合同墓はどういうお墓?供養法や種類を紹介

スポンサーリンク
合同墓地の種類は意外と多い!種類、特徴を把握しましょう

お墓について調べていると、「合同墓地」または「合同墓」という言葉にいきあたることがあります。

合同墓とはどんなお墓なのか、ご存じでしょうか。

複数の人で使用するお墓については、合同墓の他にも集合墓、永代供養墓、合祀墓などさまざまな名称があります。

どう違うのか考えてしまいますよね。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「合同墓ってどういう意味?集合墓や永代供養墓とどう違う?」
  • 「合同墓には、誰でも入れるのだろうか?」
  • 「合同墓は安いイメージがあるけれど、実際どのくらいの価格なのだろう?」

この記事では、以上のような疑問を抱える人のために、合同墓の意味や種類、平均価格などについてご案内します。

また、「個別のお墓はいらないから、合同墓がいい」という人のために、合同墓以外の選択肢についても紹介します。最後には、本当に自分に合った納骨の形を見つけることができますよ。

合同墓地(合同墓)とは複数の契約者が合同で使用するお墓のこと

合同墓とは、複数の契約者が合同で使用するお墓のことです。一般的なお墓は家族で共有して使いますが、合同墓の場合は、血縁関係のない人たちが共有します。

複数の人が眠るお墓には、合同墓の他にもいろいろな呼ばれ方があります。
合祀墓、供養塔、合葬墓、共同墓、集合墓、永代供養墓などがどの例です。

その中で「永代供養墓」は他の語句と少し意味合いが違い、家族など後継者のかわりに、霊園の管理者が半永久的に供養を行ってくれるお墓を指します。
合同墓、合祀墓、供養塔、合葬墓、共同墓、集合墓は、いずれも永代供養墓の一種です。 

    合同墓と一般のお墓の違い4点

    合同墓と一般のお墓の違いは、供養の仕方と費用面にあり、以下の4点が挙げられます。

    • 墓石が必要か必要でないか
    • 家族以外の人と埋葬されるか否か
    • 個別の法要をするか否か
    • お墓の継承を考える必要があるかないか

    それぞれ説明しましょう。

    墓石が必要でないため、一般墓よりも費用が安く済む

    合同墓は、墓石が必要ありません。

    そのため、お墓に必要な費用が、一般のお墓よりも大幅に抑えられます。
    一般のお墓を購入するには、初期費用の相場は200250万ほど、また年間管理費が5千円ほどかかります。
    対して共同墓地は10万円ほどから購入することができ、高くても50万円ほどです。

    家族ではない人とお墓に入る

    一般のお墓は、基本的に一緒に入るのは家族のみです。
    対して合同墓は、家族ではない人と一緒のお墓に入ります。
    そのため、中には見知らぬ人と同じお墓に入ることに抵抗がある人もいるでしょう。 
    しかし、仲が良かった友達や地域の人達と同じお墓入りたい、という考えの方には合同墓はぴったりですね。

    個別の法要は希望がなければ行われない

    合同墓は、多くの場合まとめて供養が行われます。
    希望がなければ、個別の法要を行うことはありません。

    一方で一般のお墓の場合は、多くは家族の希望で個別に法要を行います。 
    お寺の檀家であれば、年忌法要の案内がある場合もあります。

    お墓の継承を考える必要がない

    合同墓は多くの場合、お墓の管理主体であるお寺や地方自治体が半永久的に供養を行ってくれます。
    また、常に誰かの遺族が出向いて花を供えたりするため、無縁墓になりません。

    一方一般のお墓は、家族以外に管理してくれる人はいません。
    当然家族が長い間お墓に訪れなければ、荒れ地となり、無縁墓と呼ばれる状態になってしまいます。

    合同墓を選ぶときの注意点

    意味を考える人

    合同墓を選ぶときには、以下の5点に注意をしましょう。

    • お墓参りに行く人からのアクセスはよいか
    • 環境や設備は整っているか
    • 宗教に制限はあるか
    • 供養期間や方法は希望の通りか
    • 全体にかかる費用について納得できるか

