「自宅葬」ってどんなもの? やり方や問題点について考えたい

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自宅葬の祭壇

葬儀のかたちは実にさまざまです。
現在は「自分らしく旅立ちたい」と考える人や、「その人らしいお見送りをしたい」
と考える人が増えたため、葬儀のかたちはどんどん多様化していっています。

今回は、そのなかの一つである「自宅葬」について取り上げます。

自宅葬という葬儀の形

「自宅葬」というのは、その名前の通り、自宅を会場として行う葬儀のことを言います。
かつてはこのかたちが一般的であり、非常によく見られました。

古い一軒家では仏間が広くとられていることが多いのですが、これも自宅葬や法事の会場として使われていたことの名残だと考えられています。

しかしながら、エンディングデータバンクのデータによれば、現在自宅葬を行う人の割合は葬儀全体の5パーセント程度だということです。決して多い比率ではありません。

核家族化が進んでいったこと、土地の値段が上がったため広い家を確保しにくくなったこと、近所づきあいが希薄になったこと、そしてもっと便利で利便性の高い葬儀会場が用意されたことなどが原因だと考えられています。

ただ、それでも、「住み慣れた自宅で大切な家族を送ることができる」というメリットのため、自宅葬を希望する人もいます。

出展:エンディングデータバンク「自宅葬の割合」

自宅葬をあげる方法と準備

意味を考える人

自宅葬を行う場合は、「自分たちの手で行うか」「それとも葬儀会社を使うか」のいずれかを選ぶ必要があります。

自分たち家族の手だけで行う場合

自分たちの手で自宅葬を行う場合、葬儀会社を介して行うよりも安価で済みます。
「人件費」は葬儀費用のなかでも多くの割合を占める部分ですから、これをカットすることができるのは大きなメリットです。

自宅葬自体は、6畳程度の部屋が確保できれば行うことができます。
「同居の家族だけで見送る」という場合は、広い仏間なども必要ないでしょう。

基本的には自宅葬は一軒家で行うことを想定していますが、棺を乗せることができる大きさのエレベーターがあればマンションでも行うことは可能です。

ただ、現実的には「自分たちだけで自宅葬を行うこと」は難しいと考えてください。

自分たちで葬儀を行う場合

  • 棺や骨壺の手配
  • 火葬場との連絡や死亡届の提出
  • 故人を、自宅や火葬場にお連れするための手段
  • 遺影の準備
  • 納棺
  • 僧侶とのやりとり
  • ご遺体の保管

のすべてを自分たちで行わなければなりません。

このなかでも、「故人をお連れする手段の確保」「ご遺体の保管」はかなり難しい問題です。
棺や骨壺自体は現在ではインターネットの通販でも取り寄せることができますが、ご遺体に関わることは知識のない人には非常に難しいものです。
夏場の場合は、臭いなどの問題もあります。特に集合住宅の場合は、周囲の人も気にするでしょう。

  • 故人の特に強い希望であり、事前に十二分に準備ができている
  • 葬祭ディレクターなどが身内におり、経験も十分である

というような特殊なケースではない限り、基本的には自分たちだけで行うことは避けた方が賢明です。

葬儀会社に依頼して行う場合

このように自分たちで行うことが難しい自宅葬も、葬儀会社を介して行うのであればスムーズに行えます。
葬儀会場を持っている葬儀会社であっても、「自宅葬をやりたい」と希望を出せば、基本的には対応をしてくれます。

この場合、まずは自宅の広さ(マンションの場合はエレベーターの広さなども)を確認します。
そのうえで、自宅葬が可能かどうかを判断します。ただ、たとえスペースが小さかったとしても、何らかの代替え案を出してくれることもあります。

葬儀会社に頼む場合、ご遺体の保管や故人をお連れすることなどの難しい工程も、すべて安心して任せることができます。
なお、棺や骨壺、遺影に関しては遺族の希望が優先されるので、希望があれば伝えるようにするとよいでしょう。

