ペトハピが広める「ペットの終活」~ペットを迎えたら考えよう~

ペトハピが広める「ペットの終活」~ペットを迎えたら考えよう~

最近は「終活」という言葉が一般にも浸透し、一定の年齢を迎えて終活を意識する人が増加しています。「生前整理を始めた」という声を聞く機会も少なくありません。

しかし、終活を意識すべきなのは人間だけではなく、家族の一員であるペットについても同様です。

2020年からコロナ禍における巣ごもり需要から、ペットを飼い始めた人が増加しているようです。ただし、ペットを最後まで適切に飼養する責任(終生飼養)は法律で定められています。

この記事では、“ペットとの健全で幸せな暮らし”を提案する情報メディア「ペトハピ」が提唱する、正しいペットの終活を紹介します。

この記事の目次

  1. ペットの情報メディア『ペトハピ』とは
  2. 『ペトハピ』が考えるペットの終活
  3. ペット用のエンディングノート『ペトハピライフノート』
  4. インタビュー
  5. ペトハピ 運営会社概要

ペットの情報メディア『ペトハピ』とは

ペトハピファーストビュー

ペトハピはペットとの関わりを真剣に考える飼い主の要望に応えるために、“健全”な情報を発信しているメディアです。

メディアの立ち上げに際して、ブリーダーやトレーナー、獣医師など、実際に現場で活躍しているプロフェッショナルとネットワークを構築。そうすることで、本当に価値のある情報を発信するメディアを実現しています。

2017年に立ち上げられたメディアですが、現在も「ペットやその飼い主がともに健康で楽しく、幸せな生活を送るために必要な情報の提供」を実践しています。

また、持続可能な人とペットの健全な共生社会の実現を目指して、社会課題に対しては解決策を提言し、議論を活性化させている企業です。

『ペトハピ』が考えるペットの終活

ペトハピでは、ペットを飼う際には、命には限りがあることを意識し、後悔のない生活を送ることが大切だとしています。

そのためのツールのひとつに「ペットの終活」があり、終活を実践することがペットロスの軽減にもつながると言うのです。犬や猫は人間の約4倍のスピードで年齢を重ねていきます。時の流れに身を任せていると、あっという間にお別れの時間を迎えてしまいます。

その時期を迎えたときに慌てたり後悔したりしないように、ペットの終活では普段から必要な情報を整理し、まとめておくことが重要です。ペトハピでは、ペットの終活を考えている人向けにさまざまなツールを用意しています。

ペット用のエンディングノート『ペトハピライフノート』

ペトハピライフノート

ペトハピでは、「ペットの終活で大切なのは普段から必要な情報を整理し、まとめておくこと」という考えをもとに、オリジナルのエンディングノート『ペトハピライフノート』を用意しています。このノートでは、

  • 名前や性別、誕生日といった基本的な情報
  • 病歴やアレルギー、ホームドクターや保険について
  • 出会いなど迎えてからの歴史
  • 治療や介護について
  • 葬儀や供養について
  • ペットと一緒にやりたいこと

など、ペットに関するさまざまな情報をまとめて記載しておくことができます。

あらかじめ必要な項目がすべて盛り込まれているため、多岐にわたる情報も質問に答えながらスムーズにまとめられます。

事前に情報をまとめておくことで、ペットに万が一の事態があったときだけではなく、飼い主に異変が訪れたときにも役立ちます。

価格は1冊550円(税込・送料無料)。さらにテキスト「ペット終活のすすめ」とまとめて購入すると、よりペットの終活について理解を深められます。セット価格は990円(税込・送料無料)です。

これまでありそうでなかった「ペットの終活」をサポートしてくれるペトハピは、ペットを飼っている人の心強い味方になってくれそうですね。そんなペトハピの担当者から、詳しいお話を伺いました!

