「故人の最高の1枚は、家族以外の人が持っているのかもしれない」―ライフログピクチャーは、皆さまが普段から使うLINEやショートメールで訃報連絡ができるサービス。それだけではなく、訃報を受け取った方から「故人との思い出の写真」を共有してもらうことができます。

職場での真剣な表情の1枚、友と語り合う笑顔の1枚など、ご遺族に今まで見たことがない故人の人生を見ていただく機会を提供します。

ほかにも画面上から供花の注文ができる機能もついており、葬儀に参列できない方でも、故人に追悼の気持ちを伝えることができます。

ライフログピクチャーは、現在、葬儀社様向けにシステム導入費無料で提供されています。

『ライフログピクチャー』サービス概要

ライフログピクチャーサンプル

『ライフログピクチャー』とは、葬儀で使う写真をスマートフォンからアップロードとダウンロードができるネットサービスです。

主な機能は以下の3点です。

  1. 訃報案内機能
  2. 写真共有機能
  3. 供花受付機能

充実した3つの機能があり、このなかから必要な機能だけを使うことができます。

それでは、それぞれどのような特徴があるのか紹介します。

1. 訃報案内機能

訃報案内をLINEやショートメールなどで簡単に知人や友人に送信できる機能です。

訃報案内画面に表示される項目については、以下の内容です。

  • 故人名
  • 喪主名
  • 故人と喪主の続柄
  • 逝去年月日・時刻
  • 通夜・葬儀の案内(式場/日程)

上記、訃報の連絡に必要な情報を葬儀の打ち合わせ時に登録するだけで訃報の案内を送ることができます。

また、訃報案内を受け取られた方からその知人へと連絡を回すことや、故人様との思い出の写真データをアップロードできる機能もあります。

2. 写真共有機能

ご遺族は故人様の知人や友人からアップロードされた写真を確認することができます。

これらの写真でスライドショーを作成して葬儀で活用することで、みんなの思い出で故人様を見送ることができる『感動葬儀』となり、ご遺族のグリーフケアにもつながります。また、アップロードされて集まった写真は後日アルバムにすることも可能です。

3. 供花受付機能

訃報案内画面からオンラインで供花を注文することができます。参列できない方も供花を注文することで気持ちを届けることができ、故人とのお別れの機会を持つことができます。

ライフログピクチャーを利用するメリット

簡単に訃報の連絡を回すことができ、写真をオンラインで受け渡しができるライフログピクチャー。利用するとそれぞれどのようなメリットがあるのかまとめました。

遺族側のメリット

  • 葬儀で使う写真をスマホからアップロードできます
  • 自分たちが知らない友人の前や職場での故人様の姿を見ることができます
  • 故人様の充実した人生を知ることで、グリーフケアにつながります

会葬者のメリット

  • 葬儀に参列できなくても、故人様とお別れの機会をもつことができます

葬儀社メリット

  • 紙媒体の写真の受け渡しが不要になります(業務負担軽減)
  • 参列者が少なくても、感動する葬儀を演出できます
  • 参列者、供花を増やすことができます
  • サービスを利用した人を通してリピーター(見込み客)を獲得できます

ライフログピクチャーを利用すると、ご遺族様だけはなく葬儀社、また会葬者様という三方にメリットがあります。


これまで『ライフログピクチャー』のサービスや機能面についてお伝えしました。

ではこのようなサービスが誕生した背景とは、どのようなものでしょうか。実際に『ライフログピクチャー』を販売するライブネット株式会社のご担当者にお話をお聞きしました。

ご担当者インタビュー

編集部ロゴLife.編集部

オンラインでの葬儀写真の受け渡し「ライフログピクチャー」が誕生したきっかけを教えてください。


ご担当者
:私の祖父が亡くなったときに体験したことが、このサービス誕生のきっかけです。

私の祖父は、30年以上も昔、私が小学生の時に亡くなりました。幼心に覚えているのは、訃報を聞いた祖父の友人が日本中から何人も集まって、一晩中、祖父との思い出を語り明かしていたことです。

祖母も母も次から次へといろいろな話に付き合っていて、悲しんでいる暇がないくらい。すごく騒がしいお通夜で、最後はみんな笑っていました。

編集部ロゴLife.編集部

お通夜のあとの会食では故人様とのお話で盛り上がるとは聞きますが、騒がしくなるくらい笑いながら話せるって素敵ですね。


ご担当者
:そうですね。でもそれって共に生きた祖父の友人が、最後に私たち遺族を元気づけるためにしてくれていたんだなと、葬送に携わる仕事を始めてから気づきました。

時代が変わり、人と人との距離も変わりました。ほとんど親族だけで行う家族葬という形式の葬送が広まり、大勢の方々で故人様を送り出すというような葬儀が減ってきています。

