墓石に好きな言葉を入れたい!人気の彫刻文字とは?

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墓石の言葉

墓石を建てることになった場合は、さまざまなことを決める必要があります。
石材の種類や石目、デザインなど思った以上に決めることが多い傾向です。

そのなかでも気になるのが墓石の表面などに彫刻する言葉ではないでしょうか。
かつての墓石といえば、和型墓石が主流で「○○家之墓」「先祖代々之墓」といった言葉がほとんどでした。
他の人たちは、どんな言葉を彫刻している人が多いのでしょうか。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「墓石にはどんな言葉を入れていいの?」
  • 「墓石に彫刻するのは、どんな言葉が人気なの?」
  • 「言葉を入れる際に注意したほうが良いことは?」

現代の墓石事情では、お墓に彫刻する言葉の自由度が非常に高くなったといえるでしょう。
そのため、選定する言葉の内容も無制限です。

ここでは、墓石に好きな言葉を入れてみたいと考えている人に向けて、人気の彫刻文字や、言葉を入れる際の注意点について解説いたします。

言葉を入れる自由度が高いということは選ぶ際に悩みも増えがちです。
スムーズに好きな言葉を入れられるよう大切なポイントを頭に入れておきましょう。

墓石に彫刻する言葉の位置に決まりはない

墓石に言葉を彫刻する際は、特に位置の決まりはありません。
逆にいえば、何も彫刻しなくても大丈夫なのです。
かつての日本のお墓は、自分の先祖のお墓だとわかるように○○家之墓といった形式が主流でした。

和型墓石

和型墓石でいえば竿石(さおいし)と呼ばれる縦長の立方体の正面に彫刻することが慣例です。
現代でもこのスタイルは多い傾向にあります。
一目瞭然で自分の家のお墓だとわかる目印的な意味合いが強くなります。

洋式墓石やデザイン墓石

洋式墓石は和型墓石に比べて、背丈が低い傾向です。
まったく言葉を入れない墓石や、単語、メッセージなどバラエティ豊かな墓石が盛りだくさんといえます。

墓石で見かける人気の言葉【文字数・言語別】

墓石に彫刻する人気の言葉はさまざまです。
新しいお墓を建てた場合や、掘り直しをする場合は、言葉を考える必要があります。
ここでは、文字数などをテーマに彫刻した言葉の事例を見ていきましょう。

1文字の事例

墓石に彫刻する言葉が1文字の場合の事例をいくつか挙げていきます。
シンプルなのに掘り下げられるような文字が選ばれている傾向です。

東日本大震災後によく見られるようになった言葉です。
先祖といつまでも一致団結していたいという気持ちがこみ上げてくるでしょう。

シンプルで内容が誰にでもわかりやすいので人気が高い傾向です。
先祖と愛に満ちたつながりが安心感を生み出すともいえます。

こちらも目に見えない、先祖とのつながりをイメージする言葉です。

いつまでも先祖を思い偲ぶという気持ちが表されている言葉です。

2文字の事例

彫刻する言葉が2文字になるとどうでしょうか。事例を見てみましょう。

再会

彼岸(向こうの世界)で会える日までというような意味合いが込められた言葉。
此岸(現世)にいる人の希望をあらわす言葉といえますね。

笑顔

生きていれば、つらいことや悲しいことも多いものです。
そういったなかで幸せに生きていくための道筋を示してくれるような言葉になります。

3文字以上

1文字や2文字のシンプルな文字も人気ですが、3文字以上の長い言葉を選ぶ人も増えてきています。

「ありがとう」

感謝するということは、相手を認めて受け入れるような言葉です。
先祖に対してはもちろん、ありがとうといわれて嫌な思いをする人は少ないでしょうから人気といえるでしょう。

「やすらぎ」

先祖へやすらかに眠って欲しいという意味としてもとることができる言葉です。

四字熟語の事例

墓石の言葉を選ぶ際に、四字熟語を選ぶという事例もあります。

「一期一会」

一生のうち、最初で最後という出会いを互いに誠意を尽くす心構えを意味する四字熟語です。

「倶会一処(くえいっしょ)」

『仏説阿弥陀経』に出てくる言葉です。
意味は、倶(とも)に一つの処(ところ)で会う、つまり、阿弥陀仏に極楽浄土で会うとなります。
お墓にはぴったりな言葉のため人気な傾向です。