インタビュー

犬2匹と猫2匹

編集部ロゴLife.編集部

 
「ペトハピ」を拝見しました。ペットをお迎えになってすぐに終活を意識する、という御社の考えが印象的でしたが、このような考えに至った背景や目的を教えてください。

担当者:一般的なペットの終活は、人間の終活と同様に「最後の過ごし方」や「見送り方」に重きをおく傾向があります。この考え方は、「人間の終活」が注目され始めた頃と同じですが・・・現在は人間の終活も「今を楽しく生きるための終活」が主流になっていると思います。

終活とは、いわば後悔のない人生にするための事前準備ですが、言い換えれば「準備を整えてやりたいコトをすべて済ませ、理想的な人生の終焉(しゅうえん)を迎える」ということです。

この考え方は人間だけではなく、寿命が短いペットにこそ必要なものだと考えています。ペットは人間の約4倍のスピードで歳を重ねます。時の流れのままに暮らしていると、あっという間にシニアになり、旅立ってしまうのです。だからこそ、早めの終活が重要といえます。

愛するペットと「どう生きるのか」を真剣に考え、実践し、来るべき事態に備えることで生命は最大限に輝きますし、幸せな人生につなげられます。そして、虹の橋に旅立つときにも、感謝の気持ちで見送ってあげられ、ペットロスの軽減になるはずです。

編集部ロゴLife.編集部

 
とてもすてきな考え方ですね。御社は「健全」を重要視されているようですが、ペットの終活に対する情報発信において、どのように「健全」を意識されていますか。

担当者:終活に関しては、「健全」よりも、情報の「正確さ」が重要と考えます。

必要以上に終焉を意識させたり、逆に楽しさを演出したりする終活が散見されますが、それが飼い主とペットにとって最善の終活になるとは限りません。

理想的な終活とは、ペットに代わって飼い主が愛するペットへの思いをひとつひとつ形にしていくものです。言い換えれば、恩返しの活動とも表現できます。

編集部ロゴLife.編集部

 
「恩返しの活動」の表現が、すごくしっくりきました。
今、生活にゆとりのあるシニアの人たちがペットを飼い始めるケースもあるかと思いますが、そのような人たちが意識しておくべきポイントはありますか。

担当者自分が先に旅立つことも念頭に入れて、ペットが路頭に迷わないように準備することが重要です。

ここでも終活は役立ちます。しっかり準備しておくことで、飼い主に万が一の事態が起きたとしても、次の飼い主への引き継ぎがスムーズになります。

また、ライフノートに書き込まれた内容を見れば、飼い主のペットへの思いを理解できるはずです。そういう意味でライフノートは、ペットにとっての「お守り」となります。

編集部ロゴLife.編集部

 
おっしゃる通りですね。
ここからはペットの終活におけるポイントを教えていただきたいです。終活を進めるなかで、飼い主さんはどのような効果を得られますか。

担当者:ペットの終活の主なポイントは、

  • 迎えた時からはじめる
  • ペットの詳細情報をまとめる
  • 家族で共有しておく
  • 誰もがわかる場所にノートを置いておく

という、この4つにあると考えています。

ペトハピではペットの終活をスムーズに進められるよう、「ペトハピライフノート」を販売していますし、サイトではペットの終活の考え方や、進め方を詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

編集部ロゴLife.編集部

 
ペトハピライフノートのお話が出ましたが、そちらの制作背景と、意識したポイントを教えてください。また、どういった人に活用していただくことを想定されていますか。

担当者:人間の終活でエンディングノートがあるように、ペットの終活にも同様のノートが必要と考えていました。ただし、ペットの生涯は人間と比較すると短く、生涯すべてが終活だと捉えています。

そのためペットの終活には、「死への準備」というネガティブな考え方ではなく、これからの生活の送り方や万が一の事態に対するポジティブな考え方が必要です。

「ライフノート」という名前にした由来もここにあります。

終活を理解できていても、それを自分でノートにまとめるのは、なかなか難しいものです

ライフノートにはペットの生涯に必要な項目をすべて盛り込んでいるため、質問に答えるように記入していくことで、自分の頭の中を整理できます。当然、時間の経過とともに考えも変わりますので、記入には何度も書き直しができる鉛筆の使用がおすすめです。

飼い主に「万が一」があった時に、次の飼い主への襷(たすき)になるライフノートはペットにとってのお守りです。このノートを見れば、ペットがどれだけの愛情をもって育てられたかが一目瞭然でわかります。

