臨済宗の本山に納骨する方法とは?臨済宗や本山の歴史も解説!

【臨済宗 本山納骨】アイキャッチ


「臨済宗の本山に納骨したいけど、どうすればいいのか分からない」
「そもそも、臨済宗の本山に納骨できるの?」
そんな疑問を持っている人も多いでしょう。

この記事では臨済宗の納骨について解説!

  • 臨済宗の本山に納骨するには、どうしたらいいの?
  • 臨済宗の本山には、どんな歴史があるの?
  • 臨済宗の本山に行きたいけど、見どころはどこなの?

最後まで読めば、臨済宗の本山に納骨する方法を知ることができます。
また、臨済宗の本山の歴史や、本山の見どころも詳しく紹介していますので、本山の拝観をさらに有意義なものにできますよ。

まずは臨済宗について、簡単に解説していきます。

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臨済宗は禅宗の一つ

臨済宗は「禅宗(ぜんしゅう)」の中の一つです。
「禅宗」とは、仏教の中でも特に「坐禅(ざぜん)」を重んじる宗派の総称です。

また、「坐禅」とは、姿勢を正して坐った状態で精神統一を行うという修行法です。

禅宗には臨済宗の他に「曹洞宗(そうとうしゅう)」や「黄檗宗(おうばくしゅう)」があり、この3つの宗派は「日本三禅宗」と呼ばれています。

では、臨済宗がどのようにして開かれたのかを見ていきましょう。

臨済宗の歴史

臨済宗は、1191年に「明庵栄西(みんなんえいさいorみんなんようさい)」によって開かれました。

しかし、臨済宗が日本で確立されるまでの栄西の道のりは、困難をきわめるものでした。

当初は、「天台宗(てんだいしゅう)」という宗派の僧侶として修行をしていた栄西ですが、次第に中国で修行をしたいと思うようになりました。

そして、実際に栄西は中国に渡り、禅宗の修行をつみます。
修行の結果、中国の禅宗の師匠から「悟りに至った」という証明をもらった栄西は、帰国し、日本に禅を伝えたのです。
これが、日本における臨済宗の始まりです。

1195年、栄西は博多に日本で最初の臨済宗のお寺「聖福寺(しょうふくじ)」を建立しましたが、他の宗派から迫害や圧力を受け、当時の朝廷からも臨済宗の活動停止命令を出されてしまいました。

その後、栄西は鎌倉幕府に招かれ、将軍である源頼家(みなもとのよりいえ)に、臨済宗の復興の必要性を力説しました。

その結果、源頼家の説得に成功した栄西は、幕府の保護を受け、京都に「建仁寺(けんにんじ)」を建ててもらえることとなりました。

この「建仁寺の建立」という出来事は、臨済宗が初めて幕府や人々に公認され、宗派として確立されたということを意味しています。

そして建仁寺の建立後、栄西は高齢になっても京都と鎌倉を精力的に往復し、生涯、布教活動を続けたのでした。

次に、臨済宗の教えとはどのようなものなのか、見ていきましょう。

臨済宗の教え

臨済宗は「修行をして、本来の自分が持っている仏性(ぶっしょう)に目覚めることが悟りである」という教えです。

仏性とは「人々が本来持っている、仏になれる性質」という意味です。すなわち、坐禅などの修行を通して、自己の仏性に気づくことが悟りなのです。

ここまで解説してきた臨済宗の概要を、次の章でもう一度簡単に確認しておきましょう。

おさらい!臨済宗の概要

「開祖(かいそ)」という臨済宗を開いた人物、宗派の数、教えを表にしました。

臨済宗の本山について詳しく知る上で、押さえておくと理解がいっそう深まるポイントです。

臨済宗 概要
開祖明庵栄西(みんなんえいさいorみんなんようさい)
宗派の数14派
教え修行を通して、自己の仏性に気づくことが悟りである

臨済宗の概要を踏まえて、次は、全国にある臨済宗のお寺の大元となる「本山(ほんざん)」について見ていきましょう。

臨済宗の本山は14派に合わせた14箇所

現在、臨済宗は14の派に分かれており、それぞれ「臨済宗〇〇派」と呼ばれています。
また、全国にある各宗派のお寺を統轄しているお寺を「本山(ほんざん)」と呼びますが、臨済宗ではそれぞれの派ごとに本山があります。

