喪主の挨拶は?通夜、葬儀・告別式の喪主では話す文例を紹介

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数珠を手に合掌する男性

喪主とは?

喪主は、葬式全般の主催者であり、弔問を受ける遺族の代表者のことで、故人に代わって参列者に対応します。
故人ともっとも縁がある人が務めます。
葬儀社や僧侶との打ち合わせのためにも、遅くとも通夜に入る前に決めておきます。

受付が開始されることから祭壇の前に座って、弔問を受けます。
弔問客のお悔やみの言葉にも簡単な言葉でこたえます。
弔問客が帰るときは、そのまま黙礼する程度でよいでしょう。

喪主について詳しく知りたい人は、「喪主を務めるときにすることリスト~葬儀前から葬儀後の対応について~」の記事を参考にしてください。

喪主の挨拶

喪主の挨拶では、故人との関係、会葬のお礼、故人が生前お世話になったことへの感謝、遺族へのこれからの支援など、ポイントを押さえて、簡潔に話すとよいでしょう。

弔問客への挨拶

友人関係

お悔やみに対するお礼の挨拶は、基本的に手短にして、紋切り型にします。
ただし、友人関係などの場合は、型を守りつつ、人柄を語るうえで、多少くだけたエピソードなどを盛り込んでもよいでしょう。

お忙しいところお悔やみいただきまして、まことにありがとうございます。
さっそくご弔問くださいまして、故人もさぞよろこんでいることと思います。

また、生前にはお見舞いをいただきましたこと、あわせてお礼申し上げます。
病が回復したら、皆様とお会いすることを楽しみにしておりました故人でしたが、容態が急変し、それもかないませんでした。
残念でなりません。

別室にささやかな酒肴を用意いたしましたので、ごゆっくりお召し上がりください。

本日はありがとうございました。

仕事関係

故人が会社などへ勤めていた場合、通夜での挨拶は仕事関係の人へのもの、と考えてよいでしょう。
仕事上のエピソードに触れる場合は、差しさわりがないよう、あまり具体的なことは述べません。

お忙しいところ、お悔やみをいただきまして、まことに恐れ入ります。
生前にはお見舞いをくださいましたことを、感謝申し上げます。

根っからの仕事人間でしたので、退院して仕事ができる日を、本当に心待ちにしておりました。

最後まで仕事のことを考えておりましたので、それがかなわなかったのが心残りだったようです。

まことに簡単ではございますが、これでお礼のご挨拶とさせていただきます。
別室にささやかな酒肴を用意しましたので、時間の許す限りご歓談ください。

本日はありがとうございました。

親族関係

親族への挨拶では、互いに状況を把握している場合が多いので、あまり形式にとらわれる必要はありません。
たとえば、次のように挨拶を省略し、いきなり報告から入っても構いません。

九十六歳という年齢まで大きな病も患うことなく、意識もはっきりしておりました。
まさに天寿をまっとうした人生であったことは、子として、なによりの慰めでございます。

もちろん覚悟はしておりましたが、眠るがごとく、安らかな最期だったのも、残された者への気遣いだったのかと、感じ入っております。

故人の心情だった「人に優しく」という言葉を胸に、私もこれからの人生を歩みたいと思います。

親族の皆様、これからもお力添えをお願いいたします。

通夜の喪主の挨拶

僧侶の読経と参列者の焼香がすんだら、通夜ぶるまいに移る前に、弔問客に対して、喪主が挨拶をします。
喪主による通夜での挨拶は、儀式をひと通り終えた時か、通夜振る舞いの前に行うのが一般的です。
挨拶の内容は簡潔にし、あまり湿っぽくならないようにしましょう。
故人の死から間もない遺族にとってはつらい時かもしれませんが、悲しみ嘆くばかりでは弔問客に対して失礼になってしまいます。
普段慣れないような言葉を使う必要はありませんので、ゆっくりと落ち着いて話しましょう。
また、お礼の言葉は必ず添えます。
遠方からわざわざ出向いてくれた人もいるでしょうから、それに対するお礼の気持ちもきちんと伝えましょう。
故人が生前に受けたご好意などにも十分応えるよう心がけましょう。

