高級墓石の価値の理由。国産「庵治石」やインド産石材の特徴

【高級墓石】アイキャッチ

高級墓石とは?徹底解説

  • 高級墓石は職人の技と貴重な石材で価値が決まる。
  • 国産と海外石材の品質は同等。国産は実績あり、海外は新しい。
  • 高級墓石の高価さは希少性と人気によるもの。
  • 高級墓石選びには信頼できる石材店が必要。

お墓は一生に一度きりのお買い物。
どうせ買うなら良いものを選びたいですよね。

お墓は、家族の象徴として長年に渡って受け継いでいくものです。
失敗しない、後悔しないお墓選びをすることももちろん大切ですが、仕上がりに満足し、自分達の生きた証として誇れるようなお墓を建てることができたらもっと素敵だと思いませんか?

10年後、50年後、100年後、いつの時代になっても「我が家のお墓」として誇れるようなお墓を建てるには、「高級墓石」といわれる石について詳しく知る必要があります。

「墓石」と一口にいっても、石種、仕様、デザインなど組み合わせが多種多様で、価格帯もピンからキリまで様々です。
格安墓石だと数十万円程度の相場でお墓を建てることができますが、高価なお墓だと大きなもので数千万円もする高級墓石もあります。
真に価値のある、最高級の墓石とはどんなものなのか、高級墓石について詳しく解説いたします。

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高級墓石といわれる墓石とは

墓石に用いられる石材は、国内外のものを合計すると100種類にも200種類にも及ぶと言われています。
その中には、価格が安いものもあれば、大変高額なものもあります。
また、厳選した石材を熟練の職人がどのように加工していくかによって、お墓の姿はぐっと深みを増します。

「どの石材をどのように加工するか」で、そのお墓の価格は決まるのです。
つまり高級墓石とは、高価格の石材を、熟練の石工で作り上げたお墓のことです。
高級墓石は価格が高いだけあって、職人が手間暇がかかけて作り上げた上質なお墓だと言えるでしょう。

国産石材の良いところは何?高級墓石といえば国産石材

お墓に使用する石材には「国産」と「海外産」があります。
「国産」と聞くと一般的に高級品というイメージがありますが、産地が違うことによって何が異なるのでしょうか。

詳しく解説していきます。

国産の石材と海外の石材はどちらがよい?

国産の中でも高級な石材は、海外産にも代替できない良さがあります。

国産の石材と海外産の石材とでは、価格は圧倒的に国産の方が高いのですが、品質もそれに比例しているのかというと、一概にそうとは言い切れません。「国産=良質、海外産=粗悪」とは限らないのです。

海外産の石材が本格的に墓石に使用されだしたのは、1990年代のバブル期前後からです。
それに伴い、一部の国産の石材はことごとく淘汰されていったという現実があります。同じような品質であれば、価格の安い海外産に圧倒していったのです。

いま現在でも高級石材として需要のある石材(庵治石、大島石、本小松石など)は、海外の廉価な石材にも負けない人気があります。石の目合い、経年劣化への耐性、石材としてのブランド価値などがその要因に挙げられます。これらのことを考えると、並の国産を選ぶくらいであれば国産の高級石材を選ぶとよいでしょう。

また、海外産の石材は、せいぜい数十年の実績しかないため、それ以降の経年劣化がどのように進むのかが誰にも分かりません。それと比べ国産の石材は、墓石としての数百年の実績があります。

石材の産出地だけでなく、加工する国によって異なる墓石の価値

それでは次に石材の加工について目を向けてみたいと思います。

国内産の石材を国内の石工が加工する、これはよくあることです。

一方で、国内産の石材を中国の工場で加工して逆輸入するケースもあります。さて、これは「国産」なのでしょうか?あるいは「中国産」なのでしょうか?

良心的な石材店では、産地と加工地をそれぞれ教えてくれますが、ごくごく一部です。

もしも、高級墓石を建てたいと思うのであれば、その石材がどこで加工されるかもきちんと訊ねておきましょう。

次に国内加工と中国加工の違いを詳しくご解説いたします。

意識と技術は高い国内加工

日本の石工による手仕事は精度が高いのですが、その分、価格が高騰するなどの面もあります。国内加工のいい点と、気になる点を挙げて行きます。

熟練の石工による高い意識と技術

日本人の石工は、目の前にある石が、やがて魂が込められて死者やご先祖様を祀るものだということを感覚的に知っています。

これが、国内加工と中国加工の決定的な違いでしょう。

よく、日本人のものづくりの精度の高さが賞賛されていますが、ことお墓に関しては祈りのための製品です。国内の石工は、日本人がこだわるポイントをよく熟知しており、丁寧に仕上げてくれます。