ここからは、臨済宗の14派と本山、そして派をひらいた人である派祖(はそ)は誰なのかを一覧にして紹介します。

各派の名称本山派祖
建仁寺派(けんにんじは)建仁寺(京都市東山区)明庵栄西(みんなんえいさい)
東福寺派(とうふくじは)東福寺(京都市東山区)円爾弁円(えんにべんねん)
南禅寺派(なんぜんじは)南禅寺(京都市左京区)無関普門(むかんふもん)
天龍寺派(てんりゅうじは)天龍寺(京都市右京区)夢窓疎石(むそうそせき)
相国寺派(しょうこくじは)相国寺(京都市上京区)夢窓疎石(むそうそせき)
大徳寺派(だいとくじは)大徳寺(京都市北区)宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)
妙心寺派(みょうしんじは)妙心寺(京都市右京区)関山慧玄(かんざんえげん)
建長寺派(けんちょうじは)建長寺(神奈川県鎌倉市)蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)
円覚寺派(えんがくじは)円覚寺(神奈川県鎌倉市)無学祖元(むがくそげん)
向嶽寺派(こうがくじは)向嶽寺(山梨県塩山市)抜隊得勝(ばっすいとくしょう)
方広寺派(ほうこうじは)方広寺(静岡県引佐町)無文元選(むもんげんせん)
永源寺派(えいげんじは)永源寺(滋賀県永源寺町)寂室元光(じゃくしつげんこう)
国泰寺派(こくたいじは)国泰寺(富山県高岡市)慈雲妙意(じうんみょうい)
佛通寺派(ぶっつうじは)佛通寺(広島県三原市)愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)

上の表のように、臨済宗には14の本山がありますが、この記事では14の本山の中から3つをピックアップし、順番に紹介していきます。

【この記事で紹介する3つの本山】

  1. 臨済宗建仁寺派「建仁寺」
  2. 臨済宗妙心寺派「妙心寺」
  3. 臨済宗南禅寺派「南禅寺」

まずは、建仁寺から見ていきましょう。

栄西が開いた「わびさび」を感じられるお寺!京都市東山区の建仁寺

建仁寺

臨済宗建仁寺派の本山である、京都市東山区の「東山建仁寺(とうざんけんにんじ)」は、一般的に「建仁寺(けんにんじ)」と呼ばれていますが、京都の人には「けんねんじ」や「けんねんさん」とも呼ばれ、親しまれています。

建仁寺は京都最古の禅宗のお寺で、広大な敷地を有していますが、敷地内はいつも静寂が保たれており、厳格な雰囲気が漂っています。

次は、建仁寺が建てられた背景や歴史について紹介していきます。

建立背景と歴史

建仁寺はもともと、当時の鎌倉幕府の将軍である源頼家が1202年に建立したお寺です。

そして、臨済宗の開祖であり、建仁寺派の派祖でもある栄西が、建仁寺に臨済宗のお寺を開きました。

創建当時の建仁寺は、天台宗・真言宗(しんごんしゅう)・臨済宗の、3宗派合同のお寺でした。しかし、1259年から建仁寺の住職となった蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)という臨済宗の僧侶のはたらきによって、臨済宗だけのお寺となったのです。

その後建仁寺は、学問に優れた僧侶である「学僧(がくそう)」を、多く輩出していたので「建仁寺の学問面(がくもんづら)」とも呼ばれるようになりました。

ちなみに、「学問面」の「面(つら)」という字は、「面構え」という意味で、お寺の特徴を一言で表現する言葉として使われています。

「〇〇面」というと、からかったような、良くない印象を受ける人もいるかと思いますが、決して悪い意味ではありません。

なお、室町時代末期、応仁の乱により建仁寺の建物は荒らされ、さらに1397年・1481年・1552年とたびたび火災にあっており、残念ながら創建当時の建物は残っていません。

したがって、現在の建物の大部分は、江戸時代以降に再建されたものとなっています。

ここまで、建仁寺の歴史について確認してきました。次は、建仁寺に納骨する方法について解説していきます。

建仁寺に納骨する方法について

建仁寺に納骨したい場合、「塔頭寺院(たっちゅうじいん)」という建仁寺の敷地内にある小寺の、「両足院(りょうそくいん)」に遺骨を納めます。

この「両足院」では、「永代供養墓(えいたいくようぼ)」への納骨を受け付けています。

「永代供養墓」とは、お寺が遺族の代わりに故人の供養と遺骨の管理を行うお墓のことをいいます。

では、「両足院」の永代供養墓へ納骨する方法や注意点について、見ていきましょう。

「両足院」の永代供養墓への納骨方法は2つ

まず、「両足院」の永代供養墓への納骨方法は2つあります。

  • すべての遺骨を、他の人たちの遺骨と合わせて一つのお墓に埋葬する方法
    遺骨を骨壺から取り出し、他の人たちの遺骨と合わせ、一つのお墓に埋葬します。
  • ある一定期間、遺骨を骨壺のままお寺に安置した後、他の人の遺骨と合わせて埋葬する方法
    例えば、十三回忌や三十三回忌までお寺の納骨棚に骨壺のまま安置し、期間が過ぎたら他の人たちの遺骨と合わせて、一つのお墓に埋葬します。

納骨方法を確認したら、次は納骨する場合の注意点と、納骨後のお墓参りについて解説していきます。

永代供養墓に納骨する場合の注意点とお墓参りについて

永代供養墓に納骨した場合、どちらの納骨方法でも、一度納めた遺骨は返却されませんので注意してください。

また、納骨後は好きな時にお墓参りに行くことができます。
朝9時から夕刻4時頃まで両足院の勝手門が開いていますので、時間内であれば自由にお参りができます。

納骨にかかる費用

「両足院」への納骨にかかる費用は、10万円以上となります。
また、遺骨を一定期間お寺に安置してから埋葬する場合は、安置する期間によっても費用が変わります。
安置する期間や費用などの詳細については、両足院へ問い合わせてください。

