犬のお墓を建てるときの最善な方法を紹介!愛するペットの供養法

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動物たちの石像がならぶ墓地

お散歩にブラッシングにシャワーと、猫の何倍も手のかかる犬は、そのぶん注ぐ愛情も大きくなるものです。
わが子のように可愛がっていた犬をなくすのは、大変つらいことですよね。

ペットが亡くなってからできることといえば、お墓を建てて供養をしてあげることくらいしかありません。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「愛犬のために最高の供養をしてあげたいけれど、どうすればいい?」
  • 「自宅に犬のお墓を建てることは可能?」
  • 「人間と一緒に入れるお墓はある?」

この記事では、以上のような疑問を持つ人のために、犬のお墓を建てる方法や価格相場、供養の方法についてお伝えします。
亡くなった後も、できる限りのことをやってあげたいという希望を、叶えることができますよ。

犬のお墓を建てる場所はペット霊園か自宅の庭かの2択

犬のお墓を建てる場所は、ペット霊園か、自宅の庭かの2択となります。
どちらのお墓も、遺体を土葬するのではなく、ペット火葬場などで火葬を行ってから遺骨を埋葬するのが基本です。

まずはその理由を解説してから、犬のお墓の種類についてご紹介します。 

犬のお墓が基本的に遺骨の埋葬を想定している理由

昔は飼っていた犬を自宅の庭に遺体のまま埋葬することもありましたが、今はほとんど行われていません。
なぜなら、マイホームとはいえ狭小な住宅が増え、隣人のお宅と庭が隣接しているケースが増えたからです。 

犬は小動物と違い、体格が立派ですから、穴をかなり深く掘って埋葬しなければ腐敗臭の原因になります。
また、野犬が掘り起こしてしまわないとも限りません。

すぐ隣の敷地内に犬の遺体が眠っていることに、落ち着かない気持ちになるご近所さんもいます。
隣家とのトラブルを避けるためにも、犬は火葬を行ってから遺骨を埋葬するのが一般化しています。 

ペット霊園のお墓の種類

ペット霊園にお墓を設ける場合、次の4種類が考えられます。

  • 納骨堂
  • 個別墓
  • 合葬墓
  • 人間と一緒に眠れるお墓

それぞれ詳しく説明します。

納骨堂

納骨堂とは、屋内にたくさんの納骨スペースが設けられている施設のことです。
ペット用の納骨堂は、ペット霊園内にあるほか、ペット火葬場に併設されている場合も多いでしょう。
多くは扉のない箱型のスペースに遺骨や遺影を納める棚式か、扉があってカギがかけられるロッカー式です。 

合葬墓

「供養塔」「合祀墓」などとも呼ばれるのが、ペットの合葬墓です。
他のペットと一緒に眠る大きなお墓で、骨壺から遺骨を取り出して埋葬されます。
納骨堂と同様に、ペット霊園の一角にあったり、ペット火葬場に併設されていたりします。 

個別墓

人間のお墓のように、名前が刻まれた墓石が屋外の個別スペースに建てられるのがペットの個別墓です。
納骨堂や合葬墓と違い、個別にゆっくりお墓参りができます。 

人間と一緒に眠れるお墓

どちらかといえばペット霊園内ではなく、人間の霊園内にあることが多いのが、ペットと眠れるお墓です。
仏教では、犬をはじめとしたペットも「人間ではなく畜生類」であり、成仏できないとされているため
以前はペットを受け付けない寺院墓地がほとんどでした。

しかし、「ペットも家族の一員」という認識が広まるにつれ、
寺院墓地の一角にペットと人間のためのお墓が設けられるケースが増えています。
民間の霊園のなかには、全スペースがペット可であることを売りにしているところもあります。 

自宅に犬のお墓を作る場合の種類と方法

犬のお墓は、自宅の庭に作ることもできます。
人間を埋葬するときには、墓地として定められた場所に納骨しなければなりませんが
ペットは家族同様とはいえ、法律的には「所有物」になるので、お墓の場所に縛りがないためです。

ペットのお墓には次のような種類や方法があります。 

  • 墓石やプレートを墓標とする
  • 樹木や石を墓標とする
  • 手元供養とする

それぞれ詳しくご紹介します。

墓石やプレートを墓標とするお墓 

庭に骨壺を埋め、その上に、ペット用として市販されている墓石やプレートを載せる方法です。
庭におけるペット用の墓石は、とくにネット通販で種類豊富に売られています。

また、墓石ほど背丈や幅のない石板プレートは、お墓の存在感を出したくないときにも便利です。
名前や写真からおこした線画を彫ってもらえたり、ペットの写真をそのまま墓石へプリントしてもらえたりと
さまざまなサービスがあります。 