石の目を合わせてくれる

国内加工では扱う石材がほぼすべて国産のものです。ですから、1つの原石から、竿石、台石、部材などと切り取って行くことができます。

お墓として完成した時には、当然石目が揃っている方がきれいです。

また、さらにこだわるならば「天目取り」も可能です。石材には「天目(てんめ)」と「柾目(まさめ)」というものがあります。ようは石の目の走り方が異なるのです。

「天目取り」という方法では、天目(=きれいな面)が正面に揃うように原石を加工していきます。見た目がきれいなだけでなく、水の抜けもよくなるために、お墓の長持ちにもつながるでしょう。

言うのは簡単ですが、これを行うには、石材のロスと石工の熟練した経験と技術が伴います。費用は高騰してしまいますが、高いお金を出してでもいいお墓を建てたい人はぜひとも「天目取り」を検討してみましょう。

需要の冷え込みによる将来的な技術定価の懸念

新しくお墓を建てようとする人は減少傾向にあります。ただでさえ絶対数が少なくなっているというのに、その上低価格化が進むとどうしても中国加工が選ばれてしまいます。

つまり、国内の石工にオーダーすると、高い人件費がかかってしまいます。国内加工は精度こそ高いのですが、扱う件数が減ることで石工の数も減り、将来的な技術低下も懸念されます。

中国加工は国内加工よりも安いが精度はピンキリ

加工精度も石材と同じで、「国内だからよい、中国だから悪い」とは言い切れない側面があります。

中国の加工精度はいわゆる「ピンキリ」なのです。が、その大前提として知っておいていただきたいのは海外産の石材はそのほとんどが中国で加工されているということです。

石材そのものは、中国を始め、韓国、インド、アメリカ、ヨーロッパやアフリカなど、世界中のさまざまな地域で産出されます。採掘された石材は全て中国の工場に集められて、墓石の形に加工されていきます。

現在日本の墓石の7割以上は中国加工と言われているほどで、国内の石材まであえて中国に運んで加工するほどです。中国加工のいい点と、気になる点をそれぞれ挙げて、「ピンキリ」の背景を見ていきます。

人件費が安い

中国加工が国内加工と比べて安い一番の理由に、何よりも石工の人件費が挙げられます。

しかし昨今では、中国経済の発展はすさまじいものがあります。
人件費が高騰するばかりでなく、労働環境の劣悪な石材加工の仕事を手放す中国人も増えています。

また、ブルーカラーからホワイトカラーの仕事に就こうとしている人が増え、石工全体の就労率の低下も懸念されています。こうした背景から、海外産の価格の優位性は徐々にではありますが弱くなっています。

高い稼働率により、機械設備が充実している

中国には広大な土地と設備があり、加工工場の稼働率は日本よりも遥かに勝っています。

これは意外に大切なことです。なぜなら、工場が稼働率が高いと充分な設備投資も行えるからです。

石材を加工するためには、大口径の切削機や研磨機など、さまざまな機械が必要です。
いい機械が揃うほど、いい仕事ができるのです。

低価格化による精度の劣化

ここ最近、墓じまいや供養の多様化により、墓石の消費は著しく減少傾向にあり、中国の加工工場も次々と廃業に追い込まれています。そうすると、業界全体の低価格化が進みます。

安い価格で加工をオーダーすると、その分、加工の精度は落ち、これは中国において顕著です。また、粗悪な石をよく見せようと、つや出しや色づけのために薬品を使用して誤魔化すようなことさえもあります。

間違いのない品質は、墓石としての実績の長さで証明される

墓石は、長い年月をかけて、毎日毎日、雨や風や日光にさらされます。

ですから、経年変化は避けて通れないものです。しかし、長い年月を経ることで味わい深くなるものがあるのも事実です。これは「劣化」とは呼ばずに、「風化」と呼べるものかもしれません。

どの石が間違いないのかを見るには、墓地や霊園に出向くのが一番です。

竿石の裏面を見ると建立年月が彫刻してあります。年月を経ることでどのように石が変わっていくか、手で触ってみれば分かるでしょう。

艶の残っているお墓はいまだにつるつるですし、10年程度でざらざらになるものもありますです。

また、国内の石材は建立から100年どころか1000年経っているものもありますが、海外の石材の実績はせいぜい数十年です。

これらの石材がどのように経年変化していくかは、まだ誰にも分からないのです。

高級墓石の価値を決める要素

大きな墓石

高級墓石の価値は何で決まるのでしょうか。これまでご説明してきたように、「どの石を」「どのように加工するか」でお墓の価値は大きく変わります。

このあたりをさらに詳しく噛み砕いてご説明いたします。

高級墓石に使われる石材

墓石用の石材は国内外を合わせると、100を超える数にも及びますが、高価格帯に分類される石材にはやはりそれなりの理由があります。

石目の美しさ

石の目は選ぶ人の好みによって分かれますが、目が細かく詰まっている方が、粗い石目よりも美しく見えます。

石材の品質

水を吸いやすい、吐き出しやすい、硬い、粘り気がある、変色しにくいなど、品質が高い石材ほど人気と価格共に高くなります。

経年変化の実績

国内の石材では数百年もの長い年月を経た墓石を見ることができ、そこから経年劣化の度合いを測ることができます。海外の石材は墓石として使われだしてまだ数十年なので、実績という点では未知数でしょう。

