葬儀にまつわる案内状について、種類や文例などを紹介!

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葬儀を行う際は、多くの人に「案内状」「御礼状」を出す必要があります。
葬儀の場では、特に礼儀作法が重んじられますから、これが非常に重要になってくるでしょう。

ここでは、葬儀における「案内状」「御礼状」について取り上げます。

※なお、本文中では「香典返し」という表現が出てきます。
「香典」は厳密にいえば仏教用語ですが、現在はほかの宗教でも「香典返し」にあたる言葉がない(もしくは知名度が極めて低い)ため、ここではどの宗教であっても、一括して「香典返し」という表現を使っています。

葬儀に関する案内状(御礼状)の種類は4つ

葬儀に関わる案内状(御礼状)は、大きく分けて4種類あります。
一つずつみていきましょう。

故人の訃報をお知らせする案内状

家族が亡くなったことをお知らせするために送るためのものです。
この案内状は、ほかの案内状(御礼状)とは異なる性質を持ちます。

ほかの案内状(御礼状)は、原則として書面でお知らせするものです。
しかしこの「訃報をお知らせする案内状」の場合、葬儀の日程などをすぐに通達しなければならないという緊急性を帯びるものです。
そのため、郵送という手段は適していません。

訃報をお知らせする案内は、ファックスもしくは電話で行うのが基本です。
また、市町村などの掲示板に提示されることもありますが、一般的な郵送(手紙・ハガキ)というかたちはとりません。

葬儀に参列してくれた人に送る案内状(御礼状)

葬儀に参列してくれた人に送る案内状(御礼状)は、

  • 香典を渡してくださった方
  • 参列してくださった方

に送ります。

香典を渡してくださった方には、後日香典返しを送る際に、香典をいただいたことに対する御礼状というかたちで香典返しと一緒にお送りします。
対して、参列してくださった方に対する御礼状は、当日に会葬礼状というかたちでお渡しします。

ただ、現在は「香典返しを即日行う」というやり方も出てきています。

この場合、「香典返しの御礼状と、会葬礼状をどのように扱うか」といった問題が出てきます。
このことに関しては、専門サイト、あるいは葬儀会社によって異なります。

「香典返しを当日に行う場合でも、香典返しのための御礼状と会葬礼状は分けてお渡しするべきだ」とするところもありますが、「香典返しに一緒に、香典返しの御礼状と会葬礼状をお渡しする」とするところもあります。

また、後者の場合も、「帰る際に渡す」とするところと、「受付段階でお渡しする」とするところがあります。

このため、このあたりに関しては、明確な基準がないと考えた方がよいでしょう。依頼することになる葬儀会社のやり方に従えば問題ありません。

ただ、特別に、「この2つを分けたい(あるいは一緒にしたい)」という希望があるのであれば、事前に葬儀会社に伝えておくことをお勧めします。

葬儀を行ったことの案内状

現在は、「家族葬」という葬儀のやり方も非常に増えています。
一般葬とは異なり、限られた範囲(多くは、故人の家族と親族。

まれに、故人や家族と特に親しかった人が呼ばれるケースもある)で行う葬儀であり、基本的には一般の参列者は受け入れません。

このようなやり方をとった場合、参列者の対応や、会葬・香典返しの御礼状を用意するという手間をかけなくてすみます。
また、家族葬の場合は、参列してほしい人以外には声を掛けません。

そのため、「故人が亡くなったことを、周りの人は知らない」という状況も起こり得ます。

これを防ぐために送られるのが、「葬儀を行ったことを知らせる案内状」です。
滞りなく葬儀が終わったことを報告するための案内状であり、声を掛けられなかった人などに送ります。

ちなみに、「わざわざ案内状(御礼状)を送るほどでもないが、年賀状のやり取りは毎年している」などのような人に対しては、喪中はがきをもってこれに代えることもあります。

法要に関する案内状

法要に関する案内状も、ほかの案内状(御礼状)とは少し異なる意味を持つものです。

法要に関する案内状は、ほかの人に「周知すること」を目的に送られるものではありません。
法要に来てほしい人に送るものです。

そのため、親族を基本として送るものであり、返信を前提とします。
ほかの案内状(御礼状)は喪主側が送りつけて終わりですが、法要の案内状の場合は往復はがきというかたちで用意し、「○月○日までにご返送を」として送ります。