言葉を使った文章事例

言葉を単語としてではなく、文章を刻むという事例もあります。

「また会う日まで」

2文字でも再会という言葉が出てきたように、先祖との一体感を示す言葉です。

「あなたに逢えてよかった」

先祖に対する感謝の気持ちに近い言葉になります。

英語表記の事例

西洋式やデザイン墓石などでは英語表記の言葉の事例もあります。

「Wish」

希望を意味する言葉です。自分や家族、先祖の希望が一致したときに幸せが感じられるのかもしれません。

「Forever」

先祖は永遠の存在であるという気持ちを示した言葉です。

墓石に刻む言葉の事例はいかがでしたか?
バラエティ豊かな言葉が多かったですね。
言葉の内容は異なりますが、精神的な面でのつながりを意味するような内容が人気な傾向です。

いつまでも先祖を大切に思いし述べる言葉が選べるよう自分なりにテーマを考えてみるとよいでしょう。

墓石に刻む文字については、「墓石に刻む文字は自由!彫刻する場所や言葉の意味について解説」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

墓石に刻まれる言葉の種類はさまざま

墓石に彫刻される言葉はさまざまあることはわかりました。
しかし、単語のようなものだけでなく、手紙のようなメッセージや、詩や歌詞など個性的な彫刻もあります。

故人へのメッセージを刻む

故人への手紙を書く感覚で墓石に言葉を刻むという方法もあります。非常にユニークですね。
文字数が多くなるため、和式墓石よりは、刻める面積の広い傾向の洋式墓石やデザイン墓石を選択したほうがおすすめです。

赤色の医師が乗っている山型のお墓

故人が好きだった詩や歌詞を刻む

故人の思い出の言葉や詩、歌詞などで共有するという人もいます。
言葉とともに、音楽や過去の背景などが思い浮かばれて、お墓参りに行くたびに感慨無量な気持ちにさせられるでしょう。

ただし、詩や歌詞を彫刻する際は著作権の許可を得る必要があります。
著作権があるものを勝手に刻んでしまうと著作権法違反に問われる可能性があるため注意しましょう。

例えば、歌詞であれば一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)のサイトから著作権の確認が可能です。

3つの墓石のタイプに注目!彫刻する文字数に配慮しよう

墓石に彫刻できる文字数はタイプによって上限があります。
大きく分けると墓石のタイプは「和式墓石」「洋式墓石」「デザイン墓石」の3つです。

墓石の大きさで彫刻できる言葉が限られる

墓石の大きさによっては好みの言葉を入れられない場合があります。タイプ別に特徴を確認しておきましょう。

和式墓石

日本人になじみのある和式墓石は、縦長の立方体です。
そのため、1列で文字を入れようとすると10文字程度が上限になります。
もちろん、文字の大きさを小さくしたり、2列にしたりすれば、それ以上の文字数も彫刻可能です。

洋式墓石

洋式墓石は和式に比べて彫刻面が立方体に近くなります。
上限文字数は1文字から文章のような長文でも文字を小さくすれば可能です。
一般的には1~3文字程度の少ない文字が多い傾向といえます。

心と刻まれている墓石

デザイン墓石

デザイン墓石の種類や相場がわかる!お墓で個性が出せる時代」の記事でも解説していますが、デザイン墓石は、作る人のオリジナルの設計がほとんどなので形がまちまちです。
一般的にはお墓らしくないようなデザインのものも多く、例えば本のような墓石を作って、そこに手紙のようなメッセージを刻字するという人もいます。

そのため、文字数の上限はつくる墓石の形に依存します。
お墓の形に合わせて文字数を決めるというより、自分の彫刻したい文字数に合わせて墓石の形をオーダーメイドするというのがおすすめです。

墓石によって映える文字数が異なる

墓石の形はタイプによって異なるため、言葉が映える文字数も変化します。
3つの墓石の映える文字数を確認していきましょう。

和式墓石

和式墓石は縦長の立方体ですから、7文字前後が見栄えが良くなります。
例えば、「南無妙法蓮華経」「○○○家之墓」などです。
逆に1文字や2文字など文字数が少ないとややバランスとしては悪くなるでしょう。

洋式墓石

洋式墓石の映える文字数は1文字や2文字など少ない言葉です。
なぜなら、比較的、彫刻する面が立方体に近いので、文字が少ないほうがバランスを取りやすいといえます。

長い文章でも彫刻は可能ですが、墓石の形を考慮しないとまとまり感がない印象を与えてしまうという一面もあるため注意が必要です。

デザイン墓石

デザイン墓石は、墓石の形によって刻字できる言葉の長さは変動します。
そのため、一概に何文字が映えるとはいえません。
映える文字数にこだわりたい場合は、言葉の長さに合わせて墓石の形を変化させることが無難でしょう。

墓石の種類

上限文字数の目安

映える文字数

和式墓石

10文字程度(2列にすれば倍)