高級墓石のデザイン

最近の墓石は、自分が生きた証や記念碑としてのニーズも増えており、デザイナーを起用するケースが見られます。

一般的なお墓の建立では求められない「デザイン料」が発生しますが、その分、オリジナリティがあり、完成度の高い墓石ができ上がるでしょう。

こだわり抜いた細部への加工・仕様

高級石材では、香川県の庵治や、茨城県の真壁など、腕利きの集まる工場に加工を依頼します。
墓石の装飾加工(蓮華、亀腹、木瓜など)の意匠、立体的な彫刻(ファントー二)、表面の加工(小叩き、ビシャン、コブ出し、鏡面磨き)など、細部の様々な面までこだわることができます。

お墓の大きさ

お墓が大きくなると、当然使用する石材の量が増え、墓石価格の総額は高くなります。
また、墓地全体の面積が大きなることで、外柵に用いられる石材の量や、基礎工事面積が増えるため、値段も高くなります。

加工費・施工費

石材加工には、国内加工、中国加工とがありますが、一般的に国内加工の方が高く、中国加工の方が安いでしょう。

その他、墓石のデザインや意匠をこだわることで加工費も高くなります。墓地での施工費は、主に墓地面積によって価格が変わりますが、立地条件によって複雑な据え付けが必要な場合は追加料金が発生するかもしれません。

それでは次に、高級墓石の価値を決める要素として最も大きなポイントである石材について厳選してご紹介いたします。

代表的な国産高級石材5種

北は東北から南は九州まで、日本各地の山から墓石用の石材が砕石されます。
火山活動が活発な日本では良質な花崗岩が多く産出されますが、その中でも特に高級な石材をご紹介いたします。

庵治石(香川県)

高級石材の代名詞とされているのが香川県の庵治石(あじいし)です。

庵治石が最高級石材ナンバーワンと呼ばれる理由

庵治石は、日本三大花崗岩の内のひとつと言われているそうですが、実はあとの2つがはっきりしません。

本小松石や万成石、真壁石や大島石を挙げる声もある中で、誰からも認められているのが庵治石で、名実ともに国内ナンバーワンの石材と言えます。

たとえば、東日本で最高級とされている本小松石を西日本で見ることはほとんどありませんが、庵治石で建てられたお墓は日本全国で見られます。最高級の石材を求める施主に対して、日本中の石材店が庵治石を勧めている証です。

庵治石の実績

  • 庵治石で建てられた建造物:岩清水八幡宮、高松城、大阪城首相官邸の石庭、広島平和記念公園の慰霊碑など

世界を代表する彫刻家のイサム・ノグチは、庵治石のあまりの美しさにほれこみ、牟礼町にアトリエを構え、製作拠点としたほどです。

あまりにも魅力がたくさんありすぎる庵治石。
このあと、庵治石について更に詳しく解説いたしますので、石材としての特徴や魅力などを詳しく語り尽くします。

本小松石(神奈川県)

関東地方をはじめとする東日本の代表的な高級石材は、なんといっても本小松石です。
緑がかった灰色と独特の深い艶が特徴です。

本小松石のランク分け「大トロ」「青目」「赤混じり」「赤目」

本小松石は、採れる石によって、「青目」「赤混じり」「赤目」に分けられます。
青目は、本小松石独特の緑がかった石目、赤混じりは緑と赤のグラデーション、そして赤目は文字通り赤い目の石肌です。
同じ山で採れる石でも採り口によってこんなにも表情を変えるのです。
墓石に使用するには青目がおすすめで、赤混じりや赤目は経年劣化が激しいためあまりおすすめできません。

青目の中でも芯に近い部分を「大トロ」と呼びます。青目が特級品なら、大トロは極上品と呼べるでしょう。硬く、粘り気があり、色変わりがしにくく、高級墓石としての要件を見事に満たしています。その上、大トロの最大の特徴は、青目には見られない縦に流れる美しい縞目です。傍目に見て分かる美しい縞目。

当然色を合わせるのは大変難しくなるため、大トロは価格が高額になってしまいます。しかし、竿石から台石、花立までもがうまく取り合わせた墓石は大変美しく、気持ちよくお墓参りができることでしょう。