出欠の返事をとりまとめて、法要の席数などを決めていくわけです。
なお、当然ながら、法要に関する案内状の場合は、法要を行う日時や場所を記しておく必要があります。

案内状はハガキ・封書・faxでも可

案内状(御礼状)は、種類によって「どのようなかたちで送るか」が変わってきます。

訃報をお知らせする案内状

ファックス、あるいは電話で行うのが基本です。
この案内は迅速に行わなければならないため、郵送に時間のかかる「ハガキ」「封書」は用いません。

香典返しの御礼状と会葬礼状

会葬礼状ならばハガキが多いと思われます。
また、即日で香典返しをお渡しする場合も、ハガキを差し挟むことが多いでしょう。

後日香典返しを行う際は、直接お会いして手渡すのならば御礼状は不要です。
郵送というかたちでお返しする場合は、ハガキもしくは封書をつけます。

葬儀を行ったことの報告の案内状

ハガキもしくは封書で行います。ハガキの方がよく目にする機会が多いかと思われます。

法要のお知らせ

封書もしくはハガキで行います。
封書のなかに返信用のハガキを同封する場合もありますが、現在はハガキだけで送るやり方も比較的よく見られます。
ただ、後者のやり方はあくまで「略式」のやり方です。
礼を重要視する方が親戚にいるようならば、封書にしておいた方がよいでしょう。

なお、返信用のハガキには必ず切手を貼っておきます。
また、そこには喪主(施主)の住所・氏名・郵便番号を記しておきます。氏名の下には「行」としておきます。
冠婚葬祭以外のサービスの場合、「『行』と書かれていると、わざわざ『様』に変更しなければならないから、手間がかかる。
初めから『様』としておいてほしい」という声もありますが、冠婚葬祭の場合は自分の名前には「様」はつけません。

また、法要のお知らせには、必ず喪主(施主)の携帯電話の番号も記しておいてください。
出席として出したけれど事故などで行けなくなった……という場合の緊急用として必要です。

訃報と葬儀に関する案内状の文例

ここかからは、訃報をファックスもしくは電話で伝えるときのポイントと例文について紹介していきます。
なお、下記の訃報は、すべて以下のような上京を想定しています。

  • 故人の名前は×× ○○(女性)
  • 喪主は故人の息子
  • 亡くなったのは平成30年12月11日午前11時32分
  • 通夜は▽▽会場で平成30年12月12日20時からスタート
  • 葬式・告別式は同会場で平成30年12月12日11時からスタート
  • 故人は病気で療養していたが、亡くなった
  • 宗教は仏教で、浄土真宗

一般的な規模の葬儀を行う場合

一般的な葬儀の場合は、以下のようにすればよいでしょう。

<例文>

母 ×× ○○は かねてより病気を患い療養しておりましたが 平成30年12月11日午前11時32分永眠いたしました
生前のご厚誼に感謝申し上げますとともに謹んで通知申し上げます

通夜及び葬式・告別式は以下の通り行います

通夜 平成30年12月12日20時より 
葬式・告別式 平成30年12月12日11時より
会場 ▽▽会場
住所 (▽▽会場の住所及び電話番号)
喪主 ××◇◇(続柄:子)
連絡先 090-~~~(喪主の連絡先。携帯電話の番号が一般的)
仏式 浄土真宗

家族葬を行う場合

家族葬の場合も、参加していただく予定の人に対しては上記とほぼ同じ文面で問題ありません。
ただ、家族葬の場合は

  • 香典や供物、供花は辞退する
  • 遺族や親族のみで家族葬を行う

などを付記することはあります。

また、「忌引きなどを取る関係でお知らせはしなければならないが、家族葬であるため参列などは遠慮していただきたい」という場合などは、以下のようにまとめます。

<例文>

謹啓 平成30年12月11日午前11時32分 母××○○が逝去いたしました
故人の遺志により 葬儀は遺族親族のみで執り行うことといたします
つきましては 故人の意向により ご香典お供物ご弔電などは辞退申し上げます
生前のご厚情に深く御礼申し上げます

××◇◇

謹白

社葬を行う場合

社葬は、会社が中心となって行うものです。
この場合は、例外的に「書状」で送ることが多いのが特徴です。

社葬のタイミングややり方はそれぞれのケースによって異なりますが、一般的には、「逝去後、1か月程度してから改めて行うことが多いからです。

その前に、ご遺族やご親族で、密葬(家族葬と似ていて、家族や親族だけで行う葬儀。
ただ、後に社葬やお別れ会がある場合は、特に密葬と呼ばれる)というかたちでお別れをしておくケースが多く見られます。