樹木や石を墓標とするお墓

遺骨を埋葬したスペース周辺に樹木を植えたり、石を置いたりするだけでも、立派にペットのお墓になります。
記念に花の種を撒くのもいいですね。
墓石や石板プレートを購入する必要のない、リーズナブルな方法です。 

手元供養とする

遺骨を自宅で供養することを、手元供養といいます。
ペットの遺骨が入った骨壺を、遺影と一緒にリビングへ飾れば、いつでも愛犬と一緒にいる感覚を味わえるでしょう。

火葬場から持ち帰った骨壺をそのまま流用できますが、
手元供養用の小さな骨壺も、たくさん販売されているため、そちらを利用するのもいいでしょう。
ミニ仏壇や、室内用の小さな墓石を置いて供養する人もいます。

ペット霊園と自宅での供養と、どちらが自分の「犬のお墓」のイメージにしっくりくるかを考えて、
まずはお墓の種類を決めましょう。

ただ、種類を決めるためには、お墓を作る手順や値段も気になるところですよね。
次章では、まずペット霊園にお墓を購入する際の手順や価格相場についてご案内します。

ペット霊園にお墓を購入するときの手順と価格相場

ペット霊園にお墓を購入するときは、種類によって手順も価格相場も違ってきます。
それぞれご紹介します。 

ペット霊園に犬のお墓を購入する手順はいたってシンプル

ペット霊園に犬のお墓を購入する手順は、人間に比べて、いたってシンプルです。
人間のお墓を購入するためには、埋火葬許可証を提示するなど手続きがありますが

ペットのお墓を購入する場合、必要な手続きはほとんどなく、せいぜい住所など連絡先を提出するだけだからです。
ただ、お墓の種類によっては、やや複雑になります。種類別に開設します。

納骨堂の購入手順

納骨堂は、年間契約であることがほとんどです。
空いているスペースの中から区画を選び、連絡先を提出して料金を支払えば、当日から使用可能です。

よって見学時には愛犬の遺骨や遺影を持参したほうがいいでしょう。
また、ペット火葬場内の納骨堂なら、火葬後の即日納骨ができます。 

合葬墓の購入手順

合葬墓の場合もまた、連絡先を提出して料金を支払えば、即日納骨可能です。
納骨されているペットの名前が刻まれた大きなプレートに、新たに名前を追加してもらうときでも
納骨は契約当日に済ませてしまい、名前はおいおい刻んでもらえます。 

個別墓の購入手順

個別墓の場合、手続きの複雑さはとくにありませんが、墓石を建てる必要があるため時間がかかります。
まずはペット霊園に出向いて個別のスペースを購入し、そのうえで墓石の種類やデザイン、大きさなどを決め、石材業者から見積もりをもらいます。

見積もりに納得したら施工を始めてもらいます。納期は長くて1ヶ月ほどです。
お墓が完成したら、ペットの遺骨を持って納骨をしに行きましょう。
希望によっては、お墓をただの「もの」から供養の対象にするための儀式である「開眼供養」を行ってくれる霊園もあります。 

また、はじめから墓石の大きさやデザインが決まっているペット霊園もあり、その場合、納期はぐっと短縮されます。

人間と一緒に入れるお墓の購入手順 

人間と一緒に入れるお墓の場合、初めに個別スペースを選んで使用料を支払うところまでは個別墓と同じです。
その後、どのような墓石を選ぶかは、お墓の形式次第です。 

人間のために建てる墓石の下に、ペットが入ることを想定しているなら
ペットのためだけではなく、自分や配偶者が同じ墓石の下に入ることを考えて、大きさやデザインを決める必要があります。
ペットの名前を彫刻する部分にも注意が必要でしょう。 

人間のための墓石が中央にあり、その周辺にペットのための墓石があるタイプなら
ペットの墓石のサイズやデザインを決めると同時に、人間のための墓石のサイズも一緒に決めておく必要があります。

あとで、いざ人間のお墓を作ろうとしたときに
「ペットのお墓が思いのほか場所を取った」という失敗がないようにするためです。 

ただし、人間のお墓とは別にペットのお墓を設けている霊園や、ペットはすべて合葬墓に入るとしている霊園もあります。
この場合はあまり複雑に考えることはなく、ひとまずペットの埋葬のことだけを考えるだけで済みます。 

ペット霊園のお墓の価格相場は種類によって違う

ペット霊園のお墓の価格相場は、種類によって違います。表にしましたので、参考にしてください。

犬のお墓の種類

価格相場

納骨堂

1万5000円/年間

合葬墓

5000円~1万円

個別墓

10万円~30万円

人間と一緒に眠れるお墓(一般的なお墓のタイプ)

