共同墓地とは

共同墓地というのは、もともとは、地域の小さなコミュニティーなどの共同組織で作られていた墓地のことを言います。ほかに集落墓地、部落墓地、村墓地などと呼ばれています。それぞれの村などの外れに自然に生まれた墓地で、10数基程度のお墓が集まっているだけの小さな場所のことです。

共同墓地は通常の墓地のように宣伝するほどの大きな墓地ではありません。ずっとその土地で暮らして来た人たちが集まって、自然に作り上げていった墓地なので、山の中や林の中などに作られていることが多くあります。

最近は代々継いでいく人が高齢化や都会へ出ていってしまうなどによって、管理する人が誰もいなくなってきてしまっていまうことが問題となっています。誰も管理することの無くなった小さな集合墓地が、人の入らないうっそうとした森の奥に放置されたままになっていたりするのです。

最近はこのような村単位の小さな墓地のことではなく、NPO法人や介護施設が個別に保有している墓地を共同墓地と呼ぶようになりました。同じ思想や同じ境遇、また同じ環境で暮らす人々が、仲間とともに同じ場所で眠れることに安心を得ることができるのです。

介護施設の共同墓地を保有する意味合いは、高齢化社会や核家族化が進む社会問題に対応しており、以前の村社会として共同墓地が自然にできていた環境に、非常に近いものである考えられます。一人暮らしの高齢者にとって、自分の死について安心して任せられる場であるといえます。

共同墓地を使用する状況・ケース

共同墓地という言葉のイメージから、ひとつのお墓に大勢の遺骨を納める合祀墓のようなお墓を想像される方も多いのではないでしょうか。しかしこれは共同墓地ではなく、共同墓や共用墓と呼ばれています。

最近は共同墓地というものが少なくなってきており、もとに意味から馴染まなくなってしまっているため、このような共同墓のことも混合して共同墓地と呼ばれるようになっています。

共同墓とは、何か事情によってお墓を建てることが出来ない人が、お寺などで供養をしてくれる永代供養墓などのことです。個人のお墓ではなく、大勢の人と同じ場所に遺骨を一緒に葬る合祀墓の形式が多く見られます。

合祀墓だと、個別でお墓を建てる必要はありませんので、そのための費用もずいぶん安価になります。

永代供養とはいっても永久的に供養をし続けてくれるわけではありませんが、遺骨を合祀することで、お墓を継承していく必要もありませんので、遺された遺族も助かります。最近はこのような共同墓を選択する人も増えてきています。

共同墓地に関連する言葉