗や本山の歴史も解説!

以上、地域や宗旨・宗派の違いによる費用の差について解説しました。


次の章では、少しでもお墓の費用を抑えたい!という人のために、永代供養以外の選択肢を紹介します。

お墓の費用を抑えたい人へ 永代供養以外の選択肢

一般的なお墓でもなく、永代供養でもない供養法は、主に次の2つが考えられます。

  • 散骨…海や山に遺骨を撒く供養法です。
  • 手元供養…自宅で遺骨を供養する方法です。

それぞれの特徴と費用について解説します。

散骨の費用は5万円~25万円程度

海上散骨

お墓を作らず、海や山に遺骨を撒く散骨の費用は、5万円から25万円程度です。
陸地は住民などとのトラブルに発展しやすく、多くの業者は海での散骨を行っています。

一家族だけで船をチャーターする個別散骨は25万円程度ですが、複数の家族で船に乗り入れる合同散骨であれば、費用はぐっと割安になります。

また、業者に遺骨をゆだねて散骨してもらう委託散骨は、5万円ほどから利用できます。

手元供養は0円からできる

手元供養のイラスト

骨壺を自宅に持ち帰り、仏壇や専用のスペースで供養する手元供養は、0円からできます

ただ、骨壺を素っ気ないものから手元供養用の美しいものへと変えたり、手元供養専用の仏具を揃えたりすると、数万円から数十万円がかかってくることになります。

手元供養は一見リーズナブルな方法ですが、最終的な遺骨の行き先とはいえません。
家を継ぐ人がいなくなってしまえば、遺骨をどこかへ異動せざるを得ないためです。

最後には、やはり永代供養をしたり、散骨をしたりといった方法をとらなければならないことに注意しましょう。

この章では、永代供養以外の供養法について、主なものをまとめました。
どの方法を選べば、故人らしく、また家族らしい供養ができるのか、考えてみましょう。


次の章では、既にお墓を持っている方が、納骨されている遺骨を永代供養にする場合に必要な費用についてご紹介します。

【既にお墓がある方へ】永代供養に変える場合の費用

一風変わったデザインのお墓

既にお墓を持っている方が、納骨されている遺骨を永代供養にするには、以下の2つの方法をとることになるでしょう。

  1. 墓じまいをして永代供養にする
  2. 今あるお墓に永代供養を付ける

なお、「2:今あるお墓に永代供養を付ける」という方法は、現状あまりメジャーとは言えません。そのため多くの方が、「1:墓じまいをして永代供養にする」という方法をとることになります。

これら2つの方法について、詳しく解説いたします。

墓じまいをして永代供養にする場合

墓じまいをして永代供養にする場合、費用は大きく2つ、「墓石の撤去にかける費用」と、「新しい納骨先(永代供養)にかける費用」に内訳されます。

墓じまいの費用内訳(墓石の撤去+新しい納骨先の購入)

遺骨の新しい納骨先にかける金額は、永代供養これまでにご紹介した通りです。

合祀墓の場合は一遺骨あたり5万円~30万円、永代供養がついたお墓の場合は、お墓のタイプによって費用が異なります。

墓石の撤去にかかる費用相場は、以下の通りです、

墓石を撤去するのにかかる費用
 撤去工事費:8万円~15万円 / 墓地面積1㎡あたり
 閉眼供養 :3万円~10万円
 行政手続き:~3,000円
合計 20万円~40万円ほど(墓地面積2㎡の場合)

墓地面積が2㎡の場合、20万円~40万円ほどが相場でしょう。

墓じまいの費用について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。墓じまいの費用相場や、墓じまいの金額を安く抑える方法についても紹介しています。

今あるお墓に永代供養をつける場合

また記事を読んで下さっている人の中には、今あるお墓に「永代供養」をプラスすることはできないの?と考える方もいるかもしれません。それが可能ならば、墓じまいをする必要もなく、余分な費用もかからない、と思われるでしょう。

結論から申しますと、今あるお墓に永代供養をつけられる霊園が全くない訳ではありません。しかしその数は少なく、多くの方は既存のお墓に永代供養を付けることは難しいと言えます。 

ただ、以下のような行動をとることで、既存のお墓に永代供養を付けられることもあります。

僧侶・墓地の運営者に永代供養にしたいことを相談する

 

現在お墓があるお寺の僧侶や、墓地の運営者に永代供養にしたいことを相談すると、既存のお墓が建ったまま永代供養を付けられる可能性があります。

なぜならば、墓地の管理人やお寺にとって、墓守のいないお墓(無縁仏)が敷地に残ってしまうことは避けたいと思うからです。墓守がいなければ、年間管理費が支払ってもらえない上に、最終的にお寺・霊園側でお墓を撤去しなければなりません。

「永代供養にしたい」ということは、将来的に継承者がいなくなる、お墓参りができなくなる、という理由がある人が多いでしょう。そのため、無縁仏を防ぐためにも「永代供養にしたい」と相談した人には、何かしらの提案をしてくれるはずです。

特に寺院墓地にお墓がある人は、相談をすることは有効です。それは、寺院の場合は住職が墓地運営者として裁量が大きく、その方の考え次第で対応してくれる可能性があるからです。

ただ民間墓地(民営墓地)の場合でも、「永代供養サービスあり」の霊園であれば、対応してもらえます。民間墓地(民営墓地)にお墓をお持ちの人は、一度自分の霊園が該当するかどうか、確認をしてみるとよいでしょう。

まとめ

以上、永代供養の費用について、合祀墓の相場・永代供養付きのお墓の相場などをご紹介しました。

要点をおさらいしていきましょう。

永代供養とは

永代供養とは、様々な事情でお墓参りができない人に代わり、寺院や霊園が遺骨を供養・管理してくれるシステムのことです。

実際に永代供養の相場を見たうえで、本当に永代供養に決めてもいいのか?と迷っている方は、「【Q&Aあり】永代供養墓とは?基本知識 | 費用・注意点・探し方」の記事をご覧ください。永代供養のメリットやデメリットについても詳しく紹介しています。

どの方法にするか迷うようなときは、いったん手元供養として、じっくり考えてみるのもおすすめです。

永代供養を行っている霊園を実際に見学してみたり、納骨堂に行ってみたりして、よりしっくりくる供養法を見つけましょう。

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

永代供養墓とは、寺院や管理者などが永代にわたって管理・供養するシステムをとっているお墓のことです。

お墓の形はさまざまで、石塔がシンボルになっているもの、樹木がシンボルになっているもの、モニュメントがシンボルになっているものなどがあります。

納骨堂でも永代供養システムを採用しているところが多く、一定の使用期間が過ぎると、永代供養墓に合葬するタイプのものがほとんどです。

承継者を必要としないお墓が世に出たのは、1989年新潟県の妙光寺が現代のニーズあったお墓を形にしたいという思いで、安穏廟という永代供養墓をつくったのがはじまりです。

妙光寺は、永代供養墓をつくっただけではなく、契約者同士が共に供養し支えていく仕組みも形成したのは、後の永代供養システムに大きく貢献しています。

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  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。

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