ノートを引き継ぐことで、飼い主の思いは次の飼い主へと受け渡され、ペットは引き続き愛情を受けながら暮らせるでしょう。

編集部ロゴLife.編集部

 
まざまな思いがノートに込められているのですね。
今、ペットの介護や延命治療について悩む飼い主さんが多いようですが、そのような人へのアドバイスをお願いします。

担当者:まず、介護と延命治療は異なるレイヤーであることをご理解ください。また、飼い主といっても、家族構成、収入など千差万別で、一概には言えません。ですので、あくまでも私の主観ということで話をしますね。

まず、介護については、決して“無理をしない”ことです。介護は終わりが見えないものであり、飼い主は介護の毎日に、精神的にも肉体的にも追い込まれていくかもしれません。

そうならないように、自分のできることを気負いなく続けていくことが重要です。悩んだ時には、決してひとりで抱え込まず、家族や友人、またホームドクターに相談し、しかるべきサービスを受けてください。

介護の方法はペットによって異なるため、愛犬・愛猫の様子を見つつ、最適な介護の方法を見つけることが大切です。

ペトハピの「無理しないペットの介護」に詳細をまとめていますので、こちらも参考にしていただければと思います。

延命治療については、苦しそうにしている愛犬・愛猫に「意識がある=痛みや苦しみを感じている」かどうかで判断しています。助かる見込みがなく、これ以上痛みや苦しみを取り除く方法がない場合、意識があるのであれば安楽死させてあげるのも愛情だと考えます。辛いことですが…。

逆に、「意識がない=痛みや苦しみを感じていない」ようであれば、最後まで自宅で一緒に暮らし、看取ってあげます。

いずれにしても、この2点は深いペットロスにつながりかねない、終活の重要な部分です。だからこそ後悔のないよう、事前に考えておく必要があります。

編集部ロゴLife.編集部

 
あたたかいお言葉は、きっと読者の励みにもなると思います。現在はペトハピを展開されていますが、今後のメディアの展望について何かお考えはございますか。

担当者:不幸な犬や猫のいない共生社会(=殺処分ゼロ)の実現が叫ばれる昨今において、ペット業界の“健全化”は避けられません。ペトハピはこの課題の解決策として、「不幸な犬や猫を生み出さない仕組み」が重要と考えています。

そのためには、まずブリーダー(繁殖業者)が健全である必要があります。同時に、飼い主(消費者)が健全であることも重要です。

そうすることで、流通(オークションやペットショップ)も変革を迫られることになるのです。これを実現するために、ブリーダーや飼い主が、法律を遵守するだけでなく、倫理的で責任ある繁殖・飼育できるような教育の仕組みをつくっていきます。

この活動こそが、「持続可能な人とペットの“健全”な共生社会」を実現するものと確信しています。

編集部ロゴLife.編集部

 
これからペットをめぐる事情は変わっていきそうですね。
最後に終活を考えるライフドットのユーザー様へ、メッセージをお願いします。

担当者:ペトハピの考える「ペットの終活」は、限りある命を意識して、後悔のないように、今を楽しく有意義に過ごすための活動です。

誰でも、いつでも始められます。難しく考える必要はありません。

これからどのような生活を一緒に送りたいのかを考え、必要なことをひとつひとつ考えていきましょう。そうすることで、きっとあなたもペットも幸せな時間を過ごせるはずです。

編集部ロゴLife.編集部

 
ペットの終活に関する理解を深めることができました。貴重なお話をありがとうございます!

ペトハピ 運営会社概要

ペトハピのロゴ

運営会社名
ペトハピ株式会社
代表者名
國久 豊史
本社
東京都千代田区九段南3-5-14 国総ビル2F
公式サイト

編集後記

ペットが年齢を重ね、元気がなくなったときに初めて終活を考える人が多いようですが、それではお別れの時期が来た時に後悔してしまいそうと考えていました。それでもペトハピのサービスを利用することで、少しでも前向きにペットの終活に向き合うことができそうです。ペットの終活を真剣に考えてあげることで、さらにペットとの絆が深まるかもしれません。

ライフエンディングジャーナルは、「Life.(ライフドット)」が企画・発信する特別インタビュー企画です。ライフエンディング業界のイマを取り上げ直接取材し、業界全体をライフドットからも盛り上げて行きます。業界に関わるサービスや商品、そして第一線で活躍する人々にフォーカスし、ライフエンディング業界に対する想いやこれからの展望をお届けいたします。