本小松石の実績

  • 本小松石で建てられたお墓:源頼朝、忍性(鎌倉時代の高僧)、福沢諭吉、芥川龍之介、勝新太郎、美空ひばりなど
  • 本小松石で建てられた建造物:江戸城、小田原城など

真壁小目(茨木県)

真壁石(まかべいし)は茨城県桜川市真壁町で産出される花崗岩のことです。
真壁石は大きく2つに分けられ、目の細かい石材を「真壁小目(まかべこめ)」、少し目の粗い石材を「真壁中目(まかべちゅうめ)」とがあります。

安定した供給量が価格の安さを実現 関東地方で愛される石材

真壁石は、庵治(香川県)、岡崎(愛知県)と並ぶ石材の日本三大産地であり、供給量が安定しており、特に首都圏への石材供給地としての役割を担ってきました。
関東地方で「御影石」と言うと、真壁石か稲田石(茨城県)だと言われるほどです。

目の細かい青みが特徴で、飽きのこない大変美しい石肌にも関わらず、供給が安定していることから、高級墓石の中では比較的安価に手に入ります。
そのため関東地方ではもっとも使用されている石材のうちのひとつです。

真壁小目石の実績

  • 真壁石で建てられたお墓:井上馨、山本五十六、川端康成、菊池寛
  • 真壁石で建てられた代表的な建造物:日本銀行、迎賓館、国会議事堂、皇居、東京駅など

大島石(愛媛県)

大島石は、愛媛県今治市の離島、しまなみ街道の走る大島で産出される花崗岩です。
青みがかった目の細かい石肌が美しく、近畿地方や西日本の人たちに広く愛されてきた石材です。

庵治石に次ぐ西日本を代表する銘石

瀬戸内海沿岸と中国山地は良質な石材の産出地として知られています。
最高級石材である庵治石までは手が出ないとしても、それに次ぐ石として人気があるのが、愛媛県で産出される大島石です。

細かくかつ均等な石の目合いは大変美しく、派手さはないもののとても上品です。
近畿地方や中四国地方といった広範囲で大島石の墓石を見かけるのは、それだけ、石材としての性質がすばらしく、見た目が美しいからでしょう。
価格は若干高めではありますが、それでも数多くのお墓が建てられています。

等級化と島の中の産地の違い

多くの石材店は大島石を「特級」「1級」「2割」「カレイ」などとランク付けしています。
大島石は、カレイ、宮窪、余所国(よそくに)の3つの地区で採石されています。
カレイ地区で採れる石は目合いが粗く、青味が薄い傾向にあるため、比較的安価に流通しています。
墓石に用いても構いませんが、むしろ外柵材に用いられたりもします。
良質な大島石は宮窪地区や余所国地区で採れる石材で、これらが「特級」「1級」「2割」に分類されます。

大島石の実績

  • 大島石で建てられたお墓:豊臣秀吉、正岡子規、司馬遼太郎など
  • 大島石で建てられた建造物:国会議事堂、赤坂離宮、日本銀行、出雲大社の大鳥居など

万成石(岡山県)

万成石は、岡山市北区万成地区および矢坂地区で産出される桜御影石です。
桜色の石肌がなによりもの特徴で、国産墓石で桜御影といえばまず万成石が挙げられます。

美しい桜色と堅牢性と耐久性に優れた石質

国産墓石で桜御影といえば、神戸市御影地区の「本御影石」と岡山市の「万成石」が挙げられます。
バブル期には最高級石材として人気を博した本御影石ですが、いまでは供給量が激減し、ほぼ流通していません。

一方の万成石は安定供給の見通しがついており、いまでは国産桜御影石の筆頭格です。
瀬戸内沿岸は、他にも北木石の「瀬戸赤」や、犬島石など、良質な桜系の石材がよく採れる地域ですが、特に万成石は、その桜色を表している淡紅色のカリ長石が美しく、古くから人々に愛されてきました。

そして見た目の柔らかさとは対照的に、石材そのものは大変硬く、水を吸いにくい上に水はけもよく、石質も大変優れています。

万成石は、磨き仕上げでも叩き仕上げでも美しい銘石です。
磨き仕上げとは、グラインダーという機械で研磨して、つるつるぴかぴかにするのです。昨今のお墓のほとんどは磨き仕上げです。

一方、「叩き仕上げ」とは、ノミやセットウで、文字通りこつこつ叩いて仕上げるため、表面はごつごつ、あるいはざらざらしています。

「磨き仕上げ」にすると、淡紅色の「カリ長石」、白色の「斜長石」と「石英」、そして黒色の「黒雲母」のコントラストが美しくなります。また「叩き仕上げ」にすると、これらの境界があいまいになり、全体的にふんわりと柔らかくなります。

