一括納付が困難、相続税の延納と物納のしかたを解説

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相続税、電卓

相続税の延納と物納のしかた

ポイント:現金での一括納付が原則。困難な場合は、利子の付く延納や現物を納める物納もある。

延納に必要な条件

相続税の延納は、1〜5の条件をすべて満たした場合にのみ、認められます。

  1. 納税額が10万円超
  2. 納税期限までに現金での一括納付が困難
  3. 申告期限までに申請書を提出
  4. 延納税額相当の担保の提供
  5. 所轄税務署長の許可を得る

申請後の注意点

申請書の不備を一定期間内に訂正しないと、申請を取り下げたものと判断されます。また担保変更したいとき、税務署が新たな担保を不適格とした場合に、必要書類を一定期間内に提出しないと、申請は却下されます。

物納に必要な条件

相続税の物納は1〜4の条件をすべて満たした場合にのみ、認められます。

  1. 親の残した財産であること
  2. 日本国内にある財産のみ
  3. 相続税納付期限内に、現金での一括納付が困難か、延納による申請を選んだが、納付が困難
  4. 相続税の納付期限までに、 「物納申請書」、「登記事項証明書」、「測量図」、「境界確認書」などの必要書類を提出

延納時にかかる利子税

延納時にかかる利子税

※繰り上げ支払いによる期限短縮も可能

物納できる財産

  1. 日本国内にあること
  2. 相続で取得したもののみ

1、2を満たした以下の4つが物納できる財産です。
換金性の低いものが優先されます。

第1位 国債および地方債
第2位 不動産および船舶
第3位 社債および株式ならびに投資信託
第4位 動産

物納できない財産

  1. 所有権の帰属などで係争中の財産
  2. 共有となっている財産
  3. 抵当権などがついている財産
  4. 譲渡制限のある株式 など

■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行 
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行

著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研

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