  1. 弔問に対するお礼
  2. 生前、そして病気中の厚誼に対するお礼
  3. 通夜ぶるまいの席への案内
  4. 葬儀の案内

これらをポイントに、手短に言葉にします。
参列してくださった方々への感謝の気持ちがこもった挨拶にしましょう。

基本的には喪主が挨拶をしますが、高齢や病気などの事情で喪主以外の遺族の代表が挨拶するケースもあります。
話すべき内容は喪主と変わりませんが、あくまで喪主の代理と心得て、あまり主観を交えた内容にしないように注意しましょう。

通夜終了後の挨拶の例文

葬儀・告別式の日程、場所の案内→結びのお礼の順に話します。
葬儀の規模や地域の慣習によって、あいさつでは通夜振る舞いについては触れない場合もあります。

例文1

本日はお忙しいところ母のためにお越しいただき、誠にありがとうございました。

母は、持病の肝臓病の悪化のために、1ヵ月ほど前から入院しておりましたが、昨日午前○時○分、息を引き取りました。
享年●●歳でございました。

まだ長生きして欲しかったという思いはありますが、最近まで趣味の俳句と旅行を楽しみ、幸せな生涯だったと存じております。
皆様の生前のご厚誼に、深く感謝申し上げます。

母の在りし日のことなどお聞かせ願えればと、別室にささやかなお食事などを用意しております。
お時間が許せば、ぜひお召し上がりいただきたく存じます。

なお、葬儀・告別式は、明日午前△△時より、この斎場でとり行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は、誠にありがとうございました。

例文2

本日は、お暑いなか、父○○のためにお越しいただき、まことにありがとうございました。
脳卒中で倒れ、意識が回復しないまま、○月○日○時○分に永眠しました。

長く患うこともなく、80歳まで元気に過ごしていたことを思えば、父は幸せだったと思います。

皆さま方には、生前父がたいへんお世話になりました。
心より御礼申し上げます。

別室にささやかながら供養の席を用意いたしました。
父の思い出話などをお聞かせいただければ幸いです。

本日はまことにありがとうございました。

なお、葬儀・告別式は明日の午前10時からでございますので、よろしくお願い申し上げます。

例文3

本日はさっそくのご弔問、ありがとうございました。

半年ほど前から入院し、一時はよくなったのですが、その後好転することなく、今日に至ってしまいました。

最期は静かに眠るように息をひきとりましたのが、せめてもの救いでございました。

生前に賜りましたたくさんのご厚意に、母も感謝しながら逝ったものと思います。

別室にてささやかな酒肴を用意いたしましたので、皆様、ごゆっくりと故人を偲んでいただければ幸いでございます。

なお、告別式は明日午前十時より○○寺で執り行います。
ご都合がおつきになりましたら、最後のお見送りをしていただきたいと存じます。

例文4

本日はお忙しい中をわざわざお越しいただきました上に、ご丁寧にお供物まで頂戴いたしまして、まことにありがとうございました。
こうして、皆様方にお集まりいただきましたことを、亡き父もさぞかし喜んでいることと存じます。

また、父の入院中にはご親切なお見舞いをいただきましたことを故人に成り代わりまして、御礼申し上げます。

なお、明日の葬儀は午後3時からでございます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

別室にささやかな用意がございますので、どうぞ故人を偲ぶお話などをお聞かせいただきとうございます。

例文5

本日はご多用中にもかかわりませず、妻(夫)○○のために駆けつけてくださり、まことにありがとうございました。
皆様の志に故人もさぞかし喜んでいることと存じます。

また、妻(夫)の入院中には、ご親切なお見舞いをいただきましたことを故人に成り代わりまして、御礼申し上げます。

なお、明日の葬儀は午前10時から行います。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

なお、故人の供養のためにお食事を用意しました。
どうぞ、妻(夫)の思い出話でもなさりながらお召し上がりください。

例文6

本日はあいにくの雨の中を私の長女○○の通夜にご弔問いただきまして、本当にありがとうございました。

○○は半年前に病院の精密検査でガンが発見されました。
なんとか回復してほしいと天に祈る思いでおりましたが、願いが届かず、まことに無念でございます。
苦しみもせず、眠るような最期であったことが、せめてもの慰めでございます。
皆様の生前のご厚誼と、療養中のお見舞いに厚く御礼申し上げます。

