吉相墓(きっそうぼ)とは

一般的な和型墓石

吉相墓とは?徹底解説

  • 運気向上のための特別なお墓が吉相墓。
  • 吉相墓は代替わりで新しい石塔が必要。
  • 吉相墓の場所は東南向きが良く、樹木下は避ける。
  • 吉相墓は高額なので専門家と費用を事前検討。

この記事の目次

  1. 吉相墓(きっそうぼ)とは
  2. 吉相墓を使用する状況・ケース
  3. 都道府県一覧からお墓を探す

吉相墓(きっそうぼ)とは

人には人相や手相、また家を新しく建てる場合、家相などをみてもらうのと同じように、運気をはかるための手段として、世の中には相というものがあります。

そしてお墓にも相があって、その概念に基づいて建てられるお墓のことを、吉相墓といいます。

吉相墓の概念は、吉相墓を建て正しい吉相の根を持つことで、その家庭や一族の繫栄は約束され、子々孫々の幸福は保たれると考えています。

家庭や一族を一本の木として例えていうならば、木の根は祖先であるといえます。我々はその木の根から多くの健康的な養分を吸収することで、家族という幹を育ててゆるぎのないものへと成長させてゆきます。そして幹を伸ばし、葉をつけ花をつけ、健全な実をつけて子々孫々を繫栄させてゆくのです。

そのため吉相墓は、一般のお墓とは考え方や建て方などに大きな違いがあります。

一般的なお墓の場合は、一度お墓を建てるとそれは先祖代々のお墓として、そのお墓をずっと一族で守り続けていくものですが、吉相墓は、基本的にはお墓は子どもが親の墓を建てるものであるとしていますので、代替わりをする度に、石塔を建てなければいけません。

そのためお墓を一度建ててしまえばそれで終わりというわけにはいきません。

また吉相墓を建てる前には、専門家にみてもらう必要があります。こんなことからも、吉相墓を建てるには、一般のお墓よりずっと費用がかかることを想定しておく必要があります。

吉相墓を使用する状況・ケース

一般的に吉相墓の土地として吉相の条件とされているのはいくつかありますが、方角は東と南の間に向くようのお墓を建てること。また東南向きの斜面、あるいは平地であることが、最適であるとされています。

そして大きさは一尺(30メートル)以上であることで、埋め立てをされていないことに注意が必要です。また樹木の下の土地は凶相であるとされているので、木の下は避けるようにしましょう。

またお墓の向きとして最適なのは、東から南向きとされています。東南は朝日を一番に正面から受けるとされており、家庭に幸運をもたらすとされています。家庭の幸運とは具体的には、家運隆盛、健康で明るい家庭を築いていくことができるというものです。

ちなみに、北東向きは、急死、自殺、夫婦別居や相続人が家を出てしまうなどといった凶相となっており、北西向きは、火難、病難、西南向きは、自殺、後家、精神の病、女人の天下などといった相が現れているとされています。

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