【3分でわかる】出棺時のマナー、喪主の挨拶や参列者の服装について解説!

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お花が供えられている棺

出棺時のマナー

出棺時の主なマナー

  • 葬儀・告別式から出棺までは必ず最後まで見送らなければならない
  • 会場の外で静かに待機する
  • 霊柩車が動き出したら合掌して故人の冥福を祈る
  • コートなどの上着は脱いでおく

出棺時の服装

寒い季節には、喪服の上にコートを着ることがあります。
出棺を待つ間は、寒さをしのぐためにコートを着ても問題はありません。
しかし、出棺のときには、冬場の寒い季節でもコートなどの防寒着は脱いでおくのがマナーです。

また、出棺時に雨が降っている場合は傘をさします。
傘は、黒や紺色など地味な色にする心遣いをしましょう。

喪服の準備がまだ、以前着た喪服がまだ着れるか不安という方は、インターネットでの購入も検討してみましょう。
女性用の喪服ならTISSEなどのサイトで購入が可能です。

できるだけ出棺を見送る

地域によっては、焼香が終わったら退出しても構わないところがあります。
しかし、できれば出棺に立ち会って故人のお見送りまで見届けましょう。
なお、僧侶の読経中は途中で退出しないのがマナーです。

会葬者は、霊柩車に棺が納められて、霊柩車が動き出したら合掌して頭を下げて見送ります。
その後は、静かに退出します。

出棺の流れ

出棺に先立って親族や会葬者による最後の遺体との別れの儀があります。
告別式の後、近親者や友人が棺を祭壇から下ろして、頭が北を向くようにします。
そして、遺族、近親者、友人など、故人との縁の深い順に最後の対面をします。
このとき、喪主、遺族などの身内で、祭壇に飾られていた生花を棺の中に飾る別れ花をして、棺のふたを閉めます。
釘打ちの儀式は省略されることも多いです。

別れ花

告別式の終了後、近親者は棺の蓋を開けて最後の対面をします。
故人との最後の対面となり、棺に花を入れる別れ花を行うように遺族から案内がされます。
花は葬儀担当者が、おぼんに入れて準備して手渡してくれますが、自分で入れたい花を入れることもできます。
その場合には、華美な包装をしないようにします。
故人と縁の深い順(例.喪主→喪主の配偶者→親兄弟→子ども)に、別れ花を入れて、遺体の周りを飾ります。

この間、一般会葬者は10分ほど外で待つことになりますが、出棺まで見送るのが故人や遺族に対する礼儀です。

なお、別れ花は仏教上の儀式ではなく、通例です。
仏教では、生きている花を切る行為は、殺生として嫌われるので、別れ花という儀式はありません。
なお、紙で作った蓮などの花、お香、線香なども入れることがあります。

棺に入れてはいけないもの

最後の対面のときに、別れ花と一緒に故人の愛用品を棺に入れます。
基本的に入れてよいのは燃えやすいものだけです。
火葬したときに一緒に燃えるものだけにしましょう。

金属やガラス、カーボン素材のものは、火葬中に遺骨や火葬炉を傷つけてしまう恐れがあります。
その他、爆発物、燃えにくい厚い本、果物なども不可です。
どうしても一緒に入れたい場合は、骨壷のなかに入れるようにするとよいでしょう。

わからないときは葬儀社に確認しましょう。

釘打ちの儀

お別れをしたら釘打ちの儀を行い、その後、出棺となります。

棺に蓋をするときに、死者が渡ると言われる三途の川を渡り、無事に浄土へたどり着くように願いを込めるなどの理由から、蓋に釘を打つ場合もあります。

釘を打つ場合は、葬祭業者が金槌で半分打ち、その後、遺族が血縁順にこぶし大の小石で軽く2回ずつ打ちます。
そして、最後に葬議社の人が金槌で封じるのが一般的です。

ただし、宗派によって、あるいは、燃え残るという事情から、釘を打たないこともあります。
釘を打たない場合は、棺に蓋をしてそのまま出棺となります。

火葬する前には、もう一度棺の小窓から故人の顔を拝むことができます。
このときが故人の姿を見ることができる最後の時間ですので、十分に別れを惜しみます。

出棺

釘を完全に打ち込んだら、棺を霊柩車まで運びます。
棺は、親族や近親者、故人の友人などのなかから男性6人ほどでかかえて運びます。
棺は、かなりの重さになるのでチカラのある男性が数人で運び出します。

棺を運ぶ時は、遺体の足を先頭のほうへ向けて車に運びます。
霊柩車にも同じく足のほうから納めます。
これは、故人が家に帰ってこないようにという意味があります。

出棺の時には、祭壇に飾られている位牌と遺影も一緒に運びます。
このとき、喪主が位牌を持って先頭に立って、喪主の次に故人と縁の深い遺族が胸の上にしっかりと抱くように遺影を持って、棺を先導します。