なお、明日の葬儀は午前10時からとり行います。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

別室にささやかですが、お食事の席をご用意いたしましたので、故人を偲びながら召し上がっていただきたいと思います。

通夜ぶるまい開始の例文

乾杯、お開き、は主に祝宴で使う表現なので喪主あいさつでは避けましょう。

皆様、お忙しいところ母のためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。
母もさぞ喜んでいることと存じます。

にぎやかなことの好きだった母ですので、あまりしめっぽくせずにお過ごしいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

通夜ぶるまい終了の挨拶

乾杯、お開き、は主に祝宴で使う表現なので喪主あいさつでは避けましょう。

例文1

皆様、本日は本当にありがとうございました。

ごゆっくりお過ごしいただきたいところですが、ご遠方の方もいらっしゃいますので、この辺で終了させていただきます。

なお、葬儀・告別式は、明日午前10時より、この斎場で執り行いますので、ご都合がつきましたらご会葬いただけたらと存じます。

夜も更けてまいりました。
どうぞお足元にお気をつけてお帰りください。

本日は、誠にありがとうございました。

例文2

皆様、本日はまことにありがとうございました。
おかげをもちまして、滞りなく通夜を終えさせていただきました。

夜も更けてまいりました。
明日のお仕事に差し支えるといけませんので、どうぞご自由におひきとりくださいませ。

例文3

本日はお忙しいところをまことにありがとうございました。
故人も皆様のお志をいただき、よろこんでいることと存じます。

皆様にはまだごゆっくりしていただきたいところでございますが、もう夜も更けてまいりました。
あとは家族で守りますので、どうぞお引き取りくださいませ。

例文4

皆様、今夜はお寒いときにもかかわりませず、にぎやかにご参集くださいまして、まことにありがとうございました。
おかげで通夜の儀式も滞りなくすますことができました。

明日のお勤めに差し支えるといけませんので、たいへん勝手ではございますが、この辺で終了とさせていただきます。

例文5

本日はご多用中にもかかわらず、父の通夜にご弔問くださいまして、本当にありがとうございました。
皆様の温かいお志に故人もさぞかし喜んでいることと存じます。

夜も更けてまいりました。
皆様の明日の仕事に差し支えるようなことになりましたら、父にしかられてしまいます。
これで終了させていただきたいと存じます。

なお、告別式は明日正午よりこちらで行います。
お時間が許すようでしたら、ご会葬いただければ幸いでございます。
本日はありがとうございました。

例文6

皆様、本日は突然のことにもかかわりませず、祖父の通夜にご弔問してくださいまして、ありがとうございました。
故人もさぞかし喜んでいることでございましょう。
故人にとって、これにまさる供養はないと存じます。

夜も更けてまいりましたので、この辺で終了とさせていただきたいと存じます。
本日はまことにありがとうございました。

葬儀・告別式の喪主の挨拶

告別式後、出棺の際の喪主の挨拶は、位牌を持った喪主とともに、遺影を持った遺族が並んで行います。
この時の挨拶はあまり長くならないようにできるだけ簡潔に述べましょう。

まずは、葬儀・告別式に参列いただいたことへのお礼を述べます。
その後、故人の最後の様子を軽く述べます。
この時、死因については触れなくても構いません。
また、入院中の病床での様子などは参列者の同情をかうような印象を与えかねないので、最低限にするよう心がけましょう。
あまり湿っぽい内容では、かえって参列者の心理的な負担となってしまうので配慮します。