参考URL : 臨済宗大本山建仁寺塔頭 両足院 「永代供養墓」

次は、建仁寺の観光概要や、建仁寺で体験できることを詳しく紹介していきます。

建仁寺の観光概要と体験

建仁寺では、住職の住むところである「本坊(ほんぼう)」や、僧侶が仏教の講義を行うところである「法堂(はっとう)」といった、お寺の中心となる場所を拝観することができます。

拝観できる区画には、国宝や重要文化財に指定されている屏風絵やふすま絵、美しい庭園などがあり、四季折々の風景を楽しむことができます。
他にも、建仁寺では禅宗ならではの、坐禅なども体験することができます。

拝観料やマナーについて

ここからは、建仁寺拝観についての詳細と、建仁寺で体験できることを紹介していきます。
まずは拝観時間を確認していきましょう。

建仁寺の拝観時間

建仁寺の拝観時間は、時期によって異なります。
また、拝観時間とは拝観の申し込みを受け付けている時間で、閉門時間とは拝観場所から出なければいけない時間のことを指します。

時期拝観時間閉門時間
3月1日~10月31日午前10時~午後4時30分午後5時閉門
11月1日~2月28日午前10時~午後4時午後4時30分閉門

なお、建仁寺の行事の都合によって、拝観できない日や、拝観できない時間帯があります。

建仁寺へ拝観に行く際には、あらかじめ建仁寺公式ホームページで拝観可能かチェックしておくことをオススメします。

参考URL : 建仁寺 拝観案内

建仁寺の拝観料

建仁寺の拝観料は以下の通りです。

一般600円
中高生300円
小学生200円
小学生未満無料

拝観時のマナー

建仁寺を拝観する際のマナーを箇条書きにしました。
建仁寺の拝観を予定している人は、事前にマナーを確認しておきましょう。

  • 建物の中では帽子を取ること
  • 大声で騒いだりせず、静かに拝観すること
  • 建物内を撮影する時には、三脚や一脚は使わないこと
  • 携帯電話はマナーモードにするか、電源を切ること
  • お寺内に置いてある、儀式に使う法具や、屏風、ふすま絵などの文化財には決して触らないこと
  • 拝観終了時刻である閉門時間になったら、速やかに拝観場所から退出すること

ここまで、建仁寺の拝観について解説してきました。
次は、建仁寺で体験できることをご紹介します。

体験できること

建仁寺では、坐禅や、お経を書き写す「写経(しゃきょう)」を体験することができます。

まずは、写経体験について詳しく見ていきましょう。

写経体験について

建仁寺の写経体験では、「般若心経(はんにゃしんぎょう)」というお経を書き写します。

この写経体験は予約不要で、拝観可能な日時であれば、建仁寺の本坊にある売店にて随時受け付けています。また、写経に使う紙や用具は、建仁寺で用意されていますので、手ぶらで参加できますよ。

なお、写経体験に参加する場合は、拝観料とは別に、一人につき1,000円を納めます。
写経体験をする場合の注意点としては、閉門時間までに拝観と写経体験を行う必要がありますので、拝観を先に済ましておくなど、時間に余裕をもって行動することをオススメします。

個人で参加できる坐禅体験「千光会」について

個人で参加できる坐禅体験には、坐禅を体験し、僧侶から仏教の話である「法話(ほうわ)」を聞く「千光会(せんこうかい)」という会があり、基本的には毎月第2日曜日の朝7時30分から行われています。

坐禅体験は建仁寺の「方丈(ほうじょう)」という建物内で行いますので、拝観受付をしている「本坊(ほんぼう)」より入って、「方丈」へと進みましょう。この「千光会」には、参加費不要・予約不要で参加することができます。

ただし、「千光会」が開催されない月があったり、月によっては開始時間が変更される場合があったりしますので、参加を希望する人は、事前に建仁寺公式ホームページで開催日時を確認しておきましょう。

【おさらい】坐禅・写経体験一覧

ここまで紹介してきた、建仁寺で坐禅や写経を体験できる日程や、体験内容、時間などを一覧にまとめました。

日程内容時間納める金額
写経体験拝観可能日時であれば、いつでも参加できる般若心経というお経を書き写す所要時間は45分ほど1,000円
坐禅体験
(千光会)
毎月第2日曜日20分の坐禅を2回行ったあと、お経を読み、最後に法話を聞く朝7時30分から始まり、朝10時前後に終了無料

【訪れたら要チェック!】建仁寺の見どころ3選

ここからは、国宝や重要文化財が多く展示されている建仁寺の中でも、筆者が特にオススメする見どころを3つご紹介します。

法堂(はっとう)

