日本三大霊園を紹介!著名人が多く眠る歴史好きはぜひ訪れたい名所ばかり

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青空が広がる大きな霊園

日本三大墓地といわれる場所があるのをご存知でしょうか。
「墓マイラー」と呼ばれる、有名人のお墓を巡礼する人たちがいます。

その人たちが書いた巡礼記などを読んで、「自分も行ってみたい」と思っている人もいることでしょう。
普段行かない墓地という場所には、さまざまな新しい発見が待っているものです。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「日本三大墓地に行ってみたいけれど、三大霊山、三大霊場なんてものもある。どう違うの?」
  • 「そもそも、墓地ではどんなことに気をつけて巡礼すればいい?」
  • 「日本三大墓地へのアクセス方法を知りたい」

この記事では、以上のような疑問を持つ人のために、
日本三大墓地をご紹介し、三大霊場、三大霊山との違いについてご案内します。

また、詳しい巡礼方法についてもご案内するので、マナーを守りながら充実したお墓参りの旅を楽しむことができますよ。

日本三大墓地は金沢、萩、対馬にある

日本三大墓地とは、金沢市の前田藩墓地、萩市の毛利藩墓地、そして対馬の万松院を指します。
「三大祭」など、日本にはいつの間にか「日本三大●●」と呼ばれるようになったものがあり、
日本三大墓地もそのひとつといえるでしょう。

有名墓地に行ってみたいという人のために、それぞれの墓地の概要や、アクセス方法についてご案内します。

金沢市の前田藩墓地

日本三大墓地、1つめは金沢市にある前田藩墓地です。
「前田藩墓地」ときけば、加賀藩主の前田家の墓所かと思いがちですが、
現代人が思い描く「家の墓」の規模とは少し違います。

前田家歴代藩主のお墓のほか、正室や子女たちのお墓が80基ほどもあるのです。
さらに周囲には前田藩の町民たちの墓が並び、今も市民墓地として活用されています。
面積はなんと8万6000㎡というのですから、国の指定史跡になっているのもうなずけますね。

アクセス

石川県金沢市野田山町
金沢駅から車で30分
※バスも利用可だが下車してから20分ほど歩く

萩市の毛利藩墓地

日本三大墓地の2つめは、萩市にある毛利家墓所です。
長州藩藩主、毛利家の墓地であり、大照院墓所、東光寺墓所、天樹院墓所の3つがあります。

大照院墓所は中国三十三観音霊場の一つでもあり、
毛利家初代秀就をはじめとして2代から12代目での偶数代の藩主とその家臣らが眠っています。
圧巻なのが600基もの石灯篭です。石畳が続く道をずらり取り囲んでいます。

東光寺墓所には3代から11代まで、毛利家奇数代の当主と夫人らのお墓があります。
大照院墓所同様、たくさんの石灯篭が並ぶ姿を見ることができます。

天樹院墓所には、萩藩の創設者である毛利輝元が眠っています。
天樹院自体はすでに廃寺になっていますが、お墓は残っており、参拝ができます。
ひっそりとたたずむ、古きゆかしき空間が魅力です。

