お墓を買うとき、何を決め手にするかわかりますか?墓石の価格相場がわからなければ、安いか高いか、判断のしようがないですよね。でも、墓石の価格相場など、なかなか知る機会はありません。

墓石の価格相場に関わるこのような疑問を解消!

  • 「霊園側から見積もりを提示されたけれど、墓石の価格が妥当なのか正直判断がつかない」
  • 「終活を始めて、どんな墓石にしようかと調べ始めたら価格がピンキリでびっくり。価格に相場があれば知りたい」
  • 「母親が何百万もするお墓を契約してきた!高すぎるのか、そうでもないのか、せめて基準が知りたい」

この記事では、以上のような悩みを抱える人のために、墓石の価格相場を分かりやすく解説します。墓石の価格を決める「産地」「石の量」「デザイン」の3つのポイントについて知れば、妥当な金額かどうかを正しく判断することができますよ。自分らしい、好みのお墓を選ぶためにも、しっかり価格相場を身につけましょう。

なお、墓石選びからお墓をたてるための流れについても、あわせてご紹介します。

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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • お墓を建てるのにかかる費用・相場が知りたい
  • 自分の希望するお墓を建てられるかどうか知りたい
  • お墓を建てるまでの流れを知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

当サイトには全国8,700件以上の霊園・墓地情報が掲載されています。
費用やアクセス、口コミの紹介もしていますので、お墓をお探しの方はぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

墓石の価格相場は100万円から150万円程度

墓石にかかる費用の相場は、100万円から150万円程度が相場といわれています。

もっとも、100万円から150万円という金額は、墓石だけに関わる費用です。お墓をたてるには、墓地を取得しなければなりません。墓地を取得する費用を「永代使用料」といいます。永代使用料の相場は、50万円から100万円程度と、都市部になるにつれて高くなる傾向があります。

合計で200万円相当の買い物となってしまうお墓のことですから、墓石選びは慎重になりたいものです。

しかし、墓石はどうして値段に差があるのかがわかりにくいのが特徴です。50万円の墓石もあれば、500万円の墓石もあります。見た目がほとんど変わらないのに、何十万円もの開きがある墓石があります。

墓石を検討するときには、一体何を基準に見たらよいのかわからないという人が大半なのもうなずけます。

次の項目では、墓石の値段が変わる3つの要素についてお知らせしましょう。

墓石 価格相場 デザイン

墓石は「産地」「石の量」「デザイン」によって値段が変わる

墓石の値段が変わる要素は、大きく分けて3つです。それは、「産地」「石の量」「デザイン」です。

順を追って、何が違うとどれほど値段が変わるのかを解説していきます。

国産墓石と外国産墓石では値段がかなり違う

まず、墓石の値段が変わる第一の要素、「産地」についてご説明します。

墓石の産地は、日本と外国に2分され、国産墓石のほうが外国産墓石よりも価格が高い傾向にあります。同じデザイン、同じ大きさのお墓であっても、国産と外国産の墓石ではだいぶ開きがあります。

インド産の安価な墓石は50万円、日本一のブランド墓石「庵治石(あじいし)」であれば500万円という事態が起こるのも珍しくありません。

また、国産墓石にはランクがあり、同じブランドであっても等級分けされていて、高ランクのものほど価格が高い傾向があります。

国産墓石でも等級を下げれば、かなり価格が抑えられます。

先ほどの例でいえば、庵治石の最高ランクが500万円でも、他のブランドの等級の低い国産墓石なら150万円程度になるケースもあるのです。

石材についてもっと詳しい知識を知りたい方は、「墓石の種類は300種類以上!定番やおすすめの墓石をピックアップ紹介」の記事も読んでみてください。

使う石の量に値段は比例する

産地と同様、墓石の値段の決め手になるのが「石の量」です。

単純に、使う石の量が多ければ、値段は高くなります。大きな墓地では、多くの墓石を使ってお墓を作らなければならないため、墓石の費用は高くなる傾向にあります。

また、 伝統的な和型墓石のほうが、モダンな洋型墓石に対して価格が高い傾向にあります。

これは、和型墓石のほうが洋型墓石よりも彫刻などの飾りが多いためという理由もありますが、単純に、使う石の量が多いからという要因も大きいです。フラットな洋型墓石に対し、高さのある和型墓石は、比較的多くの石を使うのです。