1765年に建てられた建仁寺の「法堂(はっとう)」は、本尊をまつる場所である「仏殿(ぶつでん)」と、僧侶が説法を行う場所である「法堂」を兼ねた建物となっています。

法堂の見どころは、なんといっても大迫力の天井画「双龍図(そうりゅうず)」です。

「口を大きく開けた龍と、口を閉じた龍」という、「阿吽(あうん)」と呼ばれる形の口をした2匹の龍が、法堂の天井いっぱいに描かれています。

この「双龍図」は、建仁寺創建800年を記念して、畳108枚分もの大きさで描かれたもので、2002年4月に完成しました。
法堂に入り、天井を見上げたとたん、2匹の巨大な龍の姿に、ただただ圧倒されることでしょう。

大書院(おおじょいん)

大書院(おおじょいん)では、江戸時代初期の画家である俵屋宗達(たわらやそうたつ)の「風神雷神図屛風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」のレプリカを見ることができます。

国宝にも指定されている「風神雷神図屛風」は、教科書などにも載っているとても有名な作品で、建仁寺所有のものですが、現在は京都国立博物館に保管されています。

なお、建仁寺に飾られている「風神雷神図屛風」は、最新のデジタル技術で再現されたとても精巧なレプリカです。

拝観の際にはぜひ、俵屋宗達の最高傑作とされている「風神雷神図屛風」を、間近でじっくりと堪能してくださいね。

○△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)

「小書院(しょうしょいん)」の南側に位置する「○△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)」は、その名の通り、〇△☐の3つの図形で形成された庭園です。中央の木の周りの苔が〇を、庭の隅にある土手の斜線が△を、井戸が□を、それぞれあらわしています。

この3つの図形は、宇宙の三大要素である、地面(□)・水(〇)・火(△)を表現しており、また、禅宗の「地・水・火・風」という四大思想を象徴したものとも言われています。

建仁寺には「○△□乃庭」の他にも、広々とした枯山水庭園「大雄苑(だいおうえん)」や、四季折々で新緑や紅葉が楽しめる「潮音庭(ちょうおんてい)」などもありますので、それぞれの庭を眺めながら、ゆっくりとした時間を楽しむことができますよ。

ここまでは、建仁寺について解説してきました。
次は、臨済宗妙心寺派の本山である、妙心寺について紹介していきます。

日本最大の禅寺!京都市右京区の妙心寺

妙心寺

臨済宗妙心寺派の本山である妙心寺は、京都市右京区にあり、正式には「正法山妙心寺(しょうぼうざんみょうしんじ)」といいます。

妙心寺は日本最大の禅宗のお寺で、広大な敷地内には46もの「塔頭寺院(たっちゅうじいん)」と呼ばれる小さなお寺が建ち並んでいます。また、妙心寺敷地内には樹木や花などの自然も多くあるので、京都の人々に「西の御所(ごしょ)」とも呼ばれ、親しまれています。

では、日本最大の禅寺「妙心寺」には、どのような歴史があるのかを見ていきましょう。

建立背景と歴史

妙心寺はもともと、「花園御所(はなぞのごしょ)」という皇室の別邸があった場所でした。

しかし、室町時代の1336年に、当時の上皇が「花園御所」を禅宗のお寺にすると決め、翌年の1337年に「関山慧玄(かんざんえげん)」によって妙心寺が開かれました。
なお、「関山慧玄」は臨済宗妙心寺派を開いた人物でもあります。

その後、1399年に妙心寺は、室町幕府の将軍である足利義満(あしかがよしみつ)と大内義弘(おおうちよしひろ)の内乱に巻き込まれました。

この時、妙心寺は足利義満によってお寺の敷地やお寺の名前まで没収され、さらには天台宗のお寺にされてしまいます。

妙心寺の僧侶たちは拠点を失い、活動の場を求めて全国各地に分散しました。しかし、没収されていた妙心寺は1432年に返され、臨済宗のお寺として復興しました。以降、寺院経営も成功し、多くの大名からも寄付を受け、臨済宗最大のお寺となったのです。

ここまで、妙心寺の歴史について解説してきました。
次は、妙心寺に納骨する方法について紹介していきます。

妙心寺と納骨について

ここからは、臨済宗妙心寺派の本山である妙心寺に納骨する方法を、確認していきましょう。

納骨方法は分骨(ぶんこつ)と総骨(そうこつ)の2種類

妙心寺への納骨方法には、分骨(ぶんこつ)と総骨(そうこつ)の2種類があります。

  • 分骨…遺骨の一部を納める方法
  • 総骨…すべての遺骨を納める方法

納めた遺骨は妙心寺内にある「涅槃堂(ねはんどう)」の地下室に安置され、日々供養されます。

また、妙心寺の拝観中止日であっても、涅槃堂は1年中開いていますので、いつでも好きな時にお参りをすることができます。

なお、納めた遺骨は返却されませんので、十分に納得した上で納骨するようにしてくださいね。
納骨の費用や各種手続きに関しては、妙心寺涅槃堂まで問い合わせてください。

次は、妙心寺の観光概要と、妙心寺で体験できることを紹介していきます。

妙心寺の観光概要と体験

妙心寺の敷地内は近隣住民の通路としても使われているため、妙心寺敷地内に出入りできる門は、24時間365日開かれています。

また、妙心寺では拝観料を払うと、僧侶が説法や講義を行う「法堂(はっとう)」と、お寺の台所である「大庫裏(だいくり)」という場所を、ガイドさんの説明を聞きながら拝観することができます。

