ペット火葬に関する基本情報まとめ!火葬場の選び方や供養方法まで

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ペットの骨壺と遺影

ペットを飼っているなら、いつかは看取りと悲しい別れがやってきます。飼い主として、しっかり最後まで面倒を見てあげたいと願うなら、ペットが亡くなったその後のことまで調べておかなければなりません。

ペットが亡くなったら、以前は家の敷地内に土葬するのが一般的でしたが、今は大半の人が火葬を行うようになっています。

  • ペットの火葬場って、どうやって見つければいいの?
  • 火葬の料金はいくらくらいなの?
  • 火葬した後の遺骨はどうするべき?

この記事では、以上のような疑問を持つ人のために、ペット火葬場の見つけ方や料金の目安、遺骨供養の方法などを解説していきます。

ペットの死後、どんなことをするべきなのかを一通り知っておけば、いざというときに落ち着いて行動できますよ。その分、きちんとお別れするための時間が生まれるはずです。

ペット火葬のための火葬場は民営と公営がある

ペット火葬場には、大きく分けて2つの種類があります。
民営の火葬場と、公営の火葬場です。
それぞれ特徴が違いますので、詳しく解説していきます。

民営のペット火葬場は料金が高いが遺骨をキレイに残してくれる

寺院や民間企業がペット火葬場を経営していることがあります。こういった民営のペット火葬場の特徴は、次の5つです。

  • 数が多く選択の余地がある
    民営のペット火葬場は、公営に比べ数が多いので、比較して選択できます。
  • 火葬料金が割高
    民営なので、公営よりは火葬料金が割高です。火葬料金は動物の大きさによって違いますが、公営が数千円で済むところが、民営では数万円になることがあります。
  • 遺骨をキレイに残してくれる
    民営のペット火葬場は、人間の火葬と同じように遺骨をキレイに残してくれるところがほとんどです。遺骨を箸でつまんで骨壺に入れる収骨もできます。
  • 葬儀ができる火葬場がある
    寺院が経営しているペット火葬場には、葬儀を行えるところもあります。僧侶がお経をあげてくれるのです。
    また、寺院経営ではない火葬場でも、足形を押した色紙を作成するなど、思い出に残るセレモニーを行ってくれるところがあります。
  • 納骨施設を伴う火葬場があり、即日納骨も可能
    納骨堂や供養塔が同じ敷地内にある火葬場であれば、即日納骨も可能です。お墓を個別に新しく作りたいという場合も、いったん納骨堂に預けることができて便利です。

公営のペット火葬場は料金が安いが遺骨が戻る保証はない

公営のペット火葬場の多くは「ペット火葬場」という名前の看板を掲げていません。

人間のための火葬場に併設されていたり、クリーンセンターの一角に動物のための焼却炉があったりと、形式は自治体によってさまざまです。
公営のペット火葬場の特徴は、次の4つです。

  • 利用料金が安い
    大きなペットでも数千円で火葬ができます。
  • 原則として犬と猫に限って受け付けているところがほとんど
    小動物や珍しいペットは受け付けていない場合が多いでしょう。
  • 遺骨が戻らないことがある
    とくにクリーンセンターの一角にあるような動物焼却施設の場合は、複数の動物をまとめて火葬します。
    その意味では、火葬というよりも焼却といったほうがいいかもしれません。
    まとめて火葬となってしまえば、遺骨は戻ってきません。
  • 葬儀や納骨はできない
    公営のペット火葬場は、火葬のためだけの施設なので、葬儀やお墓への納骨はできません。

以上、民営と公営のペット火葬場の違いを解説しました。

あくまで家族として手厚く葬りたい人は民営、なるべく安く済ませたいと思い、遺骨が戻らなくてもよいという人は公営を選ぶのがいいでしょう。

公営のペット火葬場は、自治体にせいぜい一つか二つです。
民営のペット火葬場のほうがたくさんありますので、次章では、民営のペット火葬場の選び方について解説します。

民営のペット火葬場の選び方

民営のペット火葬場の選び方として重要な点は、4つあります。それぞれ解説します。

自力で火葬場まで行けるか、引き取りに来てもらいたいか

ペット火葬場は、駅から離れている場合が多いのが特徴です。
自家用車を持っている人は自力でペットを運べますが、そうではない人は、引き取りに来てもらうことになるでしょう。

自家用車のない人は、自宅までペットを引き取りに来てくれ、火葬後に遺骨を届けてくれる火葬場を探しましょう。

そのままお墓に納骨したいか、いったん遺骨を引き取りたいか

納骨堂や供養塔が併設されている火葬場であれば、火葬の後すぐに納骨することができます。
遺骨を家に持ち帰るよりも、そのまま納骨したいと考える人には、埋葬施設のあるペット火葬場がおすすめです。