お墓の工事にかかる費用

墓石を選んだら購入しておいた墓地の区画に、お墓を建てるための工事をする必要があります。購入した墓石を置いただけでは、お墓を建てたとは言いません。

ところでお墓の工事とはどのようなものなのでしょうか。そして工事をするためにはどの程度の工事費が必要なのでしょうか。工事の手順を追ってみてみましょう。

墓石の工事の手順

一般的な墓石の工事は、以下の流れとなります。

  1. 基礎工事
  2. 外柵工事
  3. 石碑の据付工事
  4. 完成検査

1.基礎工事

お墓の基礎工事というのは、墓石や墓石を囲うための外柵などを建てるため、墓地の区画にコンクリートを打って、基礎を造る工事のことをいいます。

基礎工事をしっかりすることで、墓石を丈夫に長持ちさせることができます。

地域によって基礎工事の方法や若干変わります。その地域の風土や環境によって、使用する材料にも違いがあります。また石材店によっても方法は変わります。

よって墓石工事は、できればその土地の事情をよく知っている、古くからある石材店などに依頼するとより安心して任せることができます。

基礎工事は一般的には、最初に30センチほど地面を掘り下げて底の部分を平らにしたあと、(わりぐりいし)という大きめの砕石を敷き詰めていきます。耐久性や強度を高めるために、外枠を入れて鉄筋を配し、その中にコンクリートを打ちます。

2.外柵工事

基礎工事が終わると次に外柵工事をします。外柵は墓石である石碑や付属品を、外部からの浸水などから守るために建てられる囲いのことです。

外柵は大きさや積み方の形状や加工の方法などにも、いくつか種類があります。外柵を三段式に積み上げて造る場合には、下から下石、中石、上石といって石材を重ねていくのですが、合口にモルタルを流していきながらそれらを積んでいきます。

一番上の上石に卒塔婆立てや小柱が取り付けられるようになっています。

内側にはカロートを設置します。カロートとは遺骨を収蔵するスペースとなっており、大きさや設置する場所や方法なども地域によって違います。

カロートを設置したあと、石碑を据え付けるための工事を行います。石碑を設置したあと、土を入れて外柵は完成となります。

3.墓石の据付工事

基礎工事と外柵工事が終わると、次に墓石の据付の工事を行います。拝石を設置し、芝台、中台、上台と順に載せていき、最後に竿石を取り付けます。

その後、墓誌や花代や水鉢や物置台などの付属品を設置していきます。これでお墓の工事は完了となります。

4.完成検査

お墓の工事が終わると、完成後の検査を行います。完成検査のチェックポイントは、耐震性です。お墓が耐震施工されているかどうかは、とても重要なポイントとなります。

以前、大型の地震が発生したとき、かなり多くのお墓の被害が報告されました。重くて硬い石材でも地震ではひとたまりもありません。

耐震対策をしていた墓石は、そのとき最小限の被害でとどまったものも多くあり、墓石の耐震施工は見直されているのです。

お墓の工事費

お墓の工事費は条件によって大幅に違います。そして石材店からは、墓石や墓石の加工の金額も合わせたものを請求されますので、内訳がわからないことが多いですが聞けばちゃんと教えてくれるはずです。

また工事をしている間も自分の目で確かめることも大切です。

参考価格としては、墓地の区画が1m×1.2mで和型墓石だった場合、外柵の基礎工事で10万円、カロートの基礎工事が4万円、墓石建立設置工事が6万円となっています。

これに輸入の石材を使って加工した墓石が60万円、同じ石材の外柵工事が8万円で、その他地震対策費やもろもろの諸費用と消費税を入れて合計額で100万円程度となります。

お墓に必要な費用は、これに墓地の代金である使用料や年間の管理料などが必要です。お墓を購入する際には、くれぐれもこういった費用が必要であることに注意しておかなければいけません。

デザインにこだわれば、そのぶん墓石価格も変わる

最後に墓石の値段の決め手となるのが「デザイン」です。

同じ産地、大きさのお墓でも、デザインが違えば値段が変わります。量産されるスタンダードな墓石のデザインを選べば100万円だけれど、細かな彫刻飾りのあるデザインなら130万円、モダンでユニークな新商品を選べば150万円というのは、起こりえるケースです。

また、オリジナルデザインの墓石にしたいと願うなら、石材店と相談する必要があります。

デザイン墓石は、相場を考えるよりも、「このデザインにいくらまでなら出せるか」と、自分なりの予算を決なければなりません。

以上、墓石の値段を決める3要素について、具体的な値段を絡めてお伝えしました。

お墓のパンフレットや見積もりにおいては、この「産地」「石の量」「デザイン」を比較して、価格検討するようにしましょう。

これをふまえ、いよいよ墓石を選ぶときのポイントを紹介していきます。

墓石 価格相場 値段

墓石を選ぶポイントは「複数見積」「感覚」「信用性」の3つ

墓石を選ぶときのポイントは、「複数見積」「感覚」「信用性」の3つです。それぞれみていきましょう。

まずは複数見積についてです。これは、とくに国産墓石を検討する際に有効です。

国産墓石には「庵治石」「本小松」などたくさんのブランドがあります。同じ石を使っているのにかなり安価な見積もりがあった場合には、飛びつきたくなりますが、我慢しましょう。 ブランド性が保たれない劣悪な国産墓石を使っている可能性があります。

