安い値段でお墓を建てたい!驚きの安さの供養方法3選

洋型のお墓が並んだ霊園

お墓を建てる際にかかる費用の全国平均相場は約196万円といわれています。

こういった情報を目にしてしまうと、
「お墓を建てるには200万円もかかるのか」
「そんな大金持っていない」
「お墓にそこまで費用をかけたくない」
など、さまざまな意見があるでしょう。

お墓を検討している人にとっては、できるだけ費用は抑えたいという人もいます。
お墓の全国平均相場は、不安が高まる内容ですが、もっと安い値段でお墓を建てることは可能なのでしょうか?

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 値段の安いお墓ってどんなもの?
  • お墓の値段が安いのはなぜ?デメリットはある?
  • お墓の値段を抑えるにはどうすればよい?

人間は心理的に値段が高すぎるものには抵抗感を示します。
同様に値段が安すぎても不安に感じてしまうということはよくあることです。

ここでは、お墓を安い値段で選ぶためのノウハウや、さまざまなお墓に関する費用について解説していきます。

不安に感じてしまうのは、内容をよく分かっていないということからくることが多い傾向です。
この記事を読めばきっとお墓に関する不安が払拭されますよ。

お墓の値段が安い!費用が低い供養方法

お墓の値段が安い供養方法は思っている以上にたくさんあります。
どうしても昔ながらの墓石ばかりがイメージされることが多いため、自ら選択肢を縮めてしまっていることも珍しくありません。

納骨堂 マンション墓

そこで、ここでは大きく分けて3つのジャンルの供養方法について解説いたします。

1.期限付きの収蔵で値段が安い!納骨堂

あらかじめ遺骨を安置する期間が定められているのが納骨堂です。
お墓というより遺骨を安置するためのスペースという感じの供養方法になります。
ロッカータイプのものや、自動搬送式のものなどさまざまですが、一人用の一般的な納骨堂の平均費用相場は50万円程度です。

納骨堂について詳しく知りたい方は【納骨堂とは?納骨堂と一般墓の違い】の記事をご覧ください。

2.他の遺骨と一緒に供養!墓石を建てない合同墓

他の故人の遺骨と一緒でも問題ない場合は、合同墓という選択肢もあります。
さまざまなタイプの合同墓がありますが、大きな石碑が1基建てられ、その下に大きな納骨スペースがあるというのが一般的です。
費用平均相場としては、10万~20万円程度になります。

合同墓について詳しく知りたい方は【合同墓とはどういうお墓?供養法や種類を紹介】の記事をご覧ください。

3.遺骨を大自然にまいて供養!海洋散骨など自然葬

近年は墓石で供養という概念だけでなく、大自然に遺骨を還してあげることで供養する自然葬という選択肢もあります。
ここでは、主に「海洋散骨」「樹木葬」「宇宙葬」の3つについて確認してみましょう。

海洋散骨

海洋散骨とは、故人の遺骨をパウダー状に粉骨して海にまくという供養方法です。
専門業者に委託して海洋散骨を行う場合の費用の目安は、約3.5万円。
船をチャーターして他の散骨する人と散骨する場合の目安は15万円前後です。

樹木葬

自分が好きな木々の下に遺骨を埋めて供養する方法が樹木葬です。
土に還ることで自然と同化することができるということと、墓石よりも安価なことで人気が出てきている供養方法といえます。

樹木葬の平均相場は、一人1区画を契約するようなケースですと約70万円。
合同で埋葬する樹木葬のタイプだと、20万~30万円程度です。

宇宙葬

遺灰をカプセルに入れて人工衛星にのせて宇宙で供養するというのが宇宙葬です。
宇宙仕様のアルミニウム合金で作られたカプセルに遺灰を入れて郵送するだけなので気軽ですね。
費用相場は30万円程度です。

供養方法

金額の目安

納骨堂

50万円

合同墓

10万~20万円

自然葬

海洋散骨

3.5万~15万円

樹木葬

20万~70万円

宇宙葬

30万円

一般的なお墓以外にもさまざまな安い値段の供養方法があることが理解できたのではないでしょうか。
石のお墓を建てることにこだわりすぎなければ、予算にあわせて選択肢が増えますね。

金額だけでなく、もちろん故人をどのように供養したいかということもしっかり考えて選んでみましょう。

一般的な形のお墓を建てるときの費用項目

先祖代々のお墓

一般的にお墓を建てるときは墓石代金以外に、永代使用料や年間管理費、入檀料などさまざまな費用がかかります。

お墓にまつわる基本的な費用について理解していないと、のちのちトラブルにもなりかねません。「永代使用料」「年間管理費」「入檀料」などについて詳しく見ていきましょう。