    それぞれ解説します。

    お墓参りに行く人からのアクセスはよいか

    合同墓に限らず、お墓を選ぶときに一番のポイントとなるのがアクセスの良さです。合同墓のような永代供養墓の管理は霊園の管理者が行ってくれるため、頻繁なお墓参りは必要ありません。

    しかし、お盆やお彼岸など、残された人がお墓参りをしたいと思うときはあるでしょう。家族が気軽にお墓参りできる範囲内であることが、最低限の条件です。

    また家族が年老いて車を運転できなくなったときでもお参りできるよう、公共機関でたどり着けるような場所を選びましょう。

    ただし、身寄りがおらず、お墓参りに訪れる人がいないという人の場合は、比較的自由に立地を決められます。

    「富士山のふもとがいい」「北海道の大きな自然に囲まれたい」など、存分にわがままを叶えることが可能です。

    環境や設備は整っているか

    実際に霊園へ出向いてみて、環境や設備が整っているかをチェックしましょう。

    ホームページなどで、周辺に緑が多く見晴らしがよい合同墓の情報を知り、「ここにしたい!」と思っても、実際に見てみると、イメージがかなり違うということがありえます。

    また、お墓参りをしてくれる人のためにも、トイレや休憩所など、最低限の設備があるかをチェックすることも重要です。

    お花やお線香を買うことができる売店が霊園内にあると、家族は手ぶらでお墓参りに来ることができます。法要会館を設けた霊園であれば、年忌法要の後のお墓参りがスムーズに済んで便利です。 

    宗教に制限はあるか

    合同墓のような永代供養墓は宗教不問であることが多いですが、宗教に制限があるかどうかは、実際に霊園側へ詳しく尋ねましょう。

    「宗教不問」といっても、それは「仏教であればどの宗派でも良い」という意味であることが多いためです。

    とくにキリスト教や神道を信仰しているような場合は、寺院が管理している霊園を利用することに抵抗のある人もいるのではないでしょうか。

    自分の信仰する宗派に合った永代供養墓を探しましょう。

    供養期間や方法は希望の通りか

    供養期間や納骨方法が希望の通りかどうかをチェックしましょう。

    合同墓のような永代供養墓には種類が2つあり、一つは一定期間個人墓でお参りできるもの、もう一つはすぐに他の人と一緒に埋葬されるものです。

    とくに、骨壺から遺骨を取り出し、他の人と一緒に埋葬されるタイプを選ぶと、納骨後は遺骨を個別に取り出すことはできません。

    あとで家族が「ちゃんとしたお墓を作ったので、遺骨を移したい」と霊園側に申し出ても、それができなくなってしまいます。

    納骨方法については、とくに家族でしっかり話し合いましょう。

    全体にかかる費用について納得できるか

    合同墓のような永代供養墓は年間の管理費がかからない場合が多いです。

    そのため、契約時に全体費用を知ることができますから、必ず全体費用の見積もりをもらい、納得してから契約しましょう。

    とくに、夫婦や家族で契約したい場合は「一人当たりの金額」に注意しましょう。

    「一体につき○円」とある永代供養墓は、夫婦で契約すると単純に2倍の金額なのか、割引がきくのか、尋ねる必要があります。 

    また、地方自治体の霊園でなく、寺院で合同墓を検討する場合は、お布施や、管理費ではなくても「会員費」といった費用に注意が必要です。

    お近くの合同墓を探してみよう!

    お住いの都道府県にある合同墓地(共同墓地)を検索することができます。

    共同墓地のお墓・霊園を探す

    から探す

    合同墓を含む永代供養墓の特徴

    永代供養墓の本来の意味は、先ほどご紹介した通り、「家族のかわりに霊園の管理者が供養を行ってくれるお墓」というものです。

    しかし、最近、さまざまな形式のお墓が「永代供養墓」と呼ばれるため、意味が多少混乱しがちです。永代供養の種類や遺骨埋葬方法、それぞれの相場についてお伝えします。

    永代供養墓の種類と遺骨埋葬方法、相場

    永代供養墓の種類や遺骨埋葬方法、それぞれの相場を一覧にしました。 

    永代供養墓の種類

    遺骨埋葬方法

    費用相場(一体当たり)

