雑司ヶ谷霊園の特徴と募集状況を紹介~著名人が眠る歴史ある霊園~

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雑司ヶ谷霊園の特徴と著名人のお墓について

雑司ヶ谷霊園と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのが、「文化人の眠る墓地」ということではないでしょうか。

夏目漱石、小泉八雲、泉鏡花など有名な文豪のほか、ジョン万次郎や竹久夢二といった著名人も、雑司ヶ谷霊園にお墓があります。

そんな霊園に自分も眠れるとあれば、ちょっと嬉しいですよね。実は、雑司ヶ谷霊園は都立霊園ですから、都民なら誰でも墓地区画を購入できる可能性があります。

この記事ではこのような疑問を解消!

  • 「雑司ヶ谷霊園にお墓を設けたいけれど、どんな手続きがある?」
  • 「都立霊園は応募倍率が高いと聞くけれど、雑司ヶ谷霊園は募集しているのだろうか?」

この記事では、以上のような疑問を持つ人のために、雑司ヶ谷霊園の基本情報や募集状況、お墓を建てるための手続きなどについてご案内します。

また、雑司ヶ谷霊園のように、安心して利用できる霊園を都心で探すコツについても解説しますので

理想のお墓を手に入れるため、ぜひ最後までお付き合いください。

雑司ヶ谷霊園とは東京都が運営する都立霊園の一つ

雑司ヶ谷霊園とは、東京都が運営している都立霊園の一つです。この章では基本情報として、アクセスや開閉門時間、区画種類、募集状況についてご案内します。

雑司ヶ谷霊園の概要

概要項目

情 報

開園年月日

明治751

開園面積

106,110㎡

所在地

東京都豊島区南池袋4-25-1

アクセス

「地下鉄有楽町線東池袋駅」「地下鉄副都心線雑司が谷駅」から徒歩10

「地下鉄副都心線池袋駅」「西武池袋線池袋駅」「JR池袋駅東口」から徒歩15

駐車場利用時間

8:301700

管理事務所の開所時間

8:301715

崇祖堂※の開所時間

9:001630

管理事務所、納骨堂の休日

12月29日~13 


※崇祖堂(すうそどう)とは、お墓がまだない場合、遺骨を一時預けるための場所です。

雑司ヶ谷霊園の区画種類

雑司ヶ谷霊園の区画種類は以下の通りです。各区画の特徴も合わせてご案内します。

区画種類

特 徴

一般埋蔵施設

一般的な継承墓用の墓地

墓石は自分で建てる

年間管理料がかかる

一度もお墓に入れたことのない遺骨を持っている人が応募できる

一時収蔵施設(崇祖堂)

まだ入るべきお墓のない遺骨を最長5年預かってもらえる施設

使用料は1年間1,800

収蔵後は遺骨への直接参拝はできない

一度もお墓に入れたことのない遺骨を持っている人が申し込める

このうち、公募があり抽選が行われるのは一般埋蔵施設です。

一時収蔵施設は管理事務所に電話予約をすれば誰でも利用することができます。

参考:都立霊園公式サイト「一時収蔵施設のご案内」

http://www.tokyo-park.or.jp/reien/use/new_user/temporary.html

各区画の募集状況

雑司ヶ谷霊園の一般埋蔵施設は、ここ数年の間、募集がありません。その理由としては、区画が全て埋まっており、新たに貸し付けできる余裕がないことが考えられます。

ただ、墓地を返還する人が今後出てこないとはいえません。毎年、募集状況をチェックすることが重要です。

他霊園の参考価格

雑司ヶ谷霊園は最近募集がないため、価格について確定的なことはいえません。都心に位置する他の都立霊園の使用料と管理料をご案内するので、参考にしてください。

霊園名

区画

使用料(円)
(平成29年)

年間管理料(円)
(平成29年)

谷中霊園

一般埋蔵施設

1.50~2.00

 

2,634,000 ~ 3,512,000

 

1,220

青山霊園

一般埋蔵施設

3.05~3.95

1.60~1.85

 

