【青山霊園】アイキャッチ画像

世の中にはたくさんの霊園(ここでは「墓地」「墓苑」などと同じ意味で使います)があります。
そしてそのなかには、自治体が運営する公営のものもたくさんあります。

今回はそのなかから、東京都が運営する都立霊園「青山霊園」について取り上げます。

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終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。

青山霊園とは東京都が運営する都立霊園の一つ

青山霊園(あおやまれいえん)は、東京都が運営する都立霊園です。大都会にありながらも、自然に恵まれた穏やかな霊園であり、非常に人気の高い霊園でもあります。

青山霊園は、名前の通り東京都の青山(港区)にある霊園をいいます。1平方メートル当たりの土地単価はなんと600万円を超える、日本でも有数の一等地にある霊園であるのが特徴です。そのような一等地にある霊園でありながら豊かな自然に抱かれている墓地であり、駐車スペースも持っています。

通いやすさと自然を両立したこの青山霊園は、非常に人気の高いことでも知られている墓地であり、抽選倍率が極めて高いことでも知られています。

青山霊園の概要

概要項目 情報
開園年月日 明治7年9月1日
開園面積 263,564㎡
所在地 東京都豊島区南池袋4-25-1
交通アクセス 【最寄り駅】
東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩7分
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ銀座線・青山一丁目駅から徒歩9分
東京メトロ千代田線乃木坂駅より徒歩10分
駐車場利用時間 24時間
管理事務所の開所時間 8:30~17:15
管理事務所、納骨堂の休日 12月29日~1月3日

都立 青山霊園 とりつ あおやまれいえん 公営墓地 | 宗教不問

直近 33人に検討されています
  • 青山霊園の墓域にある道

青山霊園は都内一等地の港区にある都営霊園です。
この霊園に眠っている著名人は、 志賀直哉(作家)、有島武郎(作家)、岡本綺堂(作家)がいます。

青山霊園のアクセス

「都心の一等地にある」ということからもわかるように、青山霊園はアクセスしやすいところに存在している霊園です。
東京メトロ千代田線の「乃木坂駅」・東京メトロ銀座線の「外苑前駅」・東京メトロ日比谷線の「六本木駅」、いずれの駅からでも徒歩10分以内のところにあり(最寄り駅は乃木坂駅。徒歩5分)、アクセスに不便は感じないでしょう。

また、都心部にある霊園の場合は土地の確保が難しいこともあり、「駐車場がない」とされていることも多いものです。
しかしながら青山霊園の場合、台数は少ないものの駐車場も用意されています。「足を悪くしているので、公共の交通機関を利用するのが難しい」という人でも通いやすいのが特徴です。

青山霊園の特徴

【青山霊園】アイキャッチ画像

青山霊園は、売店なども配置されている霊園です。また、東京23区のなかではもっとも敷地が広く、たくさんのお墓が立ち並んでいます。

自然が豊かな墓地であることも、青山霊園の特徴です。美しい桜並木は1.7キロにも及び、そこに眠る人だけでなくそこに足を運ぶ人のことも優しく包み込んでくれます。
多機能トイレも各地に設置されており、ベビーベッドなどもあります。少ないながらも駐車場があることもあわせて考えると、老若男女身体の状態に関係なく、どのような人でも通いやすい霊園だといえるでしょう。

ちなみに青山霊園は、昔は神道を信じる人のためだけの墓地でした。しかし現在は、ほかの宗教を信じる人からの願いもあり、また信教の自由の考えもあり、どのような宗教観を持つ人であっても入ることのできる霊園となっています。
なおこの「どんな宗教の人でも受け入れる」というスタンスは、「青山霊園だけの特徴」というわけではなく、ほかの「公営霊園」が持つ特徴でもあります。

では、青山霊園だけの特徴は何でしょうか。3つあります。

  • 都立霊園で一番区画の費用が高い
  • 著名な人のお墓が多い
  • 外国人が眠る区画がある

それぞれ具体的にはどのようなことがあるのか、紹介します。

都立霊園で一番区画費用が高い

青山霊園は、都立霊園のなかでもっとも区画費用が高い霊園です。
もちろん区画の広さなどによって多少の差はありますが、使用料が427万4900円~と非常に高く、ほかの墓地とは一線を画しています。