他にも、妙心寺では坐禅や、お経を書き写す「写経(しゃきょう)」などの体験をすることもできます。

拝観料やマナーについて

ここからは、妙心寺の拝観についての詳細や、拝観時のマナーを見ていきましょう。
まずは、「法堂」と「大庫裏」の拝観時間から解説していきます。

妙心寺の拝観時間

拝観チケットの販売時間は以下の通りです。

午前は9:00~12:00
午後は13:00~15:30

法堂・大庫裏の閉門時間は16:00ですので、それまでに拝観を終えていただくようにと案内があります。

※以前はガイドによる案内がありましたが、2021年1月12日よりガイドの説明がなくなり個人自由拝観に変更となっています。

妙心寺の拝観料

妙心寺の拝観料です。

拝観受付は妙心寺法堂の北側にありますので、そこで拝観の申し込みをします。また、30名以上の団体であれば、拝観料が割引されます。

拝観料(個人)拝観料(30名以上の団体)
大人700円630円
小学生・中学生400円360円

なお、個別の塔頭(敷地内にある小寺)拝観には、場所によって別途拝観料が必要となる場合があります。

拝観時のマナー

妙心寺拝観の際のマナーをご紹介します。

  • 建物の中では帽子を取ること
  • 大声で騒いだりせず、静かに拝観すること
  • ガイドさんが説明をしている時は、しゃべらず静かに聞くこと
  • 携帯電話はマナーモードにするか、電源を切ること
  • お寺内に置いてある、儀式に使う法具などには決して触らないこと

ここまで、妙心寺の拝観について解説してきました。
次は、妙心寺で体験できることを見ていきましょう。

体験できること

妙心寺では、坐禅や写経を体験することができます。
まずは、写経体験について詳しく見ていきましょう。

写経体験について

妙心寺の写経体験では、「般若心経(はんにゃしんぎょう)」などの6種類のお経の中から1つを選び、書き写します。

この写経体験は事前予約不要で、妙心寺の拝観受付にて、午前9時~11時、午後13時~15時のあいだで毎日受け付けています。

ただし、妙心寺の行事により写経体験が休止となる日がありますので、写経体験をしたい人は、事前に確認しておくと良いでしょう。

また、写経に使う紙や用具は、写経セットとして妙心寺で用意されていますので、手ぶらで体験できます。
なお、写経体験に参加する場合は、拝観料とは別に、一人につき1,000円を納めます。

内容受付時間人数納める金額
写経体験「般若心経」など6種類のお経から1つを選び、書き写す午前:9時~11時
午後:13時~15時
8人まで
(8人以上の団体の場合は要相談)
1,000円

坐禅体験について

妙心寺の坐禅体験には、「大衆禅堂(だいしゅぜんどう)」と「妙心寺禅道会(みょうしんじぜんどうかい)」の2種類があります。

  • 大衆禅堂…1泊2日で、坐禅や、掃除である「作務(さむ)」などを体験する会
  • 妙心寺禅道会…2日間続けて、早朝に坐禅をした後、僧侶から仏教の話である「法話(ほうわ)」を聞く会
内容期間開催日会費
大衆禅堂坐禅や作務などを体験する1泊2日毎週土曜日午後6時~日曜日午前9時まで初回 2,000円
2回目からは1,000円
妙心寺禅道会早朝に坐禅をし、法話を聞く2日間毎月7・8日の2日間
午前6時~ 7時30分
2日間で500円

どちらも予約不要で参加することができます。
ただし、「大衆禅堂」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため当面の間、休止しています。
「妙心寺禅道会」は、令和3年4月より再開します。


また、妙心寺の行事の都合により休会となる場合もありますので、参加を希望する人は、事前に妙心寺の「宗務本所(しゅうむほんじょ)」に確認しておきましょう。
なお、参加費はおつりのないように用意してくださいね。

【訪れたら要チェック!】妙心寺の見どころ2選

ここからは、筆者オススメの妙心寺の見どころを、2つご紹介していきます。

法堂(はっとう)

妙心寺の法堂の風景

妙心寺の法堂(はっとう)は、1657年に建立され、重要文化財にも指定されている建物です。
法堂の天井には、江戸初期の絵師「狩野探幽(かのうたんゆう)」が、8年を費やして描いた「雲龍図(うんりゅうず)」があります。

