想いを残し、伝えることに特化した会員制終活サイト『リガーズサービス』。

リガーズサービスイメージ

自分が亡くなった後に、大切な人へメッセージを伝えてくれるというとても心温まるサービスです。2020年1月には、メッセージを送信する一連の技術について特許(特許第6618172号)を取得しました。

ITを使った「新しい終活のカタチ」をコンセプトに展開されるそのサービスには、どのような特徴があるのでしょうか。

ライフエンディングジャーナル第11弾の今回は、ITを活用した終活を広める『リガーズサービス』についてご紹介いたします。

リガーズサービス概要

会員制終活サイト『リガーズサービス』では、以下の6つのコンテンツを利用することができます。

  1. エンディングノート…死後に自身の希望や意思をバディ※①にお知らせする(法的な効力はないので注意)
  2. うたかたより…生前に残したデザインを用いたメッセージを、死後ご家族やご友人などに送信する
  3. よろシネマ…15枚までの写真からデザインテンプレートを使用し、最期のメッセージスライドショーを作成できる
  4. なごリスト…QRコードを読みこみ、ご先祖様の写真や映像を見ることができる
  5. ラストフォト…生前に遺影写真を作成できる
  6. リコレクト…思い出の写真やビデオテープをデータ化してCDやDVDとして保存できる

※①バディとは…サービス利用時に登録する、会員の逝去を知らせる役割を担う相手。詳しくは後述にて。

このようにITやデザインを用いて、残したいメッセージや写真を綺麗に、そして鮮明に残すことができる豊富なサービスが利用できます。それぞれの特徴について、詳しくご紹介します。

1.エンディングノート

エンディングノート

自分に関する情報をデジタルで残すサービス。エンディングノートに入力する項目は、使いやすさを追及した『リガーズサービス』のオリジナルフォームを構築しています。フォームに沿って必要事項を入力し、不要な項目は飛ばすことで簡単に「エンディングノート」を仕上げることが可能です。

書き残したいのに該当する項目が無かった場合は、備考欄に自由に入力することができるので、会員様の意思をしっかり残すことができます。でき上がった「エンディングノート」は、2名のバディのみ閲覧することができますが、バディAもしくはB、どちらか一方のみ閲覧できるよう設定することも可能です。

※法的効力はないため、要注意です。

2.うたかたより

うたかたよりのイメージ

遺言書やエンディングノートでは語り尽くせないメッセージを作成し、会員様の死後、指定した人々に通知・閲覧してもらうサービス。コンテンツ内には、ラストメッセージのサンプルや制作例が数多く紹介されており、デザイン制作のフォームも用意されているので、簡単に生前の会員の姿や声が思い浮かぶような印象的なメッセージを作ることができます。

また、メッセージ文章を考えて欲しい、メッセージの背景にアクションを付けたい、自分が描いた絵や写真を使いたいなど、デザインにこだわりがある場合にはデザイナーに相談することが可能です。デザイナーが真心を込めて対応し、魅力的なメッセージづくりを手伝ってもらうことができます。

3.よろシネマ

よろシネマのイメージ

スライドショーや映像で大切な方々へメッセージを残すサービス。スライドショーは、コンテンツ内の4種類のサンプルの中から希望のタイプを選び、15枚の写真を送って制作します。写真点数を増やしたい、スライドショーの中にメッセージを添えたいなど、独自のカスタムを希望する場合でも、柔軟に対応してもらえるので、自分だけのオリジナルスライドショーを作ることができます。

「よろシネマ プレミアム」は、インタビューや取材を行ってシナリオを作成し、本格的なムービーを制作します。堅い映像ではなく気軽な映像を希望する場合でも、プロの映像チームが柔軟に対応してくれます。

出来上がったスライドショーや映像は、DVDとして購入することができる他、「うたかたより」同様にサーバーを通して指定した人々に視聴してもらうことが可能です。「よろシネマ」は、大切な方へ向けたメッセージとしてだけでなく、会員自身の貴重なアーカイブ、自分史としても、利用することができます。

4.なごリスト

なごリストのイメージ

墓や仏壇にパスワード管理されたQRコードのプレートやシールを取り付け、スマートフォンやタブレットでそのQRコードを読み取ると、生前のご先祖様の姿を見ることができるサービス。

「なごリスト」では3つの機能が利用できます。

  • ご先祖様を登録する機能
  • 登録したご先祖様の懐かしい写真を保存・閲覧する機能
  • 懐かしい写真にまつわるエピソードを入力

したがって、親族とパスワードを共有すれば、互いに持っているご先祖様の写真やエピソードを追加することができるので、ご先祖様との思い出を分かち合うことができる。
またご先祖様に会ったことがない子や孫たちが、そこに眠るご先祖様との命の繋がりに想いを馳せルーツを知ることで、絆を深めることができる。

