樹木葬のプレートデザイン事例一覧|費用や購入フローも解説

【樹木葬 プレート デザイン】アイキャッチ画像

この記事ではこのような疑問の解消!

    • 「プレートに刻む文字は何がいい?」
    • 「プレートに模様も入れられるの?」
    • 「プレートの形や色は選べるの?」

最近プレートを用いる樹木葬が増えてきています。プレートの表面には自分たちの好みの言葉やデザインを彫刻します。故人様への想いや家族とのつながりを自由に表現するのですが、自由だからこそ、どのような文字、図柄、色にしようかと迷ってしまうものです。

この記事では、いままさに樹木葬のプレートのデザインで悩んでいる方々に、さまざまな言葉や図柄、さらにはよく選ばれている石の種類などについてご紹介いたします。

ご家族・故人様にとって最適なプレートデザインを見つけてください。

※まず樹木葬の基礎知識を知りたい人は「樹木葬のトラブルはある?メリットやデメリットを紹介」をご覧ください。

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この記事の目次

  1. 樹木葬のプレートに刻む言葉・文字のデザイン事例一覧
  2. 樹木葬のプレートに入れる模様デザイン事例一覧
  3. 樹木葬のプレートの形・色のデザイン事例一覧
  4. 樹木葬のプレートデザインに悩むという方へ決め方のポイント
  5. 希望するプレートデザインを叶えるための注意点・流れ
  6. まとめ
  7. 監修者コメント

樹木葬のプレートに刻む言葉・文字のデザイン
事例一覧

家族単位で納骨が可能なプレート葬

樹木葬のプレートに刻む言葉は基本的には自由です。
故人様への想いや、家族の絆を象徴するようなものが刻まれます。具体的にどのような言葉が選ばれ、文字やデザインが施されているのか、さまざまな例をまとめました。

刻む言葉でスタンダードは「○○家」

自由なデザインが特徴の樹木葬のプレートですが、「◯◯家」のような、家名を刻むものがスタンダードです
とはいえ、ただ家名を刻むだけではなく、家紋や図柄、印象的な言葉を併せて刻むケースも多いようです。

好きな言葉・故人の人柄を表す言葉を入れることも多い

樹木葬のプレートに刻まれる言葉には、明るく、前向きで、元気が出る、お墓まいりしたくなるような言葉が刻まれます。さらには、お墓の中に眠る人のことを想い、その人の人柄をを表す言葉、その人に対して投げかける言葉などが選ばれる傾向にあります。代表的な言葉をまとめました。

ありがとう・感謝

「ありがとう」「感謝」は、プレートに刻まれる言葉の中でも最も多く見かけるうちのひとつです。この言葉には、いろいろな想いがこめられています。お墓の中に眠る故人様に対しての感謝だけでなく、周りに対して感謝を欠かさなかった故人様の人柄を偲ぶ言葉として、さらには、故人様や家族との間だけではなく、世界全体が感謝にあふれますようにという願いを込めて、「感謝」や「ありがとう」が選ばれます。

「絆」は、人と人との結びつきを表す言葉です。そもそもお墓は、亡くなった人とこの世界に生きている人が出会える場所として建てられています。大切な人がこの世界からいなくなったとしても、亡き人との絆が消えてなくなることはありません。そのことを再確認させてくれるためにも、「絆」が選ばれます。

「愛」とは、相手をいつくしみ、大事なものとして慕う心を表す言葉です。樹木葬のプレートにもよく選ばれています。夫婦愛、家族愛など、さまざまな愛がありますが、それらをまとめた一字として用いられています。

「和」には、やわらぐやなごむといった意味のほかに、お互いに仲良くする、争わない、調和、平和などの意味があります。故人様の人柄が和やかだった、このお墓に来ることで気持ちがやわらぐなど。さらには、日本文化が好きだったことから「和」を用いる人もいれば、足し算で得た結果のことを「和」と呼ぶように、なごやかな関係性がどんどん広がっていくようにという想いからも選ばれることばでもあります。

2文字以上の言葉の場合は具体性が増すが、全体のバランスの考慮が必要

2文字以上の言葉であれば、より言葉の意味に具体性が増します。「誠実」「希望」「一期一会」などの熟語や、「心安らかに」「また会う日まで」などのような、ひとつの句になっているものもあります。

ただし、文字彫刻は全体のデザインとのバランスを考えなければなりません。プレートの広さには限りがあるため、言葉のほかに図柄などを彫刻したい場合は、なおのこと言葉と図柄のバランスも考慮しましょう。字数が増えることで、デザインの自由度に制限がされてしまうでしょう。

故人の名前・命日を刻むか否かは自由

樹木葬のプレートでは、故人の名前や命日を刻むかは施主の自由です。通常の墓石の場合は、墓石の表や裏や側面など、さまざまな面に彫刻ができますが、樹木葬のプレートの場合はプレートの表面にしか彫刻できないため、スペースに限りがあります。一般的には故人の名前や命日は刻まない人の方が多いでしょう。

