お墓への納骨は四十九日に行うのが「常識」?最適な時期や方法を紹介!

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葬儀を終えると、すぐに四十九日がやってきます。近親者の葬儀を経験したことのある人なら、お墓への納骨は四十九日法要のときに行うのが良いと理解している人もいるでしょう。

しかし、お墓や心の準備ができずに戸惑う例は珍しくありません。また、お墓の準備ができていたとしても、初めてのことで他に準備すべきものや納骨方法がわからないという人も多いでしょう。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「葬儀を終えていよいよ納骨、四十九日に向けて準備するものや当日の流れを知っておきたい」
  • 「お墓の準備が四十九日法要に間に合わない!どうしても四十九日に納骨しないとだめ?」
  • 「どうしてもお墓の購入に踏み切れない。お墓以外の選択肢はないの?」

この記事では、以上のような悩みを抱える方に、納骨に最適な時期や方法についてお伝えしたうえで、お墓以外に納骨する選択肢についてもご紹介します。

さまざまな選択肢のなかから、自分や家族に最適な納骨方法を選びましょう。

納骨に最適な時期、準備するもの・費用・流れについて

葬儀の後は遺骨が残ります。日本では、遺骨を納骨するときに、何らかの儀式をしている人がほとんどです。

近年まで火葬が一般的な選択肢ではなかった海外の国では、納骨時の作法がないところも多いのが実情です。そのため、「日本人は遺体を火葬するときと、納骨のときと、2度お葬式をする」と驚く人もいます。

実は、納骨を「2回目のお葬式」と捉えると、準備するものや流れについてスムーズに理解しやすいといえます。実際にこれから納骨を行おうとしている人は、その前に喪主としてお葬式を済ませているため、とくに理解が早いでしょう。

次の項目からは、納骨を行うのに最適な時期を示した後、納骨のための準備品、費用、納骨当日の流れについて、順番に解説していきます。

納骨に最適なのは四十九日、次点は一周忌、葬儀当日

納骨に最適なのは、四十九日のタイミングであるといわれています。

これは、四十九日法要と同時に納骨も済ませられるため、僧侶や親族が揃っているタイミングで納骨でき、合理的だからです。

また、「あまり長く遺骨を家に置いておくと、悲しみをずっと引きずってしまう」という考え方が、古くからあります。そのため、四十九日を一つの区切りとして利用し、納骨をするのが一般的です。

ただ、四十九日には納骨ができない場合もあります。まだお墓が整っていないケースです。

とくに急逝だったなら、葬儀から四十九日までという短い期間でお墓を買い、完成させなければなりません。このため、納骨したいのはやまやまだけれど、四十九日には間に合わないという事態が生まれます。

四十九日までにお墓が間に合わないときは、納骨をせずに四十九日法要を済ませます。そして、故人のために親族が集まる次の機会である一周忌に納骨をするケースが多いです。1年あれば、故人のため、お墓参りをする遺族のため最適なお墓を選べるでしょう。

また、葬儀当日に納骨をするという方法もあります。地域の風習により、四十九日よりも葬儀当日の納骨が一般的なところも存在します。葬儀当日に納骨を行うのは、土葬時代の風習が根強く残っている地域がほとんどです。土葬はお墓に埋葬するまでがお葬式なので、納骨までを一連の葬儀と捉えるのです。

納骨の時期は四十九日が一般的ですが、事情や風習によっては変わることを解説しました。

次に、納骨の準備品について紹介します。

納骨の準備品は葬儀の準備品と似ている

納骨の準備品は、お墓にまつわるもののほか、当日着る喪服、僧侶へのお布施、親族をもてなすための会食や引き物などがあります。

葬儀のときの準備品と似ていると、気づく人も多いでしょう。順に説明します。 

納骨の準備品として一番必要なものは、いうまでもなくお墓です。

すでにお墓がある場合には、新たに墓誌などへ故人の戒名を彫刻してもらうため、石材店などと打ち合わせが必要です。新たにお墓を購入する場合には、手桶などお墓参りのための物品を揃えます。あとは、当日までに、ろうそくや線香、ライター、お花、お供え物といった小物を揃えておきます。

納骨のときの服装は、葬儀のときと同じ喪服です。

喪服のほか、黒靴、黒バッグ、数珠、お布施、お布施を入れる袱紗、黒か白のハンカチ、女性なら黒いストッキングを用意します。葬儀のときと全く同じであることがわかるでしょう。

四十九日や一周忌など、親族が集まる法要時に納骨をするときには、会食を設けるケースがほとんどです。また、親族から香典をもらうので、香典返しとして引き物を用意します。引き物は、食品、タオル、洗剤などの消耗品やカタログギフトが一般的です。

これも、喪主を経験した人なら、葬儀のときと似ていると理解できるでしょう。

以上、納骨の準備品について紹介しました。

次の章では、納骨の費用について相場となるところを解説していきます。

納骨の費用はお墓の費用を除くとトータルで25万円程度

納骨の費用相場は、25万円程度です。

25万円の内訳は、以下の通りです。

  • 墓誌への彫刻料5万円
  • 僧侶へのお布施5万円(車代、御膳料含む)
  • 会食費10万円(親族20名、1人あたり5000円として)
  • 引き物代5万円(親族10家族、1軒あたり5000円として)

