仏壇の魂入れとは?仏壇を購入したら開眼供養を行う

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火の灯るろうそくと線香が供えられている仏壇

仏壇は、仏教における信仰の根本となる本尊を安置し、位牌も供える場所で非常に重要なものです。

そんな仏壇の購入すべき時期と仏壇を購入した時にすべき仏壇の魂入れ(開眼供養)について解説します。
また、魂入れの法要で必要になる寺院への謝礼についても解説します。
なお、宗派によって仏具の種類や置き方は異なりますので、事前に菩提寺へ相談することをおすすめします。

仏壇の購入時期

新しい仏のために仏壇を購入する場合には、四十九日の忌明けの法要までに用意するのが一般的とされています。
ただし、本来、仏壇の購入には決まった時期はなく、いつ買わなければならないという決まりはありません

家を建て替えた時や年忌法要が仏壇購入のきっかけになることもあります。また、お彼岸やお盆に合わせて購入する場合も多いです。
つまり、思い立ったときが仏壇購入の時期と言えそうです。

なお、「亡くなった人がいないのに仏壇を購入したら新仏が出る」、「閏年に仏壇を購入してはいけない」などの言い伝えがありますが、これらは迷信ですので、気にする必要はありません。

なお、以前は、結婚などで実家を出て分家するときに購入するのがしきたりでした。
これは先祖を祀るという意味と、仏とともに生活していく実感を養うことが大きな目的だったと考えられます。

家庭によっては、家族全員の箸を毎朝仏壇の前に置いたり、子どものおもちゃを仏壇の前に置いたりして、仏壇に手を合わせることを習慣づけていました。
いただきもののお菓子などを仏壇に供えて、そのお下がりをいただくという家庭もあるでしょう。
そういった気持ちを大切にしたいものです。

実家や自宅に仏壇があるかないかで対応は異なる

仏壇を安置するまでの流れは、実家か自宅に現在仏壇があるのか、あるいは新しく仏壇を購入するのかで異なります。

すでに仏壇がある場合には、その仏壇に対する法要が必要です。
新しく購入する場合には、自分で仏壇店を見つけて仏壇を買うか、菩提寺の僧侶から仏壇店を紹介してもらって仏壇を購入します。

そして、仏壇の購入後には、仏壇を安置して、魂入れ(開眼供養)を行います。

仏壇店を探す

仏壇は仏壇店で購入するのが一般的でが、最近では、インターネットで仏壇を購入できるサービスも増えています。

    仏壇購入の予算

    仏壇を購入するときの予算には、仏壇だけではなく、本尊や花立、香炉などの仏具も含めて、予算を立てる必要があります。
    仏壇自体は、高価ものから安価なものまで幅広くあり、高価な仏壇は100万円を超えます。
    平均的な価格帯は仏壇と仏具を合わせて50万円くらいです。

    高価な仏壇が良いというわけではありません。
    仏壇は何度も買い替えるものではありません。
    良い仏壇であれば、何世代にもわたって引き継がれることでしょう。
    自分の家で代々引き継けるような自分に合う仏壇をしっかり時間をかけて選びましょう。

    仏壇の正しい向き・方角

    仏壇を安置するにあたって迷うのが仏壇の向き・方角です。
    購入した仏壇の向き・方角についてはこちらをご覧ください。

    仏壇を購入したら魂入れ(開眼供養)を営む

    仏壇を購入した時には、菩提寺などに依頼して、仏壇に祀る本尊や位牌に対して魂入れ(開眼供養)を営みます。
    もし、寺院と付き合いがない場合には、魂入れを行うのにあたり、僧侶派遣サービスの「お坊さん便」の利用を検討してもよいでしょう。
    お坊さん便なら、追加料金なしの35,000円で開眼供養を実施できます。

    魂入れの考え方や呼び名は宗派によって異なり、入魂法要入魂式入仏式魂入れお性根入れなどさまざまな呼び方があります。
    魂入れは、本尊や位牌が礼拝の対象に変わることを目的とした本尊を迎えるための大事な儀式で、仏壇や本尊に命を吹き込んで、本来の働きができるようにする仏事です。
    また、仏壇に対しては、本尊を安置する正常な場所にするための浄めの儀式を行います。

