格安で葬儀を行うことはできる?!定額プランの選び方と注意点を大公開!

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万札と電卓と数珠

葬儀にかかるお金は、ざっと200万円程度といわれています。
そんな大金が短期間で出て行ってしまうなんて、驚きますよね。

「できれば格安で葬儀をしたい」という思いと、「人並みに送ってあげたい」という気持ちが
心の中でせめぎ合っている人はいませんか。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「格安で葬儀をする場合、どの程度金額がかかるのだろう?」
  • 「費用を抑えようとすることによるデメリットや、考えうるトラブルは?」
  • 「格安の葬儀を選ぶには、どのようなコツがあるのだろうか」

この記事では、以上のような疑問を持つ人のために、格安で葬儀を行う方法や、葬儀社の選び方を解説します。

格安葬儀の利点はもちろんのこと、問題点や起こりうるトラブルも紹介するため、
自分はどんな葬儀を検討するのが良いか、判断できるようになりますよ。

格安の葬儀を行うためには費用の内訳を知ることが必要

格安の葬儀を行うためには、費用の仕組みを知っておかなければなりません。
費用の仕組みを読み解くためには、葬儀の流れについての知識が必要です。
格安葬儀について具体的なご提案をする前に、まずは葬儀の流れや費用の仕組みをご紹介します。

臨終から葬儀までの流れ

まずは、臨終から葬儀までの流れをざっとご紹介します。

日 数

流 れ

内 容

1日目

臨終、安置

亡くなった場所(病院など)から

安置場所(自宅、安置所など)へ搬送する

2日目~6日目

打ち合わせ

葬儀担当者と葬儀の打ち合わせを行う

納棺

故人に最後の着替えを施し、棺に休んでもらう

通夜

式場などで通夜を行う

通夜ぶるまい

通夜の後、会食を行う

3日目~7日目

葬式

式場などで葬式を行う

最後のお別れ、出棺

棺の中へ花を手向けた後、

火葬場へ向けて出発する

火葬

火葬場にて荼毘にふし、火葬後は骨揚げを行う

初七日法要

式場へ戻り初七日までのお経をあげてもらう

火葬前に済ませたり省略したりすることもある

精進落とし

親族を中心に会食を行う

火葬場で火葬中に済ませるケースもある

流れの中で、大きくお金がかかってくるのが、通夜と葬式の部分です。

葬儀費用の項目別費用相場

葬儀費用は、「通夜にいくら」「葬式にいくら」など、儀式ごとにかかってくるわけではなく、独特な項目が発生します。
表で確認しましょう。

項 目

概 要

相 場

祭壇

通夜と葬儀に使う祭壇

15万円~20万円

棺・骨壺・白装束

最後に着替える白装束と棺、骨壺のセット

7万円~15万円

式場貸出料

通夜と葬儀に使う式場の貸出料金

10万円~20万円

安置室使用料

故人を通夜まで保冷する安置室

一泊1万円

火葬場使用料

火葬場と休憩室の使用料金

地域によって大きく変動する

0円~10万円

搬送車代

病院から自宅(あるいは安置室)への搬送料金

1万円~2万円

霊柩車代

葬儀式場から火葬場までの霊柩車代

1万円~2万円

マイクロバス代

葬儀式場から火葬場までのマイクロバス代

2万円

ドライアイス代

葬儀の日まで遺体を傷ませないためのドライアイス代

一日5000

お知らせ状印刷

葬儀日程を知らせるお知らせ状の印刷代

1枚100

遺影

葬儀式場や火葬場で使う遺影代金

5万円

運営管理費

人件費、式場備品代、市役所手続き代行などの運営管理費

5万円~10万円

通夜ぶるまい

通夜の後の会食費

一人2500

精進落とし

葬式の後の会食費

一人3500

火葬場湯茶接待

火葬場で休憩時につまむお菓子やお茶代

5000円

お別れ花

火葬場で棺の上にのせる花代

3000円

返礼品

葬儀の場で渡す香典返し

一人500円~2500

お布施

寺院など宗教者へのお礼

15万円~60万円

(平均額47万円)

以上のように、葬儀は参列する人数によって、かかる金額もだいぶ変わってくるのが特徴です。
ただ、大きい葬儀は実際に支払う金額が膨らむものの、香典も多く入ってきます。

よって、「小さい葬儀だから格安で済む」「大きい葬儀はお金がかかる」と一概に言えるものではありません。

次章では、葬儀費用を抑えるポイントについて解説します。

葬儀費用の支払いを抑えるポイント

葬儀費用を抑えるポイントは、以下の6つの通りです。

  • 広い会場を安く押さえる
  • たくさんの参列者を呼ぶ
  • 香典辞退はしない
  • 香典返しを最低限のものにする
  • ネットを駆使して格安葬儀プランを探す
  • 見積もり比較を行う

詳しく説明します。

広い式場を安く押さえて香典辞退はしない

葬儀費用を節約するコツは、いただける香典をフル活用することです。
葬儀社への支払いは極限まで抑え、人をたくさん呼んで香典を集められれば、実際の持ち出し費用は少なくなります。