次に、自分の感覚、インスピレーションを大事にするというのも、とても大事な要素の1つです。

それは、こと墓石に関していえば、「国産で高価だから良いものだ」「外国産で安いから劣悪だ」と判断するのは間違いだからです。価格の高い国産墓石のほうが、外国産に比べて見た目がよいとか、耐久性に優れているといった特性はありません。

国産墓石のブランド性は、たんにその実績と希少性によります。安価であっても、高価であっても、品質や見栄えに大きな違いはないのです。

国産墓石のステイタスを大事にしたいという考えがとくにないなら、自分の好みに従って決めるのが一番正しいといえるでしょう。

なお、墓石そのものの価格と同じくらい気をつけるべきものが、石材店の信用性です。

高価な墓石であれ、安価な墓石であれ、傷ついたり壊れたりする可能性はあります。墓石が損傷したとき、石材店が誠実な対応をしてくれなかったり、すでに倒産していたりしたときには、泣き寝入りしなければならないかもしれません。石材店の信頼性には、十分気をつけたいものです。

墓石選びからお墓をたてるまでの流れ

墓石を選んだら、それからお墓を立てるまでにはいくつかの流れが存在します。

  1. 見積もり内容の検討
  2. 本契約
  3. 彫刻文字の確認
  4. 工事終了・引き渡し
  5. 開眼供養

墓石を選ぶまでも大変ですが、もうひと踏ん張り必要です。

まず、見積もり内容を検討します。

墓石はすでに選んであるので、もし予算をオーバーする、もっと節約したいといった事情があればデザインをシンプルにしたり、付属品をつけないことにしたりなどして調整します。納得のいく内容になったら、本契約を結びましょう。

次に、墓石に掘る彫刻文字の確認があります。

表面には「先祖代々墓」「●●家墓」あるいは好きな言葉などを記し、側面や裏面には建立者や建立日についての情報を記します。 彫刻文字を間違えてしまっては大変ですから、きちんと確認しましょう。

お墓が完成したら引き渡しとなり、業者立ち会いのもと希望通りの仕上がりになっているかを確認します。問題なければ、僧侶による開眼供養などを行います。

まとめ

以上、墓石の価格相場と墓石を選ぶポイント、墓石選びからの流れについてお伝えしました。

お墓はそれぞれ、大きさもデザインも石の銘柄も違うものです。

平均的な相場観はありますが、あくまで相場であり、振り回されることのないようにするのが一番です。最近では、インド産のピンクやグレーといった明るい色味のものが、安価ながら人気があります。

また、東北のほうでは黒光りする御影石が好まれ、西に行くほど斑紋がかったグレーの石が好まれるという特徴もあります。

しかし、黒ければ黒いほど耐久性に優れているとか、斑紋が多いほど値段が高いといった事実はありません。

なお、東日本は洋型墓石が好まれ、西日本ではまだまだ伝統的な和型墓石が優勢です。東日本の人が洋型墓石を選ぶのは、たんに洋型のほうが安いからというわけではなく、近代的なものを好むか、伝統を大事にするかを選んだ結果でしょう。

このように、個人的な好みや、霊園に置かれたときのイメージの良さで墓石を決める人は多いと思われます。 世の中の傾向があるなかでも、自分のインスピレーションを大事にしましょう。

素直に「ここを終の棲家にしたい」と思える墓石を選ぶのが重要です。

墓石全般の基礎知識ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

墓石選びは、形や雰囲気によって好みが分かれるため、家族間でも意見が分かれるところです。

一般的に良い石とは、硬くて吸水率が低く、経年変化の少ないタイプになりますが、それだけで価格が決まるわけではありません。人気があるために高値がついているものや、以前やリーズナブルだったのに産出量が減ってしまったために高騰した墓石もあります。

墓石はタイルとは異なり、つないだり貼り合わせることをせず自然素材のまま使用するものですから、キズやアザ、タマ(斑点)などが加工の途中で判明することもあります。

そうなると新たに別の原石をゼロから加工することもあり、時間も手間もかかります。
発注したら出来上がるのを待つのではなく、加工・製作段階でもきちんと対応してくれる石材店を選びたいものです。

お墓の準備はできていますか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分に適切なお墓を探したいが、そのお墓をどう探したらよいかわからない。
  • まだ両親や自分が入るお墓が決まっていないが、お墓を探す手順がわからない。

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。

お墓の購入に関しては、全員が初めての経験になることが多いため、不安を持つことは仕方のないことでしょう。

しかし、お墓購入後に後悔はしたくはないですよね。
そのためにも、複数の墓地・霊園を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集をしてから決めることをオススメします。

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お墓をお探しの方は、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。