7文字前後

洋式墓石

1文字から長文までOK

1文字、2文字

デザイン墓石

1文字から手紙のような長文でもOK

墓石の形により異なる

どんな文字を入れたいかによって選ぶ墓石タイプも変わることもありますが、文字でなくデザインから墓石を選ぶケースもあります。
デザインについて興味のある方は「お墓のデザインも個性を出す時代!形や費用について詳しく解説」も参考にしてみてください。

後悔しないために彫刻前の2つの確認ポイント

お気に入りの言葉を彫刻する前には押さえておきたい確認ポイントがあります。
次の2つの観点から見ていきましょう。

独自性を追求しすぎて自己満足になっていないか

彫刻する言葉に他の人と被らない独自性を求めすぎると自己満足になる可能性もあります。

「自分のお墓なのだから何がいけないの?」と思う人もいるでしょうが、寺院墓地などの場合は、周りの景観を統一させたいため、デザイン墓石のようなものが作れないお寺もあります。

また、他のお墓参りに来た人に与える印象というものも少なからずあるため、あまり奇抜になりすぎないほうがよいでしょう。

親族にもできるだけ相談する

一般的ではないような言葉を彫刻する場合は、できるだけ近い親族に話は通しておきましょう。
事前にいろいろと情報を共有しておくことで最初は理解が得られないような状況でも好転する可能性があります。

逆に、事後報告になってしまうとあとからあれやこれやと批判を受けてトラブルに発展する可能性も否めません。

故人にとって自分のお墓で親族がもめることは、なんとも悲しいものです。
「このぐらいいわなくても」というような内容はあるかもしれませんが、できるだけ共有する意識は持っておくと安心でしょう。

墓石に言葉を彫刻する費用相場

墓石に言葉を彫刻する場合の費用相場は5万円前後です。
地域差があるので金額はあくまでも目安としてお墓の近くの石材店へ確認するとより詳しく教えてもらえるでしょう。

また、石材店によっても1文字単位、1面単位、1人単位など費用設定が異なります。
あまりにもかけ離れた金額を見積もりされた場合は、しっかりと口頭で内訳を聞くことがおすすめです。

1文字計算している場合

1文字単位の費用設定をしている石材店の場合は1文字数千円程度です。
現代では少なくなっている費用設定ですが、かつてはこの方法が多かったようです。

昔は多くの人が戒名をつけていたため、石材店にとっても文字数が多い戒名を基準に考えた料金体系だったといえます。

墓石の1面や、1人単位で計算している場合

近年では、文字数に関係なく墓石の1面や、1人単位として費用設定している石材店が多い傾向です。

特殊な例

九州地方では、竿石の文字彫刻に金色を使用するといった風習があるところもあります。
この場合は、1文字5千円程度と費用が設定されていることも珍しくありません。
金の塗料は他の塗料より材料費が掛かるため割高になる傾向です。

墓石の文字色については「墓石の文字色にはさまざまな意味がある!定番の色は5つ」でも紹介しているので参考にしてみてください。

まとめ

墓石の言葉の彫刻に関する情報をお伝えしてきました。
墓石に入れられる言葉の多さに驚いたのではないでしょうか。

縛りが厳しそうなお墓のイメージが払拭されたかもしれません。
新しくお墓を建てるような場合は、彫刻費用は墓石代金に含めてしまっていることが多いのであまり気にならないでしょう。

押さえておきたい墓石の彫刻の内容は下記の通りです。

この記事のまとめ

  • 墓石の言葉は何を彫刻しても問題ない
  • 文字数ごとに人気の言葉がある
  • 言葉を墓石に刻字するときの費用相場は5万円前後
  • ただし、石材店や地域によって費用相場は差がある
  • 著名人の詩や、歌詞などを記載する場合は、無断使用による著作権法違反に要注意

 

墓石の種類

上限文字数の目安

映える文字数

和式墓石

10文字程度(2列にすれば倍)

7文字前後

洋式墓石

1文字から長文までOK

1文字、2文字

デザイン墓石

1文字から手紙のような長文でもOK

墓石の形により異なる

自由度が高くなってきている墓石の彫刻。
自分の好きな言葉や、故人に伝えたい言葉が未来永劫墓石に刻まれることになるので、しっかりと長い目線で言葉の選定を行いましょう。

言葉を削り治すこともできますが、費用も手間も掛かってしまいがちです。
事前に親族に相談しておくことも大切になります。

あとでトラブルに発展することも少なくありません。
故人がやすらかに成仏できるようしっかりとポイントを押さえてから発注するとスムーズですよ。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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