また、それ以外の希望(「無宗教でやりたい」「特定の花だけで送りたい」など)がある場合も、何でも葬儀会社のスタッフに相談してみてください。

自宅葬を専門とする葬儀会社もある

現在では自宅葬を専門とする葬儀会社もあります。
一般的な葬儀会社の場合、「2年に1回くらいの割合で自宅葬が行われるかどうか」というところもありますが、自宅葬専門の業者の場合は自宅葬の経験も豊富です。

そのため、このような業者を使ってもよいでしょう。
ただ、すべての県に自宅葬専門の葬儀会社があるわけではないので、選択肢はぐっと狭くなります。

また、一般的な葬儀会社にももちろん葬儀全般に関するノウハウや知識はあるので、一概に「一般的な自宅葬は、自宅葬専門の葬儀会社に比べて劣っている」というわけではありません。

いずれにせよ、自宅葬というのは現在ではほとんど見られなくなった葬儀のかたちです。
このため、いくつかの葬儀会社を事前にまわり、「この葬儀会社の雰囲気がよさそうだ」などのようにアテをつけておくとよいでしょう。

自宅葬を挙げるときの費用感

お金と電卓

さて、では自宅葬にかかる費用はいくらくらいなのでしょうか。
それについて見ていきましょう。

家族だけで自宅葬を行う場合

「自宅葬」といっても、その規模はさまざまです。
家族だけで行い、かつ宗教者(僧侶や神父、牧師など)を呼ばないという場合は、非常に安く抑えることができます。

葬儀の費用のなかで大きいのは、「お布施」「飲食費」「会場費」です。
これらをすべて削ることができれば、100,000円程度で行うことも不可能ではありません。

ただ、やはり「家族だけで行う自宅葬」というのは、さまざまな問題点や難しさもつきまといます。
そのためこれは一つの基準として考え、実際の自宅葬は葬儀会社に依頼した方がよいでしょう。

葬儀会社に依頼して自宅葬を行う場合

葬儀会社に依頼して行う自宅葬の場合は、400,000円~となるでしょう。
自宅葬の場合、一般の葬儀と比べて「平均値」が求めにくい傾向にあります。

無宗教での葬儀の場合で直葬の場合は250,000円程度で行える場合もある一方、「その人らしい葬儀にしたいので、カスタマイズをしていきたい」と考えた場合は100万円を超えるケースもあります。

自宅葬は、一般的な葬儀とは大きく異なります。一般の葬儀は「規模」によって値段がある程度はかることができますが、自宅葬の場合は単純に規模だけでは比較することができません。
また、自宅葬を挙げたいと希望するご遺族にしても慣れていないことが多いため、金額がなかなか読めないでしょう。

自宅葬を挙げたいと考えているのであれば、ある程度生前に準備をしておくとよいでしょう。
現在は、生前に葬儀のことを考えたり手配したりすることに対しての精神的な垣根も低くなっていっています。
それが難しいのであれば、せめて見積もりだけは複数社でとっておくことをおすすめします。

自宅葬をあげるときに注意すること

自宅葬には、いくつかの注意点があります。
まず、スペースの問題です。

広い一軒家などの場合はそれほど問題になることはありませんが、それほど広さのない自宅やマンションの場合は棺を移動させるためのスペースの確保が難しいこともあります。

また、集合住宅の場合は、周囲の人が自宅葬をあまり快く思わないこともあります。
自宅葬を行うためには、このような問題もクリアしなければなりません。

葬儀会社を経由する場合は、あらかじめ住居の広さやエレベーターの有無と広さなどを伝えて、自宅葬が可能かどうかを相談するようにしてください。

もう一つの大きな問題点は、「親族などの理解を得られるかどうか」ということです。
自宅葬のかたちはさまざまです。そのため、「自宅葬自体は故人の希望だった。

家もとても広く、一般の葬儀のように数多くの人を招ける」という場合もあれば、「家族だけで静かに見送りたい。故人の配偶者と、故人の子どもだけで行いたい」という場合もあるでしょう。

前者の場合は、一般的な葬儀の会場が自宅になっただけなので、それほど大きな問題はありません。
しかし後者の場合、一般的な葬儀であれば招くことになるであろう親族にも参列してもらわないことになります。

また、自宅ということで、友人などを招くことも難しくなることもあります。
そのため、「最後のお別れをしたかったのに、参加することができなかった」という感情的な問題を残してしまいかねません。

