終活が一般に浸透したことで、意識的に生前整理を始める人も増えてきたように感じます。思い出の品は人それぞれですが、なかでもジュエリーに強い思い入れを持つ人が多いのではないでしょうか。

「高価なジュエリーは質に入れるよりも、大切な人に受け継ぎたい…」。

そう考える人のためにアンブローズ アンド カンパニー株式会社は、ジュエリーのリモデルサービス「J活(ジュエリー活動)」を提供しています。

今回のライフエンディングジャーナルは、J活の内容と魅力を紹介します。ジュエリーの相続(継承)を考えている人はぜひ参考にしてください。

J活とはジュエリーのリモデルのこと

ジュエリーの修理

関東地方を中心に中国、四国地方までの活動を展開するアンブローズ アンド カンパニー株式会社は、もともとジュエリーの製造・小売りをしている企業です。

しかし、多くの女性がジュエリーの相続(継承)に悩んでいることを知り、2016年にJ活(リモデル)をスタートしました。

終活を行う人向けのサービスであるJ活は、自分が所有するジュエリーなどの貴金属をデザインから作り直す、いわゆる“リモデル”をして相続(継承)をサポートするサービスです。

日本ジュエリー大賞内閣総理大臣賞を受賞した自社工房でデザインを起こし、一級貴金属技能士が打ち合わせの段階から3Dプリンターで見本を作ってくれます。そのため、リモデルした実物をイメージできるので本当に安心です。

終活への注目度が高まっている近年、J活の利用者はサービス開始当初と比較して約3倍まで伸びました。

リモデルの流れ

    1. リモデル診断やワークショップに参加
    2. デザインの打合せ
    3. 見積の提示&契約
    4. サンプル作成(約1週間~2週間)&確認
    5. 本決済
    6. 加工作業(約2~3週間)
    7. 完成&受取り

アンブローズ アンド カンパニー株式会社にリモデルを依頼するときには、まずリモデル診断やワークショップを通じて好みのデザインや要望を伝えます。

その内容をもとに数点のデザイン案が提案されるので、依頼者は自分のイメージを伝えながらデザインの打合せをしていきます。

デザイン決定後に出される見積書の内容を承諾したら、約1~2週間かけて3Dプリンターによるサンプル制作のスタートです。

完成したサンプルを確認して決済すると、実際に地金を使った本格的な加工が始まります。決済からリモデルの完成まで通常2~3週間かかり、連絡が来たら受け取ることができます。


大切な人に自分のジュエリーを受け継ぐだけではなく、新しいデザインにリモデルされるので、若い世代にも喜ばれそうですね。

ここからは、アンブローズ アンド カンパニー株式会社の担当者からお伺いしたサービスの特徴や魅力について紹介します。

担当者にインタビュー

編集部ロゴLife.編集部

ジュエリーをリモデルすると、そのジュエリーの新しい魅力に気づけそうですね!「J活」のJ=ジュエリーと伺っていますが、この言葉が生まれたきっかけを教えていただけますか。

担当者:終活、すなわち生前整理が広く認知される以前から、故人の遺品整理をされるご遺族様から 「このジュエリーは何かしら?どうすればいい?」といった相談を受ける機会が多々ありました。

終活が認知され始めてからは少し変わって、ご自身が所有するジュエリーの活用や処分方法について相談を受ける機会が増えたのです。

しかし、残念ながら一般的な終活の要素に「使わなくなったジュエリーの処分の項目」はなく、リモデルを検討する方がほとんどいないのが現状です。

それならば、「終活におけるジュエリーの活用法=J活」というジャンルを作って、ジュエリーのリモデルを世間に広く知ってもらい、ジュエリー本来の姿である「継承」をしていただきたいと考えました。

編集部ロゴLife.編集部

確かにジュエリーのリモデルサービスは、終活する人の間でまだそれほど一般的ではないように思いますね。それを御社は積極的に提供していらっしゃいますが、リモデルを行うときに意識されていることはありますか。