磨き仕上げと叩き仕上げの違いを知りたければ、漫才師の横山やすしのお墓(磨き)と、俳優の石原裕次郎のお墓(叩き)の比較がわかりやすでしょう。

どちらとも万成石で作られていますが、仕上げの違いによってそれぞれが独特で美しい表情を見せてくれています。

万成石の実績

  • 万成石で建てられたお墓:横山やすし、石原裕次郎、本田美奈子、長谷川町子、イサム・ノグチ、吉田茂、小渕恵三
  • 万成石で建てられた建造物:銀座和光千鳥ヶ淵の戦没者慰霊碑

代表的な海外産高級石材4種

海外産の石材は国産に比べて安くて品質が落ちる、という印象がありますが、そんなことはありません。海外産の高級石材をご紹介します。

クンナム(インド)

クンナムとは、南インドタミナルドゥ洲のクンナム村で産出される黒御影石です。

黒御影石の中では世界最高峰の石質を誇り、採掘が始まった1970年当初からすでに日本にも輸入されています。黒地の中に見える銀色の雲母がその高級感をより際立たせています。

クンナムの中でも、いまでは採掘ができないとされている「本クンナム」は「グランドクンナム」と呼ばれ、原石はインド州政府の保証がつくほどです。

ファイングレイン(スウェーデン)

ファイングレインとはスウェーデンで産出される黒御影石です。

クンナムと並んで世界最高峰の黒御影石とされています。肌理の細かさと、安定した艶と、優れた石質から、大変高価な石材です。さらに最近では生産量が不足しているため、納期と価格、さらには品質について、石材店に確認が必要です。

M1-H(インド)

M1-H(エムワンエイチ)とは、インドグリーンとも呼ばれるインド産の緑御影石です。

緑御影石とはあまり聞き慣れないかもしれませんが、傍目には黒と緑の混交色です。透き通って輝きを持つ緑はエメラルドのようでもあり、大変美しく、高級感を一段と際立たせてくれます。

抜群の吸水率の低さを誇り、石の硬さ、経年劣化の少なさ、サビの出にくさなど、さまざまな面で高い品質が見られます。昔は建築材として利用されていましたが、いまでは人気のある墓石用石材として選ばれています。

Y-1(インド)

Y−1(ワイワン)は、インドのアンドラプラティ州の産出される黒御影石です。

黒の中に緑色を帯びており、高級感漂う石材です。ただし、石質にはムラがあり、石目や色合いにばらつきが見られます。

現在は採掘場が閉山されていることから、満足に供給できていない状況にあります。詳しくは石材店に相談してみましょう。

なお、墓石の種類についてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

高級墓石が高額になる3つの理由

お墓について考える夫婦

高級墓石が高額になるには、3つの理由があります。それは「供給量」「歩留まり率」「人気」です。詳しくご説明していきます。

理由1:供給量が少ないと高額になる

供給量、つまり石が採れる量が少ないと、それだけその石の価格は高額になります。

ものすごく乱暴ですが、分かりやすくたとえて説明します。たとえば、採石場で石を採るためにかかる経費(人件費や重機などのもろもろの費用)が10万円とします。

10万円かけて同じ作業をして、産出される石材の量が、お墓1基分と、お墓10基分とでは、当然前者の方がコストがかかることになります。

真壁石や万成石が高級石材の中でも比較的安価なのは、供給量が安定していることがその理由の1つに挙げられます。

理由2:歩留まり率が低いと高額になる

歩留まりとは、原石に対してどれだけの部分を墓石に使用できるか、ということです。
山から取り出した原石は、その時点ではゴツゴツしています。
これを小さく割って、大体の大きさに切って、そして部材ごとに磨いていきながら、お墓ができ上がります。

そうすると、原石100%に対して、必ず捨てなければならない部分(ロス)が出てきます。
このロスが多ければ多いほど歩留まり率は下がり、価格が高騰します。
ロスが多いということは、それだけ多くの原石を揃えないと、1基のお墓を建てるに必要な石材が揃わないということなのです。
歩留まり率は石材によって異なり、石材の価格に反映されます。

理由3:人気が高いと高額になる

どんなに供給量が安定していて、歩留まり率が高くても、人気がなくては売れません。売れる石材は高くなりますし、売れない石材は安くなります。

金額が高いから高級なのではなく、多くの人を惹きつける美しさや耐久性を持つからこそ、人気が集まり、高額になり、高級となるのです。

安い石が低品質とは限らない

価格を決める要素は、「供給量」「歩留まり率」「人気」の3つです。ですから、安い墓石だから低品質とは限りません。

たくさん採掘できるということは、それだけ、大衆的な石材ということです。
価格と品質はイコールではないということを念頭に入れておきましょう。

誰もが最高級と認める石材「庵治石」とは

庵治石。お墓のことを知らない人でもこの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれ、世界中から高く評価される日本を代表する庵治石は、高級墓石の中でも最高峰と認められています。