最後に、遺族への今後の厚誼や支援などをお願いして、挨拶の結びとします。

葬儀・告別式終了時(出棺時)の挨拶の例文

会葬のお礼→死去の報告(最後の様子)→生前の厚誼へのお礼→今後の指導のお願い→結びのお礼の順に話します。

例文1

本日はお忙しいところ、父○○の葬儀・告別式にご会葬いただき、まことにありがとうございました。

父は、ここ数年、腎臓を患い、入退院の月日を過ごしておりましたが、一週間ほど前に容体が急変し、一昨日午後◇時◇分に息を引き取りました。
享年△歳でした。

在職中は仕事一筋でしたが、退職後は登山という趣味を得て、母といっしょにあちこちの山をめぐっておりました。
たくさんの仲間にも恵まれ、充実した人生だったと思います。
これもひとえに、皆様のおかげと、深く感謝いたしております。

遺された私どもに対しましても、変わらぬご指導、ご厚誼を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

本日は、最後までお見送りいただき、誠にありがとうございました。

例文2

本日はお忙しいなか、父○○の葬儀・告別式にお運びいただきまして、まことにありがとうございました。

享年●●。
父は病気もなく元気に過ごしておりましたが、一昨日の朝、なかなか起きてこないので母が様子をうかがいに参りましたところ、布団のなかですでに冷たくなっておりました。

人に迷惑をかけるのを嫌がっておりましたので、こうして静かにこの世を去ることができて本望だったと思います。

今後とも、私ども遺族に対しましても変わらぬご支援、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

本日はありがとうございました。

例文3 喪主が妻の場合

皆様、本日はお寒いところご用中にもかかわらず、夫○○の葬儀、ならびに告別式にご会葬くださいまして、ありがとうございました。

また、たくさんの方にご丁寧にお見送りいただき、厚く御礼申し上げます。

生前のご厚情を亡き○○に代わりまして心からお礼申し上げますとともに、○○亡き後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

本日は、まことにありがとうございました。

例文4 喪主が妻の場合(組合葬)

ご会葬の皆様、本日は夫○○のために組合葬を執行していただきまして、まことにありがとうございました。
このように雨天のところ多数ご参列いただき、故人もさぞ喜んでいることでしょう。

夫が工場で事故に遭い、病院に運び込まれましてから、昏睡から覚醒することだけを強く祈っておりましたが、思いかなわず、私ども家族が見守る中を眠るように逝きました。

今後は遺された家族一同、チカラをあわせて生き抜くつもりでございます。
私ども家族に対しましても、夫の生前と変わらぬお付き合いのほどをお願い申し上げます。

本日は、まことにありがとうございました。

例文5 喪主が妻の場合(神式)

皆様、本日はこのようにお暑い中を夫○○の葬儀祭ならびに告別式にご参列いただき、まことにありがとうございました。
故人の御霊もさぞかし喜んでいることと存じます。

故人はこの道一筋の頑固な人でした。その頑固を通せたのもひとえに皆様のおチカラ添えの賜物と深く感謝いたしております。
あらためてここに皆様方のご厚情に感謝申し上げ、また入院中に故人に賜りましたお見舞いに御礼申し上げます。

皆様、今後とも夫亡き後も変わらぬご厚誼をいただけますようお願い申し上げます。

本日は、まことにありがとうございました。

例文6 喪主が夫の場合(キリスト教式)

皆様、本日はお忙しい中を妻○○の告別式にご参列くださいまして、ありがとうございました。

妻は、一年半前に発病、○○病院に入院し、毎日のように我が家に帰りたいと言っておりましたが、ついに主のみもとへと旅立ちました。

思えば長い療養生活でございました。
その間皆様からいただきましたお見舞いや励ましの言葉は故人にとりまして、どんなにかうれしかったことでございましょう。

ここにあらためて、皆様から生前いただきましたご厚誼に対しまして、厚く御礼申しあげます。

まことにありがとうございました。

例文7 喪主が父の場合(早世)

