大阪市のお墓・霊園の傾向
大阪市は西日本を代表する大都市です。古代から奈良や京都といった都に隣接し、経済や交易の要所として栄えました。その歴史は東京よりもはるかに古く、独自の文化を形成しています。
市設霊園と寺院墓地がバランスよく共存
納骨堂はロッカー型が人気
大阪市内の霊園は、市設霊園(公営霊園)と寺院墓地が主流です。市設霊園には、市直営の霊園と、市が管理する古くからの共同墓地とがあり、これらを合わせると64にも及びます。代表的な市設霊園は、瓜破霊園や服部霊園。大変人気があり毎年抽選が行われます。一時期に比べると入手しやすく、かつては20倍や30倍が当たり前でしたが、墓じまいで返還地が増え、最近は4~5倍程度です。
市内には寺院も多く、寺院墓地や納骨堂も人気です。大阪の納骨堂はロッカー型が主流で、東京で人気の自動搬送型は大阪市内に2か所しかありません。
大阪市の交通アクセスの特徴
大阪市内には縦横無尽に鉄道やバス路線が張り巡らされています。JRでは、新大阪駅に新幹線が発着し、京都線・神戸線や大阪環状線が大動脈の役割を果たします。私鉄5社(阪急、阪神、京阪、近鉄、南海)は各方面の郊外へと線路を伸ばし、市街地は地下鉄やバス路線が充実。駅から近い場所にお墓がある場合、多くの人が公共交通機関を利用してお墓参りをします。
大阪市のお墓の費用相場
大阪市で安いお墓の購入費用は150万円程度(永代使用料は安い所で50万円〜、墓石は100万円〜)です。
納骨堂もロッカー型が主流のため、安いところだと50万円以下で入手できます。同じ大都市とはいえ東京よりも安く購入できるようです。