この章段では、庵治石の魅力について徹底的に語り尽くします。

日本を代表する最高級墓石「庵治石」は香川県で産出される

庵治石とは、香川県高松市の庵治町と牟礼町で産出される花崗岩のことです。

庵治は石の産地だけではなく、腕利きの石工が集まる一大石材生産地でもあります。対岸には源平合戦で有名な屋島があり、この山上から見下ろすと、庵治石の丁場と、立ち並ぶ石工団地が一望でき、まさに壮観です。

庵治石だけがもつ「斑」 唯一無二の美しさ

庵治石を象徴する言葉に「斑(ふ)」があります。

原石を何度も何度も研磨することで浮かび上がる「斑」は、青みがかった石目にわずかに浮かび上がるまだら模様のことです。

「斑」が浮いて見えるその姿は、よく二重の絣模様に例えられ、この現象は世界中の石材を見ても他に類を見ないとのことです。

まさに、庵治石だけが持つ唯一無二の美しさです。

お墓にできるのは原石のたったの3%

歩留まり率とは、原材料の量から、どれだけの製品が作られるかを示した比率のことです。歩留まり率が3%と聞いて、みなさんはどう思いますか?

普段、仕入れと加工と販売に携わっている人、原価計算をしている人、歩留まり率と向き合っている人であるならば、いかにこの数字が驚異的であるかが分かるかと思います。

つまり原石100に対して、3%しか墓石として使用できないのです。
最高級の美しさを誇る庵治石にたどり着くには、それだけキズの多い箇所をくぐり抜けなければならないということです。

庵治細目石は、厳選されたものだからこそ、高級墓石として高額なのです。
ちなみに、実際に庵治の石材業者の人に尋ねると、「3%」という厳密な数値は割り出せないとのことです。

なぜなら、石そのものが自然の産物であるため、その時によって採れ高が変動するからです。
とはいえ、他の石材と比べても圧倒的に低い歩留まり率であることにかわりはありません。

山が険しく石が採りにくい、地中を走る地層は複雑に入り組んでいる、採り口が変わることで石の質がすぐに変わるなど、採石業者も加工業者も、庵治石の扱いには熟練の技術が求められます。
しかし、だからこそ石材は高級で、一流の石工が庵治から育っていているのでしょう。

石工泣かせの硬度 水晶と同じくらい硬度7

庵治石は、大変硬い石として有名です。硬度は水晶と同等の7。これは墓石用石材の中でも最高レベルを誇ります。

また、石そのものは硬いだけではなく粘り気があるため、耐久性にすぐれ、細かな彫刻ができるなど、石質も大変優れています。風化や変質にも強いため、500年前のに彫刻された文字がいまでも判別できるほどです。

庵治石の中でも最も高級ランクの石材「庵治石細目」

庵治石は、目の詰まり方から、「細目」「中細目」「中目」に分けられます。
少し目の荒い「中目」も充分に高級墓石とされたいますが、目の細かい「細目は」はさらに上をいく極上品です。

しかし、石は天然物ですから実際に磨いてみると、「細目よりは粗いけど、中目にしては目が詰まっている」というものもあるようです。

一方、施主側からも「少し安くてもいいから庵治石で建てたい」という要望もあります。
こうした声に応える形で「中細目石」というものもあります。

ちなみに、庵治石独特の「斑」が、細目でも、中細目でも、中目でも、はっきりと見られます。

庵治石で作られた著名人の墓石や有名な建築物

  • 庵治石で建てられたお墓:大平正芳(元内閣総理大臣)、手塚治虫(漫画家)、元巨人軍の王貞治、江川卓
  • 庵治石で建てられた建造物:岩清水八幡宮、高松城や大阪城、首相官邸の石庭、広島平和記念公園の慰霊碑

石材は天然の産物。だからこそ品質の差が出やすい

積み上げられたさまざまな石

石は天然の鉱物です。だからこそ2つとして同じものはありません。

加工してみて見ないと分からない石材の品質

同じ山、同じ種類で採れた石の中でも、目の詰まったもの、逆に粗いもの、さらには、キズ、ナデ、白玉や黒玉のようなものが出てくる可能性があります。
どんなに熟練の職人でも、こればかりは石を取り出してみないと、あるいは割ってみないと、さらには磨いてみないと分からない世界だと言います。
石は工業製品とは異なり、2つとして同じものがありませんが、それこそが石の味わいとも言えるでしょう。