アルファベットを使っても良い

アルファベットを使用しても構いません。「Forever」のような象徴的なことばを彫刻する人もいますし、故人様の名前を英語表記にする人もいます。アルファベットも、文字が複数に、しかも横文字に限られてしまうので、全体のデザインとのバランスをしっかり考慮しましょう。

言葉だけではないプレートデザイン。図柄や模様にはどのようなものが選ばれているのでしょうか。次章では樹木葬のプレートに入れる模様のデザインについてまとめましたので、読み進んでみてください。

樹木葬のプレートに入れる模様デザイン事例一覧

阪南小川渓メモリーズパーク「樹木葬」桜泪葬(おうるいそう)

樹木葬のプレートでは、言葉だけではなく、自由な図柄や模様を彫刻してオリジナルなデザインを形づくっていきます。

家紋

家紋とはその家を表す紋章のことです。通常は家名とあわせて彫刻し、家紋単体を彫刻するのはあまり見かけません。

故人が好きだった草花・動物など

故人が好きだった草花や動物などを彫刻します。草花でよく選ばれるのは、つる草や桜の花びら、ユリやバラやヒマワリなど。動物の場合は犬や猫、さらには空を舞う鳥などがモチーフとしてよく選ばれています。

飼っていたペットのイラストを入れることもある

飼っていたペットのイラストや写真の彫刻も人気です。アウトラインを彫刻する「筋彫り」や、写真や画像データをそのままプレートに再現するレーザー彫りなどの技術で、プレートの上にペットを再現します。

ここまで、プレートに彫刻する言葉や図柄についてご説明してきました。それでは、樹木葬のプレートにはどのような形のものがあるのか、さらにはどのような色、どのような石種が用いられているのか、次章で解説して参ります。

樹木葬のプレートの形・色のデザイン事例一覧

樹木葬のプレートの多くは四角形の板状のものが用いられていますが、中には丸型のものや、彫刻面を斜めに切り出した墓石型のようなものもあります。その他、さまざまな色や石種が取り揃えてあります。

樹木葬・プレートの形

樹木葬のプレートの形にはどのようなものがあるのをご紹介いたします。

四角形のプレート

最もポピュラーなのは四角形のものです。正方形や長方形、また大きさに関しては墓地や霊園によってさまざまです。 

丸い形のプレート

丸い形のプレートはやわらかい印象があります。お参りするこちらのこころを思わずなごませてくれます。

その他変わった形のプレート

その他で変わった形として小型の墓標プレートがあります。うしろがせり上がって、前が低くなっています、それ以外にも、独特の曲線を描くものなどがあります。

樹木葬のプレートの色・石種

樹木葬のプレートにはどのような石が用いられるのでしょうか。墓石用の石材は100~200種類にも及ぶと言われています。樹木葬は安価であることが人気の理由でもあるため、プレートに用いる石材も安価な外国材が多く選ばれる傾向にあります。

【白色系】白御影石

白御影石の場合は、中国産のG603、G614、G623などの石が選ばれます。流通量が多いため、安価な石材として知られていますが、石質の面で若干劣ります。また、目合いが粗いものが多いため、彫刻した文字がひき立ちづらいという面もあります。

【黒色系】黒御影石

黒御影石でよく選ばれるのは、中国の山西石、さらにはインドのクンナム石などがあります。黒御影石は比較的石質が優れています。さらに彫刻部分をそのままにしても、あるいは白色の塗料を入れたとしても、いずれの場合においても石本来の黒色部分とのツートーンカラーは大変見栄えが良く、人気です。

【暖色系】ピンク・赤色の御影石

やわらかい印象のプレートになるのがピンクや赤色の御影石です。ピンクの場合は、淡いピンク色とやさしい色合いのG663、さらにはそこから少し目合いが粗くなるG635などが人気です。また、さらに濃い赤色となると「中国マホガニー」と呼ばれているG354などがあります。

【寒色系】青御影石

白御影石よりは白くない、でも黒御影ほどは黒くない石のことを青御影石と呼び、一般的な墓石の多くはこの青御影石で作られています。濃い目のグレーで人気なのが、中国黒竜江省のK−12。さらにより黒に近い濃さが特徴なのがG654です。

一般的にどのような言葉や図柄を彫刻し、どのような石が選ばれているのかがおわかりいただけたかと思います。ではここからは、実際にあなたが樹木葬のプレートデザインを考える時に、どのように考えれば満足いくデザインになるか、そのポイントをまとめました。

樹木葬のプレートデザインに悩むという方へ決め方のポイント

樹木葬のプレートは自由にデザインできます。だからこそどんな言葉を選べばよいか悩んでしまうものです。プレートのデザインを決める際は、次の2つのポイントを押さえましょう。

  • 故人のことを想像する
    お墓の中に入る故人様のことを想像してみましょう。故人様がどのような人柄だったか。故人様なら私たちに何を語ってくれるか、私たちは故人様にどのような想いを抱いているか、故人様と私たちをつなぐ象徴的な言葉はなにか。このように考えてみると、いくつかの言葉が浮き上がってくるのではないでしょうか。 
  • 家族で入る場合は、家族で大切にしていたことや、シンボルとなるものを想像する
    そのお墓がやがては家族全員が入るものであるならば、家族を結びつける言葉を考えてみましょう。家族での思い出、家族が歩んできた道、住んできた街、大切にしていたことなどを思い出しながら、シンボルとなる言葉を見つけ出してみましょう。

