ミニ仏壇とは?種類や費用などの紹介

スポンサーリンク
骨壷と遺影

仏壇と聞くと、仏間や和室でかなり場所をとって置いてあるというイメージはありませんか?

最近では仏間のない家に住む人が多かったり、引越しで仏壇を置くスペースがなくなったりと現代の人々のライフスタイルが変わってきています。

そこで最近では、昔ながらの仏壇よりもかなりコンパクトに設計された「ミニ仏壇」という商品が出回っています。

  • 「最近目にする機会の多い、モダン仏壇って何?」
  • 「仏壇に必ず置いてあるものって何?」
  • 「引越しにあわせて、大きな仏壇を処分してミニ仏壇を検討している」

この記事では、「ミニ仏壇」についてどのような物なのか・費用面などの基本情報を紹介しています。

また、元々ある大きな仏壇から小さな仏壇へ変えたいという人に向けて、仏壇の処分法もまとめています。

最後まで読んでいただくことで、みなさまのお役に立てると幸いです。

仏壇を置く目的

日本では、葬儀を終えたあと、自宅に仏壇を置き、お墓に遺骨を埋葬します。
仏壇を置く目的とは何なのでしょうか。詳しく解説していきます。

私たちは、故人様やご先祖様とともに生きている

私たちの命は両親から授かり、ご先祖様へと続いていきます。
ですから、亡くなった人や先祖に手を合わすということは、自分自身の命を大切にすることにつながります。
昔の人はそのあたりをよくわかっていて、死者とともに生活していました。

毎日のお仏壇へのお供え。
毎月のお墓参り。
年に一度のお盆やお彼岸やお正月。

これらすべてが、死者とともにいることを再確認させてくれる営みです。
仏壇には、毎日毎日、ご飯を供え、花を飾り、手を合わせます。
まるでそこにご先祖様がいるかのように(実際にいるのですが…)。

仏壇は、亡くなった人と私たちが出会うことのできる場所なのです。

悲しみは、葬儀だけでは癒されない

身内に不幸が起きると葬儀を行います。
葬儀は、亡き人を送り出すためであり、私たち自身の悲しみを乗り越えるための儀式です。

しかし、葬儀をするだけで、悲しみが癒えるわけではありません。
この世からあの人がいなくなってしまった、ということは、
”あの人のいない世界”という、新たな世界の始まりをも意味します。

その始まりの儀式こそが、葬儀です。

そして、葬儀を終えて、時間をかけて、ゆっくりと、私たちは悲しみを乗り越えていきます。
その時に、手を合わす場所、故人を偲ぶ場所、神仏に祈る場所こそが、仏壇です。

時代に合わせて増えているミニ仏壇とは

「仏間がない。」「和室がない。」
こうした自宅に住まれている人も多いのではないでしょうか。

最近の住宅事情に合わせて、リビングや寝室などにも置くことのできるミニ仏壇が好評です。
仏壇は本来、”仏間”に置かれる前提で設計されていました。
というのも、昔の日本家屋は、自宅の中で冠婚葬祭の儀式が執り行えるように設計されていたのです。

結婚式も、葬儀も、法事も、仏間で行われましたし、家の中の祈りの場所として、仏間がありました。
現代の住宅には、仏間のない家もたくさんあります。

マンションやアパートに住んでいると、なおのことです。
このような限られたスペースの中で、従来の仏壇を置くのは困難です。

こうした声に応える形で登場したのがミニ仏壇。
ただサイズがコンパクトなだけでなく、居間やリビングに合うように、デザインや設計も工夫されています。

骨壷や仏具もミニサイズが増えている

仏壇がミニサイズになると、当然その中で使用する骨壺や仏具もミニサイズのものがたくさん出回るようになりました。

仏具では仏様を表す”ご本尊”、故人様のそのものを表す”位牌”では、デザイン性に富んだものやクリスタル性のようなものもあります。

花やお線香やローソクという仏事では欠かせない供え物のためにある”五具足”(ごぐそく)では、陶器や金物などがあります。
ちなみに五具足とは「5つの道具」という意味です。

香を焚く香炉が1つ、、ロウソクを立てる火立が1対(2本)、お花を供える花立てが一対(2つ)のワンセットです。
略式で三具足というものもあります。

これは、火立と花立てを1対ではなく1つずつ配置するものです。

また、そのほかにも、お参りの時に音を立てる”りん”もオシャレなものがたくさん販売されています。
骨壺は、”手元供養”の人気も相まってさまざまなものがミニサイズで登場しています。
遺骨をお墓に入れない人、一部を分骨する人たちが、ミニ骨壺を使用しています。

いずれにせよ、ミニ仏壇と同じで、サイズとデザインに工夫を凝らしてあります。

ミニ仏壇の種類

ミニ仏壇も細かく見ていくとさらにいろいろな種類に分類できます。
ここではみなさんに分かりやすく知っていただくために、昔ながらの伝統仏壇も含めて、それらを比べていきます。

