分かりやすく教えます!墓石カタログを活用して納得がいくお墓づくりを!

【墓石 カタログ】アイキャッチ画像

お墓を建てる時にはどの石材店に依頼するかを決めなければなりません。
そんなときに役立つのが墓石カタログです。

まずは複数の業者からカタログを取り寄せて、比較検討してみるのがよいでしょう。
ただし、カタログだけを頼りにお墓づくりはできませんし、カタログの表記の仕方も注意しなければならない点もあります。

この記事では、納得のお墓づくりのための墓石カタログの活用法について詳しく解説いたします。

墓石カタログの3つの取得方法

お墓を建てるにあたってはさまざまな情報や知識を入手しなければなりません。
そんなときにあったら便利なのが墓石のカタログです。

お墓の種類やデザインなどが画像で掲載されていますし、丁寧なカタログではお墓の建て方や手続きの流れなども教えてくれるでしょう。
いきなり石材店を訪問して相談するのも、あるいは電話問い合わせももちろん構いません。
しかし、そうすることであれやこれやと営業をしかけられないのではないかと不安に思う人もいるのではないでしょうか。

ですからまずはカタログを取り寄せてみましょう。
カタログを取り寄せる方法は主に3つあります。順にご説明します。  

近くの石材店からもらう

まずは近くの大きな石材店を訪ねてみることです。
カタログ製作にはそれなりの費用がかかるため、すべての石材店に用意されているとは限りません。

訪問した上でカタログがあるかどうかを聞く、または訪問の前に電話で問い合わせてもよいでしょう。
石材店にもよりますが、営業マンは少しでも成約に近づけたいために、いろいろなトークの中で住所や電話番号などの個人情報を聞き出そうとします。

本格的に見積もりや依頼を考えているのであればいいですが、まだカタログで下調べという段階であるならば、うっかりとこちらの個人情報を伝えないようしておきましょう。

インターネットで石材店に資料請求する

いきなり石材店への訪問はハードルが高いのであれば、インターネットで石材店を調べて資料請求をしましょう。
石材店まで足を運ぶよりははるかに手軽ですので、まずは複数のカタログを取り寄せてみてはいかがでしょうか。

カタログがある石材店は、たいていサイト内のどこかに「資料請求無料」「カタログ無料進呈」などの文言を見つけられます。
ただし資料請求を依頼するということは、こちらの住所や電話番号などの個人情報を知らせることにもなってしまいます。
業者によっては、電話営業や訪問の営業がくることもあるでしょう。

インターネット上からダウンロード

石材店のインターネットサイトからカタログをダウンロードすれば、最もリスクがなく、手間もかけずに入手することができます。
ただし、ダウンロード用のカタログを用意している石材店はごくわずかでしょう。

墓石カタログを参考にするときの注意点

お墓は原則的に既製品を買うものではなく、ひとりひとりの顧客にあわせてひとつずつ作っていくものです(展示品の購入の場合もあります)。

カタログだけの情報で、すべてを完結させるのはとても困難なことで、あくまでもお墓づくりの入り口程度に考えておくのがよいでしょう。
墓石カタログを参考にする時の注意点をまとめました。

石材はどのようにでも加工できる カタログにとどまらないオリジナルデザイン

カタログにはさまざまなデザインの墓石が掲載されています。
同じような和型のお墓でも、花立てのデザイン、台座の有無、面取り加工をするしないなどで、お墓の印象はぐっと変わってきます。
また、いま流行りの洋型やデザイン型を採用するとデザインのパターンは無限大です。

石材は加工次第ではどのような形にでもデザインできます。
形にこだわらない人は、カタログにあるままの墓石でも構いませんが、もしもお墓にこだわりのあるのであれば、カタログだけにはとどまらないさまざまなデザインを提案してもらいましょう。

石材表示に要注意 正式な産地と石材名を出す

石材の名前や産地の表示は詳しく書かれているか必ずチェックしましょう。
たとえば、「中国産高級青御影石 50万円」とだけ書かれていたとします。
ここに含まれるものは、福建省産の「AG98」という石材も黒竜江省産の「K-⒓」という石材も含まれますし、他にもまだまだあります。