また、社葬の場合は、「会社として行うもの」ですから、ビジネス的な言い回しが多く使われるのが特徴です。
「故人との続柄」ではなく、「故人の役職」を中心に案内文が作られるのは、その最たる例といえるでしょう。

加えて、社葬の場合は、大規模なものとなるため、葬儀委員長などを立てることもあるでしょう。
また、友人体表などが重要な役割を果たす必要が出てくることもあります。

ほかの葬儀の場合は喪主名を記して終わりですが、社葬の場合は葬儀委員長の名前や会社名、親族代表の名前や友人代表の名前などを記すこともあります。

また、香典などを辞退する場合は、その旨も記すようにします。

<例文>

弊社 代表取締役社長××○○儀 平成30年12月11日午前11時32分永眠いたしました
生前のご厚誼に深く感謝し 謹んでご通知申し上げます

通夜 平成30年12月12日20時より 
葬式・告別式 平成30年12月12日11時より
会場 ▽▽会場
住所 (▽▽会場の住所及び電話番号)
仏式 浄土真宗

会社名や喪主名や葬儀委員長名など

案内状を送るタイミングまとめ

案内状(御礼状)を送るタイミングは、「どのような性質を持つものか」によって異なります。

訃報(死亡のお知らせ)の場合

訃報は、原則としてすぐに送るものです。そのため、亡くなってすぐに連絡するのが望ましいでしょう。
ただ、実際に亡くなった時は、まず葬儀会社に連絡をし、簡単な打ち合わせをするという工程が挟まれます。

手の空いている人が手分けして親族などに連絡できればよいのですが、難しい場合は半日程度を目途に行うようにします。
ファックスがあれば便利ですが、なければ電話でも構いません。

また、「諸手を挙げて賛成される」というものではありませんが、現在はSNSなどで通知するやり方をとる場合もあります。
「まだ学生のときに、自分の親が亡くなった。その際は友人全員に一斉送信でメールをした」という実例もあります。

ただし、社葬の場合は別です。社葬の場合は、その前段階として、多くのケースで密葬が先に執り行われます。
そのため、1か月程度後(早い場合では半月ほど)に「社葬を行う」という旨の案内状を出すことになります。

参列者へのお礼の場合

参列者へのお礼は、「会葬礼状か、それとも香典返しとしてか、香典返しの場合は当日返しか」によって異なります。
会葬礼状は会葬にきてくださった日、つまり通夜や葬式・告別式の際に渡すべきものです。

香典のお返しを後日送る場合は、このときに御礼状をつけます。
香典返しは、基本的にいただいた金額の3分の1~2分の1の金額のものを用意します。

即日に香典返しをお渡しする場合であっても、多額の不祝儀を渡してくれた人に対しては、後日香典返しを用意する必要があります。

香典返しを送るタイミングは、忌明け後1か月以内が基本です。
また、直接伺って香典返しをお渡しする場合は、御礼状は必要ありません。
郵送などで送る場合にのみつけます。

御礼状は、「本来お伺いして直接ご挨拶をすべきところですが、書状(略式)にて失礼します」という意味を持つからです。
実際、香典返しの御礼状の最後は、「本来であれば直接伺って御礼を申し上げるところだが、書状にて失礼する」という旨の文章が添えられるのが一般的です。

「香典返しは即日返しにする」という場合は、以下の3つのやり方に分かれます。

  1. 会葬礼状も香典の御礼状もその日に渡す。ただし、この2つはそれぞれ別物として分ける。
  2. 会葬礼状と香典の御礼状は同じハガキに印刷する。ただし、渡すのは通夜(葬式・告別式)が終わった後
  3. 会葬礼状と香典の御礼状は同じハガキに印刷する。受付をする段階で渡す。

どの方法も「間違っている」といえるものではありません。葬儀会社ごとで考え方ややり方に違いがみられますから、基本的には葬儀会社のやり方に添うとよいでしょう。

家族葬で葬儀を終えた報告の場合

「無事に葬儀が終わったことをお知らせする案内状」は、その性質上、必ず「葬儀が終わった後に送られるもの」となります。

特に明確な決まりがあるわけではありませんが、四十九日法要が終わった後にお送りするご家庭が多く見られます。
また、1年以内に納骨を済ませる場合は、納骨が終わったタイミングでお送りする場合もあります。