8,341,750~10,803,250

4,376,000~5,059,750

 

2,440

1,220

使用料とは、あくまで墓地を使用するための料金なので、墓石代は他にかかります。

墓石は契約者自身で建てることになります。詳しくは2つ先の章「雑司ヶ谷霊園にお墓を建てるための流れ」をご覧ください。

雑司ヶ谷霊園には著名人が眠るお墓がたくさんある

池袋に近い雑司ヶ谷霊園は都心からのアクセスが良好で、それにもかかわらず緑が多く、静かな雰囲気を持つのが特徴です。

多くの草木が植えられているので、植物の好きな人は散策を十分に楽しめるでしょう。周辺には鬼子母神など寺社が多く、また有名人も多く埋葬されているため、観光客もかなり訪れます。

埋葬されているのは、例えば以下のような有名人です。

有名人

職業など

泉鏡花

小説家

尾上菊五郎

歌舞伎役者

小泉八雲

作家

ジョン万次郎

漁師、のちに通訳者

東条英機

軍人、政治家

永井荷風

小説家

夏目漱石

小説家

村山槐多

画家

以上、雑司ヶ谷霊園について、基本的なところをお伝えしました。

雑司ヶ谷霊園に眠りたいと強く思う人のために、次章では、雑司ヶ谷霊園にお墓を建てるための流れをお伝えします。

雑司ヶ谷霊園にお墓を建てるための流れ

雑司ヶ谷霊園にお墓を建てるための流れは、以下の通りです。

  1. 応募要項を手に入れて抽選申し込みを行う
  2. 当選したら詳しい審査を受ける
  3. 石材店と打ち合わせをする

順に説明します。

1. 応募要項を手に入れて抽選申し込みを行う

都立霊園の募集申込は、毎年7月上旬ごろに行われます。6月には募集情報が関連HPなどにアップされますから、必ず確認しましょう。

今年は雑司ヶ谷霊園の募集があるのかどうかを確認してから要綱を取り寄せるのがおすすめです。 

参考:都立霊園公式サイト「都立霊園をご希望の方へ」

https://www.tokyo-park.or.jp/reien/use/new_user/request.html

応募できるのは、東京都内の在住者に限られます。応募資格を募集要項で確認し、期限内に申し込みを行いましょう。

抽選は、8月下旬ごろに公開されます。抽選結果は郵送されますが、都立霊園公式サイトでも結果通知を知ることができます。

2. 当選したら詳しい審査を受ける

当選したら、さらに詳しい書類審査を行います。応募資格がきちんと満たされているかを、しっかり審査されます。その後、使用料の納入通知書が送られてくるため、期限日までに支払うことになります。

12月頃には使用許可証が交付され、墓地の使用ができます。

繰り上げで当選することもあり得るので、補欠当選となったら、1月頃まであきらめずじっと待つのがいいでしょう。

3. 石材店と打ち合わせをする

使用許可が下りたら、墓石を建てる必要がある人は、石材店と打ち合わせを行います。都立霊園は指定の石材店などがないため、自分で石材業者を選びます。 

墓石や囲いの高さ、植樹に制限があるため、使用上の注意を石材業者とよく確認しましょう。2~3の石材業者に見積もりをもらい、比較検討するのもいいでしょう。

ただ、ここまでの流れは、あくまで募集があることが大前提です。今年募集があるのかどうかは、募集が始まってみなければわかりません。まして、雑司ヶ谷霊園はここ最近募集がないため、

雑司ヶ谷霊園にお墓を設けることができないときのことも、きちんと考えておく必要があります。

次章では、雑司ヶ谷霊園以外の選択肢についてご案内します。

雑司ヶ谷霊園以外の選択肢

雑司ヶ谷霊園に憧れのある人も、募集がなかったことを考えて、他の選択肢を検討しておかなければなりません。

また、もし募集があったとしても、かなりの倍率になることは確かでしょう。東京には、雑司ヶ谷霊園以外の選択肢もたくさんあります。

他の都立霊園にも目を向けてみる

都立霊園は雑司ヶ谷霊園だけではありません。雑司ヶ谷霊園以外に、都立霊園は7ヶ所あります。なかでも青山霊園、谷中霊園、染井霊園などは都心にあり、アクセスの便利さは雑司ヶ谷霊園に劣りません。