葬儀をやってもらいたいか、火葬だけで良いか

人間と同じように葬儀をしたいのであれば、葬儀に対応している火葬場を探しましょう。
寺院経営の火葬場であれば、火葬前に短いお経をあげてくれる葬儀を行っている可能性があります。
宗教施設ではない火葬場でも、火葬前に何らかのセレモニーをしてくれる場合があるので、尋ねてみましょう。

口コミを集めたり見学をしたりするのが望ましい

ペット火葬場の雰囲気は、ホームページなどネットの情報だけではなかなか伝わってきません。
できれば、実際に火葬場へ見学に行き、安心してお任せできる場所かどうかを見極めましょう。
なお、身近にペットを亡くした知り合いがいたら、どこの火葬場を使ったか、満足したかを聞いてみましょう。

以上、ペット火葬場の選び方について解説しました。
ホームページで情報を集め、選択肢が絞れたら、実際に見学するのがおすすめです。
次は、火葬にかかる金額について解説します。

民営のペット火葬の相場

民営のペット火葬の相場は、ペットの大きさや方法によって違います。
また、火葬だけではなく、葬儀や納骨まで依頼すると、金額が膨らみます。
順を追って解説しましょう。

相場は1万円から5万円でペットの大きさによって違う

ペットの火葬料金は、ペットの大きさ、つまり体重によって変わってきます。
小動物や猫、小型犬までは、1万円から3万円の範囲で火葬ができるでしょう。

大型犬になると、5万円を超えることもあります。
体重があると炉を使う時間が長くなるので、料金がかさむのです。

合同火葬と個別火葬では料金が違う

遺骨を拾わなくてもよいという考えの人は、合同火葬を選べば割安です。
他のペットと合同で火葬され、遺骨は供養塔などに合葬されます。
立ち会いをしての個別火葬よりも、若干安くなります。

出張してもらうと車代が発生することがある

ペットを引き取りに来てもらう場合、家から火葬場までの距離によっては、車代を請求されることがあります。
遠くのペット火葬場を選んだなら、電話などで車代について確認しておきましょう。

葬儀を依頼するとプラス3万円程度

火葬に加え、葬儀をしてほしいというときは、プラス3万円程度をみておくのがいいでしょう。
ほか、僧侶へのお布施が必要かどうかは火葬場に直接問い合わせます。

納骨堂への安置は年間契約で1万円程度

火葬後、納骨堂に安置してほしいときには、多くが年間契約になるでしょう。
年間1万円ほどが相場です。

供養塔への埋葬は1万円から3万円程度

共同墓地や供養塔にペットの遺骨を供養してもらうなら、永代供養料として1万円から3万円ほどを支払うことになります。納骨堂と違い、他のペットの遺骨と一緒に弔われるため、あとから個別に遺骨を取り出すことはできません。

以上、ペット火葬に伴う料金の相場についてお伝えしました。
葬儀、火葬、埋葬まですべて含めると、10万円ほどが必要になることもあるでしょう。

火葬後、遺骨をどのように供養するかは、合同墓地に納骨するほかにもさまざまな方法があります。
次章では、ペットの遺骨の供養法についてご紹介します。

ペット火葬後の遺骨の供養方法

ペット火葬後、どのように供養するかは選択肢が4つあります。
それぞれ解説します。

家の敷地内に埋葬する

持ち家の人は、ペットの遺骨を家の庭などに埋葬することができます。
墓標を建てることも可能ですが、近隣の心情に配慮し、目立ちすぎるお墓はつくらないようにした方が無難でしょう。

家の中に置いて供養する

リビングの一角に骨壺を置き、遺影などを一緒に飾って供養する方法があります。
生前と同じように、ペットが家にいる空気を感じ取ることができます。

人間と一緒に入れるお墓に埋葬する

将来、自分たちも愛するペットと一緒のお墓で眠りたいと思うなら、ペットも入れるお墓を購入するのがいいでしょう。
ただ、ペットと一緒に入れるお墓を提供している霊園は意外と少ないものです。

早めにリサーチして、ペットの埋葬が可能な霊園を探し、そこへ埋葬しましょう。

ペット専用の個別墓に埋葬する

他のペットと一緒に眠る供養塔ではなく、個別の墓に埋葬したいと思うなら、ペット霊園を探しましょう。
いつでもお参りに行けるよう、近場に求めるのがおすすめです。

ペット霊園のお墓の相場は20万円ほどですが、霊園によってかなり変動があるのが特徴です。
墓石代を抜いた、墓地だけの値段を示している霊園もありますので、「安い」と思って飛びつかず、きちんと確認しましょう。

まとめ

以上、ペットの火葬について、火葬場の選び方や料金相場、火葬後の遺骨の供養方法についてお伝えしました。ペットの死を前にこわばっている気持ちが、少しでも安心で和らいだなら幸いです。

不安が消えたなら、あとはかけがえのない最後の日々を豊かなものにするために、ペットにたっぷりと愛情を注いであげましょう。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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