めじろ台霊園

ライフドット現地調査レポート

お墓選びで重要なポイントに注目して、めじろ台霊園の現地取材をしてきました！特徴

徒歩圏内ではありませんが、バスの路線は頻繁に走っている為、アクセス自体は気にはならならず、高台にある落ち着いた雰囲気の新しい霊園です。

ただ、管理棟が閉まっており、休憩室が使えない状況から考えると、開園時間内でも人が常駐していない可能性が有ります。

アクセス

最寄駅からバスを使い、バス停から徒歩5分とアクセスは徒歩圏内ではありませんが、霊園がバス停から近い分、通いやすいです。

また、最寄り駅からバスも頻繁に出ていますので、バスでの来園も苦にはならないアクセスです。ただ、看板は出ていますが、大きな通りから少し外れた道に入って行くため、見落としてしまう可能性が有ります。

バリアフリー

段差や砂利道、階段が多数ある為、バリアフリーには対応していません。また、園内の通路も狭く、トイレもバイアフリーに対応していません。

売店の有無

霊園内に売店はありません。そのため、バス停を降りた近くに、スパーが有ります。そこで買ってそろえる必要があります。尚、近くにお花屋さんは有りません。

休憩所の紹介

霊園内に休憩所はありません。

駐車場からお墓までの雰囲気

霊園の入り口に駐車場が有ります。比較的狭い霊園なので、お墓がどの位置にあっても距離はさほど気にはなりません。

最寄駅から入口までの雰囲気

バス停を降りると、車通りの激しい通りに到着します。ただ、霊園は、その大きな通りから1本入った高台にある為、進むに連れて視界が徐々に高くなっていきます。道中はこの景色を楽しむ事が出来ます。

霊園内の雰囲気

霊園自体は古いお墓もあり、昔からある佇まいですが、拡張し募集している区画に関しては、バリアフリーを意識した新しい霊園です。

伝統とモダンの融合

めじろ台霊園は、伝統と現代性が見事に調和した革新的な霊園です。めじろ台霊園の設計には、京都の南禅寺の石庭からインスピレーションを得た要素が随所に見られます。例えば、バリアフリー設計による参道は、庭園と墓地を滑らかにつなぎ、石垣を現代的に解釈したコンクリートの仕切りや、寺院の庭を望む縁側をイメージした休憩所が設けられています。これらの特徴は、伝統的な日本のお墓参りの文化を大切にしながら、快適さと利便性を追求していることを示しています。これらの施設は、訪れるたびに新鮮な気持ちでご先祖やご家族と向き合うことを可能にし、伝統的な価値観と現代のライフスタイルのバランスを重視する人々に最適です。

アクセスの良さと自然豊かな環境

めじろ台霊園は、京王電鉄高尾線の「めじろ台駅」やJR横浜線の「八王子みなみ野駅」から約10分という、都心からのアクセスの良さを誇ります。この立地の利便性は、遠方に住む家族も容易にお墓参りができるようにするためのものです。また、霊園は自然豊かな環境に囲まれており、訪れる人々に都会の喧騒から離れた平和と静寂を提供します。この組み合わせは、忙しい日常から逃れて故人を偲ぶ静かな時を過ごしたい人々にとって理想的な場所です。

バリアフリー設計

めじろ台霊園の設計は、全ての訪問者が利用しやすいように考慮されています。庭園と墓地をつなぐ段差のない参道は、車椅子の利用者や歩行が困難な高齢者、小さな子どもたちにとっても安全で快適に移動できるようにするためのものです。さらに、墓地に近い駐車場や水場の設置も、訪れる人々の負担を軽減し、より良いお墓参りの体験を提供するために行われています。このような配慮は、誰もが平等に故人を偲ぶ機会を持てるようにすることを目的としています。

多様なニーズに対応する墓所の選択肢

めじろ台霊園では、0.53㎡から1.4㎡までのさまざまなサイズの墓所を提供しており、ニーズに合わせた広さで新しい形の「お墓」を選ぶことができます。この多様性は、個人や家族のさまざまな要望に応えるために設計されています。例えば、コンパクトな空間を求める小さな家族から、より広いスペースを必要とする家族まで、それぞれの希望に合ったお墓を選択できます。さらに、角の丸いデザインのお墓や、花立てや香炉、水鉢などの伝統的な機能をモダンなデザインで取り入れたお墓など、デザインの選択肢も豊富に用意されています。これにより、故人を偲ぶ場所として、形式にとらわれず、個々の感性や価値観を表現できる空間を提供しています。このような柔軟な対応は、現代社会において多様化する家族構成や価値観に合わせてお墓のあり方も進化させる必要があるというめじろ台霊園の考えを反映しています。

永代供養墓「にるばあな」の提供

めじろ台霊園では、お墓参りに行けない方々のために「にるばあな」という永代供養墓を提供しています。このサービスは、お墓の継承者がいない場合や、遠方で定期的なお墓参りが難しい場合に、お寺や霊園が代わって永代にわたって墓地を管理・供養するというものです。これにより、故人を偲びたいという想いはあっても、様々な事情でお墓の管理が難しい人々にも、安心して故人を託せる場所を提供しています。「にるばあな」は、涅槃（悟り）を意味するサンスクリット語から名付けられており、すべての人が穏やかに故人と向き合えるようにという願いが込められています。このような永代供養墓の提供は、現代の社会背景を反映し、家族や個人のさまざまなニーズに対応するめじろ台霊園の柔軟なサービスの一例です。