都立霊園名

所在地

青山霊園

港区南青山2-32-2

谷中霊園

台東区谷中7-5-24

染井霊園

豊島区駒込5-5-1

多磨霊園

府中市多磨町4-628

八柱霊園

千葉県松戸市田中新田48-2

小平霊園

東村山市萩山町1-16-1

八王子霊園

八王子市元八王子町3-2536

 ただ、一年につき応募できるのは一ヶ所だけなので、注意しましょう。

最近ブームなのが最新式の納骨堂

最近、都心で注目されているのが、最新式の納骨堂です。

外観は納骨堂とは思えないほどおしゃれで、待合室もまるでホテルのロビーのように明るい納骨堂が、次々と建設されています。

また、ゆったりとしたお参りのスペースを設け、機械にIDカードをかざすと故人の遺骨がその場へ搬送されてくる、自動搬送式の納骨堂が多くなっています。遺影が大画面に映し出されたり、故人が好きだった曲が流れたりといった工夫もなされています。

納骨堂は屋内なので草むしりや清掃の必要がなく、雨が降っても傘を差さずにお参りできます。アクセスのよい都心でも、一般的なお墓より手の届きやすい価格のものが多いのが特徴です。

一考の価値はあるのではないでしょうか。

都心の古寺にも意外と墓地の空きがある

都心にある有名なお寺にも、意外と墓地の空きがあるものです。「本当は由緒あるお寺にお墓を設けたいけれど、都心ではすでに空きが少ない」と考えている人は、もう少し探してみる余地がありそうです。

例えば、上野にある天台宗寛永寺は、およそ400年の歴史を持ち、徳川将軍家の菩提寺も兼ねたお寺です。また、原宿にある日蓮宗妙円寺は、江戸初期からの名刹(有名な寺)であり、しだれ桜や日本庭園が美しいお寺です。

いずれも一般的な継承墓と永代供養墓の分譲を行っています。ただし、契約後は各宗派に帰依することになるため、注意が必要です。

手元供養を選んで、あえて募集を待つ

どうしても雑司ヶ谷霊園を諦めきれないという人には、手元供養を選んでそのまま募集を待つという手もあります。

手元供養とは、遺骨を自宅に安置して供養する方法です。ずっと遺骨をお墓に入れることなく手元に置いていても、違法ではありません。

ただ、火葬場から受け取ってきた骨壺のまま仏壇に上げるなどしておくと、供養に手をかけない印象を与えてしまいます。

家に訪れた人から、「この家は、まだお墓を買うことができないのだな」と思われてしまうのは、あまり嬉しくないでしょう。

積極的に手元供養を選んだことを示すため、手元供養用の美しい骨壺や専用の小さな仏壇、仏具を買い揃え、

きちんとした祈りの空間を整えることをおすすめします。

家の中に供養の空間を作れば、何年も墓地を手に入れることができなくても、落ち着いた気持ちで毎日お参りすることができるでしょう。

手元供養のための仏具は、仏壇・仏具店やインターネットの通販で売られています。

まとめ

以上、雑司ヶ谷霊園の基本情報や募集状況、実際に墓地を取得するときの流れについてお伝えしました。

なかなか募集のない雑司ヶ谷霊園ですから、ご紹介した情報をもとに、ぜひ他の選択肢についてもご一考ください。

「都心のお墓を手に入れたい」

「有名な墓所にお墓を作りたい」

など、自身がなぜ雑司ヶ谷霊園に惹かれるのかがわかれば、他の選択肢にも目を向けることができるでしょう。諦めずに、理想のお墓を探しましょう。

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
お住まいの地域・ご実家の近隣などで、どんな霊園があるかご覧になってはいかがでしょうか?

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