もっともこれは自宅葬だけでなく、家族葬にも見られる問題です。そのため、親族などとはよく話し合い、理解を求めるようにしてください。

自宅葬をおこなった後の流れ

自宅葬でも、葬儀の流れ自体はそれほど大きくは変わりません。
今回は、仏教の葬式・告別式の流れを取り上げます。

1.開始

自宅葬の場合、受付などは設けません。
さまざまなやり方がありますが、一般的に、僧侶が入場してきて開始となります。

2.読経~焼香

僧侶による読経が行われます。
その最中(葬儀会社によってタイミングが異なることがあります)に焼香を行います。一般的な葬儀の場合は立礼での焼香が普通ですが、自宅葬の場合はスペースに限りがあります。

このため、回し焼香(香炉と抹香が乗った焼香台を隣の人に回して行う焼香)や座礼焼香(座った状態で行う焼香)などのかたちがとられることもあります。

なお、焼香を行う順番は、遺族→親族→一般参列者の順番ですが、自宅葬の場合は遺族だけもしくは親族までで終わることも多く、焼香にかかる時間は大幅に短縮されます。

3.出棺

出棺を行います。マンションなどの場合はエレベーターを使うことになるでしょう。

4.火葬

火葬は、一般葬と同じです。特段の事情がない限り、故人が住んでいた市町村の火葬場を使います。
それ以外のところで行う場合は、金額が跳ね上がるケースが多いので注意したいものです。

5.収骨~繰り上げ初七日法要

収骨を行い、法要も行います。現在は「繰り上げ初七日法要」として、初七日法要までを火葬当日に行うケースが多く見られます。

一般葬の場合は葬式・告別式を挙げた会場に戻って行うことが基本ですが、自宅葬の場合は自宅に戻って行うことになるでしょう。

6.精進落としの食事をとる

初七日法要が繰り上げて行われるようになったように、精進落としの食事も繰り上げて行われることが多くなりました。
葬儀会場を利用する場合、葬儀会社と提携している仕出し料理屋が料理を出すのが一般的ですが、自宅葬の場合は少しやり方が異なります。

自宅葬の場合、

  • 葬儀会社を経由して料理を届けてもらう
  • 自分たちで持ち寄る、あるいは作る
  • どこか別のところに行って食事をとる
  • 省略する

の4パターンが考えられるでしょう。

一般葬に比べると、基本的には自宅葬は小規模な葬儀となります。
そのため、どのパターンを選んでもそれほど出費は大きくありません。

また、葬儀会社のなかには、「自宅葬プランのなかには、料理の仕出しも含まれている」としているところもあります。

ただ、料理は比較的費用がかかる項目ですから、事前にきちんと準備をしておくことが必要です。
なお、「直葬にするし、家族だけで行うものだから、特に精進落としの料理は必要ない」ということであれば、それも葬儀会社に告げておくとよいでしょう。

自宅葬以外の小規模葬儀

自宅葬は、特例を除き、小規模な葬儀となります。
では、自宅葬以外の小規模な葬儀はどのようなものがあるのでしょうか。

家族葬

「家族葬」は「自宅葬」と非常によく似たかたちをとるため、しばしば混同されがちです。
しかしこの2つには、厳密な違いがあります。

  • 自宅葬・・・会場は自宅。家族や親族だけで行うケースが多いが、まれに「自宅で行うが、友人知人に来てもらいたい」という葬儀もある

  • 家族葬・・・葬儀会社のホールで行われることが比較的多いが、自宅や寺院で行われることもある。家族(や親族)が参列し、家族同然に付き合っていた人などを除き、一般参列者は基本的には招かない。

家族葬は自宅葬とは異なり、家族や親族のみが参列者となります。
そのため、小規模な葬儀となります。まれに、「家族葬だが、祭壇だけは立派にしてほしい」などの要望を出す人もいますが、これはかなり特殊なケースといえるでしょう。

