遺品は3つに分類して整理を!業者の選び方も解説

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遺品を整理する

ポイント:「保存」「処分」「寄付」の3つに分ける。整理に困ったら、業者に引き取ってもらう。

遺品は「保存」「処分」「寄付」の3つに分類する

葬儀が終わり、ひと段落したところで遺品の整理をします。気持ちの整理にもなるので、できるだけ早く取りかかりましょう。

遺品は、保存しておくもの、処分するもの、形見分けや寄付するものに分類します。

①保存しておくもの

日記、手帳、住所録、手紙の類は、後日必要になることもあるので、1年くらいは保存しておきたいものです。

預金通帳や株券、借用書、年金手帳や実印はひとまとめにして大切に保管しておきます。

もし仕事関係の書類や資料などが出てきたら、勝手に破棄したりせずに、会社に相談しましょう。

親が自営業だった場合、仕事に関する書類は、のちに過去の経理、納税状況などを確認することも考えられるので、7年間は保存しておきましょう。

②処分するもの

自宅で不要になったものは、遺族の手で焼却します。

遺品の数が多く、整理や処分に困ったら、遺品整理業者に引き取りを依頼するのもひとつの方法です。

③形見分けするもの、寄付するもの

遺品を寄付したいときは、市区町村役場の福祉課に相談するとよいでしょう。役所で遺品の内容に適切な寄付先を紹介してくれます。

遺品整理業者はどんなことをするの?

「遺品の量が多すぎる」「遠方に住んでいて、時間がとれない」「思い出に浸ってしまい、遺品を片づけられない」。
最近は、そんな理由から遺品の整理を専門業者に頼む人も増えてきました。葬祭業者に聞けば、遺品整理業者を紹介してくれる場合もあります。

サービスの流れは業者によってまちまちですが、通常のサービスの流れは下のようになります。

遺品整理サービスの料金の一例

1K(作業員2名) 6万円~
2DK(作業員3名) 18万円~
要望に応じて、合同供養やリフォ ーム、車の廃車手続き代行などのサービスを追加で行う業者もあります。

遺品整理サービスの流れの一例

①申し込み

グレーの矢印

②見積り

部屋の状況を確認後、見積書を作成します。申し込みが完了してから、作業日を設定。

グレーの矢印

③遺品の整理・仕分け・梱包

グレーの矢印

④遺品の搬出・掃除

遺品をすべて運び出したあと、部屋の中をすみずみまで掃除。要望に応じて、部屋の消毒や脱臭も行います。

グレーの矢印

⑤指定先への発送

要望に応じて、大型の家具や家電なども遺族の家まで届けます。

パソコンの処分に要注意!

パソコンの中には個人情報が想像以上にたくさん入っているものです。一度書きこまれたデータは、ディスクを初期化して消去したつもりでも、実はハードディスク上に残っています。

完全に消去するには、専用のソフトや、中古パソコン店などの完全消去サービスなど、さまざまな方法があります。

また、故人のデジタルデータを残したいときは、インターネットで整理してくれる業者も検索できます。

形見分けをする

ポイント:形見分けは四十九日を過ぎてから。もらう側が喜び、愛用できるものを選ぶ。

形見分けは四十九日の忌明け以降

生前、親が愛用していた物や大切にしていた物を、親と親しくしていた友人や近親者に贈るのが「形見分け」です。

四十九日の忌明けごろが一般的ですが、それより早くてもかまいません。

神式、キリスト教式の場合

神式では五十日祭、あるいは三十日祭をめやすに行うことが多いようです。
キリスト教式では、そのような習慣はありませんが、1カ月後の召天記念日ごろに形見分けを行うことがあります。

受け取る人の身になって品物を選ぶ

形見分けとして選ばれることが多いものは、衣類、装飾品、装身具、時計、万年筆、書物、コレクションなどです。

あまり古いものや汚れているもの、傷んでいるものは避けたほうが無難です。もらったほうは捨てるわけにもいかないので、よく考慮して選びましょう。

また、相手が気持ちよく受け取れるよう、品物はできるだけきれいに手入れをし、衣類などの場合はクリーニングに出すなどの心づかいが必要です。

着物はリフォームしても

着物を形見分けとして贈る際、時代遅れの柄のものを贈って先方にご迷惑になることがあります。

和装小物店やリサイクル店などでは、着物を持ち込むと、洋服やバッグをつくってくれます。リフォームして贈るのもひとつの方法です。

形見分けのタブー

①目上の人に形見分けはしない

①目上の人に形見分けはしない

故人からみて目上の人に形見分けをするのは失礼とされている。ただし、故人の愛用の品をどうしても、といった希望があれば贈ってもかまわない。

②形見分けは包装しない

②形見分けは包装しない

形見分けの品物は包装せずに、そのまま渡すのがしきたり。むき出しがはばかられるときでも、奉書紙か半紙でくるむ程度にしておく。

③自分がよいと思わないものは贈らない

③自分がよいと思わないものは贈らない

故人の愛用品でも古いもの、汚れたものなど、とても使えないような品を贈ったら相手は迷惑。自分がよいと思わないものは贈らないようにする。

④不公平な分け方はしない

④不公平な分け方はしない

子どもや親戚などの形見分けで、争いがあってはいけない。遺言がない限り喪主は、平等を基本においてみんなの希望を調整することが大事。


■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行 
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行

著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研

一口にお墓・霊園と言っても、豊かな自然を背景にしたり、規模や宗派だけではない様々な特色があります。
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