昔ながらの伝統仏壇

従来のお仏壇は、大きく2つに分けることができます。
漆と金箔を贅沢にあしらう”金仏壇”(”塗り仏壇”とも呼びます)。

また、銘木の木目の美しさを引き出す”唐木仏壇”。金仏壇(50万円〜300万円)
金仏壇は、主に浄土真宗の家で使用されます。
彫刻、漆、金箔、蒔絵、彩色、金具など、さまざまな伝統工芸の技術が集結してできあがっています。

浄土真宗では、阿弥陀如来のおられる浄土の世界を表現するために、寺院の本堂は華やかな金色で表現されています。

その門徒(もんと:浄土真宗で檀家の意味)の家に置かれるお仏壇も、お寺にならって、金色の浄土の世界が表されているのです。

金仏壇は、仏壇の大きさや仕様によって、上を見ればきりがありません。
超一流の職人の仕事を集結させて、1000万円を超える仏壇もあります。
小さいサイズのもので50万円。大きいサイズのものでも100~300万円くらいが相場でしょう。

  • 唐木仏壇(30~200万円)
    唐木仏壇は、紫檀や黒檀や鉄刀木(タガヤサン)などの東南アジア産の銘木を用いて作られた仏壇です。
    最近では、東南アジアに限らず、日本の木や世界中の木が使用されています。

    金仏壇と異なり、唐木仏壇は浄土真宗以外の宗派で使われることが多く、仏壇の設計も位牌を置くための位牌段が設計されています(浄土真宗では位牌をお祀りしません)。
    相場は、小さいもので30万円。立派なもので200万円くらいでしょう。

現代的なモダン仏壇

ミニ仏壇にもいろいろなものがあります。個別にまとめました。

  • 台付き型(20万円~)
    床に据え置くタイプの仏壇です。
    しかし従来のものよりもさらに背が低く、幅も狭く、コンパクトなものがたくさんでまわっています。
  • 上置き型(5万円~)
    机や棚の上に置くことのできるタイプの仏壇です。
  • ステージ型(3万円~)
    上置き型で、さらにステージ状の祭壇です。
    いわゆる「箱」の形で作られておらず。無宗教の人たちによく利用されています。
  • 壁掛け型(20万円~)
    床や机の上に”置く”のではなく、壁に掛けてお参りするタイプの仏壇です。

新しい供養の形!ペット用のミニ仏壇も増えている

いまでは、家族と同じくらいに愛されているペットたち。
ペットを失った時の悲しみはとても深く、自宅で供養しようという人が増えています。

商品としてペット用の祭壇があるわけではなく、ミニ仏壇でペットの写真などを飾って供養します。

また中には、ガーデン風のもの、ステージの天面に芝生を敷き詰めるなどして、ペット向けのデザインのミニ仏壇もあります。

ペットの写真を転写するクリスタルのモニュメント。
実物のペットそっくりに人形を作るサービス。
ペット用のお線香やローソクなど。

ペット供養の仏壇や仏具はどんどん登場しています。

変り種!ユニークな仏壇の飾り物

それでは、ユニークなミニ仏壇や仏具をいくつかご紹介しましょう。

お供えキャンドル

故人が好きだったものを本物そっくりに作ったキャンドルです。お酒などの飲み物や、どら焼きといった食べ物などさまざまなものがあります。

灯芯に火をつければローソクにもなりますし、お墓など、食べ物をお供えできない時に、代わりに供える人もいます。

参考サイト⇒http://kuyo-katachi.com/products/list28.html

たまゆらりん

これまでのおりんの概念を変えた、新しく、かわいらしいおりん。
りんがゆらゆら揺れる姿が優雅で、りんの音が余韻を残して長く響きます。

参考サイト⇒http://www.memoriarubutsudan.com/item06_rin/r-001.html

羊毛フェルト人形

ペットの写真を預けることでペットそっくりの羊毛人形を作ってもらえます。
いつまでもずっと、かわいいペットと一緒にいることができます。

参考サイト⇒http://fukufukuyama.com/

仏壇の処分方法について

ミニ仏壇を買う人の中には、いまある仏壇が大きすぎて家に置けないという人が多くいます。
その場合、古い仏壇は処分しなければなりません

ここでは、仏壇を処分するときの注意点をまとめました。

       
  • 必ず寺院にお性根抜きをしてもらう
    まずは必ず寺院に連絡しましょう。
    仏壇にはその宗派の本尊(仏さま)がおられます。
    仏様のお性根を抜いてから、仏壇を処分しましょう。
  • 地域の仏壇店やインターネットの業者に見積もりをとる
    仏壇の引き取り処分は、引っ越し業者や解体業者では引き受けてくれないことが多いです。
    地域の仏壇店やインターネットで相見積もりをとることをおすすめします。
  • 仏壇の中に貴重品がないか必ず確認をする
    仏壇の中には、意外と知られていない収納や引き出しなどがあります。
    貴重品や、大切な証書や、古いお金が入っていることなどもしばしば。
    処分の前には必ず自分の目で、中に保管されているものを確認しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
どんな時代でも亡き人を思うのは誰も同じです。
自分たちの住まいやライフスタイルにあったミニ仏壇が見つかるといいですね。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加