よって、広い会場を安く押さえ、参列者を制限せずに、香典辞退はしないようにしましょう。
会場費に注目するのは、最も費用がかさむのが、式場貸出料と祭壇料だからです。

なお、香典返しの相場はいただいた香典額の3分の1から2分の1ですが、最低限の3分の1に設定させてもらいましょう。

参列者の香典相場は5,000円なので、2,000円程度の品をお返し物とします。
会食の金額についても、少しだけランクを落とします。

ネットを駆使して葬儀プランを探す

自宅周りで使用できる葬儀式場は意外にたくさんあるものですから、ネットを駆使して葬儀プランを探しましょう。
また、葬儀社紹介サービスを使い、希望の葬儀の形を伝えて、最適な葬儀社を紹介してもらうのも手です。

見積もり比較は必須

インターネットで調べるだけでは、本当に安い葬儀社を見極めることはできません。
「葬儀一式●万円」「追加費用はいただきません」とうたっていても、安心はできないと考えましょう。
いざ見積もりを行ってもらうと、かなり追加費用がかさんでしまう例が多いためです。

葬儀の金額は、参列者の人数や地域によって違う火葬場の使用料、遺体保冷室を何日使うかなど
ケースバイケースでかなり変動します。
よってヒアリングもなく葬儀料金が決まるなどということはあり得ないのです。

複数の葬儀社に見積もりを依頼して比較し、格安の葬儀社を見極めましょう。

以上のように、費用を抑える工夫はできますが、トラブルが発生する危険もあります。
どんなトラブルが考えられるか、次章でご紹介します。

費用を抑えることで起こりがちなトラブル

費用を抑えることで、次のようなトラブルが起こりがちです。
きちんと対策をして、後悔しないようにしましょう。

葬儀自体が貧相に見える

あまりに格安の葬儀だと、葬儀自体が貧相に見えることがあります。
安い式場が驚くほど古かったり、格安葬儀社の対応がかなり悪かったり、
香典返しの品物が極端に見すぼらしかったりすると遺族もさることながら、参列者も不快です。

「安かろう悪かろう」にならないよう、事前の葬儀場見学や葬儀社の対応チェックを念入りに行いましょう。

親族の理解が得られない

あまりに安上がりだと、
「おばあちゃんのときと、おじいちゃんのときでは、差がつきすぎでは?」などと、
親族から不満が出る恐れがあります。
親族は、意外といろいろなところを見ているものです。
以前に行った葬儀と、見栄えの面であまりに差がつきすぎないように気を配らなければなりません。

結局自己負担額が高くなる

大勢の人を呼ぶことに抵抗のある人は、「ひっそりと行ったほうが安上がりでは?」と、親族だけの葬儀を選ぶかもしれません。
しかし、親族だけの葬儀は、見た目の金額は安くなるものの、入ってくる香典額が少ないため、持ち出し費用が少なくなる危険があります。

親族だけの葬儀も検討したいという人は、参列者を限定しない「一般葬」と親族のみの「家族葬」、2つの見積もりを出してもらいましょう。
葬儀の見積もりをもらったら、実際の持ち出し費用がいくらになるかざっと計算し、少ないほうを選ぶのも手です。

香典金額の相場は、以下を参照してください。

参列者と故人との関係

香典金額の相場

親族ではない一般参列者

5,000円

両親・義両親

5万円~10万円

兄弟姉妹・義理の兄弟姉妹

3万円~5万円

祖父母

1万円~3万円

おじ、おば、その他

1万円~2万円

ここまで読んだ人のなかには、「もっともっと葬儀費用を節約する方法はないものか」と感じている向きもあるでしょう。

もしも従来の葬儀形式にこだわらなければ、葬儀費用を安くすることは可能です。
次章では、もっと費用を抑えたい人のために、最新の葬儀形式をご案内します。

もっと費用を抑えたい人のための最新葬儀形式

もっと費用を抑えたい人には、次のような最新の葬儀形式がおすすめです。

  • 一日葬
  • 直葬
  • 火葬式
  • 自由葬

それぞれ、意味やメリット、デメリットをお伝えします。

一日葬の意味とメリット、デメリット

一日葬とは、通夜をなくし、葬式と火葬だけを行う葬儀を指します。
儀式を一日で終わらせるため、一日葬と呼びます。

一日葬のメリット

一日葬のメリットは、通夜がないぶん費用を抑えられることです。
また、儀式が1日しかないため、そのぶん遺族が疲れません。

一日葬のデメリット

一日葬のデメリットは、通夜がないからといって一般参列者を呼ばないと、香典の入りが少なくなってしまうことです。
費用を抑えたいなら、葬式に一般参列者を呼びましょう。
また、通夜がないことに抵抗を示す親族もいます。

直葬の意味とメリット、デメリット

直葬とは、通夜も葬式もせず、火葬だけを行うことを指します。
現代日本では、考えうる限り一番シンプルな葬儀の形です。

直葬のメリット

直葬のメリットは、儀式をしないためかなり費用が抑えられる点です。
宗教者へのお礼も必要ありません。
全て合わせて20万円程度で済むため、たとえ香典がなくても圧倒的に安価な葬儀であるといえるでしょう。