このため、墓地に対してお金をかけられる人でなければなかなか利用が難しいという事情があります。

著名な人のお墓が多い

青山霊園は、昔から多くの著名人を埋葬してきたことで知られています。
たとえば、大久保利通。その生涯は47年と50年に満たないほどに短かったものの、西郷隆盛や桂小五郎(木戸孝允)とともに「維新の三傑」に数えられている勇士です。

明治維新の立役者として知られており、日本の近代化に大きな役割を果たしました。
志半ばで凶刃に倒れた彼は、今は青山霊園で眠っています。 明治天皇の崩御に際して、妻とともに殉職した乃木希典もまた、この青山霊園に眠っています。日露戦争で活躍した軍人であり、昭和天皇の教育係も務めた人物です。なお、「乃木坂」という地名は、彼の名前からとられています。

また、

  • 元首相である「池田勇人」
  • 関東大震災の復興に尽力した政治家である「後藤新平」
  • 忠犬ハチの飼い主として有名な東京帝国大学の教授である「上野英三郎」(ちなみに、ハチ公もまたここに眠っています)
  • 歌舞伎役者として名を遺した「市川団十郎」、ショートショートの名手「星新一」
  • どくとるマンボウ航海記で文学史上に名前を残した「斎藤茂吉」
  • 帰去来で有名な国木田独歩

などもこの地に眠っています。

参考⇒wikipedia「青山霊園」

外国人が眠る区画がある

青山霊園は、日本人だけでなく、外国人も受け入れています。外人墓地が設けられており、1800年代後半~1900年代までに命を落とした人がここに眠っています。

一般的な日本のお墓とは異なり、外国でよく見られるお墓が建っています。
十字架を墓石に刻んだもの、廟のようになっているものなど、日本の墓地とは様相が異なる墓石が並んでいて、当時のことを偲ばせてくれるでしょう。

ただ現在は、この外国人墓地も管理者不足に悩まされています。
青山墓地ができてから長い年月が経っているため、お墓の縁者がいなくなっていたり、わからなくなっていたりするのです。ただ、無縁仏になろうとしているお墓の縁者をたどるための活動を行っているボランティア団体もあります。

令和元年(2019年度)の募集区画と金額

令和元年5月23日(木)に、都立霊園の公募情報について発表がありました。青山霊園では、今年は一般埋蔵施設の1種別でのみ募集があります。                                                                                       

区画種類 募集数 使用料 年間管理料 倍率
一般埋蔵施設(1.50~3.60㎡) 50か所 413万7,000円~992万8,800円 1,320~2,640円 12倍以上

都立 青山霊園 とりつ あおやまれいえん 公営墓地 | 宗教不問

直近 33人に検討されています
  • 青山霊園の墓域にある道

青山霊園は都内一等地の港区にある都営霊園です。
この霊園に眠っている著名人は、 志賀直哉(作家)、有島武郎(作家)、岡本綺堂(作家)がいます。

青山霊園の区画種類と金額

青山霊園の一般埋蔵施設の区画には2つの種類があります。

  1. 区画面積が1.6平方メートルのもの
  2. 区画面積が4.0平方メートルのもの

価格は両方ともかなり高いといえます。
1.6平方メートルのものであっても437万6000円~となっており、4.0平方メートルの方にいたっては1000万円をこえます。
ただこれも、青山の土地代を考えれば無理からぬことでしょう。ちなみに年間管理費用は1の場合は1220円~、2の場合でも2440円とそれほど高くはありません。

青山霊園の倍率

ただ、それでもこの青山霊園に埋葬されることを希望する人は非常に多くいます。抽選が前提となっているだけではなく、抽選倍率も非常に高いのが特徴です。

平成29年のデータによれば、2の場合でも12.8倍、1の場合にいたっては16.5倍となっています。都立の霊園は合計で7つありますが、この倍率は「多摩霊園みたま堂」に次いで高い数値です(多摩霊園みたま堂には3つの種類がありますか、抽選倍率は17.7倍~35.1倍となったということです)。

青山霊園の場合、「都内に5年以上住んでいること」「申し込む人間は、ご遺骨の祭祀の主宰者であること」が申し込みの条件として課せられます。

青山霊園の歴史

青山霊園は、今から遡ること150年ほど近くも前、1872年にひらかれた墓地です。
神式の信者のみを引き受けていたこの墓地は、2年後にはあらゆる宗教の信者に対して開かれることになります。