葬儀に参列したいのにさまざまな理由で参列できない人が増えたことも背景にあります。

「参列できなくても、故人に感謝を伝えることはできないか、残された遺族を元気づけられる葬儀はできないか」―こんな想いを実現したく作り上げたのが「ライフログピクチャー」です。

ライフログピクチャーを使えば、葬儀に参列できなくても、故人様との思い出の写真をオンラインで共有でき、写真にコメントを添えて葬儀で映写することができます。

このサービスは特にご遺族からの反応が大きく、「故人の見たことのない姿が見られた」、「故人の人生が充実していたことを知れて自分もうれしくなった」などの喜びのお言葉を頂戴しております。

みんなでおくる葬送をライフログピクチャーでお手伝い出来ることをとてもうれしく思っています。

編集部ロゴLife.編集部

ご家族でも知らない故人様の姿ってありますもんね…。こんな風に友人の前では笑っていたんだ、って見られるのは素敵ですね。では、ライフログピクチャーを通して叶えたいことはどのようなことでしょうか?


ご担当者
:この会社を設立してから1年、いろいろな方から葬送について学ぶ機会をいただきました。

その中で感じたのは、われわれ現代人が忘れかけていた葬儀という儀式の大切さでした。

故人様と生を共にしたすべての人が、故人様の死を悼み、成仏を祈願する。
そして、残された側がその死を受け止め、お別れをするための心の整理をする時間(とき)を提供する葬儀という文化を受け継いでいくことが必要であると強く感じました。

『ライフログピクチャー』は、葬儀の小規模化の原因を考え、問題解決することを目的としています。

例えば、現代の喪主は訃報の連絡をするのに非常に苦労されています。スマホの普及で、家に電話帳はなくなりました。誰に知らせればいいのか、その連絡先もわからないのが現状です。

その点、ライフログピクチャーは、知り合いから知り合いにLINEやショートメールで訃報を伝える機能がついていますので、喪主は負担なく、連絡を広めることができます。

葬儀に参列したいがさまざまな事情で参列できないというケースも増えています。そのような人は、スマホで受け取った訃報画面から供花を送ることができます。参列はできなくても気持ちを伝えることができます。

まずは訃報をしっかりと連絡すること。そして葬儀に参列できる人も、できない人もそれぞれに故人様とのお別れの時間を持ってもらうこと。

「ライフログピクチャー」で一人でも多くの人にお別れの時間を持っていただけることを願っています。

編集部ロゴLife.編集部

それでは最後に、導入を検討される葬儀社様や利用者様へ『ライフログピクチャー』のおすすめポイントを教えてください。


ご担当者
たった1枚の写真。しかしその1枚の写真は見る人に多くを語りかけます。

友人からの写真、そこに写る故人様の表情、それを見ただけで遺族は故人様の人生がどれだけ充実していたかを知ることができるのです。遺族にとっては故人様の人生をあらためて知る良い機会になります。

故人様の人生を知ってもらうことは遺族のグリーフケアにつながると私たちは考えます。

「ライフログピクチャー」で一人でも多くの方の悲痛を癒すことができたら・・・それが私たちの願いです。

たくさん写真を撮っておいてください。そしてライフログピクチャーで写真を共有してください。その写真は必ず誰かの心を癒す1枚になります。

編集部ロゴLife.編集部

故人様の写真がたくさんあることで、振り返ったり充実した人生を感じることができますもんね…。そうやって認めることで、少しでも早くご遺族や友人といった人たちの悲しさから立ち直ってもらえたらと思います。

ライフログピクチャー

企業名 ライブネット株式会社
代表者 平林 裕二
本社所在地 東京都港区赤坂5-4-12 TGA AKASAKA 5F
ライブネット 公式ページ https://www.live-net.net/


編集後記

ライフログピクチャーを活用すると、写真の受け渡しがオンラインで便利になるだけではなく、残された人たちの心を癒す力となるツールであるということが分かりました。もちろん、亡くなった直後で気持ちが落ち込んでいるときに連絡をする手間が省けるのは助かります。しかし、それだけではなくグリーフケアの手助けになるというポイントにも注目してもらえると嬉しいです。

ライフエンディングジャーナルは、「Life.(ライフドット)」が企画・発信する特別インタビュー企画です。ライフエンディング業界のイマを取り上げ直接取材し、業界全体をライフドットからも盛り上げて行きます。業界に関わるサービスや商品、そして第一線で活躍する人々にフォーカスし、ライフエンディング業界に対する想いやこれからの展望をお届けいたします。