    なお、浄土真宗では、入仏慶讃法要入仏法要御移徙(ごいし、おわたまし)と呼ばれ、本尊を迎えて、仏法にふれる新たな生活が始まるおめでたい法要ととらえられています。
    忌明け前に仏壇を設置する場合を除いて、浄土真宗では赤い和ろうそくを使うのがしきたりです。
    浄土真宗以外の宗派でも、魂入れを慶事ととらえて赤いろうそくを使う場合があります。

    魂入れは「仏壇という先祖の家を新しくする儀式」あるいは「仏壇という家の中の小さなお寺を自宅に安置する儀式」です。
    家を新築したときと同じように、親族や知人を招いてにぎやかに執り行いましょう。

    なお、開眼供養に対するとらえ方は、宗派や地域によってさまざまなので、事前に寺院に確認するとよいでしょう。

    仏壇の魂入れ(開眼供養)の時期と進め方

    魂入れは、四十九日一周忌の法要とあわせて行われることが多いです。

    魂入れを行う場所(自宅・寺院)、日程や時間などは、菩提寺などと相談して決定めます。
    法要は、読経、参列者の焼香、会食の流れで行われるのが一般ですが、営み方は宗派や地方によって異なります。

    仏壇を迎える法要の準備は、次のように進めます。

    日時の決定

    家族が亡くなったのを機に新しく仏壇を購入する場合は四十九日までに準備を整えます。
    四十九日法要と仏壇の魂入れ法要はあわせて行うのが一般的です。

    家の新築などにともなって仏壇を購入する場合には、僧侶と日程を調整します。

    場所の決定

    魂入れは、仏壇のある自宅で営むのが一般的です。
    ただし、四十九日法要を寺院やホテルなどで営む場合には、五七日か六七日などに自宅で先に魂入れを済ませるケースもあります。

    段取りの決定

    納骨も行う場合には、開眼供養(魂入れ)・四十九日法要 → 納骨法要 → 会食(お斎)という流れになります。

    開眼供養時の服装

    開眼供養は慶事ですので、
    男性はブラックスーツに白ネクタイ、女
    性は慶弔兼用のスーツやワンピース、アンサンブルなどのブラックフォーマル
    を着ます。

    開眼供養のお供え

    宗派により異なりますが、開眼供養では、次のものをお供えします。

    • 赤いろうそく
    • 線香
    • 水(お茶または砂糖湯)
    • ご飯
    • お膳
    • 果物
    • お菓子

    開眼供養の流れ

    魂入れは、次のような流れになります。

    1. 僧侶が来る前に、ご飯を炊き、仏壇の正面や両脇の仏器に供える
    2. 花立に花を供える
    3. お仏膳に料理を少し盛り付ける
    4. お箸は仏壇の方に向くように置く
    5. 果物やお菓子を白の紙を引いた高月に供える
    6. 赤色のろうそくを用意する
    7. 親類など来客がいる場合は焼香をする

    仏壇の開眼供養の謝礼

    開眼供養の寺院への謝礼は、御礼開眼法要御礼として、1万円~3万円を白封筒に入れるか、奉書紙を用いて包みます。
    水引をする場合は、お祝い事になるので紅白蝶結びの水引です。
    祝儀袋を使う場合は、のしはつけません。

    四十九日の法要などとあわせて行うときは、御布施としてまとめるか、それぞれ別に表書きをして包みます。

    まとめ

    仏壇を購入するべきという時期はなく、思い立った時が仏壇を購入すべきタイミングです。
    家族が亡くなったのを機に仏壇を購入する場合には、四十九日法要にあわせて準備をすすめましょう。
    しっかり事前に情報を集めたり、正しい知識を身に着けて、後悔することがないように仏壇を購入したいものです。
    仏壇を購入したら、仏壇の魂入れの儀式を行って、本尊を迎え入れましょう。

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