なかには、「喪中ハガキをもって、案内状の代わりとする」というケースもあります。特に年末が近い場合は、このようなかたちで済まされることが多いでしょう。

この「葬儀が終わったことをお知らせする案内状」には明確な決まりはありません。そのため、ある程度遺族が落ち着いた後に送るのがよいでしょう。

法要に関する案内状の場合

宗教が違えば、法要に関する考え方も違います。
ただここでは、仏式だと考えて話を進めていきます。

現在は、初七日法要までは火葬当日(特段の事情がない限り、葬式・告別式を行った日)までに済ませるかたちがよくとられます。
このため、最初の法要は四十九日のタイミングで行われることになります。

法要を行う際は、1か月ほど前にはお知らせをするのが基本です。
また、その際には、「○月○日までに返信をしてほしい」と書き添えておきましょう。

ちなみに、法要のお知らせは「遅くとも1か月前までにお知らせするのが基本」とはしていますが、七周忌~などの場合は2か月前程度に送るケースも見られます。

少し縁遠い親族の場合などは、一周忌までは覚えていても、七周忌などになると、何月の何日に亡くなったのか明確に覚えてはいない場合もあります。また、遠方から来る人もいるでしょう。

そのような人の場合、一か月前に案内状を受け取った際に仕事の休みや交通手段を確保することがなかなか難しいかもしれません。

多くの人は冠婚葬祭のためにはきちんと休みをとり、時間をかけて現地に行こうとしてくれるものです。
そのような人たちが来やすいように、ある程度早めに案内をしてあげるのも気づかいだといえるでしょう。

案内状を送る時に気をつけること

葬儀の案内状(御礼状)を送る際には、いくつか注意点があります。

句読点の取り扱い

「句読点の取り扱い」です。句読点とは、本来、文章を読みやすくするものでした。
このため、葬儀の案内状(御礼状)などのように、「相手の立場を尊重し、敬い、こちら側から案内や御礼を差し上げるもの」においては、これを使うのは失礼にあたると考えられています。

相手に対して、「句読点がなければ読めない(読みにくい)だろう」と軽んじているように見えるからです。

また、句読点は「句切り」を示すものであるため、滞りなく行われるべき葬儀の案内状(御礼状)に、これがあることは望ましくないという考え方もできます。
ちなみにこの考え方は、結婚式のときに使われる案内状(御礼状)にも適用されています。

さらに、昔は毛筆で書くのが一般的でした。
その文章には、句読点は用いません。
葬儀の案内状(御礼状)もまた、現在に残る「もっとも正式な文章」「歴史のある文章」ですから、句読点はいれないと考える向きもあるのです。

このような理屈から、葬儀の案内状(御礼状)には句読点を打つべきではないとする考え方が一般的でした。
ただ、現在はさまざまな文章に句読点が打たれるようになっており、それが一般的です。

また、葬儀全体の傾向にもいえるのですが、「より自由に」「よりわかりやすく」「より親しみやすく」という考えが出ています。
このため、葬儀の案内状(御礼状)であっても、分かりやすくするために句読点を打つのが望ましいのではないかと考える向きも出てきました。

まだ推測の域を出ませんが、現在はちょうど、この「句読点を打つか、打たないか」の過渡期にあるように思われます。

そのため、さまざまな専門家のサイトであっても、
「原則として句読点を打つ」
「打たないのが正式」
「打たないのが正しいともいうけれど、今は読みやすさを重要視して打つ」
としているところに分かれます。

これらは、明確に、「どれが正しい、どれが正しくない」といえるものではありません。
例文では句読点を打たないやり方を取り上げましたが、葬儀会社のなかには句読点を打った例文を紹介しているところもあります。

このあたりは、特にこだわりがなければ葬儀会社に任せるとよいでしょう。
逆に、こだわりがあるようならば、葬儀会社にそれを伝え、自分の意見を反映させるとよいでしょう。

住所の取り扱い

案内状(御礼状)、特に「訃報を知らせるための案内状」には、必ず住所や電話番号、そして会場が記されます。
これがなければ、参列をしようとする人が足を運ぶことができないからです。
住所だけでなく電話番号も記しておくのが基本でもあります。