直葬のデメリット

直葬のデメリットは、親族からの反対にあいやすく、
また遺族側も「やっぱりきちんとしてあげたかった」という後悔が残りやすい点です。
とくに、安さだけを求めて直葬にしてしまうと、かなり物足りなさを感じる結果になりがちです。

火葬式の意味とメリット、デメリット

火葬式は、直葬に小さな儀式がついたものです。通夜も葬式もしませんが、火葬の前に短いセレモニーを行います。
お坊さんを呼び、お経を読んでもらうこともあります。

火葬式のメリット

火葬式のメリットは、直葬と違ってお別れの儀式をきちんと設けることができる点です。
火葬式の相場は30万円から40万円なので、やはり通夜や葬式をしっかり行うような葬儀よりもかなり割安となります。

火葬式のデメリット

火葬式のデメリットは、儀式があるとはいえ、大人数を呼ぶことはできない点です。
火葬式が安いのは、葬儀式場を借りずに、火葬前の儀式を故人の安置場所で行うためです。

よって、遺族と数人の親族程度しか立ち会うことができません。参加できない人から不満が寄せられる恐れがあります。

自由葬の意味とメリット、デメリット

自由葬とは、無宗教葬ともいい、宗教者を呼ばずに自由な形式で行う葬儀を指します。
葬儀の内容すべてを、自分や家族が企画することができます。

自由葬のメリット

自由葬のメリットは、僧侶へのお布施に代表される、宗教者へのお礼が必要ないことです。
お経にそこまでありがたみを感じず、「自分の葬儀にお経はいらない」と感じている人にも最適です。

自由葬のデメリット

自由葬のデメリットは、企画力の乏しい葬儀社に依頼してしまうと、寂しい葬儀になりがちな点です。
葬儀の形にするには、少なくとも30分から40分程度、何らかの演出を行わなければなりません。

故人の写真や動画、趣味のものなど思い出の品々を豊富に用意する必要があります。
また、演出に工夫を凝らしすぎてしまうと、演出料が高くつくかもしれません。

新しい葬儀形式の中に、気になる情報はあったでしょうか。
もしも検討したい形式があれば、通常のプランの見積もりを依頼するときに、同時に相談してみましょう。

次章では、香典以外に葬儀費用の補填として使える仕組みをご紹介します。

葬儀費用を補填する仕組み

葬儀費用を補填する仕組みには、以下のものがあります。

  • 埋葬料
  • 葬祭費
  • 葬儀保険
  • 生命保険

順番に説明します。

埋葬料

会社の健康保険に入っている人が亡くなったときは、亡くなった人によって生計を維持されていた人に、埋葬料が支給されます。
埋葬料の金額は5万円です。

埋葬料を受けられる人がいないときには、実際に葬儀を取り仕切った人に埋葬費が支給されます。
埋葬費の金額は、5万円の範囲内で、実際に葬儀に要した費用です。

なお、会社の健康保険に入っている人の被扶養者がなくなったら、家族埋葬料が支給されます。
支給額は5万円です。

詳しくは、会社の総務などに問い合わせてみましょう。

葬祭費

国民健康保険の加入者が亡くなったときは、喪主に葬祭費が支給されます。
金額は5万円で、申請期間は2年です。
市区町村役場へ保険証を返還するときに、詳しく案内があるでしょう。

葬儀保険

少額短期保険として、葬儀保険を扱っている保険会社があります。
亡くなったら50万円から300万円程度を受け取るよう契約し、葬儀費用とするものです。
高齢でも、持病があっても入れる、すぐに保険金が下りるといったメリットがあります。

生命保険

生命保険に加入していれば、葬儀費用の補填になるのはもちろん、相続税対策にもなります。
死亡保険金は、金額や法定相続人の人数によって、非課税となるためです。

高齢や持病持ちでは入りにくい、保険が下りる際の審査に時間がかかるときがあるなどのデメリットはありますが、
受け取れる金額は葬儀費用を補って余りあるでしょう。
保険金を受け取れるまでは、喪主などが葬儀費用を立て替えるのが一般的です。

以上のように、葬儀費用を補填する手段はいくつか考えられます。
格安葬儀を探すと同時に、補填についても情報整理をしておきましょう。

まとめ

この記事では、格安葬儀を行うコツをご紹介しました。
一通りの儀式を行いたいなら、会場費や祭壇料金を節約し、葬儀費用における香典の比率をアップさせるのが、一番シンプルな方法です。

通夜や葬式を行うことにこだわらないなら、最新の葬儀形式を検討してみましょう。
気をつけたいのが、節約にこだわるあまり、遺族も親族も望まないほど質素な葬儀になってしまうことです。

できれば式場見学や事前に複数パターンの見積もりを受け取るのが理想的で、
そのためには生前からの用意が必要不可欠です。

「危なくなってから考えよう」とゆったり構えず、元気なうちから動きましょう。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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