内訳のうち、会食費や引き物代は親族からもらう香典で相殺されるため、持ち出しは10万円程度とみていいでしょう。

もちろん、親族の数が変われば費用は変動しますし、他にお金がかかるケースもあります。他にお金がかかるケースとして、次のようなものが考えられます。

  • 納骨するためお墓を業者に空けてもらう場合、2万円の作業料(自分で開けられるタイプは無料)
  • 新しいお墓の場合、開眼供養のお布施としてプラス3万円
  • 塔婆を建てる場合、お布施としてプラス5000円
  • 自宅やお寺ではなく法要会館を使う場合、2万円から3万円の会場使用料

自分のケースだと幾らになるか、軽く見積もっておけると安心でしょう。

以上、納骨費用の相場について一般的なところを紹介しました。

次の章では、納骨の流れをみていきましょう。

納骨当日までの流れは40日前からスタート

次に、納骨当日までの流れを説明しましょう。

納骨の1ヶ月前までには、親族に案内状を出す必要があります。つまり、その前に僧侶と日時の打ち合わせをし、法要会館や会食会場を押さえておかなければなりません。よって、納骨の40日ほど前から動き始めることになります。四十九日に合わせて納骨するなら、葬儀後すぐのスタートです。

とくに早く準備をすべきなのは、お墓や儀式に関わることです。

お墓の手配、墓誌彫刻の手配、当日にお墓を開けてもらうための依頼を行いましょう。四十九日法要に合わせて納骨する場合には、法要に必要な黒塗りの位牌も準備します。

親族に案内状を出したら、2週間前までには出欠をとります。そして会食人数や料理内容、引き物の数と品物について業者と打ち合わせを済ませましょう。

引き物に同封する礼状についても、打ち合わせを済ませておきましょう。

納骨の当日の流れは「読経」「納骨」「会食」と捉える

四十九日や一周忌などの法要と同時に納骨する場合、納骨は、まずは遺骨を前にした読経から始まります。自宅、お寺、法要会館などに親族らが集まり、僧侶による読経が行われます。そののち、お墓へ移動して納骨を執り行います。納骨が終わったら、会食会場へ移動して会食し、引き物を渡して解散です。

法要を同時に行わない納骨では、遺骨を持ってお墓へ直接集合する場合が多いでしょう。まずは自宅へ親族を呼び寄せて、自家用車やタクシーに乗り合わせてお墓へ移動するとスムーズです。お墓で納骨のための読経をあげてもらい、納骨とします。

お墓以外への納骨なら納骨堂・手元供養・散骨という選択肢がある

なかには、お墓を買う踏ん切りがつかず、納骨をためらっているという人もいるでしょう。お墓への納骨をためらう理由はさまざまです。次の理由のどれかに当てはまりませんか。

  • お墓は費用がかかるので買いたくても買えない
  • 納骨せずずっと手元に遺骨を置いておきたい
  • お墓の必要性を感じない

どんな理由であれ、解決策があります。一般的なお墓よりも、納骨堂のほうが価格は抑えめです。とくにロッカー式の納骨堂なら、都心部であっても50万円台の納骨堂は見つかります。

都心に一般的なお墓を構えるなら、300万円を超えることもあることを考えると、かなり格安でしょう。

なお、合祀墓という選択肢もあります。合祀墓とは、大きな供養塔などへ、他の人の遺骨と一緒に眠る方法です。10万円から30万円程度の使用料を支払えば、永代に渡って墓地の管理者に供養してもらえます。

また、「納骨せずずっと手元に置いておきたい」という願いは、手元供養という形で叶います。遺骨は必ず納骨しなければならないという法律はないのですから、ずっと自宅に置いてもいいのです。中に遺骨を込められるお地蔵さんの形をした可愛らしいオブジェや、ガラス製の美しい骨壺がグッズとして販売されています。仏具屋さんや、手元供養品の通販サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

そもそもお墓の必要性を感じない人には、散骨という方法が考えられます。日本の法律では、埋葬するときは必ずお墓として許可を得ている土地を利用しなければなりませんが、散骨するなら法律に触れません。安心して散骨を任せられる散骨業者を探してみましょう。

まとめ

納骨方法や費用、流れについて説明しました。

また、お墓以外に納骨する方法についても、併せてご案内しました。

一般的には、納骨は四十九日法要に合わせることが最適とされていますがさまざまな要因によって、四十九日にはできないことがあるでしょう。自分にとって納骨に最適なタイミングを計ることが大事です。

準備するものや費用、流れについてあらかじめ知っていれば、自分のペースで納骨時期を決めることができるでしょう。

現代は、お墓をつくらないという選択肢も、堂々と選び取れる時代です。また、納骨堂や合祀墓など、お墓のバリエーション自体もたくさんあります。

納骨にためらうようなら、お墓以外の選択肢も頭に入れて、最適なお墓を選びましょう。

四十九日の意味や四十九日法要で行うことについて詳しく知りたい人は、「四十九日の意味・目的・法要についてがわかる」の記事も参考にしてください。

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