本日は、長女○○の告別式に、お忙しい中をご会葬くださいまして、まことにありがとうございます。

娘の生前中、皆様方にひとかたならぬご指導、ご厚情をたまわりましたことは、父といたしまして、大変うれしく、深く感謝申しあげます。

また、○○の入院中には、ご丁寧にお見舞いをいただきまして、ありがとうございました。
故人に代わりまして、御礼申しあげます。

20歳で逝ってしまうとは、あまりに若いとも思いますが、18歳のときに入院して以来、今日という日が来ることは、予想がついておりました。

親としては、なすべきことをなし、本人も20年の生涯に学ぶことを学んで、天に昇っていったのですから、これも天命と思うしかありません。

大勢の方にお見送りいただき、○○もさぞかし喜んでいることでしょう。

本日は、まことにありがとうございました。

例文8 喪主が父の場合(事故死))

本日は、私の長男○○の葬儀、並びに告別式に際しまして、お忙しいところを多数ご会葬くださいまして、ありがとうございました。
故人の生前中には、ひとかたならぬご厚誼にあずかりまして、深く感謝いたしております。

交通事故で病院に運ばれてから、わずか3日の命でございましたが、その間、多くの方からお見舞いをいただきまして、ありがとうございました。
厚く御礼を申しあげます。

○○は、享年17歳でございました。
信号無視の車の巻き添えに遭う悲運に、すべてを失うこととなりました。
これも天命と思うしかありません。

おかげさまで、告別式も無事とり行うことができました。
皆様のご協力のおかげでございます。
厚く御礼申しあげます。

精進落とし開会の挨拶の例文

精進落としのあいさつは、お世話になった列席者への言葉を主体に話します。

例文1

昨日、そして本日と、皆様にはひとかたならぬお世話になり、誠にありがとうございました。
おかげさまで、滞りなく葬儀をすませることができました。
故人もさぞ感謝していることと存じます。

ささやかではございますが、精進落としの席を用意いたしましたので、どうぞごゆっくりとお召し上がりください。
本日は、本当にありがとうございました。

例文2

本日は亡き○○の葬儀・告別式にお集まりくださいまして、まことにありがとうございました。
おかげさまで、滞りなく葬儀・告別式を済ませることができました。
これもひとえに皆様のお力添えの賜物です。
故人もさぞ感謝していることと存じます。
あらためてお礼申し上げます。

ささやかではございますが、精進落としの用意をいたしましたので、どうぞ、ごゆっくりお召し上がりください。

本日はまことにありがとうございました。

例文3

本日は亡き○○のために、いろいろとお気遣いいただきまして、誠にありがとうございました。

おかげさまで、滞りなく葬儀・告別式をすませることができました。
故人もさぞ喜んでいることと存じます。

ささやかではございますが、精進落としの膳を用意いたしましたので、どうぞごゆっくりお召し上がりくださいませ。

本日はありがとうございました。

精進落とし終了の挨拶の例文

本日は誠にありがとうございました。

席上、私ども家族も知らなかった父の話などを伺うことができまして、感無量です。
まだ思い出話をお聞かせ願いたいところですが、あまり長くお引き止めしてもご迷惑かと存じまして、このあたりで終了とさせていただきます。

なお、四十九日の法要は○月○日の日曜日を予定しております。

どうか今後ともよろしくお願いいたします。
本日は、誠にありがとうございました。

喪主の役割

喪主とは、お葬式全般の主催者のことで、故人ともっとも縁がある人が務めます。
喪主は通夜・葬儀、法要の主催者という立場になり

  • 葬式の日時の決定
  • 弔問客や僧侶への応対
  • あいさつ
  • お礼
  • 事務処理

など、仕事は多岐に渡ります。また、年忌法要の段取りも喪主が行います。

通夜や葬儀の主催者である喪主は、常に故人のそばに付き添い、故人の代わりに弔問を受けるという役割があります。また、世話役を選んだり、葬儀のさまざまな最終決定も喪主の責任となります。

自宅葬や大規模に行う場合などは、進行や雑用を仕切る世話役も決めておくと頼りになります。

具体的な喪主の仕事

具体的な喪主の仕事は、下記に挙げた内容となります。

  • 通夜、葬儀の日時決定
  • 菩提寺、親戚などへの連絡
  • 枕飾りなどの手配
  • 弔問客の応対
  • 通夜ぶるまいでの挨拶
  • 僧侶への応対
  • 葬儀、精進落としでの挨拶
  • 葬儀全般の最終決定と費用の判断
  • 世話役や近所の方へのお礼
  • 世話役から引き継いだ事後処理