いずれの墓所でも、五輪塔型の大型墓石を見ることができます。

アクセス

(大照院墓所)山口県萩市椿、萩駅から徒歩10分
(東光寺墓所)山口県萩市椿東、萩駅から徒歩20分
(天樹院墓所)山口県萩市堀内、玉江駅から徒歩10分

対馬の万松院

日本三大墓地の3つ目は、長崎県対馬市にある万松院です。
津島藩主、宗家の菩提寺であり、歴代藩主とその家臣らのお墓があります。

たくさんの石灯篭と樹齢1200年といわれる大杉が特徴で、
本堂には朝鮮とのやり取りがしのばれる資料が納められています。
国史跡に指定されています。

アクセス

長崎県対馬市厳原町
対馬空港から車で20分
または厳原港から車で3分

「遠くて、とてもすべて回れそうにない」
と思った人もいることでしょう。

そんな人のために、次章では東京三大霊園をご紹介します。

東京三大霊園は谷中、青山、雑司ヶ谷

東京三大霊園は、谷中霊園、青山霊園、雑司ヶ谷霊園の3つといわれています。
それぞれ、アクセス方法や眠っている有名人についてご案内します。

谷中霊園

ビルに囲まれている谷中霊園

谷中霊園は、面積10万㎡、7,000ものお墓がある都立霊園です。
春には中央園路で桜が咲き乱れ、花見客でもにぎわいます。

見どころは幸田露伴の小説「五重塔」のモデルにもなった五重塔跡です。
谷中銀座など昔からの風情溢れる商店街や、下町の雰囲気を残した街並みを楽しめるので、観光がてらいかがでしょうか。

谷中霊園

【アクセス】
台東区谷中
日暮里駅から徒歩6分

【埋葬されている有名人】
徳川慶喜、鳩山一郎、渋沢栄一、横山大観、上田敏、森繁久彌など

青山霊園

大都会の真ん中にある青山霊園

青山霊園は、青山のビル街近くにある面積26万㎡の巨大な都立霊園です。
とくに政治家など有名人のお墓が多いことで知られています。
また、都心の一等地にあるため、公営墓地でありながら墓地価格がかなり高い墓所としても有名です。

青山霊園

【アクセス】
港区南青山
外苑前駅、乃木坂駅、青山一丁目駅から徒歩10分程度

【埋葬されている有名人】
乃木希典、池田勇人、犬養毅、市川團十郎(代々)、斎藤茂吉、中江兆民、斎藤茂吉、忠犬ハチ公など

雑司ヶ谷霊園

夏目漱石の墓

雑司ヶ谷霊園は、池袋に近い住宅地沿いにある10万㎡の都立霊園です。
ケヤキや銀杏などが並ぶ雑木林が魅力で、緑あふれる散歩コースとして利用する住民も少なくありません。
とくに文豪のお墓が多いことで有名なので、本好きにはたまらないでしょう。

雑司ヶ谷霊園

【アクセス】
豊島区南池袋
雑司ヶ谷駅、東池袋駅から徒歩10分
都電雑司ヶ谷駅から徒歩5分

【埋葬されている有名人】
夏目漱石、東条英機、泉鏡花、竹久夢二、小泉八雲、永井荷風、ジョン万次郎など

東京三大霊園は、いずれも明治初期に開設された都立霊園であり、アクセスが非常に良好なのが特徴です。
一日ですべてまわることもできるので、プチ観光にもおすすめです。

ここで、「三大霊園や墓地はわかったけれど、三大霊山や霊場とはどう違うの?」と疑問に感じた人もいるでしょう。
次章では、三大墓地や霊園と、三大霊山や三大霊場との違いについてご紹介します。

日本三大墓地、霊山、霊場の違い

日本三大墓地や東京三大霊園は、お墓のあるところですが、霊山や霊場にお墓があるとは限りません。
一口に言ってしまえば、霊山は「山」であり、霊場は「パワースポット」です。

スピリチュアルな魅力をどの程度感じるかには個人差がありますが、霊験あらたかでありご利益を得られる場所という意味では、霊場が一番期待に添えるでしょう。

一方で、墓地や霊園は基本的にお墓参りをするための場所であり、また自然あふれる景観や歴史を楽しむところでもあります。
霊山は長く信仰の対象となってきた山で、自然の荘厳さを感じながらも、登山を楽しむことができるところです。

日本三大霊山、日本三大霊場についても、情報をご紹介します。

日本三大霊山は富士山、白山、立山

日本三大霊山は、富士山、白山、立山の3つといわれており、立山の代わりに御嶽山を入れる考えもあります。

富士山は、言わずと知れた日本一の大名山です。昔から、多くの人が浅間信仰の対象としてきました。
白山は石川県と岐阜県の県境にある山で、白山信仰の対象になっています。