この「雲龍図」には1匹の龍が描かれているのですが、法堂内のどの位置から見ても、龍の目線がこちらを向いているように見えることから、「八方睨みの龍(はっぽうにらみのりゅう)」とも呼ばれています。

他にも、698年に作られた日本最古の鐘といわれている国宝「黄鐘調鐘(おうじきちょうのかね)」を見ることができますよ。

退蔵院(たいぞういん)

「退蔵院(たいぞういん)」は、妙心寺の敷地内にある小寺という意味の「塔頭寺院(たっちゅうじいん)」と呼ばれるお寺のひとつです。

しかし、小寺とは言いがたいほど「退蔵院」の敷地は広く、広大な庭園もあります。
「退蔵院」の拝観時間は、午前9時から午後5時までで、拝観料は一般600円となっています。

この「退蔵院」は「三門(さんもん)」の西側に位置しており、「狩野元信(かのうもとのぶ)」による庭園「元信の庭(もとのぶのにわ)」で有名なお寺です。

他にも、「余香苑(よこうえん)」という庭園では、一年を通して桜や藤、サツキ、蓮、金木犀、楓などが彩り、四季折々の風景を楽しむことができます。
また、抹茶とお茶菓子で一服できるお茶席もあり、歩き疲れた体を癒すこともできますよ。

ここまでは、妙心寺について解説してきました。
次は、臨済宗南禅寺派の本山「南禅寺」について、詳しく紹介していきます。

石川五右衛門が絶賛した三門が有名!京都市左京区の南禅寺

南禅寺

京都市左京区にある、臨済宗南禅寺派の本山「南禅寺(なんぜんじ)」は、天皇家との縁が深く、日本の禅寺のなかで最も格式が高いお寺とされています。

「南禅寺」の正式名称は「瑞龍山太平興国南禅禅寺(ずいりょうざんたいへいこうこくなんぜんぜんじ)」といいます。

この「南禅寺」にある三門は、歌舞伎の「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」という演目で、石川五右衛門(いしかわごえもん)が三門からの景色を見て、「絶景かな、絶景かな」と言う場面でも有名な門です。

では、「南禅寺」にはどのような歴史があるのか見ていきましょう。

建立背景と歴史

南禅寺はもともと、皇室の別邸である離宮(りきゅう)の「禅林寺殿(ぜんりんじどの)」でした。
当時の亀山天皇は、のちに臨済宗南禅寺派をひらく「無関普門(むかんふもん)」を深く信心していました。

そして、亀山天皇が上皇となられたあと「禅林寺殿」を「龍安山禅林禅寺(りょうあんざんぜんりんぜんじ)」というお寺にし、1291年に無関普門が臨済宗のお寺を開きました。

その後、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)により、南禅寺は日本の禅寺で最も高い格式を与えられました。

しかし、室町時代の1467年、「応仁の乱」という内戦の市街戦により、お寺のほとんどの建物が焼失してしまいます。

この「応仁の乱」以降、南禅寺の再建は思うように進まず、江戸時代に入ってからやっと復興しました。

次は、この臨済宗南禅寺派の本山である「南禅寺」に納骨する方法を説明していきます。

南禅寺と納骨について

臨済宗南禅寺派の本山に納骨する方法についてご紹介します。
まず、南禅寺に納骨する場合、「帰雲院(きうんいん)」という、南禅寺の敷地内にある小寺に遺骨を納めます。

この「帰雲院」では、「永代供養塔(えいたいくようとう)」への納骨を受け付けています。
「永代供養塔」では、遺族の代わりに、お寺が故人の供養と遺骨の管理を行います。

では、「帰雲院」の永代供養塔へ納骨する方法について、見ていきましょう。

「帰雲院」の永代供養塔へ納骨する方法

まず、「帰雲院」の永代供養塔への納骨方法は2つあります。

  • すべての遺骨を、他の人たちの遺骨と合わせて、一つの場所に納骨する方法
    帰雲院の永代供養塔の地下にある「合同カロート」という納骨場所に、他の人たちの遺骨と合わせて納骨します。

  • すべての遺骨を、個別の納骨室に安置し、33年後に他の人たちの遺骨と合わせて納骨する方法
    33年間は、帰雲院の永代供養塔にある個別の納骨室に骨壺のまま安置し、33年が過ぎたら「合同カロート」に、他の人たちの遺骨と合わせて納骨します。

納骨後は、希望すれば法要を行ってもらうことができ、また、好きな時にお墓参りに行くこともできます。

また、納骨方法によって費用が変わるので、詳細については帰雲院の永代供養塔「ともし碑」受付センターへ問い合わせてください。

次の章からは、南禅寺の観光概要と、南禅寺で体験できることについて紹介していきます。

南禅寺の観光概要と体験できること

南禅寺は京都市の東の端に位置する、自然豊かで広大な敷地を持つお寺です。
南禅寺の敷地内には、いくつもの「塔頭(たっちゅう)」と呼ばれる小寺があります。

さらに、南禅寺の敷地内にはお寺だけでなく、琵琶湖の湖水を京都市へ流すため、明治時代に作られた水路である「琵琶湖疎水(びわこそすい)」もあり、見どころがたくさんあります。