喪主の挨拶

出棺に先立ち、霊柩車に棺をのせたら、見送りに並んだ弔問客に、喪主もしくは遺族代表からお礼を述べます。
喪主の挨拶を経て火葬場へと向かいます。

挨拶は、短くても自分の言葉で挨拶することが望ましいです。
なるべく普段使っている言葉で話すほうが、間違えにくく、相手にもよく伝わるでしょう。
あまり気負わずに会葬者に対するお礼だということを意識して話しましょう。
あらかじめ紙に書いておいて、それを読む場合もあります。
喪主の挨拶が長すぎると、かえって気持ちが伝わりませんので、ポイントを押さえて簡潔にまとめましょう。

挨拶では次のような内容を話します。

  1. 自分と故人との関係
  2. 会葬のお礼
  3. 故人の簡単な履歴やどのような病気でいつ亡くなったか
  4. 生前、故人がお世話になったことに対する感謝の思い
  5. これからの遺族への支援のお願い

喪主が挨拶に立つのであれば、挨拶が行われている間、喪主の代理が位牌を持ちます。
そして、それに次ぐ遺族が遺影を持ちます。
また、遺族全員が会葬者のほうを向いて並びます。

挨拶が終わったら、遺族は会葬者に深く一礼をします。

喪主の挨拶について詳しく知りたい人は、「お悔やみの挨拶マナーや定型文まで!おさえて安心葬祭マナー」の記事も参考にしてください。

火葬場への移動

火葬場へは、霊柩車とお供車(マイクロバスなど)に分かれて向かい、霊柩車を先頭にして行きます。
霊柩車は、最近はリムジンを使うことも多くあります。
霊柩車には、棺と運転手と葬儀社の人が乗ります。

お供車には、喪主と遺族代表が乗ります。
喪主は位牌を持ち、遺族代表が遺影を持ちます。

火葬場へは、納めの式で読経をするために、僧侶が同行する場合が多いです。
火葬場に僧侶が同行する場合は、僧侶には喪主と同じ車に乗ってもらい、運転手の後ろの席(上座)に座ってもらいます。
ただし、最近では、僧侶が自家用車で火葬場に向かうことも増えています。
事前に車の手配について確認しておきましょう。

喪主の後の車には、遺族、近親者、友人など血縁の深い順に乗って行きます。
霊柩車の後ろには、ハイヤーが続いて、さらにマイクロバスとすることが多いです。

なお、地域によっては、

  • 火葬場への行きと帰りは違う道を通る
  • 死者の霊が戻ってくるのを防ぐために、出棺時に故人が使っていた茶碗を割る
  • 自宅から出棺する場合、通常の入り口である玄関を避けて縁側から運び出す

などの風習があるので、周囲に確認しましょう。

このとき、留守番役として数名残ります。
留守番役は、遺骨を迎える準備や式場の片付けなどを行います。

火葬場への同行

同行を申し出る場合

火葬場に同行できるのは、遺族・親族のほか、故人と関係の深い人が一般的です。

しかし、生前故人と特に親しかったなど、どうしても同行したい場合もあることでしょう。
そのような場合には同行しても構いませんが、同行を申し出る場合は、事前に通夜のときに遺族や世話役に相談しておきましょう。
その場での同行の申し出は、差し控えましょう。
なぜなら、火葬場へ向かう際のバスや車が、遺族や近親者の人数をもとに手配が行われるためです。

また、遺族側は火葬後に精進落としの席を設けます。
喪主が近親者や世話役の人たちに料理を振る舞うために行う精進落としは、火葬場へ同行する人の数で準備が行われます。
そのため、出棺のときにいきなり火葬場に一緒に向かいたいと伝えても、料理の準備などが間に合わず、かえって遺族への迷惑となってしまいます。

火葬場に同行する際のマナー

  • 本来は遺族と近親者のみが向かう
  • 急な申し出は遺族側の負担となる
  • 通夜の時に事前に遺族に相談する

遺族から火葬場への同行を依頼された場合

基本的には一般参列者は火葬場へは同行しませんが、故人と親しかった場合などは遺族から同行を依頼されることもあります。
その場合には、よほどの事情がない限りは同行するようにしましょう。
ただし、必ず同行しなければいけないということはありません。
もし、時間の都合がつかないようであれば、丁寧にお断りしましょう。

火葬場では、喪主や遺族が火葬炉の近くに立つので、後方で控えるようにします。

火葬場へ持っていくもの

火葬許可証

火葬場に持っていくのものは、まずは火葬許可証です。
火葬許可証がなければ火葬ができませんので、必ず持参しましょう。

事前に葬儀社の人に預けておいて、持って行ってもらい、火葬場で渡してもらいます。

茶菓や軽食

火葬には1時間ほどかかるので、その間、同行者は控え室で待ちます。
その間、茶菓や軽食などが必要です。
火葬場で用意できるかどうかを葬儀社に確かめて、世話役の人などに手配してもらいましょう。

火葬場の係員への心づけ

火葬場の係員に渡す心づけも持参して行きます。
係員には火葬の前に渡します。
金額は、3千~5千円程度が一般的です。

その他、霊柩車やハイヤー、マイクロバスの運転手には火葬場を出発する前か、帰ってきてから渡します。
金額は、火葬場の係員と同じくらいで構いません。


火葬場について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

後に残る人

後に残って火葬場からの遺骨を迎える場所では、遺骨を迎える準備と精進落としの準備をします。

帰ってくる人たちのために清めの水と塩の準備もしておきます。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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