ちなみにこの時期は、ほかの有名墓地(横浜の久保山墓地など)が開かれた時期と共通しています。
現在は広く展開するようになった「公営墓地」ですが、青山霊園はその「公営墓地」の栄えある第1号です。ここから日本の公営墓地の歴史が始まったのです。環境に恵まれた墓地であることから、昔から数多くの偉人が眠っています。

青山霊園にお墓を建てるための流れ

青山霊園にお墓を建てるための流れを解説していきます。

  1. 1.現地へ見学に行く
  2. 2.応募要項を手に入れて抽選申し込みを行う
  3. 3.当選から使用許可まで
  4. 4.石材店と打ち合わせをする

1. 現地へ見学に行く

まず現地に見学に行きます。駅から歩いていける距離にありますから、特別な事情がない限りは公共交通機関を利用したいものです。駐車場の数は限られています。

2. 応募要項を手に入れて抽選申し込みを行う

応募条件を満たしているのならば、募集が開始された段階で応募しましょう。例年通りならば、2019年の6月の終わりくらいから7月の中旬くらいまでの間が申込書の配布期間となり、7月初旬から7月の中旬くらいまでが募集期間となります。

3. 当選から使用許可まで

抽選日は8月終わりくらいになると思われます。ただ、抽選が終わったらすぐに使用許可が下りるわけではなく、年の瀬の12月くらいに使用許可が下りることになります。

4. 石材店と打ち合わせをする

石材店と打ち合わせをして、好みの墓石を見繕っていきましょう。青山霊園は土地代が非常に高いのですが、この上にさらに墓石の料金が重なることは覚えておかなければなりません。

青山霊園の抽選に落選したときの選択肢

青山霊園は非常に倍率が高いため、落選する可能性が高いことも考慮しておかなければなりません。落ちたときの選択肢はいくつかあります。

近くの民営霊園を検討する

民営霊園は、宗教団体や公益法人が運営する霊園です。
公共霊園に比べて競争率が低く、また自由度が高い傾向にあります。民営霊園の場合は公共霊園に比べてやや高くなる傾向にあるので注意したいものです。
青山霊園もかなり費用が高い設定ですが、その上をいく値段設定がなされていることもあります。

遺骨を自宅保管しながら次の年も応募する

「○月○日までに納骨をしなければならない」という決まりはありません。
「故人の尊敬する人が青山霊園に眠っている。そのため、故人の遺志として青山霊園に眠ることを希望していた」などの場合は、青山霊園の抽選に受かるまで手元で供養し続けていくのも一つの手です。受かった時点で墓石を購入し、埋骨すればよいでしょう。

都心にこだわるなら納骨堂もおすすめ

「都心の墓地は高い。民間の墓地だとさらに高くなりそうなので買えない。都心から出れば墓地も安くなるかもしれないが、自分が都心部に住んでいるので都心部で埋葬したい」と考えるのであれば、納骨堂を利用するのもおすすめです。
納骨堂は天気の良し悪しに関わらず足を運べますし、金額も墓地を購入する場合に比べて安く抑えられます。

まとめ

青山霊園は、交通の便の良さもあって非常に人気の高い墓地です。
都心部でありながら駐車場も確保できているので、足などが悪い人でも通いやすいというメリットもあります。著名人も眠っており、自然の美しさのなかで眠ることができます。

反面、抽選倍率は極めて高く、12倍~17倍程度にもなります。
このため、青山霊園に申し込む場合は「落ちた場合はどうするか」も考えておく必要があります。
選択肢として挙がって来るのは、「民営霊園を利用する」「青山霊園の抽選に当たるまで手元供養を続ける」「納骨堂を利用する」などです。

ただ、民間霊園の場合は公共墓地より高くなる傾向にありますし、納骨堂は「個別の墓」とは異なるケースが多いのでそこがネックになることもあります。

お墓の準備はできていますか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分に適切なお墓を探したいが、そのお墓をどう探したらよいかわからない。
  • まだ両親や自分が入るお墓が決まっていないが、お墓を探す手順がわからない。

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。

お墓の購入に関しては、全員が初めての経験になることが多いため、不安を持つことは仕方のないことでしょう。

しかし、お墓購入後に後悔はしたくはないですよね。
そのためにも、複数の墓地・霊園を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集をしてから決めることをオススメします。

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