それではいよいよ、実際に樹木葬のプレートを決めるとなったときの注意点や流れを見ていきましょう。

希望するプレートデザインを叶えるための注意点・流れ

お墓について考える夫婦

希望するプレートデザインを叶えるためにはどのような点に気をつけなければならないのでしょうか。

【注意】霊園によっては希望するデザインのプレートを受け入れてもらえない

まずはじめに、どんなにあなたの中でプレートのデザインや形が決まっていたとしても、その通りに受け入れてもらえない可能性があるということです。

霊園によって、プレートの形も決まっており、色や石種も3~5種類程度の中から選ぶようになっています。その限られたプレートの形や色の中から、自分たちのオリジナルのプレートデザインを考えていくことになります。

希望する樹木葬のプレートを購入するまでの流れ5ステップ

この章では、実際に樹木葬墓地を購入してプレートをデザインするまでは次の5つのステップを順に追っていきます。霊園によって用意されるプレートの形や石の種類は異なります。どのように霊園を探し、どのように石材店と打ち合わせをするのかがよいかを見ていきましょう。

①まずは希望エリアの霊園・樹木葬について幅広く情報収集

まずは、希望のエリアの中で樹木葬の霊園を幅広く情報収集しましょう。情報収集のためにはインターネット検索が最も手軽で便利でしょう。

②樹木葬・プレート葬の取り扱いがありそうな霊園の資料請求

幅広く情報収集した中で、プレート葬を実施している樹木葬霊園を探し、資料請求しましょう。霊園によってはプレートを用いない樹木葬もあります。また、その霊園で用いるプレートが、あなたの希望にかなうものかどうかも見極めましょう。

③気になる霊園は現地見学をする

資料請求した中で気になる霊園があれば、現地見学をして、他の霊園との比較をしましょう。現地に立ったときの雰囲気や、実際にプレートがどのような形をしているかなど、実際に足を運んでみないとわからないことがたくさんあるでしょう。

④自分が希望する樹木葬プレートが実現しそうか霊園見学の際に確認

霊園見学の際に、自分が希望するプレートが実現可能かどうかスタッフの人に訊ねてみます。プレートはどのような形なのか、石は何種類から選べるのか、言葉や図柄の彫刻に制限があるかなどを決めていきます。

⑤霊園が決まったらデザインを具体的に決めていく

霊園が決まったら、プレートのデザインを決めていきます。デザインはこちらの希望をスタッフに伝えながら作り上げていきます。こちらの希望を受けて、まずは紙ベースで原稿を作ってくれますので、そこから細かい部分の修正を加えていきます。原稿レベルでの打ち合わせでは修正は何度でも可能なので、納得いくまで打ち合わせを重ねましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

樹木葬のプレートには好みのデザインを自由に彫刻できるために、自分たちの想いを込めたものが作れます。お墓参りをしたときに少しでも晴れやかな気分になれるよう、そして、心を込めて手を合わせられるよう、満足いくプレートのデザインができたらよいですね。

では最後にこの記事のポイントを箇条書きでまとめます。

  • 樹木葬のプレートデザインは自分たちの好みに合わせた言葉やデザインを自由に彫刻できる。
  • よく選ばれる言葉は「ありがとう」「感謝」「絆」「愛」「和」など
  • 2文字以上の熟語や句も選ばれる。文字数が多くなる言葉の場合は全体のデザインとのバランスを考えなければならない
  • 故人の名前・命日を刻むか否かは自由
  • アルファベットを使っても良い
  • 樹木葬に用いる図柄に、家紋、草花、動物などがある
  • プレートの形は四角や丸型などがある
  • 石種は、白御影、黒御影、ピンク・赤御影、青御影などさまざまな御影石から選べる。
  • プレートに刻む言葉やデザインに悩むときは、故人、あるいは故人も含めた家族全員のことを想像して、象徴的な言葉を見つけ出してみる。
  • 霊園によっては希望するデザインのプレートを受け入れてもらえない こともある。

プレート葬ができる樹木葬についてさらに詳しく知りたい方は「プレート葬」の記事をご参照ください。


監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

樹木葬墓地の墓域は洋風なイメージで造成されているところが多く、墓石の形は縦長の和型墓石や五輪塔などはほとんどみかけることがありません。シンボルとして背丈の低い墓石やプレートが置かれます。こういったモダンな墓域の様相から、刻む文字も「〇〇家の墓」とするより、抽象的な言葉や文字を入れるケースが目立ちます。

どのような言葉や文字にするかは、家族間で話し合って決めていくことになりますが、子々孫々守っていくことを想定した場合、特定の個人を彷彿させるようなフレーズは避けたほうが良いかもしれません。樹木葬といっても、墓石やプレートの形、区画の大きさ、納骨方法など霊園によって異なります。寺院内にある樹木葬墓地の場合、刻む文字に制限がある場合もありますので注意が必要です。