墓地・霊園などの永代使用料

墓地や霊園を利用する際に必ずかかるものが永代使用料です。
永代使用料は、お墓を建てるための墓地を借りるための賃貸料のようなものになります。
ただし、墓地の種類によって永代使用料は異なりますので、押さえておきましょう。

公営墓地

公営墓地の永代使用料は、東京都の場合の目安は70万円程度です。
地域によってかなり差が出ますが、地価が高い都心部については高くなる傾向にあるといえるでしょう。

民営墓地

民営墓地の永代使用料は、東京都の場合、約95万円です。
公営墓地よりも高くなるケースが多いといえます。

寺院墓地

寺院墓地の永代使用料は、東京都の場合、約160万円です。
寺院によっても幅があると思いますが、都心部の高い傾向は同様です。

2015年に「いいお墓」が調査したアンケートによると、永代使用料の全国平均相場は約77万円といわれています。
地域によってもかなり格差があるので、実際に目安を知りたい場合は、平均相場よりもその地域の相場をよく調査することが重要になってくるでしょう。

お墓の年間管理料

お墓には管理費というものが毎年発生します。
なぜなら、お墓の共用部分の清掃や管理などの費用が必要となるからです。

例えば、芝生墓地であれば定期的に芝刈りをしなくてはいけません。
自分が使用している墓地は自分で清掃するものの霊園全体の清掃や管理はどうしても定期的に行う必要があるのです。
墓地のタイプでも管理費は若干異なってきます。

公営墓地

公営墓地の年間管理料は、平均で4,000円~1万円程度です。
公営のため、比較的安価に設定している自治体が多いといえます。

民営墓地

民営墓地の年間管理料は、平均で5,000円~1万4,000円程度です。
民営墓地は、広大な土地を開拓して最新の設備を設置していることも多く、その先行投資の分の費用が管理料に上乗せされていることも少なくありません。

寺院墓地

寺院墓地の年間管理料は、平均で1万円前後です。

寺院墓地を利用する場合は、入壇料や檀家料が必要!

京都府のあじさい寺

寺院墓地を利用する場合、お寺によっては入壇料や檀家料が必要になります。
管理料とは別途という場合もあるので、寺院墓地を選ぶ際は必ず契約前に細かい金額の内容まで確認しておくことがおすすめです。
基本的に檀家料は毎年かかるということが多いです。

檀家とは

檀家とは、一言でいえば、お寺のサポーターのようなものです。
本来お寺は、檀家たちがお金を出し合って、お墓や建築物、僧侶を維持していくというのが基本的な概念になります。

そのため、多くの寺院墓地を利用する場合は、墓地を借りるだけでなく檀家の契約が必要だと思っておいたほうが良いでしょう。

入檀料

寺院によっては、入檀時に入壇料をいくらか支払うケースがあります。
もちろん、かからないというお寺もあるでしょう。
毎年支払う檀家料とは異なり、入檀するときのみかかります。

檀家をぬけるときかかる場合も

檀家をぬけるときには解約金などと称してお金を請求するお寺もあります。
先述したように、お寺は檀家が支えていくシステムです。
そのため、支える人が少なくなると他の檀家の負担が増えてしまいます。

その帳尻をあわせるために解約金を請求するというところもあるようです。
ただ、数百万円という法外な金額を請求されたという事例もあるため、ぬけるときに費用がかかるかは入檀前にしっかり確認しておきたいポイントといえます。

 

公営墓地

民営墓地

寺院墓地

永代使用料

(東京都の場合の目安)

70万円程度

95万円程度

160万円程度

全国平均は約77万円

年間管理料

4,000~1万円程度

5,000~14,000円程度

1万円前後

入壇料・檀家料・解約金

なし

寺院によって異なるがある場合が多い

お墓の値段で費用差が出る4つの項目

お墓の値段で費用差が出る理由は主に4つの項目です。
「石材の種類」「墓石のデザインや石材の使用量」「彫刻する内容」「立地条件」をどう選ぶかによって異なります。

1.墓石に使用する石材の種類

お墓を建てるための石材の種類は、色や模様(石の目の粗さ)、産地など種類は数百種類以上あるといわれています。

日本国産の石

日本国産の石材は金額としては高めです。
日本の風土にあった石材ですが、値段を聞いて断念してしまうという人もいるぐらい金額は変わってきます。
主に白御影石といわれるようなものがメインです。