担当者:お預かりしたジュエリーがどのようなものであっても、すべてお客様の人生の大切な1ページと捉え、常に緊張感を持って加工にあたっています。

また、長年愛用していただけるように素材や造りにこだわることはもちろん、納品後に「思っていたデザインと違う…」とがっかりされないよう、自社で製造・直販している経験豊富な担当者がお客様のご要望を十分に捉えます。

そして、デザインイメージにギャップが生じないように3DのCADデザインで提案しています。

デザインを決定し、シリコン樹脂で作成したサンプルを実物大で確認いただいてから地金で加工していますので、トラブルもなく安心してご相談・ご依頼いただけます。

編集部ロゴLife.編集部

高価なものであるジュエリーのリモデルには、そのような工夫がされているのですね!リモデルの方法はさまざまだと思いますが、そのなかでもどのようなご依頼が多いのでしょうか。

担当者:基本的にはデザインの古いものや、宝石が割れたり欠けたりしたジュエリーのリモデルがほとんどです。

デザインは今風に変え、割れや欠けはリカットやリポリッシュすることで問題なくリモデルできます。

ご依頼に多いのは、昭和やバブル期の婚約指輪によく使われていた「ダイヤのたて爪リング」ですね。

そのほとんどは鑑定書付きでグレードの高いダイヤも多いため、娘さんやお孫さん、お嫁さんなどに譲りたいという方が多いのですが、やはりデザインが古いために受け取りを断られてしまうようです。

そのようなダイヤを若い方向けのデザインリングや、シンプルなプチペンダントにリモデルにすると、若い方にも大変喜ばれます。

編集部ロゴLife.編集部

今はシンプルなデザインのジュエリーが流行していますよね。それを思えば、確かに今はプチペンダントのほうが喜ばれるかもしれません。最後に終活を考えているライフドットのユーザー様へのメッセージをお願いいたします。

担当者:宝石は何億年の時を超えて我々の目の前に現れたものです。それはわずか数十年の人間の人生の節目節目に登場し、人々の心を魅了して豊かにしてくれます。

弊社ではお客様の大切な思い出となる宝石に傷をつけたり、デザインの認識の違いによる不安・不信感が発生したりしないよう、さまざまな取り組みをしています。

3DでのCADデザインや樹脂サンプルの提示も取り組みのひとつです。なかには多少時間のかかる案件もございますが、お客様からの満足度は高く、きっと気に入っていただけると信じています。

終活でジュエリーの対処にお困りの際には、弊社が大切な想い出や記憶とともに次世代に継承していくお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

編集部ロゴLife.編集部

価値のあるジュエリーがリモデルされ、受け継がれていくことで、さらに宝石に味が出てきそうですね。貴重なお話をありがとうございます!

アンブローズ アンド カンパニー株式会社 概要

企業名 アンブローズ アンド カンパニー株式会社
代表者 堀内 信之(一般社団法人 日本宝石協会 副理事長)
所在地 山梨県甲府市川田町アリア202
事業内容 宝石・貴金属製品及び装身具の製造販売及び輸出入
その他附帯する一切の業務
公式サイト https://www.ambrose.co.jp/index.html

編集後記

ジュエリーのリモデルが終活につながると思っていなかったので、とても印象に残りました。サンプルも作ってくださるので、安心して利用できそうですね。私もいつか終活をするときのために、ジュエリーを大切に扱うようにしたいと思いました。

ライフエンディングジャーナルは、「Life.(ライフドット)」が企画・発信する特別インタビュー企画です。ライフエンディング業界のイマを取り上げ直接取材し、業界全体をライフドットからも盛り上げて行きます。業界に関わるサービスや商品、そして第一線で活躍する人々にフォーカスし、ライフエンディング業界に対する想いやこれからの展望をお届けいたします。