また、南禅寺では坐禅や、お経を書き写す「写経(しゃきょう)」などの体験をすることもできます。

拝観場所・時間・マナーについて

ここからは、南禅寺拝観についての詳細と、マナーについて紹介します。
まずは拝観できる場所について見ていきましょう。

南禅寺には拝観できる場所が3つある

広大な敷地をもつ南禅寺には、拝観できる場所が3つあります。

  • 方丈庭園(ほうじょうていえん)
    国宝に指定されている「方丈(ほうじょう)」という建物と、方丈にある庭園を見ることができます。

  • 三門(さんもん)
    石川五右衛門の歌舞伎演目で有名な、南禅寺の正門です。門の上には部屋があり、京都市内を一望できる絶景スポットです。

  • 南禅院(なんぜんいん)
    皇室の別邸である離宮(りきゅう)の跡地であり、南禅寺発祥の地とも言われているお寺で、鎌倉時代につくられた庭園があります。

拝観できる3か所それぞれで、拝観料を払う必要があります。
なお、拝観時間は3つとも同じです。

南禅寺の拝観時間

南禅寺の拝観時間は、期間によって異なります。
また、拝観の受付は、拝観終了時間の20分前までとなっています。

期間拝観時間
12月1日~2月28日午前8時40分~午後4時30分
3月1日~11月30日午前8時40~午後5時

なお、12月28日~31日は一般の拝観はできませんので注意してください。

南禅寺の拝観料

南禅寺は、方丈庭園・三門・南禅院の3つの場所で拝観ができ、それぞれ拝観料が必要となります。
また、場所によって拝観料が異なりますので、下の表で確認してくださいね。
なお、30人以上であれば団体割引が適用されます。

種別個人団体(30人以上)
方丈庭園一般600円500円
高校生500円450円
小中学生400円350円
三門一般600円500円
高校生500円450円
小中学生400円350円
南禅院一般400円350円
高校生350円250円
小中学生250円200円

拝観時のマナー

南禅寺を拝観する時のマナーを確認していきましょう。

  • 建物内に置いてある、儀式に使う法具や、ふすま絵などの文化財には決して触らないこと
  • 許可された場所以外では飲食しないこと
  • 大声で騒がず、静かに拝観すること
  • 写真撮影には一脚や三脚を使用しないこと
  • 拝観終了時刻である閉門時間になったら、速やかに拝観場所から退出すること

ここまでは南禅寺の拝観について、解説してきました。
次は、南禅寺で体験できることを見ていきましょう。

体験できること

南禅寺では、坐禅と写経の体験をすることができます。

なお、南禅寺の坐禅と写経の体験は、それぞれ開催日時が決まっていますので、体験を希望する人は、あらかじめ開催日時を確認しておきましょう。まずは、南禅寺の写経体験について紹介していきます。

写経体験について

南禅寺では毎月15日に「写経会」が開催されています。

「写経会」では、「般若心経(はんにゃしんぎょう)」というお経を唱和してから、僧侶から仏教の話である法話を聞き、写経をします。
なお、「写経会」への参加は予約不要で、写経に使う道具はお寺側で用意してもらえます。

内容開催日時開催場所納める金額
写経会般若心経の唱和と法話を聞き、写経する毎月15日(8月は休会)南禅院1,000円
午後1時開始
午後3時解散

坐禅体験について

南禅寺での坐禅体験は、早朝に行われる「暁天坐禅(ぎょうてんざぜん)」というものです。
「暁天坐禅」は毎月、第2と第4日曜日に行われており、予約不要で参加することができます。

ただし、8月は2回とも休会で、12月の第4日曜日と、1月の第2日曜日も休会です。
また、開始時間は期間によって変わりますので注意してください。

内容開催日開催時間開催場所納める金額
暁天坐禅般若心経の唱和と法話を聞き、写経する毎月
第2日曜日
第4日曜日
2月~10月:午前6時から
11月~3月:午前6時30分から
(所要時間は1時間)
龍淵閣無料

ここまで、南禅寺の観光概要や、体験できることを解説してきました。

【訪れたら要チェック!】南禅寺の見どころ3選

ここからは、筆者がオススメする、南禅寺の見どころを3つご紹介していきます。
拝観の際には、ぜひ参考にしてみてください。

三門(さんもん)

南禅寺の三門(さんもん)は、国の重要文化財に指定されており、日本三大門の一つとされている、2階建てのとても大きな門です。

三門の拝観では、「五鳳楼(ごほうろう)」という2階部分にも上ることができ、ここでは多くの仏像や、江戸時代の絵師「狩野探幽(かのうたんゆう)」の華やかな天井画なども見ることができます。

また、「五鳳楼」からは、南禅寺周辺の木々の向こうに広がる京都の街並みを一望することができます。

方丈庭園(ほうじょうていえん)