無宗教の葬儀

その名前の通り、宗教者を呼ばないで行う葬儀を指します。
仏教やキリスト教、神式の葬儀のやり方はとらず、宗教的な儀式を挟まずに行う葬儀をいいます。

「宗教が嫌いだった」
「宗教者に渡すお布施が大きな負担になる」
「配偶者と本人の信仰する宗教が異なるので、どちらのやり方をとるかでもめそうだ」
「本人が愛したもので送ってあげたい。音楽と花を愛していたので、本人が愛していたロックミュージックと、通常の葬儀ではあまり選ばれることのないバラの花で埋め尽くして送りたい」

などの事情がある場合は、このかたちをとることになるでしょう。

「無宗教の葬儀」は、大規模にすることもできます。無宗教の葬儀はあくまで「宗教者を呼ばない葬儀」「宗教にのっとらない葬儀」であるため、「大規模な無宗教の葬儀」もありえます。

ただ、一般的には、無宗教の葬儀はそうではない葬儀に比べて小さくなる傾向にあるため、ここでは「小規模な葬儀」としてカテゴライズしています。

無宗教の葬儀の場合、宗教者に渡すお布施をカットすることができます。
お布施は葬儀費用のうちの4分の1程度を占めることになる項目なので、これを渡さなくてよくなるとかなり葬儀費用を抑えることが可能です。

一日葬

「葬儀のかたち」を変更すると小規模な葬儀を行うことができますが、「日程」について見直すことでさらに葬儀費用を少なくすることができます。
その選択肢となるのが

  • 一日葬
  • 直葬

です。

葬儀は基本的には、「通夜」「葬式・告別式」の2つで成り立っています。
このため、2日間にわたって行われるのが一般的です。

しかし現在は「一日葬」と呼ばれる葬儀のかたちも出ています。
これは、通夜は行わず、葬式・告別式のみで故人を見送るやり方です。

基本的には家族や親族のみが参加して行います。
僧侶(仏教の場合)の読経の回数が少ないこと、宿泊の手配が不要なことから、2日間で行う葬儀よりも費用が安くなるのが特徴です。

直葬

もっとも簡素なスタイルです。「火葬式」とも呼ばれます。
一日葬の場合は葬式・告別式が挟まれますが、直葬の場合は火葬のみのシンプルなスタイルをとります。

一日葬はさらに

  • 宗教者を呼ぶ
  • 宗教者を呼ばない

の2パターンに分けられます。

宗教者を呼ばないで行った場合はお布施も必要なく、さらに葬儀費用を抑えることができます。
宗教者を呼ぶ場合も読経の回数が少なくなるので、一般葬よりもお布施は少なくてよいでしょう。

ただし、「菩提寺があるにも関わらず、無宗教の葬儀や宗教者を呼ばない葬儀をする」という選択肢を選んだ場合、納骨などに支障が出ることもあります。

なお、直葬といっても、逝去したその日に火葬場に運ぶことはできません。
日本の法律では、死後24時間以上を経過しない限りは、火葬にすることができないからです。
このため、一度自宅や葬儀会社の会場(控え室)などにご遺体を安置する必要が出ます。

自宅葬に参列するときのマナー

自宅葬の場合、基本的には招かれない場合は参列しない方がよいでしょう。
しかし、日時や場所を記した案内が届いたり、電話で打診があったりした場合は極力参加するようにしてください。

一般葬の場合は供物や供花の手配をすることもあります。
しかし自宅葬の場合はスペースも限られているため、控えるつもりでいた方がよいでしょう。
出したい場合は必ず確認をしてください。

自宅葬に参列する場合の服装は、一般的な葬儀のときと同じもので構いません。
ただ、ご遺族から「平服でお越しください」とあった場合は、落ち着いた色のスーツなどを選ぶとよいでしょう。一般的な「略喪装」と呼ばれる服装です。

なお、「生きているときと同じように、いつものように送りたい」というご遺族の強い希望がある場合はそれに添うとよいでしょう。

その場合は、露出の少ない黒い服を選ぶと失敗がありません(ごくまれなケースですが、「学生だった子どもが亡くなったので、完全にいつも通りの本当の普段着で来てほしい」というご遺族もいらっしゃいます)。

香典なども、ご遺族の希望に従います。自宅葬の場合、供物や供花だけでなく、香典も辞退されるケースも多く見られます。この場合は無理に押し付けることはせず、ご遺族の意向に従いましょう。

