仏壇の買取について!買取の相場と売る前に確認・行うべきこと

スポンサーリンク
白い仏間にある仏壇

家にある仏壇を処分しなければならず、どこかが買い取りしてくれないかな?なんて思っていませんか。
大きな仏壇のため、処分する場合は費用がかかりますもんね。

  • 「仏壇は買取してもらえるもの?」
  • 「仏壇の買取を業者に依頼するときに気をつけるポイントは?」
  • 「仏壇を売りに出す手順について知りたい」

この記事では、あまり情報が流れていない「仏壇の買取」について紹介しています。

実際に「仏壇を買い取ってくれるのか」、「買取費用の相場」、「仏壇を処分するときの流れ」についても書いてありますので参考にしてください。

「跡取りがいなくなって、仏壇が不要になった」
「小さい仏壇に買い替えるために大きな仏壇を処分しなければならない」
「空き家になった家に仏壇が置いたままになっている」

こうした事情を抱えている人たちは最終的に仏壇を手放さなければなりません。
多くの仏壇は、仏壇店や専門業者に引き取ってもらい、処分されます。
その場合、施主は業者に引取処分料を支払わなければなりません。

しかし、中には仏壇を買い取ってもらえるケースもあるようです。
この記事では、仏壇の買い取りについて綴ります。

ほとんどの仏壇は業者に買い取ってもらえない

はじめに、念頭に入れておいてほしいことがあります。
ほとんどの仏壇は買い取ってもらえないということです。

買い取り料どころか、引き取る際の人件費や処分費を施主側が支払わなければなりません。
ですから、仏壇を買い取ってもらえるというのは本当に稀だということを前提に、読み進めて下さい。

その仏壇に、美術工芸品としての価値があるかどうか

仏壇を買い取ってもらえるのは、その仏壇が工芸品として価値がある場合です。
古美術的価値、と言ってもいいかもしれません。

仏壇は、さまざまな伝統工芸の技術の集約で作られます。

特に浄土真宗の金仏壇は、木地、彫刻、漆、金箔、蒔絵、餝金具(かざりかなぐ)など、それぞれの職人の分業体制で行われてきました。

さらに、仏具に目を転じてみると、五具足などは鉄工の、掛軸などは表具の技術を必要とします。
こうした伝統工芸の価値があると判断された場合、買い取りに応じてもらえるかもしれません。

仏壇の買い取り価格はかなり安い

仮に仏壇を買い取ってもらったとしても、買い取り価格はかなり安いでしょう。
数十万円から数百万円で購入したものでも、1万円になれば充分いい方かもしれません。

そもそも買い取ってもらえないことの方が多いのですから、こちらから処分費の負担がゼロになっただけでもよしと考えるのが賢明です。

仏壇の買取で気をつけるポイント

仏壇を買い取ってもらう上で、気を付けるべきポイントをまとめました。

引き取ってもらえないものもある

仏壇以外のものは引き取ってもらえないこともあります。
特に、位牌や遺影など、その人の魂や念がこもるものは断られやすいです。

その他にも仏壇の中にはたくさんの仏具があります。
これらをどうするかについても事前に確認しておきましょう。

配送料を負担しなければならない

遠方の業者に買い取りを依頼する場合、配送業者を手配して仏壇を送ります。
その場合の送料は施主負担になるでしょう。

仏壇を売りに出す前にするべきこと

仏壇を売りに出す前にしなければならないことをまとめました。

  • 菩提寺に相談する
    まずは菩提寺に相談しましょう。
    仏壇が不要になってしまった理由を話した上で、仏壇の扱いについてアドバイスをもらえるかもしれません。
  • 性根抜き(御魂抜き)”をする
    寺院に来ていただいて、必ず”性根抜き(御魂抜き)”をしてもらいましょう。

    仏壇の中には仏様やご先祖様がいます。
    処分や買い取りや引っ越しなど、仏壇を動かす時には必ず必要な儀式です。

    どんな業者でも、お性根抜き(御魂抜き)のされていない仏壇は取り扱ってくれません。
  • 家族に相談する
    仏壇は、自分たちのルーツであるご先祖様がいる場所です。
    どんなにこれ以上仏壇を維持することが困難であっても、まずは家族のなかで相談しておきましょう。
    あとから親戚から苦言を呈されて、トラブルに発展する可能性もあります。