立山は富山県にある山で、立山信仰の対象です。
御嶽山は長野県にある山で、古くから信仰の対象になっているほか、最近も噴火があった活火山として知られています。

いずれも、実際に見ればその高さ、大きさに自然と畏敬の念が湧いてくることでしょう。

日本三大霊場は恐山、比叡山、高野山

日本三大霊場は恐山、比叡山、高野山の3つといわれています。

恐山は青森県にある活火山で、下北の人々の間では、古くから「人は死ぬと恐山に行く」といわれてきました。
「血の池地獄」「賽の河原」など死後の世界をほうふつとさせる荒涼としたスポットがあり、
イタコの口寄せを体験できることでも有名です。
イタコとは死者の霊を呼び寄せ、その言葉を語る(口寄せ)巫女の一種です。

比叡山は滋賀県にある天台宗の総本山、高野山は和歌山県にある真言宗の総本山で、
いずれも信仰の山として独特の雰囲気を持っています。

以上のように、墓地と霊山、霊場はそれぞれ意味合いが違い、場所も違います。
自分がどんなことを希望しているのか、きちんと確認して巡礼場所を選びましょう。

次章では、とくに日本三大墓地や東京三大霊園について、巡礼の方法をお伝えします。

墓地、霊園の巡礼方法

有名人な墓地、霊園といっても、観光の対象である前に故人が眠っているところですから、巡礼にはマナーが必要です。

お墓参りのマナーを守るほか、古くからある墓地や霊園ならではの楽しみ方を覚えて、
巡礼をますます実りあるものにしましょう。

ご挨拶を忘れずに

忘れてはならないのが、墓所へのご挨拶です。
はやる気持ちを抑えられず、勝手にお墓の写真を撮ってしまうのはNGです。

マナーとして、個人墓のお墓を撮影するのは控えたほうがいいでしょう。
また、お墓はいわば故人の家ですから、まずはご挨拶、つまり参拝を行いましょう。

墓所についたら目当ての有名人などのお墓へ行き、手を合わせて黙とうします。
一般に開かれている寺院であれば、お寺にも必ず立ち寄って参拝を行いましょう。
写真を撮ったり、散策したりするのは、お参りを終えた後です。

目当ての有名人にはお供えも可だが持ち帰るべし

お墓には、立ち入らずただ手を合わせるにとどめるべきですが、
有名人の熱烈なファンであったなどの事情がある場合は、お花やお供え物、お線香を手向けるのもいいでしょう。

ただし、お墓はプライベートな空間ですから、
草むしりをしたり、お花を置いたまま帰ったりと身内のお墓のようにふるまうのはやめましょう。

故人を慕う気持ちを示した後は、必ず自分が訪れる前の状態にして帰ります。

墓地・霊園の歴史をひも解くのが醍醐味

墓地や霊園を訪ねたときは、その歴史をひも解き、お墓に眠っている人が生きた時代について思いをはせるのが醍醐味です。
方々に看板があり、そこには墓地の由来や年表など、歴史が垣間見えるようなことがふんだんに記されています。

お墓や景観を楽しむだけではなく、文字からも情報を得て、霊園をより一層楽しみましょう。

以上のように、墓地巡礼は決して単なる観光ではなく、
お墓参りであることを念頭に置けば、自然にマナーを守って巡ることができるはずです。

まとめ

この記事では、日本三大墓地についてお伝えしたほか、
東京三大霊園、日本三大霊山、日本三大霊場などについてもご紹介しました。

自分が巡礼に何を求めているかを明確にして、どこへ訪れるかを決めるのが、充実した巡礼のコツです。
大きな霊園、美しい墓所を訪れるとその魅力に取りつかれ、また新しい感動を求めて次々に巡礼を行いたくなることでしょう。

マナーにのっとり、礼儀正しくお墓参りを行う姿は美しいものですし、歴史についての知識が増えれば教養も深まります。
日本人のたしなみの一つとして、墓地巡礼を実践してみてはいかがでしょうか。


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