5.ラストフォト

ラストフォトのイメージ

遺影に使える高品質の肖像写真をつくるサービス。お気に入りの写真を送ると格調ある写真に加工し、A4サイズの額に入れて仕上げる。
突然死別が訪れた場合、残された家族は悲しみと現実を受け入れるだけで精一杯。ましてや冷静に最期のお別れにふさわしい写真選びを行う余裕など、無いと言ってよい。さらに、通夜、葬儀と矢継ぎ早に行われる儀式の中、違和感なく自然で美しい写真加工を行う時間も無い。そんなことにならないよう、事前に最高の写真を自らが選んで、納得ができる肖像写真をつくっておくことは、本人や家族にとって大切な行為と言える。

6.リコレクト

リコレクトのイメージ

古い写真やビデオテープをデジタルデータにしてコンパクトにまとめるサービス。遺品整理で問題になるのが、写真やビデオテープだ。
故人が写っているので、処分するにも心苦しく、どうすべきか悩んでいる方が多い。「リコレクト」は、思い出が詰った写真やビデオテープをCDやDVDにして物理的にコンパクトにするだけでなく、人生をじっくりと振り返り、残りの人生をより輝くものとするため、これまでの歩みを再確認する良いきっかけにもなる。


なかでも「エンディングノート」「うたかたより」「よろシネマ」の3つのコンテンツでは、会員様が生前に残したメッセージを『リガ―スサービス』がお預かりし、会員様が逝去した後に指定した人々にお知らせるサービスです。

よって会員様が逝去されたという事を確実に確かめるシステムが重要となります。その確認システムが、2020年1月に特許を取得した「バディシステム」です。

『リガーズサービス』のバディシステムとは

バディシステム

会員様の逝去後に、預かっていたメッセージや動画を指定された人々へ届ける「エンディングノート」「うたかたより」「よろシネマ」。こちらのサービスを利用する場合は、必ずバディの設定が必要になります。

<会員登録時に行うバディ設定の流れ>

  1. 1.バディを登録
    自分の逝去に関して確認が可能な相手2名を指定
  2. 2.バディ本人が確認&承認
  3. 3.サービス利用が可能

会員様が信頼する2名を選抜し、バディの依頼を行います。バディには会員様の逝去時に「リガーズサービス」に連絡をする重要な役割を担ってもらうこととなるので、「リガーズサービス」が選抜された2名に承諾の確認を行い、確認できた時点でバディの設定は完了となります。

会員逝去の連絡がバディAから「リガーズサービス」にあった場合、「リガーズサービス」はバディBに真偽の確認を行う。これにより会員の逝去を確実に判断し、指定された方々のメッセージの視聴・閲覧が一斉に開始される。「バディシステム」は、以上の動作をオートマチックで行うシステムです。

<会員様が逝去されたときの確認の流れ(例)>

  1. 1.バディAが会員様の逝去を連絡
    バディの内1人が『リガーズサービス』に指定の方法で連絡をする
  2. 2.『リガーズサービス』がバディBに真偽の確認
    連絡を入れたバディとは別のバディに逝去に関する真偽を確認(メール)
  3. 3.バディBが逝去に関する真偽の返信
    『リガーズサービス』から来る確認連絡に返信
  4. 4.お預かりしているメッセージなどを配信
    会員様が指定した人々に預かっているメッセージや動画の閲覧用アドレスを送信
  5. 5.メッセージの閲覧が可能

この流れを自動で行う技術「バディシステム」が、この度特許を取得しました。IT技術を活かした豊富なサービスだけではなく、このような新しい取り組みをしているのが魅力のサービスです。

『リガーズサービス』ができた背景

編集部ロゴLife.編集部

事前に準備をする終活サービスというのは良くお聞きしますが、そちらをお亡くなりになられた後に通知するというITを使ったサービスは初めてお聞きしました。こちらのサービスが出来上がった背景を教えてください。

ご担当者:約8年前、高校時代の友人が突然死しました。当日の夜、亡くなった友人の奥さんに私から他の友人たちに訃報を知らせてもらえないかと頼まれ、連絡役を引き受けたことがきっかけです。

私は亡くなった友人の中学・高校・大学時代の友達だったであろう人物の連絡先を調べ、片っ端から訃報を知らせました。30名以上に連絡したなかで20名程度が葬儀に参列し、彼を見送ることができました。

数日後、私は無事役割を果たした安堵感とともに言いようのない空虚感に苛まれました。「果たして私は、亡くなった友人が望む人に連絡することができたのだろうか?突然死を迎え、彼は何か伝えたいことはなかったんだろうか…?」と。

編集部ロゴLife.編集部

どういう人を呼んでほしいのか、それはご本人様しか分からないことですよね。また、お亡くなりになられてから葬儀までの時間も短いため、連絡される方はゆっくり調べている余裕もないでしょうし…。

ご担当者:そうなんです。だからITが発達した現代社会、何かできることがあるのではないかと考えました。ちょうどその時、創業20年を迎える年であり、新事業を思案していたので“コレだ”と想い、ITを使って「終活」の問題を解決するリガーズサービスの開発に取り組むこととなりました。