高級石材で墓石づくりをするには、信頼できる石材店選びが重要

高級墓石で納得のお墓を建てるには、石材店選びが重要です。
ここまで詳しく高級墓石について説明してきましたが、お墓を建てるためには、採石、加工、彫刻、運搬、据付と、さまざまな人の手を渡らなければなりません。

施主が訊ねる石材店は、その入り口にいるに過ぎず、その後ろには何十という職人の手があるのです。
そしてお墓づくりの元となる石は自然が相手です。
2つとして同じものがないのが、リスクでもあり、味わいでもあります。

施主と、石材店と、石工たちを結ぶのは、最後は「信頼」です。
私達は自分で山に入って石を切り出すこともできませんし、研磨機を持って石を磨くこともできません。
大切な人を供養するお墓を、信頼のおける石材店に任せる。これが一番重要で、一番難しいところです。

信頼のおける石材店から高級墓石を買う方法

石材店ごとに特徴や得意分野があります。
高級墓石を建てるには石材店選びが大切です。格安路線ではなく、高品質路線の石材店を選びましょう

取り扱い実績と分かりやすい説明

その石材店がどれだけの高級墓石の実績があるか、施行例などを見せてもらいましょう。

そして、その石材のよさや魅力を、どれだけこちらが分かる言葉で噛み砕いて説明してくれるか。

この「こちらが分かる言葉」こそがポイントです。
わたしたちはお墓の素人です。その素人が納得する言葉で説明できる石材店は,お客様の満足度を大切にしていると言えるでしょう。

また、国内や海外の採掘場に足を運んでいるか、石材の最新の状況を把握しているか、流通経路をきちん把握しているか、状態の良い石材を吟味しているか、このあたりの姿勢で、石材店の力量が計れます。

ショールームや展示場、工場に足を運ぶ

墓石のショールームや展示場があれば足を運びましょう。
しかし、中にはそうした施設を持たない石材店もたくさんあり、こうした業者は実地の霊園で話をすることになります。

しかし、他社の建てたお墓の前で商談を進めるのもいかがなものかと思います。

もしも作り手(職人)とつながりが密にある石材店であるならば、採石場や加工工場を見学させてもらってもよいでしょう。

品質保証はあるか、アフターフォローは万全か

品質保証や交換対応にしっかりとしたルールがあるか、細かく聞いておきましょう。

また、品質のチェック体制についてしっかり聞きこみましょう。墓石は野外に長年据えられるものなので、保証制度を設けていても免責対象になることが多いというデメリットもあります。

だからこそ、施行後のアフターフォローをどのように行っているのかを事前に確認しておきましょう。

分からないことをどんどん営業マンに質問する

人生で、おそらく最初で最後のお墓の建立。分からないことばかりです。

とにくかくたくさん質問をして、石材店がちゃんと説明できるか、説明の根拠がしっかりしているかを見極めましょう。

また、私たちは最後には目の前の営業マンを信頼せざるを得ません。
その営業マンは誠実かどうか、自信をもって販売しているか、その人柄も、満足いくお墓作りの大切な要素です。

営業マンのおすすめの石材、おすすめしない石材も聞いてみるとよいでしょう。
また、丁場や採掘状況、時期によって変わる石の品質についてなど、とにかく分からないと思ったことを何でも聞きましょう。
その答え方にこそ、その人の人柄、仕事の姿勢が見え、墓石にも反映されるはずです。

高級墓石にふさわしい墓地の選び方

石材、加工、石材店―。こだわり抜いた高級墓石を建てるからには、お墓を建てるロケーションにもこだわりを持ってもよいでしょう。

高級墓石が引き立つには、どのような霊園を選べばよいのかをまとめました。

細部まで作りこまれた高級霊園

ガーデニングが美しい霊園、和風・西洋風などコンセプトが作りこまれた霊園など、作りたい墓石のイメージに合わせて霊園内の景観も意識して霊園探しをしましょう。

広い区画がある大型霊園

墓地は、狭い所で1㎡未満のようなところもありますが、広い所では10㎡を超えるようなところもあります。
もしも、広い墓地を確保してどっしりとお墓を建てないのであれば、大きな区画があり、さらには設備やサービスが充実している霊園を探しましょう。

格式ある本山寺院

寺格の高いお寺は、それだけで独特な空気が流れます。また、風情のある墓地や、著名人や歴史上の人物が眠っている同じ墓地を探して見てもよいかもしれません。

墓石が映えるロケーション

周囲を見渡して、環境が美しく、墓石が映えるロケーションもいいでしょう。きれいな山や空が背景に広がる、高い位置から、町を見下ろせる、海や川のそばなど、周辺環境や借景によって墓石の見え方も変わってくるものです。

誰もが目を引く、完全オリジナルデザインのオーダーメイド墓石

お墓の形にきまりはありません。従来型の和型三段墓もあれば、洋風のデザイン墓まで、いまでは様々なデザインや意匠が見られます。

石材と形を既存の選択肢から組み合わせるだけでなく、オーダーメイドで墓石づくりをすることで、よりお墓づくりが楽しく、意義深いものになるかもしれません。

一からデザインや意匠にこだわり、想いを込めた、我が家オリジナルの高級墓石をつくりあげてはいかがでしょうか?