並べてみると両者は全く異なる色や目合いをしていますし、耐久性も費用も異なります。ですが、「中国産高級青御影石 50万円」だけの表示ではどの石材を使用しているか判別できません。

業界内で流通している商品名をそのまま明示している石材店は安心できますが、相見積もりをいやがって石材名を濁す石材店には注意が必要です。
しかもカタログでは現物が確認できないため、なおのこと慎重に情報を受け取りましょう。

隠れた銘石もある? 石材の種類は100種類以上

お墓を建てる上で大切な要素が石材の種類です。
墓石に使われる石材は国内外合わせて100や200もの種類に及ぶと言われています。
カタログに掲載されている石の種類はそのうちの一部にすぎません。
人気の銘柄や、石材店が販売したい石材はカタログに掲載されていますが、中には隠れた銘石もあるかもしれません。

石によっては目あいや風あいが異なり、墓石全体の印象が違って見えます。
経年劣化への耐性だけでなく、価格も大きく異なります。カタログだけでなく、インターネットで調べたり、石材店に直接相談するなどして納得のいく石材を見つけることをお勧めします。

石材店のサービス対象エリアを事前確認

工事をお願いしようとしている石材店がどこまでの範囲を対象としているか事前に確認しておきましょう。

また、墓地や霊園によっては指定石材店制度をとっているところもあり、その場合は施工業者を自由に選べないので注意しましょう。

カタログだけで判断しない! 現地見学の重要性

カタログである程度石材店が絞れたら、必ず石材店と現地に出向きましょう。
お墓づくりは家づくりと同じだと思えば分かりやすく、カタログだけで家を建てる人はまずいません。必ず現地に出向きます。

施主が持っている土地の上に建物を建てるわけです。運よく土地にすっぽり建物が納まればいいですが、実際には土地に合わせて建物を設計することの方が多いでしょうし、その土地にあわせて地盤工事や外構工事を行います。

お墓の場合も同じです。公営霊園や民営霊園のように区画の大きさが決まっていればいいのですが、すべての墓地が同じ面積ではありません。
幅も違えば奥行きも異なります。建立条件も霊園によってさまざまなので必ず現地見学しておきましょう。

石塔の価格は、石の種類とデザインで変わる

石塔の価格は石材の種類とそれにかかる石の量によって決まります。
つまりどの石を用いてどんなデザインにするか。この組み合わせがお墓の値段を決めるのです。

カタログにはいくつかのモデルプランが掲載されています。
モデルプランはお墓のさまざまな組み合わせのうちのたったひとつに過ぎません。
施主の希望デザインの加工度合によって費用も変わって来るのです。

オリジナルデザインによって使用する石の量を減らして費用を抑えることもできるし、逆にこだわりのお墓にもできます。

墓地の面積はすべて異なる 現地での採寸と見積もりは必須

墓地の寸法は、全て異なると言っても過言ではありません。同じ霊園の中でもさまざまな寸法の区画があります。
そしてそれら全ての情報を一冊のカタログの中に詰め込むのは不可能に等しいです。
お墓は墓石と外柵の組み合わせでできています。

墓石は自由なものを選ぶことができたとしても、外柵は区画の寸法に合わせてオーダーメイドしなければなりません。

1cmでも長い外柵を作ってしまったら審査に通りませんし、隣の利用者に迷惑がかかります。寸分の狂いのない寸法の石材を据え付けなければならないのです。
そのためカタログだけでお墓を建てるというのは現実的に不可能に近く、必ず石材店のスタッフに墓地まで同行してもらいましょう。