編集部ロゴLife.編集部

そういうきっかけだったのですね。ITを活用すると、連絡先の管理だけではなく直接連絡するのもスムーズに進みそうですものね。

ご担当者:はい。今は、6つのサービスを展開しておりますが、当初は少し異なりました。自分が亡くなった時、葬儀に参列してもらいたい方、参列は負担になるので亡くなったことだけ知らせて欲しい方のリストを作成し、リストの方々に通知するサービスからスタートし、現在のカタチになりました。

サービスを通して伝えたい想い

編集部ロゴLife.編集部

『リガーズサービス』を利用された会員様のメッセージを受け取られる人たちに、どのようなお気持ちになってほしいなどサービスを通して叶えたいことを教えてください。

ご担当者身近な存在であればこそムダな話は山ほどしますが、真剣な話は照れくさいし、分かってくれていると勝手に思い込んで結局何も伝わっていないものではないでしょうか。

自分の人生観や託す想いを面と向かって言える人や機会は、なかなかありません。そこでリガーズサービスを介してメッセージを伝えることで、うれしいサプライズと共に残された方々の一生の心の支えになります。

「ありがとう」「幸せだった」最期にこんな言葉をもらうと、それまでどんな事があっても許されます()。死んで終わりではなく、言葉は生きつづけるのです。またルーツは変わりようがありません。リガーズサービスでしっかり家族の歴史を残しておくことで、子々孫々に至るまで感謝されることでしょう。データが完全に無くならないことも、大きなポイントです。

遺産はあるにこしたことはありませんが、リガーズサービスは“心の絆”を繋ぐ、血の通うネットサービスを目指しています。

リガーズサービスの漫画

リガーズサービスの漫画

『リガーズサービス』会員費用

ご紹介した6つのコンテンツを利用できる『リガーズサービス』の会員になるためには、必要な費用がございます。

【入会の際に必要な料金】

  • 入会金(初年度のシステム利用料を含んだ登録料)…10,000円(税別)
  • 更新費(2年目以降のデータ保存料を含む更新費)…3,600円(税別)

お支払い方法は、クレジットカードもしくは銀行振込から選ぶことが可能です。また、下記のサービスについては別途費用がかかります。

【会員料金に含まれていないサービス料金】

  • よろシネマ スライドショー制作費(写真15枚まで) 50,000円(税別)
  • よろシネマ プレミアム 随時見積もり
  • なごリスト QRコード発行料(QRコードシール2枚)1,000円(税別)
  • ラストフォト  遺影制作費  18,000円(税別)
  • リコレクト ダビング制作費 500円〜(税別)

「終活どうしようかな…」と悩まれている方へ~ご担当者からメッセージ~

弊社の『リガーズサービス』は、ぜひ日本中の高齢者の皆さんにご利用いただきたいです。

ただITのスキルが必要なので、ご自分で操作できない高齢者の方は、お子さん世代とご両親がコミュニケーションを取りながらご利用していただければと思います。

それによってお子さんたちが両親の想いやこれまで知らなかったことを聞き、より心が通じ合うことができるのが良いと思います。結果的にリガーズサービスが必要でなくなっても、それはそれで正解です。

『リガーズサービス』を展開する有限会社バサラ

商号 有限会社バサラ
代表者 遠部 雅弘
本社所在地 岡山県岡山市北区今6丁目15-35 インペリアル3
電話番号 086-246-0007
リガーズサービス TOP https://regards-service.jp/

【Message】リガーズサービス

「リガーズサービス」は、遺産分配などとは一線を画し、あなたの想いや考えを大切なヒトに残すことができる新しい終活サービスです。終活に役立つ6つのコンテンツを取り揃えており、あなたがいなくなった後、大切な方々の心労を軽減させられる準備がしっかり行えます。あなたが残したメッセージは一度だけ視聴して封印されるのではなく、何度も見直され、人生で巡り会った方々や残されたご家族に生きる勇気を与えることでしょう。


編集後記

IT技術をいかした、新しい終活のカタチがたくさんコンテンツとして用意されています。現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにデジタルでのコミュニケーションが一層増えています。このような時代の流れを汲み、デジタルを活かしたこれらのサービスが、終活のスタンダードになる日が来るのは近いのではないかと思います。「企業様の福利厚生の一環としてのご利用や、施設でのご利用も期待している」とのことで、ITツールを使った終活を一緒に盛り上げていけたら嬉しいです。

ライフエンディングジャーナルは、「Life.(ライフドット)」が企画・発信する特別インタビュー企画です。ライフエンディング業界のイマを取り上げ直接取材し、業界全体をライフドットからも盛り上げて行きます。業界に関わるサービスや商品、そして第一線で活躍する人々にフォーカスし、ライフエンディング業界に対する想いやこれからの展望をお届けいたします。