    一定期間限定の個人墓つき永代供養墓

    20年、30年などの契約期間中は個人墓の形でお参りできる

    契約期間が終わったら他の人の遺骨と一緒に供養塔などへ埋葬される

    70万円~150万円

    小さな個人墓つき合同墓

    納骨した部分にプレートを掲げるなどして、個人のスペースを確保した合同墓

    30万円~70万円

    骨壺で納骨する合同墓

    大きなお墓の中に、骨壺のままで納骨する合同墓

    10万円~30万円

    遺骨のみを納骨する合同墓

    大きなお墓の中に、骨壺から遺骨を取り出して他の人の遺骨と一緒に埋葬される合同墓

    一定期間限定の個人区画つき納骨堂

    20年、30年などの契約期間中は個人のスペースを設けてお参りできる屋内施設

    契約期間が得終わったら他の人の遺骨と一緒に屋内外の供養塔などへ埋葬される

    50万円~100万円

    骨壺で納骨する合同納骨堂

    納骨堂内に設けられた大きな供養塔などの中に、骨壺のままで納骨する屋内施設

    10万円~30万円

    遺骨のみを納骨する合同納骨堂

    納骨堂内に設けられた大きな供養塔などの中に、骨壺から遺骨を取り出して他の人の遺骨と一緒に埋葬される屋内施設

    永代供養墓にも様々なタイプがあり、それぞれ相場が違うことがお分かりいただけたかと思います。

    合同墓を検討している人は、広く永代供養墓にも目を向け、自分はどんなスタイルを選ぶか決めたら、お墓選びを始めましょう。

    合同墓以外にもある!お墓の継承に悩む必要のない供養法

    合同墓は、「永代供養のお墓」であることを先ほど紹介しましたね。

    永代供養墓とは、「家族のかわりに霊園の管理者が供養を行ってくれるお墓」という特徴を持つものです。よって将来的にお墓を継承する人を気にする必要はありませんし、負担はかなり軽減されるでしょう。

    このような特徴を持つ永代供養のお墓は、合同墓以外にもいくつか選択肢があります。ぜひ選択する際の参考にしてみてください。

    • 納骨堂
    • 樹木葬や散骨などの自然供養

    それぞれ解説します。

    納骨堂

    納骨堂 マンション墓

    納骨堂とは、建物の中で遺骨を保管する形式のお墓のことです。

    ロッカーや小型の仏壇、自動搬送型など、決められたスペースに骨壺を納骨するもので、さまざまなタイプがあります。

    納骨堂について詳しく知りたい方は【納骨堂の費用は100万円前後!基本知識や種類を紹介】の記事をご覧ください。

    樹木葬や散骨などの自然供養

    樹木葬の納骨

    樹木葬は、墓石の代わりに木などの植物を墓標とする埋葬方法です。

    また散骨は、海や山、川に遺骨をまく方法です。

    いずれも土や海といった自然に還るという共通点があります。

    自然の中へ還ってゆくことに憧れを感じる人は、検討してみてはいかがでしょうか?

    樹木葬について詳しく知りたい方は【樹木葬の特徴を徹底解説!費用やメリット・デメリットを紹介】の記事を。

    散骨について詳しく知りたい方は【散骨は法律上問題ない!守りべきマナーや流れを紹介】の記事をご覧ください。

    まとめ

    以上、合同墓地、合同墓について、その意味や種類、平均価格などをお伝えしました。

    また、お墓を作りたくないという人のために、合同墓を含めた永代供養墓以外の方法も提示しました。

    自分と家族にぴったりの供養法を見つけていただけたなら嬉しいです。

     

    今、合同墓を含む永代供養墓は、

    「無縁の人が納骨される寂しいお墓」から、「後継者がいなくても霊園が管理してくれる便利なお墓」へとイメージを変えています。

    永代供養墓を明るいイメージに変えたのは、世の中のニーズです。

    これからも、人々のライフスタイルが多様化するにつれ、さまざまなお墓の形が誕生し、多くの人に受け入れられていくでしょう。

    一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
    お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

    スポンサーリンク
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    お墓探しはこちら

    都道府県を選択