周囲との調和が大切 お墓の大きさと雰囲気

どんなお墓を建てるべきか、カタログだけでは決められません。
お墓はそれ単体で決めるのではなく周囲との調和が大切だからです。

例えば、高さ130cm の墓石が安い値段で販売されていたとしましょう。
「これはお買い得だ!」と思って建立しても構わないですが、いざお墓が建った後に周りのお墓を見比べてみると、意外にも小さかったらどう思いますか?
もしもその墓地の周りには150 cmぐらいの墓石ばかりが立ち並んでいるとしたら、なんだか寂しい思いがするという人もいるでしょう。

周囲が和風のお墓ばかりの中で、自分だけが奇抜なデザインのお墓を建てて違和感を感じてしまっても、一度建ててしまったお墓は取り返しがつきません。

何も小さいお墓や奇抜なデザインが悪いわけではなく、はじめに現地を確認しておくことが大切ということです。
それも自分の目だけではなく、専門家である石材店に見てもらいましょう。専門家だからこそのアドバイスをしてくれるはずです。

地盤や墓地の状況など、専門家のアドバイスを聞こう

公営霊園や民営霊園など、あらかじめ区画整理されている墓地であれば問題ありませんが、寺院墓地や地域の共同墓地などでは地盤の状況によって特殊な工事が求められるかもしれません。

与えられた墓地が傾斜している場合は、区画内を水平にしなければなりません。
また墓地の背後が傾斜している場合、土砂などが区画内に流れ込まないように土留工事や擁壁工事をすることもあります。

地盤がゆるい場合はいつも以上に鉄筋を入れて強度の強い基礎を作らなければなりませんし、このあたりも専門家である石材店と相談して進めましょう。

カタログだけでは分からない 信頼できる担当者を見極める3つのポイント

いいお墓づくりのためには信頼できるよい担当者との出会いこそが大切で、それこそがお墓の満足度をさらに高めてくれます。

どのようにして出会えばいいのか、見極めるための3つのポイントをご紹介します。

施主が分かる言葉で説明してくれているか

お墓は一生に一度建てるか建てないかのものです。
普段買い物をするようなものではないため、売り手よりも買い手の方が圧倒的に無知なのです。

だからこそ専門的な説明の時に、こちらが分かる言葉で説明してくれるかどうかは大切な要素です。
そういった配慮ができる担当者がどうか見極めましょう。

知識が豊富で質問にすぐに答えてくれるか

お墓の営業マンもさまざまです。
カタログの中にある商品ばかりを勧めようとする営業マンは裏を返せば引き出しが少ないことを意味します。

施主から見れば、知識や経験が豊富な担当者の方がより安心なのは言うまでもありません。お墓の種類、工事の方法、石材の種類と性質、お墓の歴史、どうしてお墓が必要なのか、お墓以外の仏事全般の知識など、よどみなく説明できる担当者こそ信頼できます。

また、知識や経験が豊かな担当者は、こちらからの質問にも素早く的確に答えてくれます。
口ごもったり言い淀むようであればまだまだ半人前だと言わざるを得ません。
ただ、どんなにプロの石材店とはいえ、お墓の世界はとても奥が深いため、話の中で分からないことも出てくるでしょう。

そんな時に素直に「わからない」と伝えた上で。すぐにそのことを調べて返答してくれる姿勢を見せる担当者が望ましいです。

身なりや言葉遣いが整っていて人柄に好意を持てるか

これはどの職業でも当てはまることですが、身なりや言葉遣いが整っているか、さらには時間をきちんと守るかどうかも大切なポイントです。
こうした基本的な部分がおろそかな担当者は、いざ大事な墓石工事においても何らかのミスをしかねません。
清潔感があるか、靴はきちんと磨いているか、丁寧な言葉遣いをしているかなどは、分かりやすい見極めのポイントとなります。

また、担当者の人柄や相性も大事なポイントです。
個人差が出てくる部分ですが、売り手と買い手の意思の疎通ができてこそいいお墓が実現できます。
その担当者に好意が持てるか、親近感が湧くか、こうした部分もチェックポイントの1つに入れておきましょう。

どうしてその担当者が墓石業界に飛び込んだのかなど、お墓の仕事に対しての意気込みを聞いてみるのも面白いかもしれません。
仕事に対しての真剣度を測る指標のひとつになるでしょう。

