【調査結果】親子でお墓に対する意識は違う?親世代は散骨希望がダントツ!

お墓調査記事のタイトル

あなたは、お墓に対する自分の親の希望や、もしくは子の希望を知っていますか?

お墓というものは、入る人だけではなく残された家族にも深く関わるものです。しかし、家族で面と向かってお墓のことを話し合うことに抵抗がある人は多いのではないでしょうか。

自分と親、自分と子の間での希望に差があると、どちらかが後悔する選択を選ぶことになってしまいます。

今回ライフドットでは、「親世代」「子世代」に分けてお墓に対する意識調査を行いました。

後悔しないお墓選びのために、今回の調査結果を親子でお墓について話し合うきっかけに利用していただければと思います。

調査サマリー

  • 納骨先・方法に対する意識の違い
  • お墓を選ぶときに重視する項目
  • お墓選びで意見を尊重したい相手

【データ出展】
<親世代>
調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳以上の子供がいる40代~60代以上の男女
調査期間:2020年3月26日~3月27日 調査エリア:全国 サンプル数:773

<子世代>
調査方法:インターネット調査
調査対象:両親がともに健在であり、長男または長女である20代~60代以上の男女
調査期間:2020年3月26日~3月27日  調査エリア:全国 サンプル数:773

この記事の目次

  1. 納骨先・方法に対する意識の違い
  2. お墓を選ぶときに重視する項目
  3. お墓選びで意見を尊重したい相手
  4. まとめ 

納骨先・方法に対する意識の違い

「親世代は散骨を希望する人が26.4%、子世代は親にお墓に入ってもらいたい人が33.6%」

親世代に「自分が亡くなった後、自分の遺骨をどのようにしてほしいですか。」という質問をしたところ、「散骨」と回答した人が26.4%と最も多い回答となりました。2番目に多い回答が「納骨堂」の22.9%となり、「従来の墓石のお墓」は14.3%と意外にも少ない結果となりました。

子世代に「親が亡くなった時、自分の親の遺骨をどのようにしたいですか。」と質問したところ、「従来の墓石のお墓」と回答した方が最も多く33.6%、続いて、「納骨堂」と答えた方が20.7%という結果になりました。親世代で最も多かった「散骨」は、11.9%と低い結果になりました。

親世代・子世代の供養方法希望ランキング

希望する供養方法を比較すると、子世代は「墓石のお墓」で親を供養したいと考える方が33.6%、親世代は「墓石のお墓」に入りたい方が14.3%と2.3倍の開きがあり、世代間のギャップが生まれていることがわかります。また、「納骨堂」は親世代・子世代の両方からの支持が高いことがわかりました。費用が安く、手間のかかる管理が不要なため、両世代から受け入れられている供養方法だと予想することができます。

お墓を選ぶときに重視する項目

「親世代・子世代ではお墓の管理に対する重要度が異なる」

親世代が最も重視する項目は「費用」で17.6%の人が回答しました。その次に重視する項目として多かったのは、「アクセス」で12.7%です。一方、子世代が最も重視する項目は「アクセス」で14.0%の人が回答しました。その次に重視する項目が「費用」の13.7%です。また、親世代が3番目に重視すると回答した「管理の手間」に関しては、子世代では5番目に重視するという結果で差がありました。

お墓を選ぶときに重視したいランキング

親世代の人たちが、「子どもに管理の手間をかけたくない」と心配するよりも、子世代は「お墓の種類・供養タイプ」を気にしているということがわかりました。

では、実際にお墓を選ぶときには、誰の意見を尊重したいのかを調査しました。

お墓選びで意見を尊重したい相手

「親世代は自分と伴侶の意見を尊重する人が63.5%、子世代は親の意見を尊重する人が74.2%」

親世代では、自分(32.6%)と伴侶(30.9%)という自分たちの代の意見を尊重したいと回答した人が、63.5%、子世代は、両親の意見を尊重したいと74.2%の人が回答しました。お墓を選ぶ際に重視する項目と同様に、子世代では管理の手間などを親世代ほど重視しないため、親の意見を尊重しようとする傾向が見られます。しかし、実際にお墓を管理する際にトラブルが起きる場合があるので、お墓を選ぶ際には家族で話し合いをして決める方が良いでしょう。

お墓を選ぶときに意見を重視したい人グラフ

まとめ 

  • 親世代は散骨を希望する人が26.4%、子世代は親にお墓に入ってもらいたい人が33.6%
  • 親世代・子世代ではお墓の管理に対する重要度が異なる
  • 親世代は自分と伴侶の意見を尊重する人が63.5%、子世代は親の意見を尊重する人が74.2%

2020年は8月13日(木)から16日(日)が旧盆(8月盆)です。新型コロナウイルスによる生活環境の変化に伴い、帰省をしないという選択をするご家庭が例年よりも増えることが考えられます。

そういうときこそビデオ通話を使って、面と向かってでは話しづらい、「お墓」について話し合ってみてはいかがでしょうか。調査結果のように、親世代が考えることと子世代が考えることに差はあります。家族が納得するお墓を選ぶには、しっかりとした話し合いが大切です。

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