伝統美を追求した和型高級墓石

和型のお墓とは、よく見かける三段のお墓だけではありません。五輪塔、宝篋印塔、宝塔など、さまざまな伝統的な墓石があります。

また、墓石の表面も本磨き仕上げだけではなく、古風な叩き仕上げにしてみるのもよいでしょう。

オリジナル性を追求したデザイン墓石

伝統的な形にこだわらずに、自由のデザインでお墓を作りたい人は、とにかく多くの石材店を訊ねて図面を書いてもらいましょう。形式がない分、石材店側の企画力やデザイン力が問われます。

特殊な素材を使用した高級墓石

最近では、一般的に墓石に用いられる花崗岩だけではなく、大理石、強化ガラス、ブロンズ、ステンドグラスなどを用いた墓石も提案されています。

「お墓」という概念を超えて、「亡き人に祈るモニュメント」として考えれば、より自由度は増すかもしれません。

高級墓石についてよくある質問

高級墓石についてよくある質問に回答します。

高級墓石ってどんなものがあるの?

「高級」に明確な基準はありませんが、価格の高い石材を使用した墓石として考えられています。

  • 国産石材:庵治細目石、本小松石、浮金石、伊達冠石、真壁小目石、大島石、天山石など
  • 海外産の石材:クンナム、ファイングレイン、M1-H、Y-1など

プロがおすすめする高級墓石とは、どんな墓石ですか?

一概に「この石がいいですよ」とは言い切れない面があります。
なぜならば、お墓を建てる人ひとりひとりに想いがあり、好みがあり、お墓を建てる背景があるからです。

そうした施主の声に耳を傾けて、石材店は様々な提案をします。
ですから、あなたのお住まいの、品質に信頼の置ける石材店に相談してみましょう。 

海外産の石材は、品質に不安はないの?

国産石材でも海外産石材でも、石は天然の鉱物です。品質の悪いものは、国産でも海外産でも淘汰されていますし、まだ流通している石材もいずれ淘汰されていくでしょう。

品質の見極めにはどうしても長い時間がかかります。海外産の石材が墓石に使われ始めてからまだ数十年程度ですので、経年変化への評価を下すにはまだ早いでしょう。その点では、現在銘石として扱われている国内の石は、その品質が保証されていると言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。では最後にこの記事のポイントまとめます。

  • 「どの石材をどのように加工するか」で、そのお墓の価格は決まる
  • 高級墓石とは、高価格の石材を熟練の石工で作り上げたお墓のこと
  • 『国産=良質、海外産=粗悪』とは限らない
  • 海外産の石材は数十年の実績しかないため、経年劣化がどのように進むのかが誰にも分からないが、国産の石材は墓石として数百年の実績がある
  • 国内の石工は石材加工への意識は高いが、稼働率が低下しているため将来的な技術低下が懸念される
  • 中国加工は国内加工よりも安いが精度はピンキリ
  • 国内の代表的な高級墓石には、庵治石(香川県)、本小松石(神奈川県)、真壁小目(茨木県)、大島石(愛媛県)、万成石(岡山県)がある
  • 海外の代表的な高級墓石には、クンナム(インド)、ファイングレイン(スウェーデン)、M1-H(インド)、Y-1(インド)などがある
  • 高級墓石が高額になるには「供給量」「歩留まり率」「人気」の3つの理由がある
  • 庵治石だけがもつ「斑」は、世界中に例がなく、唯一無二の美しさを誇るが、その分高額
  • 施主と、石材店と、石工たちを結ぶのは、「信頼」でしかない

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

墓石には手に入りやすい価格帯のものもあれば、高級といわれるものまでさまざま。そして素人には区別がつきにくく、「高級といわれてもわからない」というのが本音でしょう。現在は中国産の墓石、中国で加工された墓石が数多く流通していますが、それが必ずしも質が劣っているというわけではありません。

国産の墓石ですが、一時期は中国産やインド産など、外国産に押され気味でしたが、近年は国産の石もその価値が見直されています。国産墓石の王者といえば、香川県の庵治石でしょう。その特徴的な模様は、他の墓石にはない趣を醸し出しています。庵治石の中でもランクがありますが、最上位のクラスになると、採掘できるのを待つ人もいるそうです。

墓石・石材店の基礎知識を解説