仏壇の買取相場はあまり高くない

仏壇の買い取り相場は高くないのですが、その理由をまとめました。

そもそも中古の仏壇を買う人がいない

どんなに安いからといっても、中古の仏壇を買う人はほとんどいません。
自分の大事な家族を祀るものとして、それまで誰かが使用していた仏壇を使おうとは思わないのでしょう。

工芸品としての価値が高いものだとしても、買い手がいない商品に値段がつかないのは仕方のないことです。

仏壇は美術品ではない

仏壇は美術品ではありません。
収集や観賞が目的なのではなく、礼拝するためのものです。

金箔押しの技術がすごい。
彫刻の仕事が細かい。
螺鈿(らでん:貝殻をはめこんだ装飾品)が施されている。

漆が蝋色仕上げ(ろいろ:漆塗りの中でも最上級の鏡面仕上げの技法のこと)だ。
このように、美術工芸の粋を極めたような仏壇もあります。

でも、その中には仏様の魂が宿り、亡くなった人や先祖の霊がいたのです。
収集や観賞が目的の美術品や工芸品に、古美術的価値があるのは、ある意味それが誰の手に渡ってもいいからなのです。

仏壇は真逆で、その家、その人固有の仏壇です。
ですから、どんなにいい仏壇だとしても、他の人がその仏壇を再利用しようとはなかなか思えないのです。

リサイクルのシステムが整っている宗派もある

いろいろ調べていますと、創価学会専用の仏壇店は、積極的に仏壇の買い取りを行っているようです。
その理由は定かではありませんが、買い取りだけでなく販売も行っています。

仏壇を買い取りに出す一連の流れ

仏壇を買い取りに出す流れをまとめました。

  1. 業者に電話で連絡
    まずは買い取りをしてくれそうな業者に電話やメールで連絡をしてみましょう。
    寸法を伝え、写真を送り、仮査定をしてもらいます。
  2. 査定
    買い取りの価値があると判断された場合は、具体的な査定に入っていきます。
    細かい部分のキズや不具合などをチェックします。
  3. 成約
    買い取り金額が決まると成約です。
  4. 梱包や養生
    梱包や養生をし、運び出せる準備をします。
  5. 搬出
    仏壇の搬出には2つの方法があります。
    1つは業者が引き取りに来てくれるケース。

    もう1つは、配送業者を手配して送るケースです。
    前者の場合は出張引き取り料、後者の場合は配送料が発生するので、気をつけましょう。

※業者によっては、まず先に配送業者に仏壇を運ばせて、自社で査定することもあるようです。

引越しなどで仏壇を置くスペースがなくなった場合のおすすめ方法

昔のように和室に仏間があればいいのですが、最近の狭小住宅ではそうもいきません。
限られたスペースの中でもきちんとお祀りできる方法をご紹介します。

コンパクトな現代仏壇を置く

現代仏壇は、リビングや寝室にも置けるようなデザイン設計がなされています。
ですから、コンパクトなものや機能性に富んださまざまな仏壇がリリースされています。

台や棚の上に置ける”上置き仏壇”、箱型ではなくステージ型の”オープンステージ仏壇”、壁に取り付ける”壁掛け仏壇”、すぐに移動できる”キャスター付き仏壇”など、これまでになかったタイプの仏壇が次々と登場しています。

手元供養のグッズを飾る

仏壇よりももっとコンパクトに手元に遺骨を置いておきたいという人には”手元供養”グッズがあります。
現代仏壇同様に、オープン型のステージに写真や骨壺を置いて安置します。

手元供養のアイテムは、コンパクトでデザイン性に富んだものが主流です。
中には、遺骨を納めることのできるアクセサリーも人気で、供養の形はどんどん多様化しています。

まとめ

いかがでしたか?

仏壇の買い取りはあまり一般的ではありませんが、処分費を請求されることを考えると、少しでも費用負担の軽減になるでしょう。
まずはインターネットなどで業者を調べて、問い合わせてみましょう。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加