お清めの塩の意味と使い方、やり方

お清めの塩と数珠

葬儀に参列すると、会葬礼状と一緒にお清めの塩を渡されることがあります。
火葬場から帰ったとき、あるいは、一般会葬者が自宅に戻ったときに、死の穢れを家に持ちこないためのお清めとして、塩を体にかけたり、踏んだりする慣習があります

ライフドット推奨
後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。

あなたの条件に合う墓地・霊園を検索

この記事の目次

  1. お清めの塩の使い方、やり方
  2. お清めの塩の意味
  3. お清めの塩がないこともある
  4. 通夜振る舞いなどの食事もお清めの意味がある
  5. 監修者コメント

お清めの塩の使い方、やり方

お清め用の塩

お清めの塩は、家に帰ってすぐ、自宅の門に入る前、マンションなどの集合住宅なら玄関に入る前に行います。
玄関内でしてしまうと穢れを家の中に呼び込んでしまうので、玄関をまたぐ前にします。

お清めの塩を、胸→背中→足元の順番に振りかけます。
一掴みくらいの少量の塩をかけて、その後、手で払うようにします。
自分で振りかけても構いませんが、家族がいる場合には家族に振りかけてもらいます。

家に家族がいる場合

家に家族がいる場合は、自宅の玄関に入る前に、家族の人に外に出てきてもらって、胸と背中、足元に塩をかけてもらいましょう。

ひとり暮らしの場合

ひとり暮らしなどで家に誰もいない場合は、自分で肩越しに背中に塩をかけます。

参列後にすぐに帰宅しない場合

葬儀に参列後、帰宅しないでそのまま職場などへ向かう場合は、葬儀会場を出た際に、足元にお清めの塩をまいて踏む、という方法もあります。

お清めの塩の意味

お清めの塩は、穢れである死を清めて、死の穢れを家に持ち込まないようにという意味合いで行われます。

死を穢れとして、塩で清めるというのは、実は神道の作法です。
神道では、死は穢れとされるので、必ずこのお清めの塩を行います。

なお、お清めの塩で祓うのは故人の霊ではありません。
人の死に際して寄り付いてきた邪気を祓うという意味があります。
そのため、決して故人を冒涜しているわけではありません。

ただ、死を穢れとは捉えない宗教や宗派、個人の考えがあるため、必ず行わなければならないものではありません

仏教では、基本的に死を穢れとは考ておらず、浄土真宗などは、葬儀後に清めの塩を使うことに強く異を唱えています。
ただし、日本の習俗だからと容認する宗派もあります。

実際、日本では、葬儀以外の場でも、力士が土俵に塩をまいたり、嫌な客が帰った後に「塩をまけ」と言うなど、清めるために死を使うケースは多くあります。

葬儀後に清めの塩を使うかどうかは、結局のところ、自分で判断することになりますが、仏教上のしきたりではないことは、頭に入れておきましょう。
もし葬儀から帰宅してお清めの塩をしたいという人は、事前に玄関先に塩を置いておいてもよいでしょう。

お清めの塩がないこともある

会葬礼状に、お清めの塩が入っていないことも増えています。

塩によるお清めの行為は、死を不浄のものと考える神道の風習です。
仏式の葬儀でお清めの塩が渡されるのは、神道と仏教が混同して生まれた風習です。
仏教では、死を穢れと捉えないので、お清めの塩は必要ないと考えて、廃止する地域も増えています。
特に、浄土真宗系の葬儀ではその風習を取りやめています。

お清めの塩はの儀式は、宗教によって判断がわかれます。
そのため、必ず行わなければいけないということはありません。
慣習的に行っていることがほとんどなので、気になるようなら清めの塩が用意されていなくてもやる、気にならないならしない、という自身の気持ちで判断すればよいでしょう。

通夜振る舞いなどの食事もお清めの意味がある

お清めは、塩だけではなく、食事もお清めの一つで、通夜のあとに行う通夜振る舞いもお清めです。
また、通夜振る舞いの席で振る舞われるお酒もお清めです。
お酒には、邪気を払うチカラがあるとされています。


通夜に参列するときの身だしなみに迷ったら、下記の記事を参考にしてください。

ライフドット推奨
後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。

お墓・霊園をお探しの方はこちら
お墓の相談窓口 専門家に無料相談 エリア・条件から 自分に合うお墓を探す

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

塩は健康を維持するためのミネラル源であり、欠乏すると腎機能が低下し、血中のバランスが崩れることのなります。また保存食をつくったり、殺菌をするために人間にとって必要なものでしょう。そのため塩には特別な力があると、日本だけではなく世界各地で信じられています。 日本では古事記に「清め」について記載されています。イザナミに会いに黄泉の国へいったイザナギが、変わり果てた妻の姿に驚いてこちらの世界に帰ってきたときに、黄泉の国のケガレを落とすために海で禊(みそぎ)を行ったことが清めの儀式にあたります。禊を行ったことで、右目、左目、鼻おそれぞれから新しい神を生み出したというエピソードは、心身のバランスを取り戻す行為をたとえたのかもしれません。

葬儀の基礎知識を解説