理想の墓石を作るベストな方法は直接相談

お墓を建てる上で、まずはカタログから情報や知識を仕入れたり、費用がどれくらいかかるのかを知っておくはよいことです。

ただし、最終的には石材店との直接相談がベストな方法ですし、必要不可欠です。
直接相談がなぜ大切で不可欠なのか説明します。

お墓は買うのではなく作る 「一緒に作り上げる」という考え方

「お墓を買う」という表現をよく見ますが、実はこれはあまり正確な表現とは言えません。 お墓は「作る」ものなのです。 仮にカタログに掲載されているものと全く同じものを購入しようとしても、よほど大きな石材店でなければ在庫は抱えられません。
倉庫に並んでいる既製品を墓地に持ち込むのではなく、同じ石材で同じ寸法に加工するというのが実状です。

一部展示品の販売をしていることもありますが、その場合でも区画の面積に合わせた外柵を作らなければならず、結局はオーダーメイドになるのです。
亡き人やご先祖様の家となるお墓。よい担当者と出会い「一緒に作り上げる」という考え方で進めていくとよいでしょう。

石材店の営業マンではなく、職人に相談してみる

お墓に関しては営業マンよりも職人の方が詳しいということもしばしばあります。
石材店によっては職人を抱えていないところもたくさんあります。

営業マンは集客だけをして、あとの設計や加工や据付は関連業者にアウトソーシングするのです。そのため、石材の知識は職人の方が優れているということも充分に起こりえるのです。

もしも墓地などで作業している職人がいて声をかけることができそうであれば、お墓についてたずねてみるのもよいかもしれません。
営業マンとは違った視点で石材やお墓について教えてもらえるかもしれません。

デザインに妥協しない 何度も図面を描き替えてくれるか

図面の書き換えは石材店としては結構な労力です。
しかしデザインにこだわりがある人は納得いくまで図面を書き直したいものです。
お願いしにくいわがままも嫌な顔せず引き受けてくれる石材店に対して、私たちは心から信頼ができるものです。
カタログだけでは留まらない営業マンとの直接的なやり取りこそが、いいお墓づくりに必要なのです。

価格面の交渉は複数社の相見積もり

お墓は高い買い物ですが、いいものを少しでも安く買いたいというのは誰でも同じでしょう。いいものにはもちろんそれなりの費用がかかります。
そして、安いには安いなりの原因があります。

墓石は定価があってないようなもので、石材店によって値段の付け方が異なります。
もしも費用を抑えたいのであれば、複数の業者から相見積もりを取りましょう。
仮にカタログを作成していない石材店でも、対面相談することでこちらの希望をうまく汲み取ってくれて、よい提案をしてくれるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。ではこの記事のポイントを箇条書きでまとめます。

  • 墓石カタログを手に入れるには、石材店に出向く、インターネットで資料請求、インターネットでダウンロードの3つの方法がある。
  • カタログはあくまでお墓づくりの入り口としておく
  • デザインは加工次第。カタログにとどまらないオリジナルのものも作れる
  • 石材表示に注意する。きちんと産地や石材名が書かれているか気をつける。
  • 石材の種類は100種類もあり、カタログにはない石もある。
  • 石材店のサービスエリアをきちんと確認する
  • カタログだけではなく、現地見学こそが大切
  • 石材の価格は石の種類とデザインで変わる
  • 墓地の面積はすべて異なるので、現地での採寸と見積もりは必須
  • お墓の大きさや雰囲気など、周囲との調和を意識する
  • 地盤や墓地の状況などによっては擁壁工事や特殊な基礎工事が必要なこともある
  • いいお墓づくりのためには信頼できると担当者との出会いが大事
  • 見極めのポイントは、こちらで分かる言葉で説明してくれるか、知識が豊富か、人柄に好意を持てるかの3点。
  • 理想のお墓をつくるためには石材店の担当者と対面して直接相談するのがベスト

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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