150万円~200万円

人間と一緒に眠れるお墓(樹木葬タイプ)

※墓石ではなく樹木を墓標とする

70万円~

人間と一緒に眠れるお墓(合葬タイプ)

※人間の合葬墓と、ペットの合葬墓があるタイプ

30万円~

ペット火葬場によっては、「当施設で火葬をした場合は、納骨堂の料金が1年間無料」などとしているところもあります。

また、人間と一緒に眠れるお墓の場合、遺骨を持ち込んだときに13万円から10万円ほどの費用が追加されることが多いため、注意が必要です。

以上のように、ペット霊園のお墓を買う流れや価格相場は、タイプによってかなり違います。
まずはどのタイプを望んでいるのか明確にしましょう。

次章では、自宅に犬のお墓を作る場合の手順と価格相場についてご案内します。

自宅に犬のお墓を作る場合の手順と価格相場

自宅に犬のお墓を作る場合、手順は一つのパターンしかありませんが、価格はさまざまです。
順に説明します。 

手順は、まず納骨し、上部に墓標を載せるだけ

犬のお墓を自宅の庭に作るときの手順は、以下の通りです。 

  1. 穴を掘り、骨壺から遺骨を取り出して納骨する
  2. 納骨部分に土をかぶせ、その上に墓石を載せる、樹木を植えるなど墓標を作る

それぞれ説明します。

1. 穴を掘り、骨壺から遺骨を取り出して納骨する

遺骨が入る程度の穴を掘り、そこへ骨壺から遺骨を取り出して埋葬します。
骨壺のまま埋葬してしまうと、あとで骨壺内に水がたまってしまう恐れがありますが
引っ越しをするかもしれない場合は、ひとまず骨壺のままで納骨すれば、後でそのまま取り出せます。 

2. 納骨部分に土をかぶせ、その上に墓石を載せる、樹木を植えるなど墓標を作る

遺骨や骨壺に土をかけ、表面を平らにしたらその上に墓石を載せます。
樹木を植えるときは、遺骨の真上に植えないようにしましょう。
遺骨や骨壺が、根が張るのを邪魔する恐れがあるためです。

こだわると価格がペット霊園を上回ることもある 

自宅の庭に愛犬のお墓を作る際、価格相場は存在しません。
骨壺を埋葬し、その上に手持ちの石を飾ったり、
庭にある樹木を移植して墓標としたりすれば、ゼロ円でお墓が作れてしまうためです。

樹木の苗を買ってきて新たに植樹したとしても、数百円から1000円程度しかかかりません。 
庭に飾るペット用の墓石を購入する場合、小さいものなら1万円ほどから用意できます。

大きいものだと10万円を超えることもありますから、
どの程度の大きさのお墓にしたいのか決めてから、墓石を探すようにしましょう。 

ペットのお墓と一口に言っても、価格帯はスタイルによってかなり違うことがお分かりいただけたでしょう。
次に、埋葬してからの供養方法についてご案内します。

埋葬後の供養方法

埋葬後の供養方法は基本的に自由で、いつでもペットに会いに行けます。
ペット霊園を利用した場合と、自宅の庭に埋葬した場合では、どのように違うのかをご案内します。 

ペット霊園の場合は命日やお盆に合わせて案内が来る

ペット霊園に遺骨を埋葬した場合は、命日やお盆、お彼岸の前に霊園側から何かしらの通知が来るでしょう。
個別法要、または合同法要の案内がなされますから、お経をあげてもらって供養をするかどうかを決めます。 

もちろん、命日やお盆、お彼岸に限らず、思い立ったらいつでもペットのお参りに出かけられます。
ただ、開園時間が決まっているところもあるため、時間帯には十分注意しましょう。 

自宅にお墓を作った場合、お供えの頻度などは自由

自宅の庭にお墓を作った場合は、お供えの頻度は完全に自由であり、お水や好物をいつでもあげることができます。
ただ、お供え物を放置すると野良猫やカラスに荒らされるので、少しだけ時間を置いたら必ず下げるようにしましょう。

命日には庭で愛犬のお墓を囲み、小さなピクニックをするなど、家族オリジナルの供養法を考え、実践するのは楽しいことです。

このように、ペットのお墓はいつでもお参りでき、庭に埋葬するのならお参りの方法も自由です。

まとめ

この記事では、犬のお墓の種類や価格、供養法などについてお伝えしました。
愛犬亡き後、どのようなお墓を作ってあげるのか、方針は固まりましたでしょうか。

亡くなっても、ペットのためにできる限りのことをしてあげたいという思いは尊いものです。
その真心を大切に、ペットと自分、そして家族にとってベストの供養法を見つけ出しましょう。

 

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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