南禅寺で拝観できる「方丈庭園(ほうじょうていえん)」の、「方丈(ほうじょう)」という建物は、昭和28年、国宝に指定されました。
「方丈」とは、お寺の中心的な建物である「本堂(ほんどう)」の役割をになう建物のことを言います。

南禅寺の方丈は「大方丈(おおほうじょう)」と「小方丈(しょうほうじょう)」に分かれており、拝観ではそれぞれの建物と庭園を見ることができます。

南禅寺「大方丈」の庭園は、石と樹木と砂だけで構成された「枯山水(かれさんすい)」という、江戸時代初期の代表的な庭園です。

この「大方丈」の庭園は、大きな岩を親の虎、まわりの小さな岩を子どもの虎、白い砂を川に見立て、親虎が子虎を連れて川を渡る様子をかたどったもので、通称「虎の子渡しの庭(とらのこわたしのにわ)」とも呼ばれています。

また、「大方丈」の建物内では、安土桃山時代の絵師「狩野永徳(かのうえいとく)」が描いたとされている、きらびやかなふすま絵なども見ることができます。

そして、「小方丈」の庭園は「如心庭(にょしんてい)」と呼ばれており、「心」の字をかたどって石を配置した枯山水の庭園です。

他にも「小方丈」の建物内では、狩野探幽(かのうたんゆう)が描いたとされる有名なふすま絵「水呑の虎(みずのみのとら)」なども見ることができます。

「大方丈」と「小方丈」どちらの庭園も静寂に包まれており、美しい庭園を見ながら穏やかな時間を過ごすことができますよ。

「水路閣(すいろかく)」

南禅院の北側には、明治時代に琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路「琵琶湖疏水(びわこそすい)」の一部である「水路閣(すいろかく)」という水路橋があります。
「水路閣」は、赤レンガ造りのアーチ構造で、明治時代特有のレトロな雰囲気を放っている、とてもオシャレな建築物です。

そのデザインの美しさから、「水路閣」はドラマや映画のロケ地としても有名です。
また、紅葉が美しい場所としても人気がありますが、新緑の季節も、赤レンガとみずみずしい緑色とのコントラストがとてもきれいですよ。

まとめ

最後に、今まで紹介してきた内容を、もう一度振り返って見ていきましょう。

  • 臨済宗は坐禅を重んじる「禅宗(ぜんしゅう)」のひとつ
  • 臨済宗の開祖は「栄西(えいさい)」
  • 臨済宗の教えは「坐禅などの修行を通して、自己の仏性に気づくことが悟りである」
  • 臨済宗は14の宗派に分かれている
  • 臨済宗建仁寺派の本山は京都市東山区の「建仁寺(けんにんじ)」
  • 建仁寺に納骨する場合、「両足院(りょうそくいん)」というお寺に遺骨を納める
  • 両足院では、「永代供養墓(えいたいくようぼ)」への納骨を受け付けている
  • 建仁寺の拝観時間は、時期によって異なる
  • 建仁寺では坐禅と写経の体験ができる
  • 臨済宗妙心寺派の本山は京都市右京区の「妙心寺(みょうしんじ)」
  • 妙心寺は「分骨(ぶんこつ)」と「総骨(そうこつ)」の2種類の納骨方法がある
  • 妙心寺の敷地内には自由に入ることができるが、ガイド付きの拝観もできる
  • 妙心寺の午後4時台の拝観は、3月~10月のみ行われている
  • 妙心寺では坐禅と写経の体験ができる
  • 臨済宗南禅寺派の本山は京都市左京区の「南禅寺(なんぜんじ)」
  • 南禅寺に納骨する場合、「帰雲院(きうんいん)」というお寺に遺骨を納める
  • 帰雲院では、「永代供養塔(えいたいくようとう)」への納骨を受け付けている
  • 南禅寺の拝観場所は3つあり、それぞれに拝観料が必要
  • 南禅寺の拝観時間は、期間によって異なる
  • 南禅寺では坐禅と写経の体験ができる

臨済宗の本山に納骨する場合、本山によっては、一部の骨を納める「分骨」という方法は受け付けておらず、すべての遺骨を納める方法のみを受け付けているところもあります。

また、納めた遺骨は返却されない場合もあるので、十分に納得した上で納骨することが重要です。

臨済宗のお墓について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

臨済宗は鎌倉幕府、室町幕府に擁護され、日本のさまざまな文化に影響を与えました。そのひとつが「お茶」です。お茶は中国から最澄が種を持ち帰り比叡山に植えたという説がありますが、あまり一般には広まりませんでした。

お茶を本格的に広めたのは、鎌倉時代に留学先の宋から持ち帰ってきた栄西です。それが禅寺に伝えられて普及し、後にお茶の儀式作法が形づくられるようになりました。茶の湯が開かれたのは室町時代後期になりますが、それを発展させたのが有名な千利休です。千利休は臨済宗大徳寺で30年にわたって禅の修行を行い、侘び茶を芸術の域まで高めました。