中国産の石

中国の石材は全体的に安い値段が多い傾向です。
そのため、業界内で流通している石材の多くは中国産といっても過言ではありません。

インド産の石

インド産の石材の値段は高めです。
日本国産よりも高いものがあるぐらい高級品としてあつかわれることが多いでしょう。

その他の国の石

アメリカ、スウェーデン、南アフリカ、ノルウェーなど世界各国でさまざまな石材がありますが、希少性が高い石材も多く金額としては高めになります。

2.墓石のデザインや石材の量

墓石のデザインや石材の量をどのぐらい使用するかでも費用は大きく変わってきます。
「和型墓石」「洋型墓石」「デザイン墓石」という3つについて見ていきましょう。

和型墓石

なじみのある和型墓石は石材の量が多くなりがちです。
墓地面積が広い場合は、外柵などを設置する人もいるでしょう。
おのずと石材の使用量が多くなるので値段に跳ね返ってきます。

洋型墓石

洋型墓石は、背丈が低いものが多く、和型墓石に比べると石材の使用量を抑えることができます。
そのため、比較的安価に建てられることも多く人気が高い傾向です。

デザイン墓石

デザイン墓石は、オリジナリティーあふれる墓石になるため、石材の使用量で大きく変わります。
例えば、シンプルに薄い石版1枚というような場合は使用量がかなり少ないので安くなるでしょう。

反面、たくさん石材を使用するデザインだったり、特殊な加工が必要なお墓であったりすると値段は高めになると思っておくと問題ありません。

3.石に彫刻する内容

石に彫刻する文字や模様などの多さによっても費用は異なります。
石材には戒名や家紋、絵などを彫刻することが一般的です。

外柵や家紋など、彫刻を増やすと費用がかさむ

石材自体に家紋や絵など彫刻が増えれば増えるほど費用は増加します。
お墓の値段を安くしたい場合は、できるかぎりシンプルにしたほうが良いでしょう

4.立地条件で金額が変わる

墓地の立地条件によっては費用が変動します。
なぜなら、工事のしにくい場所に墓地がある場合は、設置の難易度があがってしまうからです。

例えば、家を建てることをイメージすれば分かりやすいでしょう。
まったく同じ設計の家を「細い道路を通って崖のそばに建てる場合」と、「平坦で大きな道路に面している場所」では、前者のほうが高額になります。

お墓に関しても同様で、立地条件が悪い場合は料金が割り増しされる可能性が高いと考えておくとよいでしょう。

墓石の値段を抑えるには石材店をしっかり比較し交渉する

安い値段でお墓を建てたいのであれば、石材店との交渉は必須です。
なぜなら、石材の金額は一般的に明確に提示されていないからです。
また、地球を削って出てきている石ですから在庫状況が減ってくれば値段が変動することもあります。

石材店の中には、無知な人には高めに金額をふっかけてくるケースもあるので注意が必要です。
同じテーブルで話を進めるには、事前にある程度知識を蓄えておくことは重要になります。

まとめ

安い値段でお墓を確保する方法は、思った以上にたくさんありましたね。
あまりなじみがない供養方法にまで幅を広げてみると自分の予算に合ったよいお墓が見つけられるかもしれません。

また、石のお墓を建てたい場合も「どんなお墓を作ると値段が高くなるのか」というポイントを押さえておくことで、石材店と同じ目線で交渉することができるでしょう。

何も知らなくても丁寧に教えてくれる石材店もありますが、そうでない悪質な業者もいます。
安い値段で交渉したいのであれば、ぜひこの記事でお墓を安くするためのポイントをおさらいしておきましょう。

  • お墓は供養方法で値段が大きく変わる
  • 一般的なお墓を建てた場合の平均相場は196万円
  • 安い値段の供養方法は「納骨堂」「合同墓」「自然葬」

供養方法

金額の目安

納骨堂

50万円

合同墓

10万~20万円

自然葬

海洋散骨

3.5万~15万円

樹木葬

20万~70万円

宇宙葬

30万円

  • 一般的なお墓を建てる場合はさまざまな費用が必要になる

 

公営墓地

民営墓地

寺院墓地

永代使用料

(東京都の場合の目安)

70万円程度

95万円程度

160万円程度

全国平均は約77万円

年間管理料

4,000~1万円程度

5,000~14,000円程度

1万円前後

入壇料・檀家料・解約金

なし

寺院によって異なるがある場合が多い

  • 安い値段にこだわりたいなら4つの項目を押さえておく
  • お墓の金額は「石材の使用量」「石材の種類」「彫刻する文字や絵の量」「立地条件」で変わる
  • 石材店と交渉するには3社以上比較して地域の相場を把握する

お墓を作りたい人、できるかぎり安い値段で供養したい人など、お墓の需要は多様化してきています。まずは、自分の希望や故人の希望をしっかりと具体化したうえで、予算の上限をしっかりと決めて石材店との交渉をすることが失敗を防ぐ方法です。

あまりにも漠然としたイメージだけで業者と交渉すると、業者にいわれたものが一番良い方法だと錯覚してしまいかねません。
知識を蓄えておけば、きっと後悔することなく予算内で満足のいくお墓を作ることができるでしょう。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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