自宅葬は、一般葬以上に「ご遺族の意向」「故人の遺志」を尊重する姿勢が求められます。

自宅葬に参列するときの持ち物

香典袋と数珠と供花

持ち物に関しては、自宅葬でも一般葬でもそれほど変わりがないと見るべきでしょう。
仏式の葬儀の場合は、数珠を持っていきます。神式やキリスト教の葬儀の場合は必要ありません。

また、数珠は宗派ごとで異なりますが、そこまでは問題にされません。
キリスト教の場合、自分自身がキリスト教の信者ならばロザリオを持参しますが、そうではないのならば新たに購入する必要はありません。

ハンカチは、白もしくは黒のものを選びます。レース素材や端の方に刺繍が施されているものを選んでもよいでしょう。派手な柄のハンカチは避けます。

香典(不祝儀)に関しては、「香典辞退」の意向を示すご遺族も多いといえます。
しかし明記されていない限りは、一応持って行った方がよいでしょう。

仏教の場合は黒白あるいは双銀の結び切りの水引の不祝儀袋を選びます。
ハスの花が印刷されているものも使えます。
表書きは「御香典(ごこうでん)」「御香料(ごこうりょう)」です。

神式の場合、水引は仏式と同じですが、ハスの花は仏教の花であるため、ついていないものを選びます。
神式の場合の表書きは「御玉串料(おたまぐしりょう)」「御榊料(おんさかきりょう)」などです。

キリスト教の場合は、百合の花や十字架が印刷された白い封筒を選びます。
ただなかなか手に入りにくいということであれば、神式と同じもので構いません。

表書きは少し特殊で、「御花料(おはなりょう)」「御ミサ料(おみさりょう)」などです。なお、「御ミサ料」はカトリックの式のみに使われ、プロテスタントでは用いません。

ただ、相手の宗教がわからないという場合もあるでしょう。
そのようなときは「御霊前」という表書きを選ぶようにします。この表書きは、仏教でも神式でもキリスト教でも使える言い回しです。

なお、仏教のなかの一部の宗派(浄土真宗など)では「御霊前」とはせずに「御仏前」という書き方をするのが正式だと言われています。しかしそこまで厳密に見られることはありません。

自宅葬の場合、親族や遺族の立場で参加することが多いでしょう。
そのため、お手伝いをお願いされるかもしれません。
黒のエプロンなどを持って行くと、なお良いでしょう。

この記事のまとめ

自宅葬とは、自宅で行う葬儀のかたちを言います。
現在では非常に少なくなっており、全体の5パーセント程度にとどまっています。

しかしこの方法の場合、慣れ親しんだ家で故人を送ることができるというメリットがあります。
近所の目や、「呼ぶことのできなかった知人や親族はどうするか」という問題はありますが、故人や遺族の希望であるのなら、自宅葬にするのもよいでしょう。

自宅葬を行う場合は、ある程度のスペースが必要です。
故人を寝かせるだけならば6畳ほどの広さで事足りますが、棺を移動するための広さが必要です。

また、納棺やご遺体の保管の問題もあるため、自宅葬といっても「自分たちだけで行う」と考えるのではなく、葬儀会社の手を借りた方がよいでしょう。

自宅葬でも一般的な葬儀でも、葬儀の流れはほぼ一緒です。ただ、「食事」に関しては

  • 自分たちで用意する
  • 葬儀会社に手配してもらう
  • どこかに食べにいく
  • そもそもその席を設けない

などのパターンが考えられるため、事前に準備しておきましょう。

自宅葬は小規模な葬儀が基本となります。
自宅葬以外にも、「家族葬」「無宗教の葬儀」「一日葬」「直葬」は小規模な葬儀にしやすいため、「小規模な葬儀を行うこと」を目的とするのであれば、これらを選択肢にいれてもよいでしょう。

自宅葬の場合、招かれない限りは基本的には参列しないようにします。
しかし明確な声かけがあった場合は参加するべきです。

そのときの装いは、一般的な葬儀と同じもので構いません。香典(不祝儀)を辞退するケースも見られますが、特に明記がない限りは持参するとよいでしょう。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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