喪主の心構え

葬儀当日、喪主や家族は早めに喪服に着替えて、葬儀開始前に着席して会葬者を待ちます。

喪主は、葬儀での席次の確認や供花などを置く位置、弔辞や弔電の順番などを間違えないように十分に気を配ります。
また、葬儀当日に届いた弔電にも必ず目を通して、内容や差出人によっては紹介のリストに加えます。

さらに、喪主は通常挨拶することになるので、簡単に挨拶の内容を考えておく必要があります。
喪主の挨拶は出棺の際ですが、規模の大きな式や火葬がすんでいて出棺が行われない場合などは、葬儀や告別式の最後の場で行います。

喪主の心得

弔問からのお悔やみの言葉には、
「ありがとうござます。故人もさぞ喜んでいることと思います」
など、丁寧で簡潔なお礼を述べます。

遠方の親族の旅費は喪主が負担すべき?

原則として喪主が費用を負担する必要はありません

結婚式の場合、新郎・新婦が地方にいる先輩や知人を招待するとき、交通費やホテル代を負担します。
しかし、葬儀のときは、原則として喪主が費用を負担する必要はありません。

しかし、特に故人が生前お世話になった方や、遺族が今後ともお付き合いすると予想される方には、礼を尽くしたいものです。
負担の目安は、宿泊代プラス交通費の実費程度と考えればよいでしょう。

自分が葬儀に出席する際に、ホテル代等を負担してもらった場合には、香典をその分だけ上乗せするのが礼儀です。

喪主の決め方

喪主は、ほとんどの場合、故人と一番縁の深い人間が喪主を務めます。

  • 親が亡くなった場合 … その家を継ぐ人
  • 夫や妻が亡くなった場合 … 配偶者
  • 配偶者がすでに亡くなっている場合 … 子ども(長男、長女)
  • 配偶者も子どももいない場合 … 親や兄弟姉妹

喪主が女性の場合は、その夫が務めることもあります。

喪主は葬儀だけでなく年忌法要など、その後の仏事の主催者にもなるのが普通です。
末永く供養できるかどうかを考慮して慎重に選びましょう。

結婚している人が亡くなった場合

夫婦のどちらかが亡くなった時は通常次のような順番で喪主を決めます。

  1. 残された配偶者
  2. 長男
  3. 次男・三男
  4. 長女
  5. 次女・三女

配偶者以外は、故人と血縁の深い人から順に喪主を選びます。
場合によっては、配偶者と長男、子供全員でというように共同で喪主を務めることもできます。
また、故人が生前に喪主を指定していた場合には、その希望に沿うようにします。

喪主が未成年の場合

喪主となる子供が未成年のときは、成人した近親者を後見人につけて喪主を助けます。

近親者がいない場合

故人が一人暮らしで近親者がいない場合には、故人と親しかった友人が喪主となります。
ただ、最近では、身寄りのない人には葬儀社が喪主を代行するケースも増えています。

子供が先になくなった場合

親よりも子供が咲きに亡くなることを逆縁と言い、昔から親は喪主にならないという慣習がありました。
最近でも、親は火葬場には行かないという地域があります。
しかし、都市を中心に子供が先に亡くなった場合に、親が喪主を務めるケースも増えています。

喪主と施主の違い

葬儀の主催者として遺族を代表する人が喪主です。
葬儀を執り行う際の実務的な代表です。

一方、葬儀の金銭的な負担や運営などを行う人を施主と言います。
葬儀を執り行う際の金銭的な面での代表です。
施主はお布施をする主という意味です。

喪主と施主は兼務するのが一般的で、その役割も混同されやすいです。
しかし、葬儀にかかる費用が大きかったり、喪主が高齢や未成年だったりする場合には、施主を別に立てるケースもあります。
最近では、妻が喪主で息子が施主というケースも多くなっています。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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