ただ、この「住所」の取り扱いには注意が必要です。

一般葬の場合はこの基本にのっとればよいのですが、家族葬の場合は少々状況が異なります。
家族葬に呼ぶ人に対しては、もちろん会場の住所などを記す必要があります。

しかし、「仕事柄、どうしても訃報を知らせなければならない相手ではあるが、香典(不祝儀)も供物も供花も弔電も、そして参列も遠慮していただきたい。
ひっそりと家族葬で見送りたいから」という場合もあるでしょう。

このような場合は、会場とその住所を記したうえで、「香典・供物・供花・弔電は辞退申し上げる」と書いても構いません。
しかし義理堅い人であれば、開催地などが書かれていたのであれば、「やはり何かしなければ」という気持ちになってしまうこともあるでしょう。

そのため、家族葬で、かつ不祝儀などを受け取るつもりがないようならば、住所を書かないというのも一つの手です。
こうしておけば相手も「送り届ける場所」がわからないため、困惑しなくてすみます。

ちなみに、自分が訃報を受け取った場合は、以下のように考えるとよいでしょう。

  1. 香典・供物・供花・弔電は辞退申し上げる→出さない、持って行かない
  2. 香典・供物・供花・弔電は辞退申し上げるとは書かれていないが、会場の住所が書かれていない→持って行かない
  3. 香典・供物・供花・弔電は辞退申し上げるの文字がなく、住所も書かれている→弔電は送っても構わない。

供花・供物は葬儀会社に電話をしてご遺族のご意向を尋ねる(ご遺族自身にかけるのはバッドマナー)。
香典は、参列するときに一度持って行って、状況を見て判断する(親族の場合。一般の参列者は、呼ばれない限りは参加してはいけない)。

「最後のお別れができなくて寂しい」という場合は、後日、ご遺族にご連絡をしてから弔問に訪れるとよいでしょう。

この記事のまとめ


葬儀を行う際に出されることになるのが、「葬儀の案内状」「葬儀関係の御礼状」です。
この2つは、マナーが重んじられる「葬儀」という場において、非常に重要な役目を持ちます。

葬儀の案内状(御礼状)の種類は、大きく分けて4つです。

  • 訃報を知らせるもの
  • 葬儀に参列してくれた人及び香典を渡してくれた人に対する御礼状
  • 葬儀が滞りなく終わったことを案内する案内状
  • 法要に関する案内状

訃報を知らせるものに関しては、ファックスなどで送るのが基本です。
もしくは電話でお知らせします。訃報を告げることには迅速さが求められるからです。

ただし、社葬の場合は、密葬を行った1か月後くらいに行われることが多いため、この場合は書状でお出しします。

会葬礼状は、来てくれた人に対して出すものです。
そのためこれは通夜(葬式・告別式)当日に渡します。
香典を渡してくれた人に対する御礼状は、香典返しとともに忌明けに送ります。
ただし、手渡しする場合は必要ありません。

現在は、「香典返しも即日お渡しする」というケースも増えています。
この場合、「会葬礼状と香典返しの御礼状は分けるのか?」という問題が出てきますが、これは各葬儀会社によって考えが異なります。

家族葬などでお見送りをした場合、後で「葬儀が滞りなく終わった」というお知らせを出すことになります。四十九日(仏教の場合)を基本としてお出ししますが、喪中ハガキなどで代用することもあります。

また、納骨のタイミングで送ることもあります。
これに関しては明確な「期日」がないので、負担のないタイミングで送るとよいでしょう。

法要の案内状は、開催日時1か月以上前に送ります。
返信用ハガキを同封して封書で送るのが基本ですが、現在では「往復ハガキつきのハガキ(封書なし)」で送ることもあります。
必ず、「○月○日までに返信を」と書き添えましょう。

葬儀に関する案内状(御礼状)は、句読点を打たないのが正式とされていました。
しかし現在では、読みやすさなどを重視して句読点を打つこともあります。
このあたりも葬儀会社によって考え方に違いがあります。

一般葬の場合はあまり問題になりませんが、

  • 家族葬である
  • 香典(不祝儀)・供物・供花・弔電を断る

という場合は少し工夫が必要です。
家族葬の場合は「家族葬である」と書かなければなりませんし、香典(不祝儀)などを断る場合はその旨を書き記しておかなければなりません。
また、住所を記さずに出すという方法もあります。

葬儀の案内状(御礼状)は、非常に大きな意味を持つものです。
マナーを学んで、きちんとした案内状(御礼状)を出しましょう。

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